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日本が敗戦して8ヶ月後というデリケートな時期に、これからいかに生きて行くべきか、生きることにどう立ち向かっていくべきかを説いた坂口安吾。発表から60年以上経った今でも、その生命力に満ちた文章には刺激をうけます。そんな安吾が残した遺言状がこれまた感動的!後に残る奥さんがその後も生きていきやすいように、「結婚も自由。」「養子は貰うな。家名断絶せよ。」など、簡潔な言葉で指示を出しているのです。その愛情深さには小川さんもうっとり。安吾は生きていく人に対して、常にエールを送る作家だったことがよくわかりました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年2月12日
H.G.ウェルズ
『透明人間』

2012年2月5日
三浦綾子
『氷点』(下)

2012年1月29日
三浦綾子
『氷点』(上)

2012年1月22日
マイケル・モーパーゴ
『モーツァルトは
おことわり』

アーカイブ
今日をこえて/岡林信康
♪なんとでもいうがいいさ よい子でいたいお利口さん♪従順な”よい子”でいたので戦争を止められない国民になっていたのでは?
サティ:ジムノペティ 第3番/パスカル・ロジェ(ピアノ)
安吾はフランス文学を学びジャン・コクトーの「エリック・サティ論」を翻訳しました。

スクラップ/ザ・ブルーハーツ
♪手にしたものをよく見てみれば望んだものとぜんぜんちがう、しがみつく価値もないよそんなもの♪安吾はしがみつく価値のあるものとないものを見分ける力を持った人でした、と小川さん。

 
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