先週の『利休にたずねよ』に続いて、今週も男の美学を鋭く描く作品!しかしながら冒頭に示されている「僕は役に立つことは知っているけれど、全部人から教わったことなんだよね〜」という謙虚な姿勢。ここで一気に親近感がわくのがこのエッセイの素敵なところです。さて作品には“しんから情熱を向けられるもの”を「近代五種」となぞらえて話が展開する部分がありますが、それにあやかって小川さんの子供の頃の近代五種が明かされました。「跳び箱、かけっこ、塗り絵、チェリッシュのものまね、すし飯をさます」。今度是非すし飯をつくりながら、『てんとう虫のサンバ』歌ってください。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!) |