
今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK! は、あのちゃんこと ano先生が初来校!
授業テーマ… 『普通じゃない自分』
考え方、ファッション、趣味趣向、周りの普通の人とはちょっと違う自分。
そんな周りと自分との狭間で悩んでいる生徒の話を聞いて行きました。
最初に電話をつないだのは…
【三重県 19歳 女の子 RN:あやのってぃー】
ファッションが個性的で周りから浮いているという、RN:あやのってぃー。
学校の友だちからは、すぐあやのってぃーだと分かると言われ、親からは、目立つからその服でいっしょに歩きたくないと言われるそう。
そんなRN:あやのってぃーに対して、こもり校長から、場所が変われば普通の基準は変わるから、自分の好きを貫いてほしいとメッセージをもらいました。
次に電話をつないだのは…
【熊本県 13歳 女の子 RN:つぶれたぽてとまと】
絵を描くことが好きだけど、描く絵がグロい絵ばかりなのが普通じゃないのかなと思ってしまうという、RN:つぶれたぷてとまと。
その絵を書いている時の自分は好きだけど、見返した時にグロい絵ばかりなので、不安になるのだそう。
実はano先生も学生時代、同じようにグロい絵を書いていたことがあったそうで、人の目が気になることもあるかもしれないけど、表現の1つとして続けてほしいとメッセージをもらいました。
最後に電話をつないだのは…
【愛知県 18歳 女の子 RN:もちもちぱえん】
笑いのツボが周りとちがうのが悩みだという、RN:もちもちぱえん。
学校でみんなが全く笑っていない時に、1人だけツボにハマってしまったり、逆にみんなが笑っている時に自分は全然面白いと思えなくて、無理して愛想笑いしてしまうことがあるのを辛く感じているのだそう。
実はano先生とペえ教頭も、普段から同じような違和感を感じることがあるそうで、3人で共感しあいながら話をしていきました。
今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます!ぜひ再出席してみてね!
配信期間は終了しました
ano先生初来校!”普通じゃない自分”の悩みを教えて!

『 普通 』
こもり校長「ぺえ教頭は自分のことを普通だと思いますか?」
ぺえ教頭「私は自分が普通すぎて悩みます」
こもり校長「あ、そう?」
ぺえ教頭「普通すぎると私は感じて悩むんですけど、周りは私を普通じゃないと言います(笑)」
こもり校長「え、普通すぎて悩むっていうのは、どういう時にそう思うの?」
ぺえ教頭「あ、何だろうな。やっぱ周りの期待値、私に対しての普通じゃない期待値が余りにも高すぎて、その期待に応えられてないな、普通すぎるなって思う時に、“普通すぎて、何かがっかりさせちゃってる?”って思う時もたまにあったりするかなって感じ。校長は?」
こもり校長「でも、俺もそうかもね。一緒かも。普通すぎて悩むことがあるというか、何か1個ずば抜けているものっていうのがないから。でも。運とタイミングだけでここまで来ちゃったもんだから、いざという時にかかるのしかかるハードルと、それを越えないと次に行けないっていう壁が来る時ってあるじゃない?」
ぺえ教頭「あるね」
こもり校長「“あ、ここで来ましたか。その壁”みたいな。っていう時の本質で戦わなきゃいけない時に“ああ、俺ってやっぱスターじゃないな”って思う時があるというか」
ぺえ教頭「私、自分を芸能人とかタレントって言われることもすごく違和感あるし、あんま好きじゃないかな。肩書が大きくなっていくことが嫌い。だから、もう何なら原宿ショップ店員までいればよかったなとか(笑) どれが普通かどうかは分かんないけど、どこの位置にいたら、一番楽に生きられてたのかなとか、普通に生きれてたのかなとか。普通に生きすぎても、どうせ自分は自分を嫌うのかなとか、いろいろ考えちゃったりするよね」
こもり校長「何かこれぐらいデカいテーマだと、考え出すと結構止まんないよね」
ぺえ教頭「もう宇宙みたいな大きさよ(笑)」
こもり校長「だから、こういう話をした時に、俺は素がポジティブかネガティブかって出ると思うんだよね。俺らはたぶんネガティブだから、こういうことになんのよ」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「自分が普通すぎちゃってって。でもポジティブな人ってたぶん、そもそもそこを打破できるパワーを持ってるというか、“普通だから、俺たぶん今、自分を保てているからいいと思うんだよね”とか言うと思うのよ」
ぺえ教頭「でも、そういうこと言う人、好きじゃない。分かる?(笑)」
こもり校長「でも分かる。俺も“うわ、言ってる~”ってなる。“僕にかましてます?”って思うことはあるから、広がるよね。普通って言うと、なんだろうなと思うけど、自分でも分かってるのよ。俯瞰で見た時に、俺は普通じゃないなと思うわけ」
ぺえ教頭「あ~ 思うんだ」
こもり校長「思う。俯瞰で見るとね。でも、自分ていうものでとらえると、すごく普通すぎて嫌だとか」
ぺえ教頭「ああ、なるほど。客観視すると」
こもり校長「そう、異常だけど。でもそれって、それはそうなのよ。客観視して異常なように自分が振る舞ってるから、客観視した時に異常に見えるのは当たり前というか」
ぺえ教頭「私、客観視しても自分のこと普通だと思ってる。それが普通じゃない?」
こもり校長「それはちょっと俺は共感できないかな(笑)」
ぺえ教頭「そうね(笑)」
こもり校長「俺らは客観視したら、変」
ぺえ教頭「変ね。漢字一文字ね」
こもり校長「さぁ今夜はano先生が初来校ということで、SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校です!」
♪ デリート / ano
こもり校長「なかなか難しいですね」
ぺえ教頭「難しい。廊下=Twitterも混乱してる。“普通って何だろ?”って(笑)」
こもり校長「そうなるかも。特に毎日22時になって喋ってる我々2人が2人して迷子になってくんだから」
ぺえ教頭「そうよね。みんなも道連れよね」
こもり校長「そして、生放送教室にはSCHOOL OF LOCK!初登場!
ano先生!」
こもり校長「すいませんね、急に振りまして」
ぺえ教頭「私、すごくお会いしてみたかったです」
ano先生「ありがとうございます」

ぺえ教頭「そう言われて、嬉しい?」
ano先生「嬉しい」
ぺえ教頭「ホント? ウソ付かなくていいわよ(笑)」
ano先生「嬉しい」
こもり校長「僕ら、初めましてですよね?」
ano先生「初めましてです」
こもり校長「どっかですれ違ったとかないですよね?」
ano先生「ないです」
ぺえ教頭「断言されたわよ(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「私もanoちゃん初めてだね」
こもり校長「僕もないはず。意外といろんな局を歩いてますけど、すれ違ったこともなさそうですけど」
ぺえ教頭「いいね~ いい目だ」
ano先生「(笑)」
ぺえ教頭「私やっぱすごく好きだな」
ano先生「嬉しいです」
こもり校長「今、だいぶ見つめているもんね」
ぺえ教頭「うん。何かこういう、どこのツボを押せばいいかわからない目が好き」
ano先生「こわっ」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「ごめんごめん(笑)」
こもり校長「あんまりこうやって、まじまじ頭を見られることもないですよね」
ano先生「ないですね。なんか怖い。どうしよう」
ぺえ教頭「あれ、あんまり人と目を合わせて喋るのはダメ?」
ano先生「そうですね。普段あんまり人と目を合わせないので、嬉しいです」
ぺえ教頭「ホント? 私、人一倍見ちゃうのよ」
こもり校長「しかも正直、僕もちょっと今緊張してて」
ぺえ教頭「anoちゃんに対して?」
こもり校長「そう。めっちゃ見てますもんね、僕もギンギンに。申し訳ないです(笑)」
ぺえ教頭・ano先生「(笑)」
こもり校長「さぁ、様々な分野で活躍中のano先生ですが、アーティストとしてはアルファベットで“ano”として活動中です。元々アイドル活動をしていて、今はバンドとソロアーティスト両方をやられているんですよね」
ano先生「そうです」
こもり校長「ソロアーティストanoとしては、2020年からで、バンドI'sは2021年から活動中ということですけど、もうソロでやって2年。やっぱバンドとソロって違います?」

ano先生「全然違いますね(笑)」
こもり校長「…」
ぺえ教頭「違うわね。違うのよ。それ以下でも、それ以上でもないの」
こもり校長「そうですね。俺が求めすぎて」
ぺえ教頭「そのまんまでいって。そのままでいっていいからね」
ano先生「はい」
こもり校長「そんなano先生、先日新曲『普変』をデジタルリリースされております。 普通に変、普通が変で、普変です」
ぺえ教頭「すごいよね。このテーマは深いよね」
こもり校長「そうね」
ぺえ教頭「このSCHOOL OF LOCK!という番組はご存知でした?」
ano先生「もちろん」
ぺえ教頭「ホントですか。聴いてくださったことは?」
ano先生「ちょっとあります。でも、10代から知ってました」
こもり校長「ホントですか」
ぺえ教頭「嬉しいね。好きなバンドとかアーティストさんとかいて聴いてくれてたの?」
ano先生「いや、出てはなかったけど。でも知ってます」
ぺえ教頭「来てくださって、ありがとうございます。そう、10代の生徒がよく聴いてくれている番組なんですけど、anoちゃんはどんな10代だったんですか?」
ano先生「僕は暗かったです。でもあんまり変わらなくて、何か気づいたら、みんないない、みたいな」
ぺえ教頭「(笑) あ、気づいたら僕1人?」
ano先生「廊下に1人みたいな。みんな授業始めてたみたいな(笑)」
ぺえ教頭「あ、みんな教室の中にいるのに(笑)」
ano先生「でも、僕も結構普通でした。普通な感じでやってました」
ぺえ教頭「自分の感覚としては、ってこと?」
ano先生「うんうん」
こもり校長「普通で悩むことってありました?」
ano先生「うーん、普通でいいなって思ってるタイプです。自分が普通って悩むというよりかは。でも、普通なのに変とか言われるから、嫌です(笑)」
ぺえ教頭「ずっとこんな感じなの?」
ano先生「そうですね。昔はもっと喋れなくて、今はだいぶ喋れるようになって」
ぺえ教頭「じゃちょっとびっくりじゃない? 今の自分のことを想像できなかったんじゃない?」
ano先生「そうですね」
ぺえ教頭「ね。テレビ出てんだからね」
ano先生「そうですね。考えられない」
ぺえ教頭「考えられないわよね(笑)」
こもり校長「確かにそうだよね。急にテレビに出て。しかも僕の勝手な印象ですけど、やっぱ奇想天外なイメージがあるというか、でも、それも自分の中では別に普通だから、そういう言われるのも嫌だということですか?」
ano先生「何でかなとかは悩むというか、普通に発言してたりとか、普通の顔してるのに、瞬きが変だとか言われると、びっくりして、そこで気づくんです。自分がちょっと瞬きの回数が多いのかなって(笑) あと、言葉遣いが変とかをみんなの意見で知りました」

ぺえ教頭「部活とかしてたの?」
ano先生「部活は、バスケ部の帰宅部です」
ぺえ教頭「何それ? 帰宅してるじゃない?」
ano先生「そうですね(笑) バスケ部に一応、仮で所属して、帰る部活してました」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「なるほどね。所属はしているけれどもっていう」
ano先生「そうです」
ぺえ教頭「バスケ得意なの?」
ano先生「あー、走るのは速いかもしれない」
ぺえ教頭「足の速いんだ。私、足速い人好き」
こもり校長「俺もうらやましいと思う。走るの遅いから。僕めっちゃ足遅いんですよ」
ano先生「ホントですか。どうしてですか?」
こもり校長「なんか運動音痴なんですよね。走るフォームが汚いというか、どんくさい走り方するんですよ(笑)」
ano先生「うん(笑)」
ぺえ教頭「困ったもんだ(笑) あんなに踊れるのに走れないんだね」
こもり校長「さあ、そして今夜の授業テーマ発表したいと思います。
『普通じゃない自分』」
こもり校長「考え方、ファッション、趣味趣向、周りの普通の人とはちょっと違う自分、そんな周りと自分との間で悩んでいる生徒がいたら、学校掲示板まで書き込み待ってます。ano先生、今夜はよろしくお願いします」
ano先生「よろしゅう」
ぺえ教頭「(笑)」
ぺえ教頭「ちょっとは慣れた?」
ano先生「頑張ってます」
ぺえ教頭「頑張ってくれてるんだ(笑)」
ano先生「慣れます」
ぺえ教頭「別に慣れるとか慣れないとかないの」
ano先生「割といつもこうなんで、慣れてください(笑)」
こもり校長「逆にね」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「でも確かに、慣れるも慣れないもないな。この2時間の間で寄り添ってくださいと言うのも変だしね」
ぺえ教頭「私たちはあなたのこと大好きだからね」
ano先生「(笑) 優しくて良かったです」
ぺえ教頭「ホント? 優しくない現場もある?」
ano先生「あります」
こもり校長「ちょっと厳しい厳しい(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「その会話は厳しいよ(笑)」
ぺえ教頭「anoちゃんは繊細だから(笑)」
今日はあのちゃん先生のラジオだけを生きがいに学校を頑張りました
男性/16歳/鹿児島県
ano先生「ありがとうございます。よかった」
こもり校長「来てくれて、ありがとな」
ぺえ教頭「anoちゃんの声がなかったら、学校行けてなかったかもよ」

ano先生「うん、恐縮です」
ぺえ教頭「救ってくれてるわよ」
ano先生「嬉しい。それに僕も救われます」
こもり校長「ano先生の新曲『普変』が先日リリースされましたが、この曲はクリープハイプの尾崎世界観先生が楽曲を提供してくれていますが、これはどういった経緯で楽曲提供していただくという流れになったんですか?」
ano先生「この曲は、尾崎さんのラジオに呼んでもらった時に、僕は普通にしてるんだけど、変な声とか喋り方とか言われることが多くて。で、尾崎さんも変な声って言われてきたと思うから、みたいな話をしてて、そういうのを元にして曲にしたら、救われる人がいっぱいいるんじゃないかなって話をしたら、盛り上がって。それで作ってくれた」
ぺえ教頭「ラジオの後に、そういう話になったの?」
ano先生「その話はそこでして。けど、じゃ本当に作りましょうってなったのはその後」
ぺえ教頭「anoちゃんから?」
ano先生「そう。僕がラジオ中に“尾崎さん作ってください”って言った」
こもり校長「へ~ 言うもんですね」
ぺえ教頭「すごいね。勇気あったね」
こもり校長「ano先生はもともとクリープハイプ先生が好きなんですよね?」
ano先生「そうですね。よく聴いてました。10代の時も聴いてました」
こもり校長「“曲作ってください”って言うの緊張しませんでした?」
ano先生「うーん、あんましなかったんです。自信じゃないけど、そんな中途半端な気持ちでは言ってなかったから、伝わるかなって思って」
ぺえ教頭「そうね。そこにしっかりした覚悟があったから、緊張とかもなかったというのか」
ano先生「そうです」
こもり校長「そこの芯がすごいよね。俺みたいなのはペラペラ言っちゃうタイプなんで、緊張しちゃうのよ。“これいけるか?”“これ今言って刺せるか?”みたいな」
ano先生「(笑)」
こもり校長「その差し引きでやるからさ」
ぺえ教頭「ちょっとドキドキしちゃう?」
こもり校長「そう。俺は言葉数が多いタイプだから。だから、ちょっとano先生に憧れるんですよね。この一言一言で刺していけるタイプ。今の話を聞いてても、かっこいいなと思うんですけど。その話をして、じゃいざ曲作ってくださいって言って話が進んでいくわけじゃないですか。で、この『普変』って曲できましたよって言って受け取った時はどういう気持ちなんですか?」

ano先生「うん、感情が湧きました。無感情でいる時が多いんですけど、すごくいろんな感情が湧いて。僕、結構送ったんですよ。こういうことを経て、こういう嫌なことがいろいろあってとか全部送って、迷惑なやつを送ったら返ってきて、それが曲になったっていう感動もあったし、大変。自分が出してくもの以外のものだからこそ、なんか俯瞰した曲でもあるなって思って。だから、僕が歌うべきだなって思えた」
ぺえ教頭「すごいね」
こもり校長「その、自分が結構尾崎先生に対して想いを投げていくじゃないですか。それが尾崎さんの世界で返ってきた時って、客観的に見たら自分のことじゃないように見えるんですか? それとも、すごく自分を代弁してくれているなって感じになるんですか?」
ano先生「うん、自分を代弁してくれてるなって思いました。それプラス、やっぱ自分とはまた違って、尾崎さんの中から出たものだから、いい感じにフィットしました」
♪ 普変 / ano
こもり校長「冒頭に話した、周りの目を感じてプレッシャーにこたえられないのが自分は嫌だって話をしたんだけど、確かにそれがむかつくなって思う時もたまにあるのよ。俺をそんな目で見るの、やめてくれよって」
ぺえ教頭「過度な期待みたいなもの?」
こもり校長「そうそう。で、しかも自分的にはちゃんとやってるつもりなのに、“そんな感じですか?”とか、“そんなもんですか?”みたいな。いや、こっち手を抜いてないからね、とかっていうのもあるというか」
ぺえ教頭「あなたって、その感情に一気になれるよね。そういう話をする時、すごい目をするよね(笑)」
ano先生「(笑)」
ぺえ教頭「やっぱすごい。一気に持ってくよね。その時の感情が湧いてくるんだろうね。剥き出しになるんだもんね(笑)」
こもり校長「俺、ちょっと単細胞チックなところがあるから」
ぺえ教頭「すごくちょっとドキッとしたもん。怖かったよね」
ano先生「うん、目が一気に変わった」
ぺえ教頭「ほら(笑)」
こもり校長「ano先生、そんなに言わんでください(笑) でも、この曲を聴いて受け取ったものは俺はそれだったの。ちょっと活力が出るというか。だから感情が出た。ムカくつな、あいつらって」
ぺえ教頭「そうね。最後の怒ってる“別に普通”っていう、この一文もすごく良かったね」
こもり校長「熱くなってきましたね」
ano先生「(笑)」
ぺえ教頭「この1曲を聴いて熱くなっちゃってきたわね(笑)」
こもり校長「さぁ、ano先生を迎えて送る今夜の授業は…
『普通じゃない自分』」
あやのってぃー 三重県 19歳
こもり校長「学年は?」
あやのってぃー「大学2年生です」
こもり校長「あやのってぃーが、ちょっと周りと自分で違うなと思っていることって何なの?」
あやのってぃー「よく周りの人にファッションが個性的で、普通じゃないって言われることがあります」
こもり校長「出たー ちょっとファッションって言われがちよな」
ano先生「うーん」
ぺえ教頭「そうだね。anoちゃんは言われたりしたことある?」
ano先生「僕も結構多かったですね。前やってたグループでも毎回“おじさんみたい”とか言われました(笑)」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「意外なことを言われているんですね(笑) でも、自分では別におじさんだと思ってないわけですよね?」
ano先生「そうですね。でも言われる筋合いないけどなって思ってたんで、好きなファッションしてたから、あんま気にしてはなかったんですけど」
こもり校長「え、あやのってぃーはどんな服を普段着てるの?」
あやのってぃー「普段はストリート系が結構多くて。原色が結構入ってます」
ぺえ教頭「あ、なるほど。ちょっと私みたいなこと?(笑)」
あやのってぃー「はい(笑)」
こもり校長「うちの教頭は原色がすごいからね」
あやのってぃー「(笑) あと他には、ダメージ系のジーンズとかそういうのが」
ぺえ教頭「はいはい。もうすごく大きな穴が開いたような感じ?」
あやのってぃー「はい、そうです(笑)」
ぺえ教頭「分かるわ」
こもり校長「あるよね。それ全部破れてんじゃんみたいな」
あやのってぃー「(笑)」
ぺえ教頭「可愛いよね」
ano先生「ありますね」
こもり校長「今日、ダメージ履いてますよね?」
ano先生「今日は思いっきりビリビリに破れたもので(笑)」
ぺえ教頭・あやのってぃー「(笑)」
ano先生「たまに、“お金ないの?”とか、“布買ってあげるよ”とか言われます(笑)」

ぺえ教頭「ちげーよってね(笑)」
ano先生「ちげーよって思って(笑)」
こもり校長「ガッツリいじられてるじゃないですか」
ano先生「めちゃめちゃいじられるんですよ(笑)」
こもり校長「でも、そういうのを着てて、あやのってぃーも友達から突っ込まれるってことでしょ?」
あやのってぃー「はい。家族にも突っ込まれます」
こもり校長「何て言われるの?」
あやのってぃー「“穴開いとるから縫ったろか?”とか言われます(笑)」
ぺえ教頭「同じだね」
ano先生「やっぱり。寒いからね」
こもり校長「(笑) 特にこの時期の三重県は寒いからね」
あやのってぃー「はい、寒いです」
ぺえ教頭「校長の出身地ですね」
こもり校長「盆地だから」
ぺえ教頭「三重でちょっと個性的なファッションはどう? 校長的に浮く?」
こもり校長「浮くね。俺も三重県出身だから分かるけど、原色は浮くかな」
ぺえ教頭「そっか。私みたいな色彩の暴力が歩いてたら浮いちゃう?」
ano先生・あやのってぃー「(笑)」
こもり校長「浮くと思う。色の強いもの着てたら突っ込まれたりしない?」
あやのってぃー「めっちゃされます」
こもり校長「そうだよね」
ぺえ教頭「やっぱ1つは色味なんだね」
こもり校長「基本、コンクリか、緑か、土の茶色ぐらいしか三重県には色がないから。そうだよね?」
あやのってぃー「はい(笑)」
こもり校長「あって、川の水色とか」
ぺえ教頭「そっか。街並み的にもちょっと色が少ないというか」
こもり校長「そうそう。だって、あやのってぃーが見たことある町の原色の色って、イオンの赤ぐらいじゃない?」
ano先生「(笑)」
あやのってぃー「本当にそうですよ」
こもり校長「そうだよね(笑) 本当にそうなのよ」
ぺえ教頭「ギリギリ、すき家の赤とかね」
こもり校長「そうそう。だから、ちょっと浮くっていうのはあるかもな。三重県は浮くわ」
あやのってぃー「はい」
こもり校長「でも、自分の中ではしっくりくる場所とかあるの?」
あやのってぃー「名古屋行った時かな(笑)」
こもり校長「名古屋な」
ぺえ教頭「名古屋だったら、まだ結構堂々としてられる?」
あやのってぃー「はい」
こもり校長「あそこまで出れば、栄えてるからね。駅の前にビックカメラとかあるし」
あやのってぃー「(笑)」
こもり校長「でも、嫌だね。基本的に三重にいるのにね」
あやのってぃー「はい」
ぺえ教頭「そうだよね。そこで自分らしいものを発揮したいよね」
あやのってぃー「はい、そうですね」
こもり校長「ano先生は、周りに何か言われても、そのファッションで貫けるタイプですか?」
ano先生「貫けますね。貫いてきました。僕も結構言われたり、“あぁ、今浮いてるんだろうな”とか思ってたけど、別に他人の目を気にして、やっぱ服が大好きっていいことだなと思うから、それを誰かのために削ぎ落とさなくても、自分が楽しく生きられるのは素敵な個性だなっていうか、いいとこだなって思いました」
こもり校長「あやのってぃーはどうなの? 周りから言われて、ちょっとセーブしちゃう自分みたいなのいるの?」
あやのってぃー「心の中ではちょっとセーブしたいなって思うんですけど、自分が着たいから着てるんで、着ちゃいますね(笑)」
ぺえ教頭「じゃ、いいね」
ano先生「うん」
こもり校長「いいと思う。でも、ちょっとそう思うと、着たい服もちょっとおしゃれに見えなくなるというかさ」
ぺえ教頭「あ、迷いが出る?」
こもり校長「枷を付けて着る服ってっていうのはちょっとなんかね。だって、結構、洋服はお金とかもかかるんじゃない?」
ano先生「確かに」
あやのってぃー「かかりますね」
こもり校長「月にどれぐらい使ってんの?」
あやのってぃー「多い時で、月に5万ぐらいは」
こもり校長「だいぶ使ってるよ!」
ぺえ教頭「すごいね」
こもり校長「俺、23歳ぐらいまで無理だったもんね」
ぺえ教頭「いや、本当よ」
ano先生「無理無理」
こもり校長「5万なんて払ったら、俺、先輩のとこ行って、“ご飯おごってください!”ってやってたもんね」
ぺえ教頭「そうだよね。それだけ好きなんだね」
あやのってぃー「はい、大好きです」
こもり校長「だったら、気にせず着た方がいいですよね?」
ano先生「うん。もう絶対着た方がいいと思います」
ぺえ教頭「だんだん、その浮いてる具合も心地よくなってくるから、そこまで行きなさい」
ano先生「うんうん。突き抜けて(笑)」
ぺえ教頭「だんだんワクワクしてくるわよ。“あの大人、あんな目で見てきたわね。この野郎”って思いながら、楽しくなってくるから(笑)」
ano先生「(笑)」
こもり校長「“何を言われるんだろうな?”みたいな」
ぺえ教頭「そうそう。“そんな目で見てるんだったら、面白いことでも言ってみなさいよ”ってね」
こもり校長「逆に?(笑)」
あやのってぃー「(笑)」
ano先生「確かに(笑)」
こもり校長「確かにそういうのはあるかもね。でも、やっぱano先生が言ったみたいに自分が着たい服だから、人のために削ぎ落とすのもアレですよね?」
ano先生「そうですね。自分のためのファッションだから、いいと思います」
ぺえ教頭「ファッションは特に自分軸で生きて欲しいよね」
こもり校長「あと、確かに同じ三重県出身だとしたら、浮くだろうけど、一歩外に出たら全然大丈夫だから、俺はそれが嫌で中学で上京して出てるんだから」
ぺえ教頭「そうか。早いよね」
こもり校長「だって、小学校の時、編み込みとかドレッドとかして、周りのお母さんたちから、すごい変な目で見られたもんね。でも、俺は絶対これがカッコイイと思って貫いたら今があるから。行ききれば、相当いいものになるから、もう負けじと行っちゃって」
あやのってぃー「はい、分かりました」
こもり校長「ありがとね」
ぺえ教頭「ありがとね」
ano先生「ありがとうございます」
あやのってぃー「ありがとうございます」
こもり校長「明日も楽しんで」
ぺえ教頭「バイバーイ」
こもり校長「ありがとね」
あやのってぃー「ありがとうございます」
♪ 絶対小悪魔コーデ / ano
こもり校長「『絶対小悪魔コーデ』。“好き嫌い好き嫌いどっち”“嘘じゃない嘘じゃないマジ”」
ぺえ教頭「噛み砕いて聴いてるわね(笑)」
こもり校長「ちょっと感情が出てきちゃうのよ」
ぺえ教頭「こういう曲を聴くと?」
こもり校長「こういう曲を聞くと、というか、ano先生と一緒にいると、僕は普段ネガティブなんですけど、もっと強い気持ちが出てくるというか。むかつくとか、負けたくねえとか、だから、これも今聴いていると」
ぺえ教頭「心の底から湧いてくる?」
こもり校長「うん、やっぱりあの時、中学でドレッドしてた事にって間違ってないな、みたいな」
ぺえ教頭「また、すごい目したね」
ano先生「(笑)」
こもり校長「俺だって今ここにいるし、みたいな、高圧的になるんだよね」
ぺえ教頭「ちょっと初心も出てくる感じ?」
こもり校長「出てくる出てくる。それが今…」
ぺえ教頭「今、anoちゃんからパワーをもらってね」
ano先生「良くないですか? いい?」
ぺえ教頭「もう支えてもらってね」
こもり校長「なかなかないですから、この僕も」
ano先生「そんなんだ。熱い人だって思って」
ぺえ教頭「(笑)」
こもり校長「普段はこんなキレていないですよ、世の中には。何か今日がたまたま燃えているだけで」
ぺえ教頭「anoちゃんと好きになってきてるね。どんどん引き込まれるよ。この時代に生まれてきてくれて、ありがとう」

ano先生「ありがとうございます(笑)」
こもり校長「急に勝手に時代背負わせないでくれる(笑)」
ano先生「(笑)」
ぺえ教頭「ごめん(笑) 令和は怖いわね(笑)」
さて、ここからは…『農業部 supported by JA全農』!!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 農業部では毎週この活動を行っています!
SCHOOL OF LOCK!農業部検定」
こもり校長「生徒のみんなに、農業について、より深く、より楽しく知ってもらうために、農業にまつわる問題を出題。正解した生徒の中から抽選で1名に、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
ぺえ教頭「答えはTwitterで受け付けます。答えと“#スクールオブロック農業部検定”をつけて、つぶやいてください!」
こもり校長「問題を出題してくれるのは、我が校の農業部員、あ~お先輩、萌ちゃん先輩。よろしくね!」
明桜先輩「農業部部員、虹のコンキスタドール、大和明桜です!」
萌ちゃん先輩「農業部部員、鶴見萌です!」
明桜先輩「今回は“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け! ファンファーム シーズン3”の#13を予習していれば、すぐに分かる問題となっています! SCHOOL OF LOCK! 農業部検定、問題!
私たちは今回、生産者の方が丹精込めて作った農作物を選果、選別して、箱詰めして出荷する場所、“選果場”に行って、 野菜の箱詰めなどに挑戦しましたが・・・ そこで扱った野菜の一つ“ミニトマト”とは、何語でしょうか?
A:英語 B:日本語 C:フランス語」
萌ちゃん先輩「それではシンキングソング、いきますよ。本日のテーマは…新曲! 虹コンの新曲ができたんだよね」
明桜先輩「できましたね~!」
萌ちゃん先輩「この曲ができた時、あーおちゃんはどう思った?」
明桜先輩「私は怖カワイイなと思いました」
萌ちゃん先輩「私は最初イントロ聴いた時、本当に怖すぎてびっくりしちゃって、“怖っ!”ってめっちゃ声に出た記憶がある」
明桜先輩「でも、虹コン念願のハロウィン曲ですからね」
萌ちゃん先輩「そうよ。毎年言い続けてたのが、いよいよ出来ましたけど、いやぁこれハロウィン当日とかに歌えたらいいよね」
明桜先輩「そうですね~!」
萌ちゃん先輩「楽しみ~」
♪ 僕はキミだけのおばけちゃん / 虹のコンキスタドール
萌ちゃん先輩「怖カワイイでしょ~」
明桜先輩「MVも怖カワイイので、観て欲しいですね」
萌ちゃん先輩「それでは、正解を発表していきます! 答えは…… Bの日本語 です!」
明桜先輩「解説していきます。ミニトマトは、日本人が作った和製英語、つまり日本語です。英語ではミニトマトのことを“チェリートマト”と言うので、英語でミニトマトのことを伝えたい時は気をつけてくださいね」
萌ちゃん先輩「そして、私たちが今回伺ったのが“選果場”。 まさに生産者の方が作って下さった農作物を選んで、箱詰めして、出荷するところです。 この選果場があることによって、生産者の皆さんに農作物を作ることに専念してもらえて、美味しい野菜が私たちのところに届くんですね」
明桜先輩「私たちも箱詰めを体験したんですけど、萌先輩どうでした?」
萌ちゃん先輩「私はミニトマトやったんだけど、作業自体は結構簡単なのよ。でも、やっぱプロの方々のスピード感がとんでもなくて、すごいことだなと思いました」
明桜先輩「私、キュウリを箱詰めしたんですけど、本当に私がのろくって、もう周りの作業員の方が、私が終わった頃には誰もいませんでした(笑)」
萌ちゃん先輩「休憩入っちゃってた?(笑)」
明桜先輩「はい(笑)」
萌ちゃん先輩「それでは、教頭、当選者の発表お願いします!」
こもり校長「「あーお先輩、萌ちゃん先輩、ありがと!」
こもり校長「それでは、正解者の中から1名当選者を発表します。当選者は… ちゃびさん おめでとう!」
ぺえ教頭「正解した、ちゃびさんには、JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
こもり校長「スクールオブロック農業部検定、来週の予習範囲は“#14”」
ぺえ教頭「“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け! ファンファーム シーズン3”の#14を見れば、すぐに分かる問題なのでぜひ予習して参加してください!」
こもり校長「…ということで、今日の農業部の活動は以上!」
それでは本日の授業に戻ります!!
こもり校長「11時台ですけども、ano先生は夜更かしする方ですか?」
ano先生「そうですね。夜更かしです。朝と昼がこない生活みたいな」
こもり校長「え? そこが睡眠時間ということですか?」
ano先生「そうですね。大体、朝寝てる感じです」
ぺえ教頭「でも今忙しいから、それ大変じゃない?」
ano先生「いや、何とかやってます(笑)」
ぺえ教頭「大丈夫?(笑)」
ano先生「全然」
こもり校長「本当になんとかやってそうね」
ぺえ教頭「夜は何していることが多いの?」
ano先生「夜は…録画したテレビ見たりしてます」
こもり校長「テレビっ子?」
ano先生「そうですね。バラエティー好きで」
こもり校長「だから、あの感性なんだね。瞬発力というか」
ano先生「(笑)」
こもり校長「あれは見てないとできないもん」
ぺえ教頭「でもバラエティーが好きなんだ。ちょっと意外だったかもしれない」
ano先生「面白い人がいっぱい出てるから(笑)」
こもり校長「今だにそうやってテレビをちゃんと言ってくれる人、なかなかいないと思うよ」
ぺえ教頭「お家で1人で笑ってるの?(笑)」
ano先生「そうですね。わ~って笑ってます(笑)」

こもり校長「さぁ10月12日、新曲『普変』をリリースしたano先生ですが、早くも次の新曲が告知されております。11月25日金曜日に全国公開となる映画『メイヘムガールズ』の主題歌に、ano先生の歌う『ンーィテンブセ』が決定ということで」
ぺえ教頭「お、よく読めた!」
こもり校長「正しいのかどうか分からないけど」
ano先生「合ってます」
こもり校長「ンーィテンブセ」
ano先生「ンーィテンブセ」
ぺえ教頭「anoちゃんもいけてるの?(笑)」
ano先生「僕、今日初めて言いました。本当に初出しなんで」
こもり校長「だから、これまだ初出しと言っててるぐらいだから、映画の予告編でちょっとだけまだ聴くことができる曲なんですね」
ano先生「一瞬流れてます」
ぺえ教頭「“ン”から始まる言葉って存在したのね(笑)」
ano先生「(笑)」
こもり校長「これを“ン”から始まる言葉として存在させるのかというところもあるけどね」
ぺえ教頭「そうか(笑)」
こもり校長「そして、何と『チェーンソーマン』のエンディング曲も担当されるということで」
ano先生「イエース」
ぺえ教頭「イエース(笑)」
こもり校長「いや、これはすごいよ。『チェーンソーマン』がアニメ化されるってなって、オープニングもありつつも、エンディングが毎週担当する方が違うというので、ano先生のがいつ流れるかというところですけど、『ちゅ、多様性。』って曲が…」
ano先生「『ちゅ、多様性。』(笑)」
ぺえ教頭「多様性を愛すってこと?(笑)」
ano先生「違います」
ぺえ教頭「キスの擬音形かなと思ったけど」
ano先生「お楽しみなんです」
ぺえ教頭「ごめんごめん(笑)」
こもり校長「確かに。いつ流れるのかも言ってないですからね」
ano先生「まだ何にも言えない。何にもないです」
こもり校長「これ、本当に何も言えないもんね」
ano先生「ですね(笑) お楽しみに」
ぺえ教頭「それしか言えないのね(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!に登校してくれてる生徒は、火曜日のSCHOOL OF LOCK!終わった後の深夜に見られるから、楽しみにしといてくれたら」
ano先生「そうです」
こもり校長「“今週キタ!”ってね。
さぁ、ano先生を迎えて送る今夜の授業は…!
『普通じゃない自分』」
つぶれたぽてとまと 熊本県 13歳
こもり校長「学年は?」
つぶれたぽてとまと「中2です」
ぺえ教頭「お、中2、高2は…好きにしなさい」
つぶれたぽてとまと「了解です」
ぺえ教頭「ありがと。こういう空気あるのよ。anoちゃん、どう?」
ano先生「びっくりしちゃった(笑)」
こもり校長「つぶれたぽてとまと、ありがとね」
つぶれたぽてとまと「ありがとうございます」
こもり校長「つぶれたぽてとまと的な、何か普通と違うのかなと思うことは、何なの?」
つぶれたぽてとまと「自分の趣味が絵を描くことで、絵を描くことが好きなんですけど、その絵の描く内容がグロい絵ばかりってことが普通じゃないのかなって」
こもり校長「絵を描くことは好きなんだね。じゃずっと絵は描いてる感じ?」
つぶれたぽてとまと「はい、2年ぐらい」
ano先生「すごーい」
こもり校長「自分の好きなものが分かってるっていうのはいいことだけど、そのラインナップを見てみると、グロい絵ばっかっていうこと?」
つぶれたぽてとまと「はい」
こもり校長「いつごろからグロい絵を描くことになったの?」
つぶれたぽてとまと「夏休みに入ってからとかですかね」
こもり校長「あ、今年?」
つぶれたぽてとまと「はい」
ぺえ教頭「最近っちゃ最近だ」
こもり校長「今まではどんなの描いてたの?」
つぶれたぽてとまと「今まで、どっちかっていうと可愛い系とかだったけど、今はちょっとグロい系ですかね」
こもり校長「それは何かきっかけとかあったの?」
つぶれたぽてとまと「自分が好きな絵師さんが、そういう系の絵を描いてる人だったから、“わ~ 自分も描いてみたい!”みたいになって、描き始めたらハマったみたいな」
こもり校長「いいですよね」
ano先生「いいですね。表現の1つですね」
こもり校長「自分が好きで、しかも明確にその絵師さんがいるわけでしょ?」
つぶれたぽてとまと「はい」
こもり校長「それで影響を受けてっていうのは変ではないと思う」
ぺえ教頭「そうだよね。好きなジャンルの絵を描くのが一番表現できそうな気するし」
こもり校長「そうだよね。なんかちょっと変なのかなって思う瞬間はあるの?」
つぶれたぽてとまと「友達もたまに描いてたりするんですけど、頻度は自分がそれ以上に多くて。スケッチブックを見直したら、そればっかりみたいな」
こもり校長「なるほどね。量が圧倒的に多いんだ?」
つぶれたぽてとまと「はい」
こもり校長「え~ でもそれが好きだからいいと思うんだよ」

ano先生「好きなことだし。何か好きなものなくて、悩んでる人もいるじゃないですか。めちゃめちゃ素敵な趣味だし、むしろ伸ばしてって欲しいと思うますよね」
つぶれたぽてとまと「ありがとうございます」
こもり校長「それを描いている時は、どうなの? それを描けてる自分みたいなのは?」
つぶれたぽてとまと「それを描いてる自分は好きです」
ano先生「いいですね」
ぺえ教頭「描いてる時は心地いいの? スッキリもするの?」
つぶれたぽてとまと「はい」
こもり校長「いいんじゃない? 音楽の話になるけど、俺はだってみんながJ-POPばっか聴いている時に、ものすごく洋楽ばっか聴きまくってて。ま、ダンスやってたからなんだけど、“その洋楽はちょっと共有できない”ってめっちゃ言われてたけど、やっぱ好きだったから、すごく聴きまくって、プレイリストは布教してたけどね」
ano先生「でも僕も、それこそ中学生の時、血まみれというか、グロめの絵を保健室でよく描いてて。でも、それをやっぱ先生とかには否定されちゃうの。これはみんなに見せちゃダメって言われてたりとかしたから、やっぱ不安になるのかなと思って。好きでやってるけど、その周りからの目が不安になったりするから、送ってきてくれたのかなとか思って」
つぶれたぽてとまと「はい。特定の人には見せられてるんですけど、その他の人に見せるのはちょっとみたいな。自分でも、そこは制限してるんですけど」
ぺえ教頭「だから、今はちょっと分かってくれる人が分かってくれればいい、みたいな感情も持って、自分が好きな絵を描き続けるとかはどうなのかしら?」
つぶれたぽてとまと「そうですね」
ぺえ教頭「今はちょっとグロい絵のモードなのかもしれないけど、もしかしたらもうちょっとしたら、またかわいい絵を描きたくなるタイミングも来るかもしれないし、その自分の感情を素直に私はスケッチブックにぶつけて欲しいかな」
こもり校長「あと、自分の表現したものを見せる人・対象を自分で制限できるって、すごいことだなと思うというか、それが例えグロいであろうと可愛いだろうと見て、これは私が描いたやつ認めてよって、俺かわいいのでも押し付けられたら、ちょっと“いい、いい、そんなポップなの”ってなるし、人によって好みもあるだろうし、それを自分が表現してるもので理解できているってことが、俺はやっぱすごいなと思うというか」
ぺえ教頭「anoちゃんはみんなに自分の感情をわかって欲しいって思ってる?」
ano先生「僕は全然思ってない方。その分、自分のことを分かって欲しいとか、本当の自分こうですっていうのは、あんまり思ったことがないというか、伝わらなくて、もどかしいイラつきとかはあるけど。かと言って、それを押し付けることは表現ではないなとか思うし。やっぱ結局自己満足になっちゃけど、それでいいなって思って」
ぺえ教頭「自分が自分を一番理解してればいいかなっていう感覚?」
ano先生「うん、そうそう」
こもり校長「だから 今、つぶれたぽてとまとが、それを表現できてるっていうのが、俺は君がすごいと思う」
つぶれたぽてとまと「ありがとうございます」
ano先生「すごい」
こもり校長「だから、考えることもあるだろうし、周りの目をとかっていうのももちろんあるだろうけど、気にせず溜め続けてはほしいな。止めずに」
つぶれたぽてとまと「はい」
ぺえ教頭「そうだよね。今の感情でしか描けない絵もたくさんあると思うし」
ano先生「大丈夫。無駄なことは一つもないから。続けることが一番難しいことでもあるから、続けてほしいなって思いました」

つぶれたぽてとまと「はい。ありがとうございます」
こもり校長「止めずにこれからも描き続けて」
つぶれたぽてとまと「はい」
こもり校長「話してくれて、ありがとね」
ぺえ教頭「ありがと~」
ano先生「ありがと」
つぶれたぽてとまと「ありがとうございました」
♪ F Wonderful World / ano
こもり校長「いや、もう本当に何言われてもいいというものが、自分を表現してる時もたまにありますから。本当に何がどうなるかわかんないですもんね。『F Wonderful World』です」
ぺえ教頭「嘘のない歌詞」
こもり校長「ホントだよね(笑) ストレートで俺すっごく好き」
もちもちぱえん 愛知県 18歳
こもり校長「学年は?」
もちもちぱえん「高校3年生です」
こもり校長「もちもちぱえんが思う、普通じゃないなと思うことは何なの?」
もちもちぱえん「笑うツボが周りと違うことです」
こもり校長「なるほどね。結構それは如実に出てんの?」
もちもちぱえん「授業中に静かな時に1人でツボに入っちゃったり」
ano先生「分かる(笑)」
ぺえ教頭「anoちゃん分かる(笑)」
もちもちぱえん「逆にみんなが笑ってる時には、面白いと思えなくて、愛想笑いになっちゃったり」
こもり校長「これ分かります?」
ano先生「めっちゃ分かります。今でもテレビの番組とか呼ばれた時、真面目に話聞いてくれてるのに、人の顔を見て、ツボに入っちゃって、笑う場面じゃないのに、ずっと笑って、次に進まなくなっちゃったり(笑) で、一旦止めたりとか」
こもり校長・ぺえ教頭「(笑)」
ano先生「結構、支障あるんですよ(笑)」
こもり校長「でも、もちもちぱえんもちょっとそういう感じってことでしょ?」
もちもちぱえん「はい、そうです」
こもり校長「でも自分的には何かちょっと違うな、ズレてんなって思うの?」
もちもちぱえん「思いません」
こもり校長「あ、思わないんだもんね」
もちもちぱえん「はい」
こもり校長「何なら周りが…ぐらいのテンションか」
もちもちぱえん「そうです」
こもり校長「だから、感覚がズレてるとも思わないから、自分が“あれ、今1人だけ?”っていうのは周りを見て気付くみたいな?」
もちもちぱえん「はい、そうです」
こもり校長「そうか。そこはしょうがないもんね」
ano先生「うん、直しようがない(笑)」
こもり校長「これは、もちもちぱえん的には悩んではいるの?」
もちもちぱえん「みんなと一緒に笑いを共有したいなっていうのはあります」
こもり校長「あ、だから悩んでいるというよりは、“これ分かってほしいな~”みたいなものが強いってことだよね?」
もちもちぱえん「はい」
ぺえ教頭「そんな自分のことは好き?」
もちもちぱえん「ん~ あんまり自覚がないんで(笑)」
こもり校長「だって、そもそも面白いから笑ってるんですけどっていう状態ってことだもんね」
もちもちぱえん「はい」
こもり校長「それは友達には相談したりとかをしたの?」
もちもちぱえん「あぁ、1人の子には言ったことあります」
こもり校長「何て言われたの?」
もちもちぱえん「別にいいんじゃないみたいな感じで(笑)」
ぺえ教頭「今、話してる感じも、もちもちぱえんのこの感じが私たちは好きよ(笑)」
もちもちぱえん「(笑)」
ano先生「とってもいいと思います」
こもり校長「だから要は、もちもちぱえんも別に悩んでるとか、直したいとかっていうよりかは、本当に“共有したいのに~”の方が強いってことだもんね?」
もちもちぱえん「そうです」
ぺえ教頭「たまにはそうなるか」
こもり校長「そうそう。“笑わないのね、皆さん”みたいな。ここがこんな面白いのに、って」
ぺえ教頭「分かるな。みんな笑ってても笑えないみたいな時もあるよね。私そっちの方が多いかもな(笑)」
こもり校長「俺も」
ano先生「確かにそれもある」
こもり校長「俺、愛想笑い上手いって自分で思ってるもん」
ぺえ教頭「自分で言うのね(笑)」

ano先生「(笑)」
こもり校長「俺たまにオンエアー見た時、自分で感心する時あるもん。俺やっぱ愛想笑い上手いなって。anoちゃんは愛想笑いします?」
ano先生「僕は割とやっぱそういうのにしないタイプなんですけど。でもやっぱちょっとさすがに空気読んで笑っておかないとダメなのかなって思う時は笑ってるし、後から見直して“あ、上手いな”って思う(笑)」
こもり校長「お姉さんは?」
ぺえ教頭「私? 私もなるべく本当に面白くなかったら笑いたくはないんだけど、でも何か私のせいでこの空気悪くなるんだったら笑っといた方がいいかなって思って笑ったりはする。でも、画面で無理して笑ってる自分を見ると、何かちょっと心苦しくなるよ」
ano先生「分かる(笑) ヤだなって思うね」
ぺえ教頭「それを自分で見られない。何か胸騒ぎがするって言うか、何か頑張っちゃった、頑張っちゃったって」
ano先生「これ面白いって思われんのの嫌だし」
ぺえ教頭「こんなに面白くないものを、私が面白いと思われてるのも癪よね」
こもり校長「もちもちぱえんは今の話、共感する?」
もちもちぱえん「共感します(笑)」
こもり校長「なんだよ~ 2人が共感しますみたいに乗ってきたのに、急にフタを開けたら、3対1になってるじゃん。びっくりした(笑)」
ぺえ教頭「でも、これも各々のツボなのよ。人間だからね」
こもり校長「もちもちぱえんも頼むぜ」
ano先生「(笑)」
こもり校長「ここにいてもこうなるんだから、好きなところで笑って、好きなところで愛想笑いしていこうぜ、みんなで。ありがとね」
ぺえ教頭「無理ない程度に」
こもり校長「無理すんなよ」
ano先生「ありがとう~」
もちもちぱえん「ありがとうございます」
ano先生「みんな個性的でした」

こもり校長「そうね、結果1人1人だから、各々だから個になるから個性的にはなっていくと俺は思うけどね」
ぺえ教頭「その個性的をanoちゃんが包んでくれたね」
こもり校長「ホントそう思う」
ぺえ教頭「ホントにいい時間だわ」
こもり校長「何かみんな感情的になってたな。喜怒哀楽含めてさ。俺は怒だったけど」
ぺえ教頭「(笑) 感情が素直だったね。今日の授業テーマがそうさせたんだろうね」
こもり校長「みんな電話に出てくれた生徒は、みんなが“こう思います”みたいに言ってくれたのは、やっぱano先生が来てくれたからかなとは思ったな」
今日の黒板

『 君が君らしくいることが特別だ☺ 』
♪ 普変 / ano
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です! 2時間どうでしたか?」
ano先生「優しかったから嬉しかった」
ぺえ教頭「よかったわ~」
ano先生「楽しくできました」
ぺえ教頭「私は好きな空間だった。私は校長も徐々に徐々に引き込まれていって」
こもり校長「そうそう。正直、最初はめちゃくちゃ緊張してたんですけど」
ぺえ教頭「そうだね(笑)」
こもり校長「途中から、もう楽しくなっちゃって」
ano先生「よかったです」
ぺえ教頭「ずっとぬるいお湯に浸かってる感じで」
ano先生「(笑)」
ぺえ教頭「褒め言葉よ」
こもり校長「そう。長湯するんだったら40度ぐらいがいいから」
ano先生「(笑)」
ぺえ教頭「ベストな温度だったわ」
ano先生「よかったです」
こもり校長「また来てください」
ano先生「ぜひ」
こもり校長「あ、よかったよかった」
ぺえ教頭「また来てくれるの?」
ano先生「来ました。…来ます」

ぺえ教頭「来るね」
ano先生「うん」
こもり校長「(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭・ano先生「また明日~~~~~~!!!!」

こもり校長の放送後記
感情が出た!!
ぺえ教頭の放送後記
普通?は?
配信期間は終了しました
Music 2022.10.20 PLAYLIST
-
22:06
22:21
22:26
22:36
22:49
22:59
23:03
23:21
23:40
23:51
ano「ぼくが歌うべきだな」新曲『普変』はクリープハイプ・尾崎世界観が提供
anoさんが、10月20日(木)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。12日(水)リリースのデジタルシングル『普変』や、今後発表される新曲について、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭の質問に答えました。