今夜の授業テーマは【ドライブしながら話そう!】

SCHOOL OF LOCK!

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聴取期限 2023年07月12日(水)PM 10:00 まで

今夜の授業テーマは【ドライブしながら話そう!】


SCHOOL OF LOCK!


『 ドライブ 』

こもり校長「ドライブです」

COCO教頭「シンプルイズザベスト(笑)」

<BGM『AM11:00』HY>

こもり校長「ドライブとは車に乗り、みんなで旅に出かけるということです。ワクワクしますね」

COCO教頭「また、BGMにHY先生がかかってるけど(笑)」

こもり校長「最近かかり過ぎ(笑)」

COCO教頭「我々が好きすぎてね」

こもり校長「昨日は最後の最後、“また明日〜!”って言った後、このイントロが鳴り響いて、頭の歌詞の“目を覚ましてよ”の前に終わったから目覚めることなく終わったんだよ。時間が短くてね(笑)
で、昨日の授業の流れで、生徒と車の話をしてたわけ。その流れでちょっとテンションが上がって、強引に今日は“授業でドライブします”と校長先生が決めたわけです」

COCO教頭「本当にテンションがブチ上がって急遽ノリで決めた授業です」

こもり校長「ホントそう。免許を取ったばかりの私が今夜は生徒と一緒にドライブをしていくと」

COCO教頭「私も一緒にでいいですよね」

こもり校長「ごめんなさいね。今日は生徒と一緒にドライブしていくということなので」

COCO教頭「それで私は助手席に乗るということでいいんですよね?」

こもり校長「あ、ごめんなさい。俺の説明が悪いんだけど、今日は生徒と一緒にドライブする授業なのね。だから、俺と生徒が授業する感じになるから、今日は教頭先生はどっちかというとお休みで良かったなと」

COCO教頭「うん。私も生徒とドライブしたいので、絶対に何が何でもどんな手を使ってでも車に乗り込みます」

こもり校長「あ、そうか。2台用意してるのか」

COCO教頭「違〜う。One car only!」

こもり校長「じゃ、俺はどうすればいいの? 俺は生放送教室に残って?」

COCO教頭「違うじゃん。一緒にドライブしたいって言ってんねん!」

こもり校長「なんでよ〜」

COCO教頭「私も一緒に生徒とドライブしたいもん!」

こもり校長「それはすればいいじゃない」

COCO教頭「一緒にやろうよ〜。こもりん、一緒にやろうよ〜(笑)」

こもり校長「まぁいいけども、助手席は生徒のために空けておいてほしいわけ」

COCO教頭「生徒も助手席に乗りたいだろうから、そこは大人として私が我慢しますよ」

こもり校長「そうね。あと、乗るにあたって、運転中はゴチャゴチャ言わないでもらっていい? こっち初心者で普通にテンパるから。“今、車線変更できるよ”とか言われても、サイドミラーを見ていくこっちのタイミングもあるから」

COCO教頭「私がゴチャゴチャ言わない方がいいと。分かってます。生徒のみんなは、ドライブしながら話したいことを自由に掲示板から送ってきてください」

こもり校長「最近あったこととか、恋愛相談とか、ドライブしながらやりたいこと、聞いて欲しいこと、話したいこと。どんなことでもOKです!
じゃ、とりあえず車に乗って生徒の所に向かおうか。駐車場にオープンカー用意してありますので。そちらにまずは我々2人で向かっていきましょう。SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校!!!」


♪ 徹頭徹尾夜な夜なドライブ / UNISON SQUARE GARDEN


ということで、今日の授業は…『ドライブしながら話そう!』

こもり校長「駐車場に到着しました」

COCO教頭「校長の車はどれですか?」

こもり校長「こちらになります。真っ黄色のオープンカーになります」

COCO教頭「すんげー目がチカチカするイエローじゃん(笑)」

こもり校長「やっぱマスタードカラーがいいかなと思いまして。赤だとちょっと派手すぎるから黄色がいいかなと思って。ただ、どうやったらオープンするのか分かりません」

COCO教頭「ちょっと、いろいろ確認してからやってよ(笑)」

こもり校長「僕は車に全く詳しくないもので、どうすれば上が開くのか分からないです」

COCO教頭「人様を乗せるんだから、ちゃんと事前にチェックして。あと、初心者マークとか持ってきてるんですか?」

こもり校長「初心者マークは任せて。ちゃんと前と後ろに貼り付けますから」

COCO教頭「最高(笑)」

こもり校長「ナンバーの後ろのところと、前のライトの目ん玉の上ぐらいに付けて。空気も大丈夫。タイヤも大丈夫ね。空気圧とかは落ちても分からないから、この溝のある凹みの部分を見て、ちゃんと溝があるかないか。なかったらもう換えた方がいいそうです」

COCO教頭「素晴らしい。確認も忘れてません」

こもり校長「ナンバープレートはちゃんと付いてますね。さぁ乗り込みましょう」

COCO教頭「ちなみに、今は私、助手席でいいんですよね?」

こもり校長「バカか! 昨日からずっとバカか」

COCO教頭「きつ〜(笑)」

こもり校長「後ろだろ」

COCO教頭「え、昨日そんなこと言ってましたっけ?」

こもり校長「俺はずっと後ろに乗れって言ってんの」

COCO教頭「あれ〜。昨日の記憶なくなっちゃいましたね〜」

こもり校長「ごめんなさい。もう降りてもらっていいです?(笑)」

COCO教頭「分かりました(笑)」

こもり校長「だって今、助手席乗られたら、生徒が来た時に展開が分からないじゃない。“じゃ、1回教頭は後ろ乗って。あ、はい。生徒大丈夫?”ってなるじゃん」

COCO教頭「分かりました。後ろに乗ります」

こもり校長「シートも自分でやらなきゃいけないから。ブレーキを踏んだ時に膝がピーンとならないように」

COCO教頭「ちゃんとしてんな(笑)」

こもり校長「サイドミラーも自分の車体が3分の1ぐらい見えるように」

COCO教頭「完璧です」

こもり校長「当たり前じゃない。私はでもサイドミラーはちょっと下めにするんですよ。車線が見えやすいようにしたいというか。後ろより、車線とか踏んでるかどうかが私は大事ですから」

COCO教頭「リアルです。大事です」

こもり校長「じゃあ行きましょう。エンジン入れます!」

<ブルルル〜>

こもり校長「いいね〜(笑) 今時あまりない、スイッチタイプじゃなくて、ちゃんと鍵でガリガリってやるタイプだからね。じゃ行こうか。これから生徒のところに向かいます。出発!!!

こもり校長「今、半蔵門を飛び出して、とりあえず東京タワーの方に向かいたいと思うので、ここは左かな」

COCO教頭「左だね」

こもり校長「俺、結構曲がるの上手いのよ」

COCO教頭「一旦停止した?」

こもり校長「しなくて大丈夫だから」

COCO教頭「そっか。ここしなくていいとこか」

こもり校長「路肩へ出る時は、止まらなきゃいけないけど」

COCO教頭「ちょっと指示器出した?」

こもり校長「指示器は出すだろ」

COCO教頭「ルーシーサイモクした?」

こもり校長「何それ?」

COCO教頭「ルームミラー、指示器、サイドミラー、目視」

こもり校長「出た。1番ごちゃごちゃ言わないでくれの、1番ごちゃごちゃが出た」

COCO教頭「(笑) ルーシーサイモク〜。テンション上がるわ〜」

こもり校長「あなたはね。俺は運転する時は緊張してるから。で、ドライブしてて、ちょっと生徒らしき人見つけたら声をかけていくから」

COCO教頭「そんなざっくりしてるんだね(笑) 生徒もちょっと分かりやすい目立つ格好でいてくれたら、ありがたいよね」

こもり校長「あと、無音も嫌だから、Bluetoothで教頭の携帯からつないでもらってもいいかな。音楽を聴きたいかも。だって、これ有線のコードないもんね」

COCO教頭「OK。Bluetoothを設定… ペアリングできてるんですか?」

<『Tokyo feat.iri』RADWIMPS のイントロがかかって〜>

COCO教頭「あ、いけました」

こもり校長「しかも、これ俺の曲…」

COCO教頭「俺の曲じゃねーだろ(笑)」

こもり校長「俺がまずドライブしたいとなった時に聴きたい曲なんだよね。RADWIMPS先生とiri先生の曲で」

COCO教頭「いいね」

こもり校長「今、感じるままに走ってます。東京タワーの方に走ってますから、霞ヶ関の方から降りていこうと思ってます。財務省とかの銀杏の並木通りのところ通ろうかなと思ったんだけど、隼町を右に曲がって、赤坂の方から抜けて行こうかな」

COCO教頭「そこから行きますか。ルート任せます」

こもり校長「いいね。テンション上がってきてる〜! 俺、この曲を聴いて、ドライブしたかったの」

COCO教頭「今、念願が叶ってますね。 あ、あれ、生徒じゃない?」

こもり校長「あ〜、止まろうか。
(止まって)もしかして、SCHOOL OF LOCK!の生徒?」

コルクさくらねこ 宮城県 14歳

こもり校長「とりあえず乗って」

コルクさくらねこ「はーい」

こもり校長「俺の隣に乗ってもらって大丈夫。シートベルトだけしてもらって」

コルクさくらねこ「はーい」

こもり校長「とりあえず出かけるわ。どこか行きたいところある?」

コルクさくらねこ「大阪へ?」

こもり校長「じゃ、ここから先は高速に乗って真っ直ぐだな」

COCO教頭「そうだね(笑)」

こもり校長「じゃ、車出すね」

コルクさくらねこ「はい」

COCO教頭「夜風、気持ちいいよね」

こもり校長「俺、発進上手くない?」

コルクさくらねこ「上手いですね(笑)」

こもり校長「何か話したいことある?」

コルクさくらねこ「あります。実は明日、合唱コンクールなので、うまく歌えるよう応援してほしいです

こもり校長「明日の合唱コンクールまでに大阪着けるかどうか、自信ないな(笑)」

コルクさくらねこ「(笑)」

こもり校長「合唱部にいるとか、そういうこと?」

コルクさくらねこ「ではなくて、普通にクラスごとで行われる大会です」

こもり校長「なるほどね。あれか。俺、1回も参加したことないわ」

コルクさくらねこ「(笑)」

COCO教頭「合唱祭みたいなやつ?」

コルクさくらねこ「はい」

こもり校長「合唱コンクールはどうなの? 自分的には余裕なのか、結構緊張しちゃうのか?」

コルクさくらねこ「今回、学年の中でもトップバッターなので、とても緊張しています」

こもり校長「トップバッターは何にしても緊張するからね。何を歌うの?」

コルクさくらねこ「『次の空へ』っていう合唱曲です」

こもり校長「どんな曲?」

コルクさくらねこ「“僕”が、自分の未来のこととか、昔のこととか振り返りながら…って歌詞なので、自分にも合っている歌詞で」

こもり校長「目標とかはあるの?」

コルクさくらねこ「目標は、笑顔で終われることと、2番目に、ちゃんと賞を獲って終わること。1番頑張りたいことは、今回クラスで休みの人が多くて、人数が少ないんですけど、それでもちゃんと声を出して、笑顔で終わることです」

こもり校長「なるほどね。クラスの塩梅とか、人数感とかはもちろんあるけど、そういうのも含めた上で、ちゃんとクラスとして成果を残したいみたいなことか」

コルクさくらねこ「はい」

こもり校長「練習とかもどう? うまくできてる?」

コルクさくらねこ「“人数が足りない分、声が出てない。どうしよう?”って皆の焦りとか、いろいろとあって。練習は何とかできてるんですけど、ハプニングが起きたりとか、たくさんありました」

COCO教頭「どれぐらい練習してるの?」

コルクさくらねこ「一応、5月の終わりぐらいに、何の楽曲やりたいかのアンケートを取って、本格的に始まったのが6月の中旬。中間テストが終わってからの1〜2週間で合唱祭強化期間に入って、そこでいっぱい練習してました」

こもり校長「でも、今言ったみたいに、“笑顔でやりきりたい”というのと、“声出して、なかなかうまくいかないこともたくさんあったけど、それでも思い出として残したい”って気持ちが絶対大事だと思うから。その後、二の次三の次に賞だと思うし。
だからまず、明日に向けて。本番を迎えちゃえば、なるようにしかならないところも絶対にあるから」

コルクさくらねこ「はい」

こもり校長「その現場でみんなのテンション感をすり合わせながら、緊張するなら、“緊張するね”って友達と話し合いながら、ステージに立って。“やり切るぞ”って燃えている感じだったら、みんなで燃えればいいし。逆に、みんなで話せるのが合唱コンのいいところだから」

コルクさくらねこ「はい」

COCO教頭「楽しむのが一番」

こもり校長「本当に楽しんでもらいたいよ」

コルクさくらねこ「はい。楽しみます」

こもり校長「で、今、大阪に向かっている最中なんだけど、絶対に間に合わないから、ここで降りて、何かしらの手を使って大阪に早く帰ってもらうでもいいかな?」

コルクさくらねこ「はい。じゃ、大阪に行って、自分の出身の宮城に急いで帰ります」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「あ、宮城なのに、大阪経由で行こうとしてたんだ! じゃ、ここで降ろしちゃって大丈夫?」

コルクさくらねこ「大丈夫です」

こもり校長・COCO教頭「気をつけてね」

コルクさくらねこ「はーい」

こもり校長「ありがとね」

コルクさくらねこ「バイバーイ!」


こもり校長「神奈川に入ったかなとか思ったけど、まだ東京かな? さっき高速に乗ったのは東名かな?」

COCO教頭「東名です」

こもり校長「東名で大阪行こうと思ったんだけど、途中で降りたから」

COCO教頭「どうする? どこ行く? そのまま行っちゃう?」

こもり校長「でも我々、ドライブと言えど、どこに行けばいいんだろうね?」

COCO教頭「でも、どこに行くかじゃなくて、誰と行くかだと思うから。今の雰囲気を楽しんでいこうって思ってます」

こもり校長「怖ぇ〜」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「じゃあ、とりあえず降りてもろうて」

COCO教頭「違うね。絶対に残るね(笑)」

こもり校長「じゃ、いったん新宿とか行ってみる?」

COCO教頭「いいですね。私のよしもと学園がある新宿」

こもり校長「新宿ってここからどうやって行くんだろうか? 東名下りて、下で行くの。246真っ直ぐ行けば新宿とかそういう簡単なことでもない? 246だと三軒茶屋に行っちゃうのか。で、明治通りを突っ切る?」

COCO教頭「ああ、原宿の方から。それで行こう」

こもり校長「初心者、地図入ってる〜。ということで、まだまだドライブしてる最中で。で、教頭先生はとりあえず後部に乗ってもらって、ということ」

COCO教頭「まあ仕方ないですよ。やっぱり生徒がこれから一緒にドライブするとなったら、私は後ろで見守る感じにします」

こもり校長「じゃあ、とりあえず準備もできたことだし、もう1回後ろに乗り直してもらってもいい?」

COCO教頭「分かりました」

こもり校長「今、助手席に来ようとしてたんで、後ろに乗ってください」

COCO教頭「しれっと乗ったけどダメなのね」

こもり校長「ダメです」

COCO教頭「失礼しました〜」

こもり校長「ミラー確認します。サイドは合わせたんだけど、バックミラーも合わせなきゃいけないんだけどね。教頭が後ろに乗ると、バックミラーは全部教頭になっちゃうんだよな」

COCO教頭「ずっと見てていいよ(笑)」

こもり校長「どうしよう、バックミラー使えない。怖い怖い(笑)」

COCO教頭「それは危ないね(笑) 私もちょっとずれなきゃね」

こもり校長「そう。ずれて。じゃ、エンジン入れます。じゃ、新宿を目指して一緒にドライブしてくれる生徒を探しに行きましょう。出発!」

<ブルルル〜>

COCO教頭「クーラー下げてもらっていいですか。暑いから」

こもり校長「教頭先生と俺、体温が合わないんだよな。COCOさんの方が暑がりだよね」

COCO教頭「(笑) ずっと暑いのよ。テンション上がってるし。で、いいから早く下げて。ここから届かないから」

こもり校長「いや、それで喉が痛くなっちゃったりしたら嫌じゃない。じゃ、次、教頭が聴きたい曲とか聴く?」

COCO教頭「ブルートゥースーでやっちゃっていい?」

こもり校長「やっぱ降りてもらっていい?(笑)」

COCO教頭「絶対に乗る(笑)」

こもり校長「何だろ? やっぱ9つ歳が離れてる感あるよな。ドライブする時のふとしたボケが時代を彷彿とさせるというか(笑)」

COCO教頭「あるよな(笑) でも、この曲でまた一体感が生まれると思うよ」

<『真夏の果実 ボニ義(with 斉藤和義)』BONNIE PINK のイントロ流れて〜>

こもり校長「何これ?」

COCO教頭「絶対知ってると思う」

こもり校長「お〜。聴く時期になってきましたね」

COCO教頭「そう。で、青春時代、夜のドライブでめっちゃ聴いてたの。大学の免許を取った後とかに」

こもり校長「あれ、でもこれ桑田先生じゃないね」

COCO教頭「これはBONNIE PINK先生と斉藤和義先生のコラボなんですね」

こもり校長「そういうバージョンもあるんだ。時代を超えた名曲だよな」

COCO教頭「…元彼、元気かな」

こもり校長「今めちゃくちゃおもろい話してる(笑)」

COCO教頭「いっぱいガストで山盛りポテトフライ食べたな」

こもり校長「めっちゃ面白い話してる(笑) 元彼とよく聴いてたの?」

COCO教頭「よく聴いてた。私がBONNIE PINK、彼氏が斉藤和義(笑)」

こもり校長「だと思った。じゃ、元彼は今どこにいるの? 向かえに行く?」

COCO教頭「いや、別れてから1回も連絡取ってないので大丈夫で〜す」

こもり校長「連絡先残ってないの?」

COCO教頭「LINEには残ってる(笑)」

こもり校長「いいじゃん。電話しようよ(笑)」

COCO教頭「そのノリやめて(笑)」

こもり校長「あ、生徒いたんじゃない?」

COCO教頭「絶対そうだわ。ゆっくり寄せてこ」

ブルーなアップルマン 大阪府 15歳

こもり校長「とりあえず乗って」

ブルーなアップルマン「ありがとうございます。失礼します」

こもり校長「シートベルトだけつけてよ」

ブルーなアップルマン「はい」

COCO教頭「あと、足元狭かったら、後ろ全然倒してくれていいからね」

ブルーなアップルマン「はい」

こもり校長「狭くなくても倒していいから」

COCO教頭「足ギャンってなる〜(笑)」

ブルーなアップルマン「(笑)」

こもり校長「どこから来たの?」

ブルーなアップルマン「大阪から来ました」

こもり校長「東京まで遠かったんじゃない?」

ブルーなアップルマン「結構遠かったんじゃない? 新宿の方へ行くから。じゃあ車出すね」

ブルーなアップルマン「はい」

こもり校長「俺、駐車は苦手なんだけど、発進がうまいっていう」

COCO教頭「(笑) でも、確かに思ったな。スムーズだったけど」

こもり校長「でしょ。一緒に教習で乗った人とかにも“上手いですね、発進”なんて言われたんだよ」

COCO教頭「そんなこと言ってくれんの(笑)」

こもり校長「なかなか発進うまかったでしょ?」

ブルーなアップルマン「…はい」

こもり校長「ありがとう」

COCO教頭「気を遣わせるな(笑)」

ブルーなアップルマン「(笑)」

こもり校長「嬉しいんだ。初心者だから運転上手いって言われると(笑) 何か話すことある?」

ブルーなアップルマン「今、クラスの人に思わせぶりみたいなことをされてて。高校入って初めての席で隣やった人にLINEで優しい言葉を言われたりとか。だから、どうつもりなんかなって

こもり校長「(笑)」

COCO教頭「“どういうつもりで送ってきてくれてんねん?”ってことか」

ブルーなアップルマン「はい。何の意図があって、思わせぶりしてるのかなって(笑)」

こもり校長「いいね。夜のドライブっぽいね〜」

COCO教頭「楽しい〜」

ブルーなアップルマン「(笑)」

こもり校長「でも、それは単にその男子が優しいだけというパターンはないの?」

ブルーなアップルマン「それも思ったんですけど、結構周りの子が恋バナとかしてても入ってこないのに、私が好きなタイプとか言ってたら、目を見て、聞き耳を立ててきたりとか。あと、最近の妙に話しかけられる回数増えたりとかしてて。“あれ?”って(笑)」

こもり校長「どうなんだろ? これは脈アリなのかな?」

COCO教頭「脈アリ説と、あとこの年代の男性って、ちょっとモテたいやつ多くない? 結構みんなに普通に優しい男子もいるやん。“モテたい”みたいな。だから、もうちょっと明らかにブルーなアップルマンにだけしてる仕草とかってないん?」

ブルーなアップルマン「体調不良で学校を休んだ時に、LINEで“アップルマンいなかったら、学校がおもんないから。やから早く元気になって”みたいなのが来たりとか(笑)」

こもり校長「それは確かにアップルマンに向けたLINEやもんね」

COCO教頭「え、ブルーなアップルマンは、別にその男の子のこと、何とも思ってないの?」

ブルーなアップルマン「特に何も思ってないんですけど。そもそも男子がそんなに得意じゃなくて。どこからの関係を友達って言ったらいいかすら分かってないみたいな感じなので」

こもり校長「そうね。じゃあ、超ぶっちゃけな話、その男子がブルーなアップルマンのことを好きで、告白してきたとしたらどうする?」

ブルーなアップルマン「え、迷います」

こもり校長「迷うんかい!」

COCO教頭「迷うんだ(笑) 正直でよろしい」

ブルーなアップルマン「(笑) まだ性格とかをしっかり知らんから、知ってから答えを出したいと思って。即OKはしないけど、ちょっとお断りするか、一旦保留にするかで迷うかなって感じです」

こもり校長「じゃ、自分が飛び込んじゃえばいいんじゃない?」

ブルーなアップルマン「え、どういうことですか?(笑)」

こもり校長「その思わせぶりをされてて、“どういうつもりなんやろ?”って思いつつも、でも告白してきたら付き合っちゃうかもしれないと言ってるんだったら、自分からその男子にどんどんグイグイ言っちゃえばいいんじゃない? で、別に違うなと思ったら、ただの友達でいいし、好きになっちゃったら、“好きになっちゃった”ってこっちから言っちゃえばいいと思うし」

ブルーなアップルマン「でも、まず自分から話しかけに行けなくて。自分から話しかけに行けるぐらい仲いい男友達が中学から一緒の1人だけで。あとの人は話しかけられても、ちょっと言葉が詰まるくらいの感じなので。自分から話しかけに行ったりができなくて」

こもり校長「じゃ、めっちゃいいきっかけをくれる男子と思って接すればいいんじゃない?」

ブルーなアップルマン「あ〜」

こもり校長「だって、学校休んだ時に“アップルマンいないとおもんないから、早よ元気になってな”って言ってくれる男子、なかなかいいひんやろ?」

ブルーなアップルマン「いないですね(笑)」

COCO教頭「むっちゃ関西弁出てるやん(笑)」

ブルーなアップルマン「(笑)」

こもり校長「やっぱドライブだから。でも、そんなん言ってくれる人なかなかいいひんのやから、別に恋愛云々じゃなくて、ただ単純に友達として仲良くなるきっかけでいいいんちゃうん?」

ブルーなアップルマン「確かに」

こもり校長「それで友達になった上で、そこから恋人になるパターンもあるし。別に恋人にならんでも、“中学校の時の友達以外にめっちゃ一緒に喋れる友達になったわ〜。あんたホンマにマブやなぁ〜”ってきっかけの1つだと思っておけばいいんじゃない?」

COCO教頭「うん。向こうから送ってきてくれてるわけやし」

ブルーなアップルマン「うん」

こもり校長「だから、思わせぶりだと思わず、何か話すきっかけをくれているだけだって考え方になった瞬間に、その接し方とか来るものとかも急に変わると思うよ」

ブルーなアップルマン「あ〜。もう友達として、みたいな?」

こもり校長「そうそう。…あ、ごめん。普通に真面目に話してたら、道間違えたわ」

ブルーなアップルマン「(笑)」

COCO教頭「どこへ行ってんやろ?(笑)」

こもり校長「今のところ右折だったらしい」

COCO教頭「ごめん。ウチも真剣に聞き過ぎてた」

こもり校長「でも、そういう発想の転換ってどう?」

ブルーなアップルマン「男友達って本当にいないから、そういうのもありかなって思いました。いきなり恋愛に発展し過ぎたら分かんなくて」

こもり校長「そう思う」

ブルーなアップルマン「中学の時と高校になってからの恋愛観とかが全然違うから」

こもり校長「そう思うよ。だから、いきなり恋って考えずに友達の一歩としてまず話すのがいいんじゃない?」

ブルーなアップルマン「はい」

こもり校長「俺はそんな気がするな。じゃ、ちょっと道も間違えたことだし、ナビ入れ直したいから、ちょっと車を停めて曲聴かない?」

ブルーなアップルマン「聴きたいです」

こもり校長「じゃ停めるから何か聴きたい曲ある?」

ブルーなアップルマン「flumpoolの『reboot〜あきめない詩〜』
が聴きたいです」

こもり校長「OK。じゃ、とりあえず車を停めるから。COCO教頭、入れてちょうだい」

COCO教頭「ちょっと待ってくださいね」

こもり校長「その曲紹介、ブルーなアップルマンしてもらっていい?」

ブルーなアップルマン「はい。私が大好きなflumpoolさんの曲で、元気を出したい時にいつも聴いてます」


♪ reboot〜あきらめない詩〜 / flumpool


こもり校長「いいね。flumpool警備員は、また、今の夜を彩ってくれますね。な、アップルマン?」

ブルーなアップルマン「はい」

こもり校長「いろいろ、クラスの男子ともなるとちょっと意識することもあるかもしれないけど、やっぱ、同じ教室でずっと一緒にやっていくんだから、難しく考えずに、一旦フランクな気持ちも悪いものじゃないから、楽に話しかけてみる、友達になってみようって気持ちで頑張ってみよう」

ブルーなアップルマン「はい」

こもり校長「ドライブどうだった?」

ブルーなアップルマン「楽しかったです」

こもり校長「俺も楽しいよ」

COCO教頭「ありがとう。楽しかったな」

こもり校長「ちょっと俺らはこのまま新宿へ向かうから、どうにかこうにか帰れる?」

ブルーなアップルマン「う〜ん、頑張ります」

こもり校長「ごめんな。この辺でちょっと降ろしちゃうんだけど(笑) またドライブがある時に遊びに来て」

ブルーなアップルマン「はい」

こもり校長「じゃ、気をつけて帰ってね」

ブルーなアップルマン「はーい」

こもり校長「じゃね」

ブルーなアップルマン「バイバーイ」


こもり校長「じゃ、発進しまーす! 我々、オープンカーに乗ってます」

COCO教頭「そうです。夜風が気持ちいいです」

こもり校長「開けてないけどね。開け方がわからないのよ」

COCO教頭「窓を開けてね」

こもり校長「今は海に向かっております。分かりやすく言うと、お台場に向かってます。東京湾ですね。なので、今、芝公園のところぐらいから、高速に乗ろうかなと思ってます。レインボーブリッジというやつです。皆もレインボーブリッジは見たことあるんじゃないかな。最近、免許を取った初心者の僕の運転で、11時台もまだまだドライブしていこうかなと思ってます。芝から高速道路乗るので、いろいろ確認します。私はETCカードを持ってないです」

COCO教頭「教頭、そういうとこちゃんとしてます。持ってきました」

こもり校長「ありがとうございます。じゃ、高速代は教頭持ちでお願いします」

COCO教頭「仕方ないなぁ(笑)」

こもり校長「(笑) で、シートは全部合わせてるんで、大丈夫です。サイドミラーもバックミラーも大丈夫です。ブレーキの感じも大丈夫。では、さっそく行きましょうか。じゃあ乗っていただいて」

COCO教頭「だから助手席でいいんですね?」

こもり校長「逆に助手席に乗ってどうするの? 別に助手席乗ってもいいよ。じゃ生徒を後部座席に乗せる?」

COCO教頭「いや、それちょっと教頭としての私の映りが良くないな」

こもり校長「映りとか言っちゃってる」

COCO教頭「ってことは、このタイミングで後部座席に移動しよう」

こもり校長「はい、移動してください」

COCO教頭「はい(笑)」

こもり校長「行きますよ。私はオートマですから、まずはエンジン入れます。パーキングからドライブに入りました。サイドブレーキ上げます」

COCO教頭「全部言うやん(笑) 時間かかるわ」

こもり校長「それでは行きましょうか。安全確認して、サイドミラーOK。目視」

COCO教頭「出た! ルーシーサイモク(笑)」

こもり校長「発進(笑) お台場の方へ行きます。芝公園ぐらいからかな。今、東京タワーを抜けたぐらいの所にいるから。東京タワー抜けた先は芝か? 三田か?」

COCO教頭「合ってる合ってる。自分を信じていこ」

こもり校長「そうね。ドライブは心理的状況がすごくあるらしいのよ。だから、今のところを右かとか、こっちが左かとか悩むとダメらしいからね」

COCO教頭「で、高速に乗ったら、生徒いるかな?」

こもり校長「まあまあ、ラジオの中の学校なんで(笑) 現実世界にはそれは100%いないです。ダメです。高速道路は人が歩いちゃダメです。で、停まってもダメです。いろいろな故障とかがあった時は端に停めて、緊急停車のやつを置いて、ハザードを炊いて大丈夫なんだけど。それ以外は絶対停まっちゃダメです。だから基本はいない。基本は絶対に人がいない。でも我々は今、お台場に向かってレインボーブリッジを渡りたいですから。下だと、レインボーブリッジ、ちょっと景色が…」

COCO教頭「違うのよ〜」

こもり校長「みんな乗ったことないから分からないかもしれんけど、レインボーブリッジって高速だと上なのよね。本当に橋の上だから景色が綺麗ってなるんだけども、一般道でレインボーブリッジを渡ると、それは高速道路の下にできてる道路を渡るから、ちょっと薄暗いんよ」

COCO教頭「そう。全体的にね」

こもり校長「横とかも見渡しても柱、みたいな感じ」

COCO教頭「私もごちゃごちゃ言うの止めるわ。運転中は集中してほしいんで」

こもり校長「さっきまであれだけゴチャってたのに」

COCO教頭「(笑)」

こもり校長「そして、生徒があそこにいます。行きましょう!」

トマトのみみ 東京都 14歳

こもり校長「とりあえず乗ってもらっていい」

トマトのみみ「はーい」

こもり校長「寒くない? 大丈夫?」

トマトのみみ「大丈夫です」

こもり校長「どこから来てくれたの?」

トマトのみみ「東京から来ました」

こもり校長「絶対にダメだけど、高速に来てくれてありがとね」

COCO教頭「(笑)」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「今からお台場の方を向かうけどいい?」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「車出すね。発進〜! 全ての作業をしっかりやっております。サイドミラーを見て、目視して、方向指示器出して、やってますからね」

COCO教頭「ホンマよく喋るな(笑)」

こもり校長「何か話したいことある?」

トマトのみみ「最近好きな人がいるんですけど、その人と距離を縮めたいです

こもり校長「いいね。好きな人は同じ学校?」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「クラスは?」

トマトのみみ「クラスも同じです」

こもり校長「今、関係性としてはどんな感じなの?」

トマトのみみ「仲悪くはないんですけど、お互い緊張してあんまり話せない感じです」

こもり校長「どんなタイプの子なの?」

トマトのみみ「まず、第一印象がかわいくて」

こもり校長「いいじゃん。やっぱり一目惚れって大事らしいよ」

トマトのみみ「はい。最近その子が眼鏡をかけ始めて」

COCO教頭「イメチェンいいよね」

トマトのみみ「かわい過ぎてもう…」

こもり校長「たまらない?」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「いいね。その子は何か部活入っているとか、そういうのはないの?」

トマトのみみ「部活はたぶん入ってないです」

こもり校長「そうなんだ。その子はクラスの中でよく喋る子なの?」

トマトのみみ「あんまり喋らない感じです」

こもり校長「おとなしいタイプなんだね」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「好きになったきっかけとか、理由とかは何?」

トマトのみみ「去年の10月くらいに委員会が同じで、その時に本当に一緒に仕事をしているうちに、気になり始めて。ちょっと進んで、バレンタインの日に、その日がちょっと寒かったので、帰りにカイロを渡したりして」

こもり校長「紳士だね。めちゃくちゃ優しいじゃん」

COCO教頭「優しい〜」

こもり校長「男子って大事なの、そういう心遣いらしいよ」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「じゃあ今年のバレンタインは、そういう、うまいことをやってるんだ」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「でもそれって、結構距離を詰められてるんじゃないの?」

トマトのみみ「いやぁ。でも、他愛もない話をしてるっていうか、本当に何となく声かけて何となく盛り上がる、みたいなのがないので、個人的にはあんまり縮まってないのかなって思います」

こもり校長「何か自分からアクションを起こしてみたりはしたの?」

トマトのみみ「3月の終業式の日に、恥ずかしいんですけど、手紙、ラブレター的なのを渡したんですよ」

COCO教頭「行動してるやん」

こもり校長「いいじゃないか」

トマトのみみ「で、終業式に渡したんで、春休みはすごくドキドキしながら過ごして。で、始業式の日に学校来て、机の中を見たら、見慣れない封筒が入ってて」

COCO教頭「返事来てたん?」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「返事来とるやんか」

トマトのみみ「(笑)」

こもり校長「何なん?」

COCO教頭「めっちゃ関西弁出るやん(笑)」

こもり校長「いったん窓開けます。暑くなってきた(笑) あ、いい景色見えてきました。窓の方を見て、サイコ〜〜〜!!!!!

COCO教頭「うるせ〜(笑) トマトのみみとの会話でテンション、ブチ上がってるよ」

こもり校長「で、返事は何て書いてあったの?」

トマトのみみ「ちょっと改めて開いて確認します」

こもり校長「今?」

COCO教頭「持ってきてくれたの?」

トマトのみみ「いつもベッドのところに置いてて」

こもり校長「え〜〜〜!!!」

COCO教頭「声でけ〜(笑)」

トマトのみみ「(笑)」

こもり校長「叫ぶ用に、トマトのみみの方の窓もちょっと開けとく?」

トマトのみみ「開けときます(笑)」

こもり校長「テンション高くなったら叫んでいいからね」

トマトのみみ「はい(笑)」

COCO教頭「また枕元に置いてる、トマトのみみが私は好きだわ」

トマトのみみ「で、一部なんですけど、“あんまり顔を向けられないけど、好きです”って書いてあります」

COCO教頭「ちょっと待って(笑)」

こもり校長「好きだって言ってた〜〜〜!!!」

COCO教頭「好きって言ってるやん」

こもり校長「何なん?」

トマトのみみ「(笑)」

こもり校長「一体、俺らは何の話をしてるの?(笑)」

COCO教頭「何の話?(笑)」

こもり校長「危ない。俺、今、普通にハンドル離すとこだった」

トマトのみみ「(笑)」

COCO教頭「落ち着いて。命預かってるから」

こもり校長「確かに。で、これどういうこと?」

トマトのみみ「直接はあんまり話さないんですけど、手紙とか字に起こすと必ずちゃんと返ってくるっていう」

こもり校長「だって、顔とか合わせられないけど好きですって向こうからは言われているわけでしょ。で、トマトのみみも好意は伝えているわけでしょ。それは逆に何で付き合わないの?」

トマトのみみ「言う勇気が…なくて」

こもり校長「トマトのこれは待たせすぎてるね」

COCO教頭「そうね。だって始業式で返事あって、もう3か月か。行かな」

こもり校長「3か月経ってるから。これは待たせ過ぎると相手どっか行っちゃうよ」

トマトのみみ「…はい」

COCO教頭「だって、これもう両想いやん」

トマトのみみ「…はい」

こもり校長「何なら、向こうもボール投げてきてくれてるわけじゃん。で、なぜかよ。野球で例えたら、ボールを投げられて打っていないのに、なぜかホームラン確定しているという、現実では起きない謎な状態なわけよ、今これ」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「行かな」

COCO教頭「すぐ行かな」

こもり校長「距離を詰めるための…とかじゃないよ。行かな」

トマトのみみ「いや、う〜ん…」

こもり校長「逆に詰める方法が俺には分からんて」

COCO教頭「だから、2人でまだ遊びに行ったりはしてないってこと?」

トマトのみみ「はい。連絡先とかも全くないんで」

COCO教頭「じゃまた手紙を書こうや」

こもり校長「あ。お互い連絡する手段は手紙以外にはないの?」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「だって手紙やったら素直になれるって言ってたやん。だったら、手紙でいいんじゃん?」

トマトのみみ「…はい」

こもり校長「手紙で誘って、一緒に学校から家に帰るとか。で、その中で明日も一緒に学校行こうよとか誘って一緒に行くとか、電車通学とかだったら駅から歩くでもいいだろうし。自転車通学だったら、絶対に会うここから一緒に合流して行こうかとかもできるだろうし」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「だって、ウチがそのトマトのみみの好きな女の子の立場やったら、“好きって、こっちも勇気出して言ったのに、全然何かアクションしてくれへんやん”って悲しくなるで」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「だから、手紙で“明日一緒に帰ろう”って言って、一緒に帰ってみたら?」

トマトのみみ「実はそうしたいんですけど、自分が部活で忙しくて、一緒に帰れないんで」

こもり校長「放課後は無理なら、朝一緒に行こうよ、は?」

トマトのみみ「通学路がちょっと違って… ただ帰りは一緒に帰れる時はなくはないんですよ」

COCO教頭「じゃ土日一緒に勉強しようとか、時間なんて作るもんやからさ」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「ファミレスとか一緒に行くとか、そういうちょっとした時間でも一緒に話せる方が嬉しくない?」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「あと、究極論は、手紙を書いて別に一緒に帰る必要はなくて、休み時間とか、たった5分とか10分でもいいのよ。とにかくあなたと私はコミュニケーションを取りたいんですってことをアピールするのが大事だから」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「だから、休み時間の時、1時間目の休み時間に手紙を渡して、“実は喋りたいんだけど。でも直接話すとすごく緊張しちゃうから、こういう手紙みたいな感じになっちゃってごめんね”って。で、“次の時間、もし〇〇ちゃんがよければ僕も話しかけたいなと思ってるから、次の休み時間に急に話しかけるかもしれないけど、びっくりしないでね”って先に渡しておくとか。で、2時間目になった時に、“手紙読んでくれた? ごめんね。実はそういうことだったんだけど。だから、今から何か話すことがあるわけじゃないんだれど。でも一緒に話したくて”って言うだけの10分でいいというか」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「鉄は熱いうちに打てですよ」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「LINEとか持ってんの?」

トマトのみみ「僕は持ってなくて」

こもり校長「持っていないんだね。だったら、そういう手段を使ったらいいよ。とにかく何かアピールしていった方がいいから。で、2人には手紙という強い手段があるから、手紙書いていこ。これはマジでいった方がいいから」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「ちょっと今、もう海見えてきてます。僕たちテンション上がって気付けばレインボーブリッジも終わっています(笑) だから、ちょっと海に向かって、その子に向けての決意を叫んでおこう。もしかしたら、仲良くなるぞでもいいし、絶対話しかけるぞでもいいし、その子に向けて起こしたいアクションを思いのままに叫んどこう」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「じゃ、もう窓は開けてあるから、トマトのみみ、想いを叫んじゃいなさい!」

トマトのみみ「はい! …ちょっと待ってください」

こもり校長「全然待つよ。いつでもいいんだからな。あ、それか、何か今聴きたい曲ある?」

トマトのみみ「あります」

こもり校長「そしたら、トマトのみみが決意を言ったら、教頭がBluetoothでその曲をかけるから。何を聴きたい?」

トマトのみみ「GENERATIONSさんの『PARTY7 〜GENEjaNIGHT〜』です」

こもり校長「俺が言うのも何だけど、この曲でいいのか?」

COCO教頭「(笑)」

トマトのみみ「あ〜。一瞬いいですか」

こもり校長「そうだよな。今の流れだと絶対これじゃない感じはするよな」

トマトのみみ「(笑) 話の流れが」

こもり校長「まさかこんなことになるとは、だもんな」

トマトのみみ「ちょっと探します」

こもり校長「探してもいいし。それか探してもいいし」

COCO教頭「結局探してもいいし(笑)」

こもり校長「本当にドライブ中のひょんな出来事だから。教頭チョイスって手もあるし」

トマトのみみ「決まりました」

こもり校長「先に何かだけ教えて。教頭先生が用意するから」

トマトのみみ「乃木坂46さんの『好きというのはロックだぜ!』で」

こもり校長「俺が言うのも何だけど、だいぶ変えたね」

トマトのみみ「(笑)」

こもり校長「今ちょっと教頭先生用意するわ。トマトのみみは準備できた?」

トマトのみみ「あと30秒ぐらいいいですか?」

COCO教頭「(笑)」

トマトのみみ「言葉がまとまらなくて」

こもり校長「いいよ。待つ待つ。待つし、言葉はまとめなくても大丈夫だったりもするからな。これは第三者だから言えるんだけど、向こうはまとまった言葉が聞きたいわけじゃないから。あなたの想いを聞きたいんですよ。何かいいな。ドライブしてる感じする。この行きあたりばったり感」

COCO教頭「心の内が見えるね」

こもり校長「決まりそう?」

トマトのみみ「固まりました」

こもり校長「お! トマトのみみ、言っちゃえ!」

トマトのみみ「絶対付き合って、ずっと一緒にいるぞ!!!


♪ 好きというのはロックだぜ! / 乃木坂46


こもり校長「自分の決意を話したあと、こうやって曲を聴くのはどうよ?」

トマトのみみ「めっちゃ気持ちいいです(笑)」

こもり校長・COCO教頭「(笑)」

COCO教頭「だよな(笑)」

こもり校長「風にも打たれてるしな」

トマトのみみ「ただ俺、今日もうリビングに出られないです」

COCO教頭「何で?」

トマトのみみ「これは本当に誰にも言ってないことなんで」

こもり校長「なるほどね。だからドライブで今、窓から話したのが、トマトのみみの家のリビングにまで響き渡ったということか?」

トマトのみみ「はい」

COCO教頭「そうか、そういうことね」

こもり校長「じゃ、朝まではベッドの中で悶々としよう」

トマトのみみ「はい(笑) この話題を振られたら、フルシカトします(笑)」

こもり校長「いやいや、それは考えちゃダメよ」

COCO教頭「もう今は前向きにとりあえず。だってもうお互い好きって言い合ってるんだから。その事実はあるんだからさ」

こもり校長「ちょっとここは頑張って、距離を詰めていこうさ」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「じゃ、叫び終わったことだし、ベッドの中に籠んないといけないから、一旦ここで降ろすね」

トマトのみみ「はい」

こもり校長「海だからちょっと大変だろうけれども、頑張って帰ってよ」

トマトのみみ「はーい」

こもり校長「ありがとう」

トマトのみみ「ありがとうございました」

COCO教頭「気をつけてね」

トマトのみみ「バイバーイ」

COCO教頭「バイバーイ」


こもり校長「もういつもだったら黒板の時間なんだけど、もうちょっとドライブしたいのよ。で、たまたまホントにビックリするぐらいたまたまなんだけど、斜め前にいるのよ」

COCO教頭「あ、あれ生徒っぽいな」

こもり校長「ちょっと声をかけてみていい?」

しゅろんまろん 新潟県 17歳

こもり校長「ちょっと乗って」

しゅろんまろん「あ、はい」

こもり校長「とりあえず車だけ出していい?」

しゅろんまろん「あ、はい」

COCO教頭「安全運転でお願いします」

こもり校長「しゅろんまろんとドライブで話したいんだけど、ただうちの学校があと1分なのよ」

しゅろんまろん「ですよね(笑)」

こもり校長「だから、挨拶だけ一緒にした後、ちょっとだけドライブしながら話そうさ」

しゅろんまろん「はい。ありがとうございます」

こもり校長「どこから来たかだけ聞いていいかな?」

しゅろんまろん「長野県です」

こもり校長「長野から、このお台場の海にどうやって来たの?」

しゅろんまろん「車です」

こもり校長「そこか。じゃ、この後挨拶したら長野送ってくわ」

しゅろんまろん「ありがとうございます」

こもり校長「責任を持って行くね。じゃ、とにもかくにも一緒に挨拶しようか」

しゅろんまろん「あ。はい」

こもり校長「で、いつもの挨拶するんだけど、俺らは車の中だから間違って立たないでよ」

しゅろんまろん「はい」

こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」

COCO教頭「起立!」

こもり校長「そう。聴いてくれてる生徒は立ってよ」

COCO教頭「礼!」

こもり校長・COCO教頭・しゅろんまろん「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」


♪ Keep On Running / 菅田将暉×OKAMOTO'S


こもり校長「もう生徒のみんなには聞こえなくなっちゃうけど、何について話そうか?」

しゅろんまろん「友達が話してくれることが実は何も…

こもり校長「めちゃくちゃ気になる〜(笑)」

SCHOOL OF LOCK!




今日の黒板



今日の黒板はナシ!


こもり校長の放送後記

ドライブってめちゃくちゃ楽しいな〜。
どこまでも行ける!!


COCO教頭の放送後記

ドライブ最高に楽しかったなー!
ドライブでしか引き出せない話、今後もして行こう〜♡

この後記の放送を聴く

聴取期限 2023年07月12日(水)PM 10:00 まで

Music 2023.07.05 PLAYLIST

    22:04
  • 22:21
  • 22:25
  • 22:28
  • 22:48
  • 22:58
  • 23:01
  • 23:13
  • 23:22
  • 23:46
  • 23:52

「相手も好きと言ってくれたけど…」その先に進めない10代男子の恋愛相談

ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。7月5日(水)は、『ドライブしながら話そう!』と題して放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)とリスナーが、車内で話す感覚でトークをしました。そのなかから、恋愛相談をした14歳の男性リスナーとのやり取りを紹介します。

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