恋人に捨てられたばかりか、家財道具全てを持ち逃げされ、ショックのあまり声までも失った主人公の倫子。そんなどん底状態からスタートする物語なのに、不思議と明るく、ほんわかとした雰囲気の中ストーリーは進んでいきます。お客さんとは事前に面接をし、綿密な計画のもと作られる料理。そして食後ごろっとしたい人のためにソファベッドまで用意している倫子の食堂は、「心の弱っている人のカウンセリングルームとよう」と小川さん、総括されていました。それにしても星の数ほどレストランがある日本。どこかに食堂かたつむりのようなお店、ありませんかね。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |