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番組では、5ヶ月の航海の間、北さんの心の支えになっていた手紙について、小川さんに詳しく話していただきました。手紙をやり取りしていたのは当時パリに住んでいた小説家・辻邦生さん。航海中はもちろん、その後も愛情深い手紙を長くやり取りし続け、2人の往復書簡は一冊の本にまとめられているほどです。実は小川さん、この辻邦生さんが大好きなのだそう。知性あふれるハンサムな容姿、そして文壇に今も残る「辻さんはお母さんのような人だった」という伝説に魅力を感じているのだとか。男性なのに"お母さん"とは実に興味深いですが、きっと大変な包容力があった方なのでしょう。どくとるマンボウもその友情に支えられて、長い航海を乗り切ったに違いありません。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年2月26日
リンドグレーン
『長くつ下のピッピ』

2012年2月19日
坂口安吾『堕落論』
2012年2月12日
H.G.ウェルズ
『透明人間』

2012年2月5日
三浦綾子
『氷点』(下)

アーカイブ
小さな祖国/セザリア・エヴォラ
照洋丸はアフリカ北西岸ヴェルデ岬諸島周辺でマグロ漁。マグロ食べ放題がうらやましい。ヴェルデ島出身、裸足の歌姫といわれたセザリア・エヴォラ。2011年12月に亡くなりました。
ラ・メール/シャルル・トレネ
海や空の描写に芥川賞作家の筆がさえています。また、パリで辻邦雄夫妻と再会し満喫したので、シャンソンを。

ヴェルディ:オペラ『椿姫』より「乾杯の歌」/ジョーン・サザーランド&カルロ・ベルゴンツィ
先輩Hとミラノのスカラ座でヴェルディのオペラを見る。演目は不明ですが、お酒大好き!なシーンも多いこの旅ですのでこの曲を。

 
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