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清盛と同い年で職場も一緒。23才という若さで突然出家。しかも煩悩を振り払うため幼い娘を蹴り落としたという伝説つき・・・。他にも、日本人が好きな桜の歌を沢山残すなど、西行は様々な面で好奇心を掻き立てる歌人です。白洲正子や小林秀雄、辻邦生といったような、目のこえた文化人の心を掴んで離さなかったのも頷けます。私はというと西行の和歌の中でも、全国各地の名勝について詠んだ歌が気になりました。伊勢、高野山、熊野、四国。旅が簡単でなかった時代に、行く先々での心の動きを31文字に表した和歌は、2012年を生きる私たちに、映像や写真からとはまた違う感動を伝えてくれるのです。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年3月11日
『名作童謡
野口雨情 100選』

2012年3月4日
北杜夫
『どくとるマンボウ
航海記』

2012年2月26日
リンドグレーン
『長くつ下のピッピ』

2012年2月19日
坂口安吾『堕落論』

アーカイブ
時の行方〜序 春の空/森山直太朗
西行の和歌の世界を描いたような、心のままに生きようと思う曲です。♪春の空ふと見上げて思った私の小ささを♪
SAKURA〜花霞/中島美嘉
「願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」と詠んでかなえた西行。♪花霞いま伝えて私の心を♪という別れの曲です。

/オレンジペコー
西行は自らの和歌は大空にかかる虹のようなものと語ったそうです。和歌が滅ぶことを恐れ、戦の世より平和を望んだとも。♪虹をみつけるように。ここに在れよ。平和を祈る♪

 
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