毎回古典を読むと、「人間っていつの時代も変わらないんだなぁ」とつくづく思わされますが、徒然草で吉田兼好が「こういう人間ってダメ!」とばっさり切って捨てているのは、平成の世に生きる私たちにも、耳が痛くなるような例ばかり…。「スケジュールに振り回され、自分を見つめ直す時間をもたない人」「自分の話題ばかりする人」「あれこれ騒ぎ立てる人」などなど、上品に生きるためには何をしてはいけないのかが鋭く書かれています。「ペットとして飼ってよいもの、いけないもの」という段では、「犬はOK!」と書かれていてほっとした、愛犬家の小川さんと私でした。(すっかり『徒然教』になっていますね)
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