同じ大学、同じ学部で学び、同じ賞を受賞している角田光代さんと小川洋子さん。しかし小川さん曰く「角田さんはどこにでもいそうな普通の人を魅力的に描く作家。私はこんな人、どこにいるの?というような人物を書く」そんな大きな違いがあって、私にとって角田さんはまさに“対岸の彼女”なんですよ、と話されていました。ちなみに小川さんの小説に登場する「どこにもいなさそうな人」達ですが、読者の方からはかならず「私の周りにああいう人います」「私自身に似ています」という報告が入るそう。そんな話を聞けるのがとても楽しい!と小川さん、語られていました。
(アシスタント:藤丸由華) |