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「自分の足が透明なのでつまずく」「人混みで足を踏まれる」「裸で寒い」「足跡は残る」「犬に気づかれる」などなど。一見世界をも支配できそうな透明人間ですが、実際透明な体で生活してみると困ったことだらけ。科学技術の粋を集めた発明なのに、滑稽なぐらい不自由で、どんどん人間を孤独に追い詰めていきます。その様子は、哀れでもあり、ホラーともミステリーとも違う怖さがありました。ところでこの作品は、池上彰さんが少年時代に夢中になって読んだ1冊だそうですが、どのあたりが池上少年を虜にしたのでしょうか。我が番組のスタッフは、「透明になる理論の説明が、池上さん風味だった」と申していますが・・・さて、どう思われますか?
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年2月5日
三浦綾子
『氷点』(下)

2012年1月29日
三浦綾子
『氷点』(上)

2012年1月22日
マイケル・モーパーゴ
『モーツァルトは
おことわり』

2012年1月15日
『笠地蔵』

アーカイブ
インヴィジブル・マン/Queen
「透明人間」の原題と同じタイトルの曲。「親友なんかひとりもいない孤独な透明人間」の歌です。
彼女はサイエンス/トーマス・ドルビー
透明人間の正体は物理学者。トーマス・ドルビーは、白衣、黒縁めがね、爆発ヘアーのマッド・サイエンティストのイメージで登場した80年代のイギリスのアーティストです。デビューアルバム「光と物体」より。

インヴィジブル/アリソン・モイエ
♪あなたにとって私は透明人間なのね♪というラブソング。数ある同じテーマの曲のなかでもこのボーカルは胸に迫ります。こちらも80年代のイギリスのシンガーです。

 
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