「黄金虫は水飴を大人買いできるレベルのお金持ちだった!」「兎のダンスの掛け声は謎に満ちている」「七つの子の七に秘められた意味」など、慣れ親しんだ童謡を改めて文字で読んでみて、再発見したことが沢山ありました。やはり大人になっての再読というのは、とても豊かな時間です。ところで野口雨情の出身地・北茨城市も、東日本大震災で被害に遭った場所。雨情の生家や資料館も津波で浸水などしたそうですが、親族の方が必死に資料を守り、すでに資料館は再オープンしています。あの大変な災害の中、貴重な資料を命がけで守って下さった勇気に、一文学ファンとして感謝したいと思います。
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