伝説のカコモンを倒すために伝説の呪文の書を探している勇者茂木。強敵と出会い、敗れそうになった窮地を救ってくれた謎の人物と茂木はコークリッツタウンへ…


茂木：先ほどは、ありがとうございました。

学者：街の外は危険じゃ。ただ、このコークリッツタウンに入ったといっても安心はできんがな。

茂木：え？

学者の街、コークリッツタウンには、毎日のように、強いカコモンが襲って来ていた。なんとか街を守れているのは、9人の学者が、カコモンを倒しているからだった。

茂木：あなたは9人の学者のうちの一人だったんですね。

茂木は、学者に伝説のカコモンを倒したい、ということを話すと…

学者：このままでは歯が立たん。今日から生物の学者であるわしが修行をつけてやろう！よいか、このカコモンに答えてみなさい！

「被子植物に見られる受精形式を何といいますか？」

茂木：被子植物？受精形式？…なんだ、なんだ…

学者：ヒントは…

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被子植物が受粉した後，核は2個に分裂する。
分裂した核のうち、1個は卵細胞と、もう1個は極核と同時に受精する。
被子植物に見られる、この特徴的な受精形式は……

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茂木：それでも、分からないよ！答えは…パス！

学者：ダメじゃな！正解は…「重複受精」!!!

茂木：重複受精だったかー！

学者：茂木よ！次の問題いくぞ！

茂木：はい！

茂木は、毎日のように、生物の学者との修行を繰り返した。

学者：茂木よ。よくぞ生物の修行に耐えました。次の学者の元で修行するがよい。

茂木：間違えまくりましたけど、茂木、力がつきました！ありがとうございます！