妖精のクララを人間の姿に戻すため、大魔法使いギモーンがいる新大陸にやってきた勇者・茂木です。
今日は、港町「ドラゴンゲート」のお店を回ろうと思います…
　
　
茂木：色々あるなーあの、このピンク色の、ドラゴンスパッツ、欲しいんですけど！
　
クララ：えー！茂木、その色はないでガンす…
　
店主：ほー！このピンクのスパッツが欲しとな。わしが飼っている、カコモンの問題に答えてたらくれてやる。
　
カコモン：はい！このカコモンに答えるんだチュー！
「『武器よさらば』を書いた、小説家はダーレだ!?」
　
茂木：…クララ! 誰だっけ!?
　
クララ：はいの！確かアメリカ人の作家で、ノーベル賞を受賞してる気がするでガンす！
　
茂木：他には？
　
クララ：他には、『誰がために鐘は鳴る』とか、『老人と海』を書いた気がするでガンす!!
　
茂木：『老人と海』!? …分かったぞ!『武器よさらば』を書いた、小説家は……
「ヘミングウェイ」!!!
　
カコモン：正解チュー………
　
茂木：やった！ピンクのスパッツをゲッツ！
　
クララ：茂木！その前に宝箱ゲッツ！
　
茂木：「ヘミングウェイの書」だ!!
　

---

アメリカの小説家、ヘミングウェイ。
第一次世界大戦の経験をもとに執筆された、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』。
さらには世界的なベストセラー『老人と海』が評価され、1954年にノーベル文学賞を受賞した人物である。
　

---

　
茂木：クララどうだい？ このスパッツ似合う!?
　
クララ：茂木……似合うけど、似合うんだけど、ダサいでガンす！
　
茂木：ダ、ダサい…？まってよ！他にも服を買うから、その組み合わせで判断して！
　
クララ：でも、そのスパッツの色は…ないないない……
　
茂木：クララ！このお店気に入ったよ！また明日もこよう！