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「登場人物が多いので、色々な立場から戦争や死について考えることができる一冊」そんな小川さんの解説からスタートした本日のオンエア。どの登場人物の行動、言葉を一番身近に感じましたか。ところで主人公は小学6年生という設定ですが、「子どもの素直さ」と「大人の理解力」を併せ持つ“小6”という年代の女の子を、この物語の中心に据えた絶妙さには、ページをめくるたび敬服してしまいました。そんな主人公を温かく見守る先生の姿勢に一石を投じる同級生の手紙もまた、“小6”にしか書けないまっすぐで素晴らしい内容。教師であった灰谷さんだからこそ描ける世界がそこに広がっていました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年6月19日
トーべ・ヤンソン
『たのしい
ムーミン一家』

2011年6月12日
植村直己
『青春を山に賭けて』

2011年6月5日
武田泰淳
『目まいのする散歩』

2011年5月29日
ヘレン・ケラー
『奇跡の人
ヘレン・ケラー自伝』

アーカイブ
まやゆんた/宮良康正
沖縄の民謡の中でふうちゃんが一番好きな歌。てだのふあ・おきなわ亭で歌います。まやは猫、ゆんたは歌。宮良康正さんは八重山民謡の第一人者で無形文化財です。
安里屋ユンタ/ねーねーず
おとうさんにおんぶしてもらい歌う「安里屋ユンタ」。このシーンのあとの悲しい運命にもふうちゃんなら大丈夫と思うための420ページ。

心に太陽/かりゆし58
沖縄本島のバンド。太陽のようなふうちゃんを思い浮かべてききたい曲です。

 
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