最初の数ページ読んで、これは腰を落ちつけて読もうと決心。他の予定は白紙にして、1日で一気に読破しました。途中まで緻密に張り巡らされた謎が、最後一気に解けていくのが爽快！ 「言われてみれば・・・なんで気がつかなかったんだろう。私ってアホ！」と身もだえする結末もやみつきになりそうです。ところでエラリー・クイーンとは2人の合作ペンネームだそうですね。片方が亡くなるまで一緒に執筆活動に励んだとのことですが、いとこ同士とはいえ2人で1つの作品を創作するのは難しくなかったのでしょうか。「報酬の分配方法とか、どうしていたんでしょうねぇ」。小川さんと2人いらぬ心配までしてしまいました。
（アシスタント:藤丸由華／藤丸のブログはこちら!）

2012年9月2日
国木田独歩
『武蔵野』
2012年8月26日
スウィフト
『ガリヴァー旅行記』
2012年8月19日
上田秋成
『雨月物語』
2012年8月12日
阿川弘之
『雲の墓標』

オータム・イン・ニューヨーク/フランク・シナトラ
事件の舞台は193×年の9月、10月。♪ニューヨークの秋、どうしてこんなに魅力的なのか、初日の幕が開くように胸が高鳴る♪という歌詞は、バッテリーパークや、 ハムレット荘でくつろぐレーンにぴったり。