教科書でもお馴染み、芥川龍之介の『トロッコ』。私は恥ずかしながら「トロッコに乗った子供が大けがを負う話」と大変な勘違いしていたのですが、主人公・良平のトロッコに対する憧れ、トロッコに乗って感じた爽快感だけは正確に記憶していました。この部分の表現の素晴らしさが印象に残って、「教科書で読んだきりだけど、今でも『トロッコ』は憶えている」という方も多いのではないでしょうか。ところで良平のように、子供の頃って大人には理解できない、面白いものに憧れを持ちますよね。我が番組の女性ディレクターは、校庭のライン引きがたまらなくやりたかったのだそう。そういえば私も切手のミシン目を切りたくて、郵便局の窓口の人が羨ましかったっけ・・・さて、あなたのトロッコは、なんでしたか?
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