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ピカソ筆のコミカルな表紙に誘われてページをめくっていくと、最初の『動物詩集』はわかりやすいのですが、次第にその世界は難解で手強いものに…。でも「詩は頭でむずかしく考えず、心で感じればいいんです」という小川さんの一言に励まされ、時には口に出して読んでみたり、シャンソンの調べと共に味わってみたりと、『先駆者』と言われるアポリネールワールドを自分なりに楽しんでみました。ところでアポリネール、パリではピカソと交流し、恋人はマリー・ローランサン。しかも『モナ・リザ』を盗んだ容疑で逮捕されるとは…なんて派手な人生なんでしょう!!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2009年11月01日
中沢けい
『楽隊のうさぎ』

2009年10月25日
星新一
『ねらわれた星』

2009年10月18日
池波正太郎
『食卓の情景』

2009年10月11日
阿川弘之
『きかんしゃやえもん』

アーカイブ
ミラボー橋/イベット・ジロー
「ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ われらの恋が流れる」というアポリネールの代表作は、レオ・フェレが曲をつけてシャンソンの名曲となりました。今日は、イベット・ジローの歌で。
(ショスタコービッチ)交響曲第14作品135第7楽章 ラ・サンテ監獄にて/サイモン・ラトル指揮・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アポリネールは、「モナリザ」を盗んだ無実の罪で監獄に入れられました。
そのときの詩に、ソビエト時代の作曲家、ショスタコービッチが曲をつけて交響楽にしています。

プーランク歌曲集より「海豚」/パスカル・ロジェ(ピアノ)歌:ジル・カシュメーユ
”動物詩集”で、小川さんが気に入ったのは、「くじゃく」「蝗」そして「海豚」。暗示するものを考えたりするよりは、素直に面白がればアポリネールもよろこぶのでは、と小川さん。

 
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