話題のベストセラーには音楽がいっぱい!ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』など、作品と同じ“FMラジオから流れてくる”というシチュエーションでお届けしました。さて『1Q84』では、あまり多くを語らない主人公たちの人物像や気持ちを表すように、音楽が各場面効果的に登場する、と小川さんはおっしゃっていましたね。例えば『シンフォニエッタ』は、主人公の天吾が学生時代、ブラスバンドのコンクールでティンパニを初心者ながら担当したというエピソードで出てきますが、ティンパニに注目しながらこの曲を聴いてみると・・・、この曲のティンパニは、度胸がないと演奏できないなぁというのが私の印象。(中高ブラスバンドで打楽器担当でした)『1Q84』では「音楽が多くを語る」ようです。
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