昔も今も変わらない黄緑色の表紙が、一気に時間を巻き戻してくれる「きかんしゃやえもん」。小川さんにとっては、息子さんとの大切な思い出の1冊だそうです。老体のやえもんを、くず鉄にしようとする人間たち。そのシーンに小さなココロを痛めていた息子さんは、物語がハッピーエンドを迎えても、「もうくず鉄にする怖い人は来ない?怖い人行っちゃった?」と涙ながらに、毎回母・小川さんに尋ねていたそうです。そんな息子さんも今や大学生。「子供の可愛らしい期間なんてあっという間。2〜3年というところでしょうけど、その可愛かった頃の思い出を胸に、親は一生がんばれるんですよ」と、子育ての神髄(?)を語られていました。
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