「なぜそこまでして山に登るのか」理由は他人に上手く説明できないけれど、自分を突き動す強い思いがある。そんな、熱い情熱に人生を賭けることの大切さを教えてくれる一冊だと小川さんも感動していらっしゃいました。ところで植村さんは冒頭から自分を支えてくれた人たちへの感謝の言葉を綴っていますが、ピンチの時、女性が植村さんの頼もしいサポーターになっているのに気がつきました。命を賭けたケニヤ山登山の前。資金を稼ぐスキー場のアルバイトで。アマゾン川へ向かうバスの中で。折に触れて植村さんをやさしく包む女性たち。植村さん、きっと女性の母性本能をくすぐるタイプだったんでしょうね。
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