第166話「もう一度convince」
　
茂木：ジェニファー、今度こそ大和社長に、却下されないように、しっかり納得させてくるよ！
　
ジェニファー：茂木、ワッツ納得させる？
　
茂木：ああ、納得させるって、英語で何だ？スマホンヤクで…
「納得させる」、英語で何ていうの？
　
スマホンヤク：「convince」
　
茂木：ジェニファー！「納得させる」は、「コンビンス」だよ！
　
ジェニファー：Oh！納得させるは、「convince」なんですね！茂木、宜しくお願いします。
　
茂木：任せといてよ！
　
　
ジェニファーのおじいさん、恩持為四郎の妹、節子さんを探しているジェニファーと茂木。
茂木は「恩持為四郎展」を開くという企画を社長の海龍王寺大和に提案。
しかし、却下されてしまった。でも、茂木は諦めなかった。
　
　
茂木：大和社長！ 海龍王寺グループの中で、今一番人気のあるホテルは、「海龍王寺パレスドバイ」ですよね？
　
大和：ああ、あそこは別格さ。
　
茂木：そこで、来月から1ヶ月間、日本にある海龍王寺グループのホテルに、宿泊してくれたお客様に、抽選でドバイ旅行をプレゼントするんです。
　
大和：何だって？
　
茂木：キャンペーンの名前は、
「30組の家族に当たる5泊6日ドバイ旅行プレゼントキャンペーン！　〜ドバイ観光の父“恩持為四郎”が愛したドバイを巡る〜」！
「恩持為四郎展」は諦めました。ただ、この名前入りのキャンペーンを大々的に、宣伝できれば、もしかしたら、恩持為節子さんが、ホテルに問い合わせして来るかもしれません。
　
大和：ふむ。茂木君。今回は………持ち帰らせてもらおうかな。
　
茂木：大和社長、お願いします！