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世界的に有名な詩人でありながら、ファンレターともいえる手紙に懇切丁寧返事を書き、親身になって悩み相談に乗るリルケ。その愛情深さ、やさしさはそう真似できるものではありません。とても温かい人柄であることは間違いなく、また改めてリルケの詩の世界を味わってみたくなりました。 さて本の題名からするとリルケのアドバイスは「若き詩人」「若き女性」だけに向けられているのかと思いがちですが、あらゆる状況の老若男女にぐっとくる言葉が満載。特に進むべき道に迷っている人には心にしみるアドバイスばかりなので、小川さんも「新成人に贈るにふさわしい作品」と太鼓判を押されていました。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年1月2日
『今昔物語集』
2010年12月26日
2010年を振り返って
『ぐりとぐら』

2010年12月19日
ローラ・インガルス・
ワイルダー
『大きな森の小さな家』

2010年12月12日
井原西鶴
『世間胸算用』

アーカイブ
わが存在の闇の時間を愛する/ブラッド・メルドー、ルネ・フレミング
リルケの「時祷集」から。人気ジャズ・ピアニストとソプラノ歌手がコラボレート。
ピーター・リーバーソン:リルケの歌 オルフェウスにささげるソネット/ピーター・ゼルキン(ピアノ)、ロレイン・ハント(ソプラノ)
リルケは女性への手紙にこのソネットについて語り、手帖に書きうつしてプレゼントしています。リーバーソンはアメリカの作曲家です。

Someone To Watch Over Me/ブライアン・ウィルソン
ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンが、ガーシュインを歌った新作から。今は孤独、見守ってくれる誰か早く現れて、という内容です。孤独に耐えれば運命は信頼できるものしか遣わさなくなる、とリルケは書いています。

 
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