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長い間ピッピを「長靴の下に住む妖精の話」と思っていた私…思い込みって恐ろしいですね。そんな間抜けな私とは違い、小川さんはピッピが力持ちの女の子であること、彼女の個性的なファッションなどをしっかり記憶。その上で、子供の頃には感じられなかったピッピの淋しさなども大人の心で味わい、思わずジーンとしたのだそうです。そんな全く違うモードで読んだ2人でしたが、「ピッピって誰かに似てる・・・」と連想したのがなんと同じ人物でした。それは柳田国男の『日本の昔話』に登場する、コンクリートのような硬い握り飯を作る怪力女・大い子。こんなところで日本の昔話と北欧の童話がリンクするとは! 文学はいろんな驚きをもたらしてくれますね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2012年2月19日
坂口安吾『堕落論』
2012年2月12日
H.G.ウェルズ
『透明人間』

2012年2月5日
三浦綾子
『氷点』(下)

2012年1月29日
三浦綾子
『氷点』(上)

アーカイブ
長くつ下のピッピ/イェテボリ・ミュージシャンズ
アストリッド・リンドグレーンが作詞した「長くつ下のピッピ」の映画のテーマです。
イーダの夏の歌/ソフィア・ウェーバー(歌)、マルメ交響楽団
この曲の作詞も、アストリッド・リンドグレーン。スゥエーデンのこどもたちは学校で夏休みの前にこの歌を歌うそうです。夏には足が駆け足でいっぱいになる♪という詞です。

ダンシング・クイーン/アバ
スゥエーデン・ポップスの代表的なグループ。後ろ向きにも歩いちゃうピッピ、想像するとダンシング・クイーンみたいですね!

 
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