『挿絵が可愛いからついついだまされてしまいますが、人間のダメな部分を鋭く突いた結末には毎回ハッとさせられますよね』と小川さん。確かに作品の一つ「妖精」のイラストも実にキュートなのに、話は人間の愚かさを凝縮した内容で、ラストにギクリ。ところで番組では、作品について思わぬ発見をすることも多々なのですが、私が星新一作品を英語の教科書で読んだという話をしたところ、小川さんが『星作品は英訳しやすい構造の文章』いうことを発見!調べたところ、英語どころか20以上の言語で訳され、世界中で読まれているのだそうです。星作品が発する“ギクリ”も、世界共通で体感されていることでしょう。
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