
今夜の授業を職員のジェーンが振り返り
今日は予定していた授業テーマを急遽変更。
大雨の被害を受けている九州地方の生徒と電話をつなぎ、今の状況を聞いていきました。
※ちなみに今回はこもり教頭が『全国教頭審議会 2020 Summer』に参加したため、10時台はお休み。11時台から授業に出席しましたm(__)m
最初に電話をつないだのは、さかた校長と同じ福岡県みやま市出身の生徒 RN:抹茶になりたい。今日は大雨当別警報が出され一日中エリアメールがとまらない状態で不安だったという。
そして同じく福岡県に住む生徒 RN:きゅっsun は現在高校3年生。今週からテストだったこともあり、ただでさえコロナの状況を受けているので大雨で休校になるのでは・・・と思うと不安だと心の声を聞かせてくれました。
続いて広島県の生徒 RN:ぱるもん は家族で避難所に移動しようとしたけど雨が強くて避難が出来ず、、。近くのおばあちゃんの家に避難中。2年前の西日本豪雨の被害もあるので怖い思いをしていると話してくれました。
次に電話をつないだ、大分県の RN:アップルチェリー は、サイレンやエリアメールがひっきりなしに鳴りっぱなしだった状況が2年前の豪雨と似ていて同じ状況になるのではないかと怖い思いをしていたそう。。
そして23時台。この時間になり、こもり教頭がカムバック!!
校長&教頭2人そろって、春から大学進学で佐賀県に引っ越してきたという RN:アイシールド12 に電話。慣れない土地で一人ぼっち、初めての経験に不安な中、校長&教頭の2人から励ましの声をかけていきました。
最後は、熊本県の生徒 RN:8月は6月生まれ に電話。「明日、休校になるかな」ってちょっとだけワクワクしてたけどニュースを見て事の重大さに気が付いてとても怖くなりました。。と素直な気持ちを聞かせてもらいました。
今日の生放送授業では、もともと予定していた授業を急遽変更したけれども、、まずは、テーマを書いてくれていた生徒のみんな、ありがとう。そしてごめんね、、!またどこかの機会でこの授業もやると思うのでその時はぜひ!!
まだまだ不安な生徒は遠慮なく学校掲示板やメールにその気持ちを書き込んでね( ˘ω˘ )。。
��篆≧�������篋����障����
九州地方の生徒のみんな、大丈夫、、?

さかた校長「今日のニュースを観ていて、九州地方、長崎、佐賀、福岡に大雨特別警報が出ていて、この声が届いている生徒のみんな、大丈夫か? 不安な夜を過ごしてないだろうか?
当然その地域にも、それ以外の地域にも、このSCHOOL OF LOCK!を聴いてくれている生徒がいるわけなんだけども…。たくさん書き込みが来ているから、ちょっと読みたいと思います」
昼にめっちゃ雨が降ってきてものすごく怖かった。風も強かったし風の音も怖くてあまり授業に集中できなかった。学校は5時間目で終わってその後先生からの話があり先生の話が終わって早く家に帰ったんだけど帰りがものすごく雨が強かった。それに雷もなって恐怖を感じた。恐ろしかった。怖くて足めっちゃ震えた。。人生の中で一番雨がこんな多く降ったのが初めてだったから。
しかも、明日テストだから情緒不安定になってどうしたらいいのか分からなくてなってきました。
今も怖いです。雨が怖い…風が怖い…
女性/15歳/長崎県
2020-07-06 21:47
さかた校長「音はなぁ…。窓が震える音だったり、窓に打ち付ける雨の音とかも怖いと思うし。それを聞かないように色んなテレビとか音楽をつけたとしても、上回って聞こえる音ですごく怖くなる気持ちわかるけどな。
長崎も大雨特別警報出てて大変だもんな。しかも、明日テストか! よりによってこういうの重なるんだよな…。でも、ちゃんと届いてるから」
私の地元熊本がすごい被害に遭いました。
こんなことになると思わなかったのでびっくりです。私の家も床上浸水でした。市内の方はもっとひどいところがあるのでお互い支え合いたいです。
全国の皆さん!応援してください!
女性/16歳/熊本県
2020-07-06 21:39
さかた校長「そうか、さるのたんたん、床上浸水な…。自分の大事なものとか家の物が濡れて、ムカついてやるせないと思うけども、本当に無事で良かったよ。今からまだ注意しなくちゃいけないかもしれないけど、ひとまず耐えて頑張ってくれてよかった」

さかた校長「そうか、電車止まって…。学校は、みんな帰れない子たちで、クラスメイトで一緒に泊まってるのかな? ラジオ聴けてるだろうか。少しでも聴けてみんなと一緒にいるんだってわかって、少しでも不安が安らいでくれたら、すごく嬉しいんだけども」
たくさんの書き込みが寄せられる中、電話ができるという生徒がいるので直接話を聞いて行くぞ。
抹茶になりたい 福岡県 15歳 女性
RN 抹茶になりたいは、『ドライ部』でさかた校長とオンラインドライブをしてくれた!
さかた校長「この間あんなに楽しくやったけど、ちょっと大変なことになっちゃったな」
抹茶になりたい「そうですね…」
さかた校長とRN 抹茶になりたいの地元、みやま市。
現在は雨もだいぶ落ち着いてきていて、ピーク(13時~15時頃)も過ぎているが、もしかしたら少し雨脚が強くなるかもしれない、とのこと。
さかた校長「学校はどうなったの?」
抹茶になりたい「学校は午前中で終わって、そこからすぐ帰ることになりました。明日は休校という形になっています」
さかた校長「ちゃんと帰れたか?」
抹茶になりたい「スクールバスだったんですけど、スクールバスは自分の家から1㎞ぐらい離れたところで降りるんです。そこから歩いて帰らなきゃ行けなかったんですけど、傘さしてても雨と風が強くて、傘が役に立たないぐらいすごかったです」
さかた校長「風も横殴りで強いもんね。大丈夫か? びしょぬれになったろ?」
抹茶になりたい「はい、もう本当にびっちょびちょになりました(笑)」
さかた校長「(笑) メールで警報のアラームみたいなやつが届くでしょ?」
抹茶になりたい「はい。もう今までで20件ぐらいきてます」
さかた校長「20件もあった!?」
学校では携帯電話の持ち込みは原則禁止らしいけれど、みんな持ってきていて、エリアメールが一斉に鳴っていたそう。
そして今現在は、家族のみんなと家にいると言うRN 抹茶になりたい。
さかた校長「みんな大丈夫そうか?」
抹茶になりたい「はい、みんな大丈夫そうです。でも、本当は避難しようとしてて、近くの小学校までの道のりを調べてたら、川が若干危ない状態で、家族におばあちゃんがいるから、今すぐに避難できないから家に留まっているっていう状態です」
さかた校長「俺は地元だからわかるけど、川だけじゃなくて用水路とかな。農道やから、その辺の水が溢れて道路との境目がわからんからね。そこが一番危ないもんな」
抹茶になりたい「はい」
さかた校長「一応、近くの学校が避難場所ではあるんやね」
抹茶になりたい「はい」
さかた校長「いつでも避難できる準備はできてるの?」
抹茶になりたい「はい、できてます」
さかた校長「そうか! じゃあ家族みんな一緒ならね。また停電とかなっちゃうと大変だけど…」
また、電池式のラジオがあるので、SCHOOL OF LOCK!を聴くことができるのはもちろん、災害の情報も入るそう。

さかた校長「でも、怖かっただろ?」
抹茶になりたい「本当に怖かったです」
さかた校長「(災害のエリア)メールも怖いしな。音も怖いしね」
抹茶になりたい「はい」
さかた校長「今携帯で調べたらすぐ周りの被害がわかる分、ちょっと不安が増すところもあるけど。でも、こうやって話せて良かったよ」
抹茶になりたい「だいぶ落ち着きました」
さかた校長「本当によかったよ!
ピークは過ぎたかもしれないけど、家族一丸になって、この後も引き続き気を付けてくれ!」
抹茶になりたい「はい、ありがとうございます!」
RN 抹茶になりたい、話を聞かせてくれてありがとう!
また不安になった時は、いつでも掲示板に書き込んでね!
♪ Starrrrrrr - Bedroom ver. / [Alexandros]
こもり教頭は、本日、『全国教頭審議会2020 summer』に参加するために、SCHOOL OF LOCK!はおやすみ!
そして今日は、「知ったかぶりグランプリ」の授業をお届けする予定だったんだけど…書き込んだ生徒のみんな、ごめん!
今日は授業内容を変更して、少しでも、九州の生徒と話をして、寄り添っていきます!
さかた校長「さっき、RN 抹茶になりたいが電話してくれたんだけど、地元が一緒で、俺も福岡県みやま市なんだよ。それで、みやま市も特別警報が出てて、昼頃かな? 俺が実家の親に電話した時も、うちは農家で台風とかの被害もあるから、対策もバッチリやってすぐ避難できるように、父親とばあちゃんと3人で準備してるって言ってたんだけども…。
俺もニュースで自分の通ってた母校の小学校だったり中学校が避難所で、パって出ると、こっちにいてもやっぱりドキっとするしね。だから、そこに住んでて、ちょうど被害を受けてる君たちは本当に不安で心配だと思うから。
九州地方に住んでる生徒のみんな! 掲示板に書き込む余裕があったらでいいよ! 『学校掲示板』までメッセージを送って欲しい!」
朝、家を出て3分ほどで、傘をさしている意味がなくなるほど頭から濡れました。学校が早く終わって家に帰っている途中ではバスがタイヤまで浸かってゆっくりと走る様子も見ました。2年前ほどの勢いは無いもののそれに負けないぐらいの雨が降りました。学校が始まって間もないのにまた休みになるんじゃないかなと心配なところがあります。高校2年なのでこのままじゃ授業の進度に影響が出るかもしれなくて、困ります。今、筑後川氾濫の手前の警報が出たけどもし氾濫したら明日の休校だけじゃ済まなくなる。あぁー、何も起こりませんように…
他の川もだんだんと氾濫の手前まで迫っています
男性/17歳/福岡県
2020-07-06 22:08
さかた校長「福岡県の筑後川、久留米に大きい川が流れてて。街の名所ではあるけど、そういう川が途端に怖い対象になってしまう、っていうな。
それどころじゃない、受験生の君たちとか、学校の勉強が大事な時に、こういう災害とかで君たちの日常が脅かされるのが、ちょっとたまらないけども…。不安な夜は一緒に、少しでも気がまぎれるように分け合えたらなと思う」
次は電話を繋いで直接生徒から話を聞いて行くぞ。
きゅっsun 福岡県 18 女性
RN きゅっsunがいる所では、一番酷かった時よりは雨が収まってきたのだが、エリアメールで筑後川の氾濫警戒レベルが4になったというお知らせがきたとのこと。
さかた校長「きゅっsunは福岡でも筑後川の近くなの?」
きゅっsun「私は筑後川自体が流れてる地区ではないんですけど、その支流の川が流れてるところでもあるので、一番大きい川が氾濫したら大変なので心配です」
さかた校長「そうだよな…。今日は学校はどんな簡易だったの?」
きゅっsun「今日は最初はいつも通り学校に行ったんですけど、2限目が終わった後に3限を受けずに帰ることが決まって、そのまま下校になりました」
さかた校長「そうか。今は家で電話してくれてる? 今、家族みんなでいるの?」
きゅっsun「はい」
さかた校長「きゅっsunも帰る時は雨がピークで酷かったか?」
きゅっsun「私はわりと早めに帰してもらったので。私が帰った後に妹を迎えに行ったんですけど、その時には足首のくらいまで水が溜まってました」
さかた校長「そうか、もう道も浸水してるんだね。それも油断できないよね。道の脇とかに溝とか用水路もあるから、見えなくなっちゃって足がはまったりね」
きゅっsun「私の目の前の川とかも氾濫してるみたいで…。明日も学校があるかどうかまだ連絡が来てないので、受験生でもあるし、今週の木曜からテストが始まる予定だったんですけど、コロナとかで授業が進んでない中、また中止になったら…」
さかた校長「そうだね、授業がただでさえ遅れて進んでないからね。テストも受験に向けての大事なテストだもんね。頑張ろうという時に、たまらんなぁ…」

きゅっsun「きついです」
さかた校長「ラジオはどうやって聴けてるの?」
きゅっsun「ウォークマン使って聴いてました」
さかた校長「ウォークマンだと携帯も使いながら、いろんなニュースも聴けるからね」
きゅっsun「はい」
さかた校長「余裕があったらで全然いいから、掲示板でも、みんなすごく励ましの言葉を書いてくれてるし。読んだり、声を聴いて少しでもお前の気が紛れてくれるなら嬉しいからさ」
きゅっsun「はい!」
さかた校長「大丈夫だよ。みんないるから!
明日もどうなるかまだわからないし、酷くなる可能性もあるから、ご家族としっかり準備して、万全に対策を取って、君が一番最優先やから。気を付けてね。
不安だと思うけど、俺たちを頼って過ごしてくれ」
きゅっsun「はい、ありがとうございます!」
RN きゅっsun、不安な中、話を聞かせてくれてありがとう!
♪ カエルノウタ / 森七菜
九州地方の皆さん、本当に気をつけてください。
少しでも危険を感じたら、すぐに避難してください。
川の近くに住んでいるという書き込みをしていた生徒さんが多かったので、本当に気をつけて欲しいです。
女性/12歳/石川県
2020-07-06 20:58
校長のご実家は九州でしたよね。
大丈夫ですか?
西日本に住んでる生徒さんも大丈夫ですか?
身の安全を1番に考えて、行動なさってください。
男性/16歳/千葉県
2020-07-06 20:46
他にも全国の生徒たちからたくさんのエールが『学校掲示板』に届いています。みんなありがとう!
さかた校長「俺なんかも心配してくれて、本当にみんな優しいいいヤツらばっかりなんだよな。当事者のみんなも、すごい勇気を貰っていると思う! できたら、無理にとは言わないけど、エールを贈ってくれたらみんな安心すると思うから、心に余裕のあるヤツはぜひエールを届けて欲しい!」

さあ、まだまだ生徒の話を聞いて行くぞ。
ぱるもん 広島県 15歳 女性
現在雨がだんだん強くなってきたというRN ぱるもん。
学校は午前中だけで、午後は休校となり帰宅したとのこと。
さかた校長「今の方がお昼より酷くなっちゃった?」
ぱるもん「お昼と同じぐらい強く降り出しました」
さかた校長「ぱるもんは今家で家族と一緒?」
ぱるもん「おばあちゃんちにいます」
さかた校長「おばあちゃんちの方が、家より安全なのかな?」
ぱるもん「はい。小学校に避難しようと思ったら、小学校までの道のりがあまりにもずぶ濡れ過ぎて…。で、おばあちゃんちの方に来ました」
さかた校長「良かった。じゃあ今おばあちゃんと他の家族と一緒に、家から電話してくれてるんや」
ぱるもん「はい」
さかた校長「避難所は小学校で、ぱるもんの他の友達とかは小学校に避難してる子たちもいるの?」
ぱるもん「ちらほらいます」
さかた校長「そうか。でも、今ちょうど雨が降ってるなら、その避難所までの道も危ないからね。最優先で一番安全なところがおばあちゃんちなら、それが一番いいから」
ぱるもん「はい」
さかた校長「広島は2年前も雨で被害があったもんな。その時はぱるもんは大丈夫だったの?」
ぱるもん「自分は避難して大丈夫でした。家は、裏が山なので、土砂崩れで道路が泥まみれだったり、床下浸水したりとかしました」
さかた校長「うわー、そうか…! 裏が山だと土砂もあるもんね。だからそれを踏まえて、今回はね。おばあちゃんちの方は山とかは大丈夫なのか」
ぱるもん「そうです」
さかた校長「うん。避難した時に得たもので、また行動できてるのはいいけどな…。2年前も、家が床下浸水は大変やったろ」
ぱるもん「大変でした。もうすごい土砂で…」
さかた校長「片付けとかが大変だもんな。濡れるわけじゃなくてね、土の水が入ってくるからね」
ぱるもん「めっちゃ大変でした…!」
さかた校長「今おばあちゃんちだけど、今ぱるもんが住んでるお家がまた浸水しないといいな」
ぱるもん「はい」
さかた校長「声が聞けて良かったよ。家族の人たちとはちゃんと話せてる?」
ぱるもん「はい! “本当に危なくなったらおばあちゃんと一緒に避難しようね”って」
さかた校長「停電とかはまだなってない?」
ぱるもん「まだ大丈夫です」
さかた校長「引き続き聴いてもらえたらと思うけど…。みんな生徒たちがすごく書き込みをくれてて、本当に心配してエールを送ってくれてるわ。だから、安心してほしい」

ぱるもん「はい! 元気出ました!」
さかた校長「良かった! それが一番や!」
ぱるもん「(笑)」
さかた校長「今雨が酷くなってるから、引き続きじゅうぶん気を付けて、ご家族と一緒に安全な方に行動してほしい!」
ぱるもん「はい」
RN ぱるもん、大変な時に話を聞かせてくれてありがとう!
♪ Tonight / テスラは泣かない。
まだまだ話を聞いていこう。
アップルチェリー 大分県 16歳 女性
RN アップルチェリーのところは、先ほどまで強く雨が降っていたが、現在は少し落ち着いている状況とのこと。
学校は午後1時までとなり帰宅。明日は休校が決まったそう。
さかた校長「学校の帰り道は大丈夫だったか?」
アップルチェリー「私は電車通学なんですけど、汽車と電車が止まってて、親に迎えに来てもらいました」
さかた校長「道は浸水とかしてないの?」
アップルチェリー「それは大丈夫です」
さかた校長「それは良かったね。じゃあまだ車で来れたか」
アップルチェリー「はい」
さかた校長「近くは大丈夫なの? 川とか危ないことはない?」
アップルチェリー「川の水が少し増えてて、まだ氾濫とかはないですけど、濁ってたりしてます」
さかた校長「いつも見てる川と色が違うし、怖いもんな」
アップルチェリー「はい」
さかた校長「2年前も九州は豪雨があったよね。その時も大変やったろうけど…。(災害)メールとかもいっぱい届いたろ?」
アップルチェリー「はい。エリアメールとか非難のサイレンとかがずっと鳴ってて、怖かったです」
さかた校長「本来『気を付けてください』って注意を促すいいメールのはずなんだけど、やっぱりいっぱい来ると怖いよな」

アップルチェリー「怖いです」
今は自宅で家族と一緒にいるというRN アップルチェリー。
避難所は近くにあり、しっかり避難準備もできているとのこと。
さかた校長「みんなと話し合って、こういう時に家族と一致団結できたらいいからな。
アップルチェリー、声が聞けて良かったよ」
アップルチェリー「はい」
さかた校長「不安かも知れないけど、掲示板でもみんなエールを贈ってるから! いつでも書き込んでいいからね。心に少しでも余裕があったら、いつでも頼って欲しい」
アップルチェリー「はい、ありがとうございます!」
RN アップルチェリー、話しを聞かせてくれてありがとう!
引き続き気を付けてね。
♪ 同じ夜 / 椎名林檎
23時には、『全国教頭審議会2020 summer』に出席していたためSCHOOL OF LOCK!をお休みしていたこもり教頭が帰校!
奇跡が起きたような最短の時間で駆け付けて来てくれたぞ!
ここからは、校長と教頭がいるいつもの生放送教室からお届けしていく!

さかた校長「人吉では川が氾濫しててね、ニュースでも取り上げられてて…。ボートで孤立されてる方たちがたくさんいる」
こもり教頭「そうですね。現場でしかわからない情報だったりとか、ニュースを観てその状況を知ったりすることもあるので…。自分もニュースとか携帯での情報で今の現状を知ってるので、そういうふうに誰かが助けていただける現状があると聞くだけで、自分は少しほっとする部分もあります」
とても不安な日かもしれません。僕には被害にあわれた皆さんにエールを送り続けることしかできません。どうか、皆さんの楽しい生活が、そしてみんなの当たり前が早く戻りますように……
男性/15歳/群馬県
2020-07-06 22:54
さかた校長「そうだな。当たり前の日常がね」
こもり教頭「コロナの影響で日々変わる現状の中、少しずつ変わってく世の中が徐々に日常に戻ってきた瞬間でもあったじゃないですか。でもそういう日常みたいなものが、ジョイフルマンが言うみたいに、“楽しい生活”が、“当たり前”が、本当に早く戻るように心から願っております」

実際に電話でも生徒たちの話を聞かせてもらおう。
アイシールド12 佐賀県 18歳 男性
今年から大学1年生になったと言うRN アイシールド12。
佐賀県では先ほどまで雨がやんでいたけれど、この逆電の10分前くらいからまた一気に振り始めたのだそう。
さかた校長「アイシールド12は、今大学1年生。今日、学校はあったの?」
アイシールド12「コロナの影響で、大学は夏休み前まで全部オンライン授業です。オンライン授業は午後からやったんですけど、ちょうどそこから特に雨が強くなり始めた時間帯で、授業はちゃんと聴いてたんですけど外の音がすごくて。
僕は香川県出身なんですよ。香川は幸い僕が生まれてからは大雨警報はあってもそんなに特別すごい災害というのはなくて、酷い経験はなかったんです。そのままここに来て今日、ものすごい雨に遭ったので、ちょっと愕然と言うか、“本当にこんなことって起こるんやな”って正直思いましたね」
さかた校長「アイシールド12は一人暮らしか」
アイシールド12「はい、一人暮らしです」
こもり教頭「いつ佐賀に引っ越したの?」
アイシールド12「この春、3月末辺りです」
こもり教頭「じゃあまだ半年も経ってないんだね」
アイシールド12「はい。学校も始まってないんで、周りに知り合いがほぼいないという状況です」
さかた校長「それは一人暮らしで心細かったな」
アイシールド12「そうですね。親とかじいちゃんばあちゃんから“大丈夫か”っていうふうに連絡来て、それがありがたかったりしましたね」
こもり教頭「そうだよね。“リモート”の世の中になって、温度感を感じられない日々だったかも知れないけど、いざとなったときに繋がれるっていうのが今のこの世の中のいいところだなと思うから、そのひと言があるだけでも全然違うよね」

アイシールド12「はい」
さかた校長「アイシールド12が住んでるお家は大丈夫? アパート?」
アイシールド12「はい、アパートです。で、結構最近できてて、僕は2階なので、避難勧告は出たんですけど“大丈夫かな”と思って待機してたんです。
それと、アパートの前に一本道があるんですけど、それに沿った形で用水が流れてるんですね。避難勧告が出てて“避難できるかな”、と見た時に、用水の水かさがめちゃ上がってて、もう“避難しようかな”と思った時には水かさが上がり過ぎて道と一体化していて、どっからが道路でどっからが用水路かわからないぐらいだったんです。
避難場所も“大体ここら辺かな?”っていう公民館とか近くの学校とかは知ってたんですけど、詳細な道の様子は全く知らない状況なので」
さかた校長「新しい土地で土地勘ないからなぁ」
こもり教頭「実際に見た景色じゃないからね」
さかた校長「用水路は農道のところで多いやんか。そこが一番危ないと言うか、そこに気付かずはまっちゃったりとか怪我しちゃったリするから、川よりも危なかったりするしね」

アイシールド12「そうですね。本当に辺り一帯が水のじゅうたんじゃないですけど、水だけだったので…」
さかた校長「しかも泥水で(底が)見えないもんな」
アイシールド12「はい」
こもり教頭「そうだよね。水かさがどれぐらいのものなのか、っていうのは初めての経験だもんね」
さかた校長「アイシールド12のアパートは何階建てなの?」
アイシールド12「全部で3階建てで、僕は2階にいるんですけど…」
さかた校長「最悪3階に避難できるもんな」
アイシールド12「そうですね。2階なんで浸水は来てないです。降りてないんで、1階がどうなってるかわからないんですけど、とりあえず僕のところは大丈夫っていう感じですね」
さかた校長「無理して外に出なくてもそれやったらいいな。逆に危ないもんね」
アイシールド12「はい」
こもり教頭「今は初めての土地で土地勘もなくてすごく不安だと思うから、まずは自分の身を一番大優先にして、電気が大丈夫だったら今のうちにマップとかを調べてね。今徐々に進化して行ってるから、万が一のことも想定しながらだけどね」
さかた校長「うん。できる時にね。今は一人暮らしだから、自分でやらなきゃいけないことはやらなきゃいけないかもしれないから。そこは最低限の準備をしてね」
こもり教頭「同じアパートの人たちとも手を取り合いながらね。ひとりじゃないから」
さかた校長「アイシールド12、ありがとな!」
アイシールド12「はい、ありがとうございます!」
RN アイシールド12、話しを聞かせてくれてありがとう。
♪ りんどう / WANIMA

まだまだ生徒の話を聞いていこう!
8月は6月生まれ 熊本県 13歳 女性
RN 8月は6月生まれの学校は、5時間授業で、部活が休みになり帰宅となったのだそう。
夕方は少し雨が強く、下校時は結構濡れてしまったとのこと。
さかた校長「8月は6月生まれの住んでるところは、大丈夫か? 川とか用水路の大きいところがあったりとか、危険なところはない?」
8月は6月生まれ「通学路にはないので…」
さかた校長「そうか、良かった。じゃあ今はお家で家族みんなと一緒にいれるの?」
8月は6月生まれ「はい。家族と、おばあちゃんとおじいちゃんとひいおじいちゃんが(います)」
さかた校長「すごいいっぱいいるね。おじいちゃんとおばあちゃんは一緒に住んでる? こっちに来たの?」
8月は6月生まれ「はい、川とかが近いので」
さかた校長「じゃあ、おじいちゃんとおばあちゃんとひいおじいちゃんが、8月は6月生まれのお家に避難してきた感じか」
8月は6月生まれ「はい」
さかた校長「じゃあ、家族が大集合したんだな。みんなどんな感じ?」
8月は6月生まれ「みんなリビングで寝てます」
こもり教頭「今の状態になって、“もしも”ってなった時に家族で一緒に支え合えるっていうの、こういう経験は初めての経験だったりするのかな?」
8月は6月生まれ「はい、初めて」
さかた校長「でも怖かったろ」
8月は6月生まれ「はい、怖かったです」
さかた校長「ニュースでも熊本の被害が酷かったからね。連日そういう映像とかも観てね…」
こもり教頭「そうだね、徐々にだもんね。最初はどうなるかっていうのもわからなかったもんね」
8月は6月生まれ「はい。明日学校が休みになるかな、って」
さかた校長「それはそうだよな。実際はどうなったの?」
8月は6月生まれ「まだわかんないんですけど、学校が避難所になったので、たぶん休みかなと思います」
さかた校長「そうか。学校は近いの?」
8月は6月生まれ「はい、歩いて20分ぐらいです」
さかた校長「でも、道路にも浸水してたら危ないもんね。でも一応学校が避難所になってるか」
こもり教頭「俺は三重県に住んでたんだけど、俺も中学生とか小学生の時に、よく雨が降ると学校が途中で“帰りましょう!”みたいになることが多かったのよ。で、俺も最初は8月は6月生まれみたいに、正直初めての経験だから、“明日学校どうなるんだろうな?”とか“この後学校休校になっちゃうのかな?”みたいな、経験したことがないちょっとフワフワした気持ちに最初はなったの。なったでしょ?」

8月は6月生まれ「はい…(笑)」
こもり教頭「俺もその経験あるのよ。でも今、8月は6月生まれが感じてるように、少しずつ雨が強くなってきて怖くなって来たりとか、いろいろな情報を見て、っていうのは初めての経験だから、ここで今自分が思ったことっていうのはたぶんすごく大事になると思う。
今家におじいちゃんとかおばあちゃんとかひいおじいちゃんとかが来てるっていうことが、楽しい状況じゃないっていのも絶対分かってるよね。そうやって家族だから助け合えるっていう気持ちだったりとか、家族だけじゃなくて、きっとこういうことじゃないことが起きた時にも手を取り合うことができるようになる第一歩になるんじゃないかな、ってすごく思ったな」
8月は6月生まれ「はい」
さかた校長「友達とは話してるか? 連絡は取り合った?」
8月は6月生まれ「連絡はあんまりとってないです」
さかた校長「学校の時に話したぐらいか。まぁ、今家族が近くに一緒にいるからね。不安だとは思うけど、安心してね。
俺たちはこうやってお前の声が聞けてすごく安心するしね。お前が、少しでも俺たちの声でいいのなら、少しでも楽になってくれたら、それはもうめちゃめちゃ嬉しいからさ」
こもり教頭「あとは、掲示板でも本当にたくさんいろんな人と支え合える場所があるから。何かあったらまた書き込んでみてよ」
8月は6月生まれ「はい!」
さかた校長「ありがとうな!」
8月は6月生まれ「こちらこそ、ありがとうございます!」
RN 8月は6月生まれ、話を聞かせてくれてありがとう!
♪ 優しいあの子 / スピッツ
今日の黒板

『 それぞれの場所で、願う 』
で、今日、書き込みで色んな場所からみんなが君の事を思って声をかけてエールを送ってる。色んな場所でいろんな形で君たちの事を思っている。少しでも少しでも元の日常に戻れるよにみんなが強く願った。教頭だって駆けつけてくれて。みんなそうだった。だから不安になることはないんだよ。大丈夫だよ。それぞれの場所で、君がまた日常を取り戻せるように、、願う!」
♪ 夜王子と月の姫 / セントチヒロ・チッチ, アイナ・ジ・エンド
こもり教頭「少しでも生徒と直接話すことができて、俺は良かった! “あのままだとむずむずしちゃうな、自分”とも思ったし、自分の思ってる気持ち…、それはもちろん僕も、今日書き込みをくれた生徒もみんな、いろんな場所で“みんなの安全”とか“楽しい生活とか毎日”を願ってるんだけど。自分だけの気持ちだけど、“本当に『ここ』っていう場所があって良かったな”って思うし、“『今』というこの状態で自分が話せて良かったな”ってすごく思います。
だから、僕たちには今の現状を変えたりとか止めたりすることはできないけど、少しでも不安な気持ちを持っている生徒と一緒に今日という日を迎えれられたっていうことに意味があるんじゃないかな、ってすごく思います」
さかた校長「で、やっぱりね、教頭が駆け付けてくれて、俺も元気になってるから…!」
こもり教頭「良かった!(笑)」

さかた校長「“ああ、俺がひとりじゃない”って思ったからね! みんなも声を聴いてそう思ってくれたらすごい嬉しいし、これからもそういう夜を過ごせて行けたらな、と思う!」

さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日~~~~~~!!!!」
さかた校長の放送後記
とても優しい君へ
こもり教頭の放送後記
乗り越えよう!!
負けてばかりじゃない!!
一緒に勝とう!!
��篆≧�������篋����障����
Music 2020.07.06 PLAYLIST
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「学校が避難所に」熊本在住、中1女子の声
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。7月6日(月)の放送では、「九州地方の生徒のみんな、大丈夫……?」をテーマに、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が今回の豪雨で被害を受けた10代のリスナーの声を紹介しました。後編の記事では直接電話を繋いだなかから、熊本県に住む13歳、中1の女子リスナーとのやり取りを紹介します。