やさしい“赤おに”の話かと思っていたら、実はキーマンは“青おに”だった!予想していなかった大どんでん返しの結末に不意を衝かれ、読んでいた電車の中で涙がポロリ・・・ごまかすのに必死になってしまいました。さて今回は、浜田廣介の童話を15編まとめて味わってみましたが、“善意”をテーマにした数々の作品に、すっかり心がデトックス。文学遺産とよばれる作品には決まってすごいパワーが秘められているものですが、『泣いた赤おに』を読み終わった後の爽快感といったら・・・!ココロが疲れ、キモチがかさかさしている時、良薬になってくれる1冊です。
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