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「黄金虫は水飴を大人買いできるレベルのお金持ちだった!」「兎のダンスの掛け声は謎に満ちている」「七つの子の七に秘められた意味」など、慣れ親しんだ童謡を改めて文字で読んでみて、再発見したことが沢山ありました。やはり大人になっての再読というのは、とても豊かな時間です。ところで野口雨情の出身地・北茨城市も、東日本大震災で被害に遭った場所。雨情の生家や資料館も津波で浸水などしたそうですが、親族の方が必死に資料を守り、すでに資料館は再オープンしています。あの大変な災害の中、貴重な資料を命がけで守って下さった勇気に、一文学ファンとして感謝したいと思います。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年3月4日
北杜夫
『どくとるマンボウ
航海記』

2012年2月26日
リンドグレーン
『長くつ下のピッピ』

2012年2月19日
坂口安吾『堕落論』
2012年2月12日
H.G.ウェルズ
『透明人間』

アーカイブ
七つの子/タンポポ児童合唱団
童謡は思い出をひきだして守ってくれるもの。小川さんのこの歌は、弟さんと遊んだ岡山の旭川の夕暮れとともにあるそうです。
兎のダンス/こがねむし/平井英子
選び抜かれたリズム感あふれる言葉、土のにおいのする題材、雨情らしさがあふれています。どちらも作曲の中山晋平が伴奏をつとめるオリジナル音源をお送りしました。

赤いくつ/安田祥子
北海道の新聞記者時代に知った女の子をモデルにしていると言われている曲です。

 
今まで紹介した作品
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