聴取期限 2024年1月1日(月)PM 10:00 まで
メリークリスマス!今夜の授業テーマは「クリスマス結果報告会」!
『 クリスマス 』
こもり校長「まあ、今更言わんでもわかるやろ? ってことで、今日はクリスマスです」
COCO教頭「そうです。そうなんです」
こもり校長「もはや、“だった”というのが正しいぐらいの時間になってきましたね」
COCO教頭「そうね。夜も更けてね。で、生徒のみんながね、24日と今日とどういう風に過ごしたのか? 私はちょっとその辺、気になってます」
こもり校長「そうね。で、12月21日(木)の授業で『クリスマス相談会』っていうのをやったから、ちょっと、このクリスマスに勝負を賭けているっていう生徒がいることは、俺らはもう既にわかってんのよ」
COCO教頭「そうね」
こもり校長「この日本のどこかで、あいつらがどうなったのか?」
COCO教頭「気になるわ〜、ほんと」
こもり校長「絶対、運命の分かれ道を、昨日、今日で過ごしてるはずなんです」
COCO教頭「そうだね」
こもり校長「あいつリップクリームを買ったのか?」
COCO教頭「あ〜逆電したね」
こもり校長「もらいリップは、あったのか?」
COCO教頭「帰って還元されたのか? っていう」
こもり校長「還元祭あったのか?」
COCO教頭「あったのか? っていう(笑)」
こもり校長「そして、彼の方から告白されたのか?」
COCO教頭「うわ〜そこもな」
こもり校長「脈とは? っていうね」
COCO教頭「はい。深いな〜」
こもり校長「そして、DMが返って来たのか?」
COCO教頭「もうこれ、放送中にね、授業中に送ったってけしかけたっていうとこもありますから」
こもり校長「いやいや。けしかけたというよりかは、やっぱ一緒にその時を迎えましょうよというね」
COCO教頭「背中を押したって感じだね」
こもり校長「そう。やっぱ押したいわけですよ。やっぱあそこまで『相談会』っていうのやってたら」
COCO教頭「そうだ」
こもり校長「そう。だから、日本のこのどこかで、うちの生徒ちゃんたちの運命が変わってるわけですよ。どうですか? ちなみに聞きますけども、教頭はクリスマスは、なんか、(クリスマス)ぽいのした?」
COCO教頭「そうっすね。ぽいというか、まあその韓国でちょっとフェイスの方をイジらせていただいて」
こもり校長「えぇ〜? 韓国でフェイスをおいじりに?」
COCO教頭「おいじりになりまして(笑) ホクロとシミをぶち焼いて来たんですけれども」
こもり校長「ほんと? ホクロとシミ、焼いたの?」
COCO教頭「はい。焼いたの。焼いたんだけど…」
こもり校長「残ってる?」
COCO教頭「まだ残ってんのよ」
こもり校長「それが消える予定なんだ?」
COCO教頭「そう。消える予定だし、で、逆にプロの先生にね、“なんか他にいじった方がいいですか?”って聞いたの」
こもり校長「まあ、せっかくだからね」
COCO教頭「そうそう。そしたら、フェイスラインのもたつきって言われたから」
こもり校長「あら〜、だいぶもちゃっとね、行けるんだったらあげた方がいいよってことね」
COCO教頭「そうそう。で、まあそれに乗っかってやりましたと」
こもり校長「先生が言うんだったら」
COCO教頭「はい。やったらほんとにダウンタイムがエグ過ぎて」
こもり校長「え? 人生初? ダウンタイム」
COCO教頭「人生初ダウンタイムしてます」
こもり校長「あらそう…」
COCO教頭「はい。なので大やけどみたいな感じになってるので、それはちょっとコンシーラーでしっかり隠して、今日は楽しく授業を届けております。大人になるとこういうことも出来るから」
こもり校長「そういうクリスマスもあるんだね?」
COCO教頭「はい。クリスマスの楽しみ方いろいろです」
こもり校長「なるほどね。すごいよ。
さあ、ということで、SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です」
♪ Holy Moly Holy Night / ちゃんみな & SKY-HI
さあSCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は!
『クリスマス結果報告会』
こもり校長「今夜は、今年のクリスマス、生徒に何があったのか? それとも何もなかったのか? その結果をそれぞれ報告してきて欲しい」
COCO教頭「できればね、嬉しい報告で溢れてるといいなって思ってます。で、先週の木曜日に電話に出てくれた生徒のその後もすごい気になってるのよ」
こもり校長「そうね。それはもうね」
COCO教頭「めちゃめちゃ」
こもり校長「で、好きな人とか恋人とかだけじゃなくてもさ、家族とか部活の友達とか、学校の友達とかでも全然いいし、なんならオンラインゲームとかの友達とかでもいいし」
COCO教頭「たしかに」
こもり校長「なんか“スイカゲームがクリスマス仕様になってて1日やりました”みたいなそういう報告とかでもOKよ」
COCO教頭「だいぶ広めな報告会ね」
こもり校長「そう。だいぶ広め。ただ、広く募集してもね、“クリスマスに関して特に報告することがない”っていう、無の生徒もいると思うわけ。そんな生徒は、“クリスマスなぁぜなぁぜ”を書き込んでもらいたいわけ」
COCO教頭「“なんで?”って、“なぁぜ?”って思うこと、いっぱいありそうな日だからね。“なんでケーキ食べるんですか?”とかっていうのもさ、シンプルに気になるわ」
こもり校長「“クリスマス、うちに煙突がないのにプレゼントが届いたのは、なぁぜなぁぜ?”みたいなね」
COCO教頭「そういうね、疑問とかもあるからね。そういうのあれば、ぜひ」
♪ スターライトパレード / SEKAI NO OWARI
こもり校長「我が校の“世界始の講師”SEKAI NO OWARI先生の『スターライトパレード』。この曲は、今日は聴いていいでしょう?」
COCO教頭「いいです」
こもり校長「何回聴いてもいい」
COCO教頭「たしかに(笑)」
こもり校長「ほんと俺は、もう10代の頃に…。もうダメだ。喋ったら楽しくなっちゃった」
COCO教頭「もうずっとこの曲中もこの話してたもんね」
こもり校長「先輩が聴いててね、すげぇいい曲なんだよね。あともう、さっそく、報告いい?」
COCO教頭「来たぁ〜! ください」
こもり校長「前回『相談会』の時に“1000円でプレゼントしたいんです”って逆電してくれた、RN さもないと。報告、来きました」
COCO教頭「はい。相談してくれたね」
ありがとうございました。
COCO教頭のアドバイス通りのリップクリームとハンドクリームを買いました。
両方、黒のパッケージです。
男性/15歳/三重県
COCO教頭「お洒落! またこの素直さがいい、アドバイスをちゃんと受け取ってね」
こもり校長「しかも1個プラスでハンドクリームですから」
COCO教頭「もう、アドしちゃってんのよ。プラスオンしちゃってるから。しかも、明日、ね」
こもり校長「そう。本来はそう」
COCO教頭「そうなのよ。明日、デートっていうお話ですから」
こもり校長「だから、明日、渡すんだろうね」
COCO教頭「ちょっと、その報告も、ほんとに待ってるからね」
こもり校長「いいよね。もらいハンドクリームは、もう、確定してるわけでしょ?」
COCO教頭「確定してますね」
こもり校長「リップはまだわかんないけどさ」
COCO教頭「還元祭は、ちょっとまだわかんないからね」
こもり校長「いやでもいいね。お互い一緒にこうやって付け合ったりとかさ、お互いで一緒に匂い嗅いじゃったりして、“あ、いい匂いだね”なんつって」
COCO教頭「広がるよね」
こもり校長「いや、いいよ。いいよ。いいよ。いいよ。さもないと、いいよ!」
さあSCHOOL OF LOCK! こんな今夜の授業は!
『クリスマス結果報告会』
こもり校長「生徒の君に今年のクリスマス何があったのか? ちょっと生徒の報告を聞いていこうと思う。もしもし!」
はなはな 福島県 15歳
こもり校長「15歳。学年は?」
はなはな「高校1年生です」
こもり校長「じゃあ、高校初のクリスマス?」
はなはな「はい」
こもり校長「それだけでも、いいもんね」
COCO教頭「そうよ。その響きがもうたまらんよ」
こもり校長「ちょっと、クリスマス、何があったのか? 報告してちょうだい」
はなはな「今日、初めて彼氏とクリスマスで遊んで、で、5時間、ちょっとゆっくりして遊んで楽しかったんですけど」
こもり校長「初彼氏と、今日、初デート?」
はなはな「はい」
こもり校長「最高やん」
COCO教頭「はなはな、どこでデートしたって?」
はなはな「家です」
こもり校長「ぎゃあ〜! 今日これ大丈夫なの? はなはな、俺らは報告会聞いてっていいの?」
はなはな「はい」
こもり校長「いやすごいね。いいね。彼氏はどんな人なのよ?」
はなはな「1個上の先輩で、その彼氏の同じクラスの女の先輩がいるんですけど、その人と私が仲良くて紹介してもらって、めっちゃ優しくて支えてくれる人です」
COCO教頭「支えてくれる人…」
こもり校長「すごいね。なんかさ、俺はどんな人って聞いたらさ、“1個上の先輩までです”までかと思ったらさ、“支えてくれる”まで、もうちゃんと教えてくれるんだもん」
COCO教頭「もう素敵よ〜。ちょっと。いつから付き合ってって?」
はなはな「8月の終わり頃です」
COCO教頭「じゃあ4ヶ月経ったか」
こもり校長「8月に付き合ったのに、今まで1回もデートなかったの?」
はなはな「なかったです」
こもり校長「じゃあ、付き合ってから今まで何してたの?」
はなはな「一緒に帰ったり、電話したりとかだけ」
こもり校長「じゃあ、わざわざどこか行く、みたいなことはなかったのか?」
はなはな「はい」
こもり校長「いいけどね。俺は別にいいけどね」
COCO教頭「ゆっくり育んでいる感じはあるからね」
こもり校長「誰かと家でゆっくり電話するなんて、俺、長らくしてないぞ」
COCO教頭「たしかにな」
こもり校長「普段、電話でどんな話すんの?」
はなはな「めっちゃ学校とかではツンデレなんですよ」
こもり校長「向こうが?」
はなはな「はい。でも、電話とか2人きりになると、“めっちゃ大好き”とか(笑)」
COCO教頭「うわっ! 最高! むっちゃいい!」
こもり校長「ラブラブやん」
はなはな「(笑)」
COCO教頭「それにちゃんとはなはなも返してあげてるの? ツンデレの彼氏が“大好き“ってさ、言ってくれるじゃん。それに対してちゃんとはなはなも言ってあげてるん?」
はなはな「言ってます」
COCO教頭「素晴らしい。もういい。最高」
こもり校長「これ、今回は、どっちからデートに誘ったの?」
はなはな「私です」
こもり校長「何て言ったの?」
はなはな「24か25日空いてる? って聞きました」
こもり校長「どんな流れで、“家で”って話になるの?」
はなはな「最初は、映画とか一緒に買い物とかだったんですけど、“でも、なんかゆっくりしたいよね”って話になって」
COCO教頭「その、“ゆっくりしたいよね”は、誰が言ったのよ?」
はなはな「あっちです」
COCO教頭「おいおいおいおい」
こもり校長「10代のゆっくりって何よ〜?」
COCO教頭「教えてよ」
はなはな「テレビ観たりとか、一緒にゲームしたり、勉強したり」
COCO教頭「勉強もちゃんとして?」
はなはな「はい」
COCO教頭「偉い。“家に行った”って言ってたじゃない? ご両親とかはいなかったの?」
はなはな「いました」
COCO教頭「いたんかい!」
こもり校長「いた上で、相手んちに行ったってこと?」
はなはな「はい」
こもり校長「じゃあ、ご挨拶もして」
はなはな「しました」
COCO教頭「どういう? ちょっとごめんなさい。はなはな、聞かせて」
はなはな「お母さんとお父さんとお姉ちゃんがいたんですよ。で、家入って、“付き合ってる?”“はい”。名前言って(笑) “お願いします”って」
COCO教頭「偉い。ちゃんと、“お願いします”まで言った?」
はなはな「しっかりしてるわ。はなはな。偉いよ」
こもり校長「挨拶した後は彼の部屋でずっと?」
はなはな「はい」
COCO教頭「5時間ですか?」
はなはな「(笑)」
こもり校長「どんな感じで一緒に5時間過ごすの?」
はなはな「なんか、勉強やるんですけど、めっちゃデレデレしてくるんですよ(笑)」
こもり校長「なんだよ! デレデレしてくるって」
COCO教頭「うわ〜」
こもり校長「向こうが甘えて来る感じだ?」
はなはな「そうです」
COCO教頭「どんな感じのデレデレなん? どんな感じの甘えなのよ? ちょっと教えて欲しいよ」
はなはな「なんか、髪触ったり、腕、急に掴んで来たり、急にハグして来たり(笑)」
こもり校長・COCO教頭「うわぁ〜!」
こもり校長「そうですか」
COCO教頭「ハグいい」
こもり校長「そうかそうか。もう“はなはなのことが好き”っていう感情以外、部屋でハグすることはないんだからね」
COCO教頭「そうよ」
こもり校長「すごいいい1日を過ごしてるね」
はなはな「はい」
COCO教頭「ハグいいよ」
こもり校長「正直、楽しかった?」
はなはな「楽しかったです」
COCO教頭「もうそれが1番やん。最高やん」
こもり校長「最高だったね。じゃあ」
はなはな「まぁ…」
こもり校長「濁すね。だって、そんな最高だったでしょ?」
はなはな「う〜ん…その、2人でいる時は最高でした」
COCO教頭「なんか、お母さんとか入って来た?」
はなはな「いや。私、弟いるんですけど、付いて来ちゃって」
COCO教頭「どういう状況?(笑)」
はなはな「なんか、ほんとは別れるはずだったんですけど…」
こもり校長「誰と? 弟と?」
はなはな「はい。でも、なんか、付いて来ちゃって」
こもり校長「でも、普通にナチュラルに付いて来ることなんてないじゃない? どういう流れがあったの? 今日、その彼氏の家で合流みたいなことだったの?」
はなはな「いや。全然違うんですよ。ほんとは1日2人で遊ぶ予定だったんですけど」
こもり校長「そうね。はなはなの彼氏とね」
はなはな「でも、弟が彼氏にねだって、連れて来ちゃったっていう…」
COCO教頭「“ねだって”って、その、“一緒に行きたい”みたいな感じで、彼氏に言ったってこと?」
はなはな「そういうことです」
こもり校長「最初はじゃあ彼氏がはなはなの家に来たのか?」
はなはな「駅で待ち合わせだったんです」
COCO教頭「駅ね」
こもり校長「駅で待ち合わせしてて、はなはながその駅に行こうってなった時に、弟が付いて来ちゃったんだ? で、駅で彼氏と合流したら、弟が“一緒に行きたい”みたいなのねだりだして、そのまま一緒に彼氏んちに行った?」
はなはな「そうです」
COCO教頭「そうか。いやでもなんか今の話聞いてると彼氏めっちゃいい人だわ。やっぱり」
はなはな「そう。いい人過ぎるんですよ」
COCO教頭「いい人やな」
はなはな「そうなんです」
こもり校長「ってことは、弟の前で、今日はずっといちゃいちゃしてたってこと?」
はなはな「ほんとはもっと甘えたかったんです」
COCO教頭「そうだよな」
こもり校長「なるほどな。そうな。向こうはデレデレしてくれたんだけど、はなはなは弟がいるから、あんまり行けなかったと。そうか。じゃあ、弟が来て、まあちょっといちゃいちゃしたけど、もっとほんとは行きたかったよ、っていう?」
はなはな「はい。そうです」
COCO教頭「そうね〜」
こもり校長「弟は何で来たんだろうね?」
はなはな「なんか? 取られたくなかった(笑)」
こもり校長「やっぱね、“取られたくない”みたいな思いか?」
はなはな「そう(笑)」
こもり校長「あれ? 弟いくつよ?」
はなはな「小学5年生」
こもり校長「小5か。そうか」
COCO教頭「お姉ちゃん、好きなんだろうな? 取られたくないっていうね、気持ち…」
こもり校長「たしかにね、クリスマスの日に急にお姉ちゃんが彼氏と遊びに行くっていうので、なんかちょっと“行かせちゃいけない”みたいな気持ちになったんだろうね。やっぱ」
COCO教頭「あると思うよ。まあでも、はなはなからしたらな、もうちょっといちゃいちゃしたかったよな?」
はなはな「はい。邪魔でした(笑)」
一同笑い
COCO教頭「はっきり言うね」
こもり校長「まあまあ、初のクリスマスのデートだったからね」
はなはな「はい」
こもり校長「まあでもここからじゃない?」
はなはな「そうです」
こもり校長「最初からあんまり、お家でスキンシップも」
COCO教頭「たしかに。我々ね、校長、教頭としてはね(笑) そうですよ。順序っていうのありますから」
こもり校長「まあでもな、挨拶も出来た。じゃあ、弟君も相手の家族に挨拶出来たの?(笑)」
COCO教頭「そういうことになるよな?(笑)」
はなはな「はい」
こもり校長「“お付き合いしてます。よろしくお願いします”っていう隣にさ、弟君、“じゃあ、うちの弟も…”」
COCO教頭「聞いたことないわ。すごいよ。はなはな。印象にめちゃめちゃ残ると思う。“いいお姉ちゃん”っていう印象も残ったと思うし」
こもり校長「残ったと思うよ(笑) だいぶ。そっか。まあでも、ある種、成功っちゃ成功だな。デート出来てるし」
COCO教頭「うん」
はなはな「はい」
こもり校長「相手んちに1回行けたら、もう大丈夫だよね? ハードルはそんな高くないよね?」
COCO教頭「しかも皆さん揃ってる時にお会いしてる。だから、これからはどんどん行っちゃっても大丈夫よ」
こもり校長「だから、次は、これは勉強して、弟には隠れて彼氏の家に行きましょう」
はなはな「はい(笑)」
COCO教頭「OKね」
こもり校長「はい。ということで、報告ありがとうね」
はなはな「ありがとうございました」
こもり校長・COCO教頭「メリークリスマス〜!」
はなはな「メリークリスマス」
♪ 白雪 / Eve
こもり校長「さあ、続いては、“異文化の講師”Eve先生でございます」
COCO教頭「はい」
こもり校長「うちの我が講師たちはすごいね」
COCO教頭「クリスマスの歌いっぱい歌ってる」
こもり校長「クリスマス、こんな彩ってくれんのかい?」
COCO教頭「ありがたいよ。でね、校長。あの、先週、『クリスマス直前相談会』したじゃないですか? で、そこで逆電で話した生徒から報告届いてます」
こもり校長「あ、来た?」
クリスマス直前相談会で、好きな人とイルミに行くことについて相談したのですが、相手の都合でなしになりました。お互い、受験も控えてることもあって、来年行こうねと言われました。
これを期に、私決めました!!
後悔しないように、受験が終わったら、好きな人に告白しようと思います。相手が私のことを恋愛として、好きでいてくれてるかなんてわからないけど、待つだけじゃなくて、自分から行動しようと思います!!
女性/15歳/山口県
2023-12-24 19:09
こもり校長「そうかそうか。100%なすちゃんね、イルミネーションに2人で行って。で、“相手に脈があるかどうかを完璧にしてから、実は行きたい”みたいな話だったんだよね?」
COCO教頭「そうそう。で、校長と私からしたら、“脈しかないじゃん”っていう」
こもり校長「誘って来てくれるんだから、みたいな」
COCO教頭「そう。だけど、やっぱり自信がなかったから、最終的に“見つめろ作戦”をね。4秒見つめてくださいっていう」
こもり校長「そしたら向こうから言って来る、みたいな話ね」
COCO教頭「そうそう。だから、それがちょっと一旦流れちゃったっていうことだけど」
こもり校長「何だろうね? もしかしたら、相手側もさ、なんか受験っていうので、勉強とかちょっとうまく行ってないんかな?」
COCO教頭「可能性あるよね。やっぱりその集中しなきゃいけない方に気持ちが持ってかれちゃってるってのも全然あると思うから。うん。時期的なものもあるよね」
こもり校長「でもなんかいいと思う。今すぐ行きますっていうことじゃなく、ちゃんとタイミングを見てっていう、なんか、無謀に突っ込もうとしてない感じが俺はいいと思うね。そういう時に焦っちゃう気持ちってあるじゃん。そこだけに身を任せてしまうと、ちょっとタイミングを逃したりとか」
COCO教頭「そうだね」
こもり校長「今じゃないのに突っ込んでもっていうところもあるから」
COCO教頭「なんかね、ちゃんと自分がしなきゃいけない、自分たちが優先しなきゃいけないことをわかってるっていうのはすごいいいなって、私、思った」
こもり校長「だからまずは受験にね、お互いフォーカス当てて。それが2人ともうまくいった暁にはね、想いを伝えるってのはいいことだと思う。それと、あと今日、“なぁぜ?なぁぜ? 無の生徒たち”って言っちゃったけど、なぁぜなぁぜ? も届いてるから」
COCO教頭「ちょっとちょっと」
こもり校長「紹介してもよろしい?」
COCO教頭「お願いします」
今日はクリスマスでしかも大安なのに自転車のタイヤがパンクしたりスポークが折れたり吉日ではないのってなぁぜなぁぜ?
男性/17歳/宮城県
2023-12-25 20:45
COCO教頭「まず、怪我なかったか? 北斗のノーザン。大丈夫か?」
こもり校長「そこが1番だからな。怪我がなかったっていうだけで吉日なんじゃないか?」
COCO教頭「そう。プラスに考えないとね」
こもり校長「あのね、それは世界の秘密と呼ばれてます」
COCO教頭「秘密ですか?」
こもり校長「人によるらしいからね。“中学で”っていうパターンもある」
COCO教頭「だからRUBYマシンガンの場合、高校生になってから来なくなっただけで」
こもり校長「それって全国一律じゃないっていう世界の謎らしいから」
COCO教頭「紐解いてはいけません」
クリぼっちって言葉が生まれたの、なぁぜなぁぜ?
女性/16歳
COCO教頭「こっちが知りたいよ…」
こもり校長「その、“ぼっち”の方が多数になってしまったからじゃないか?」
COCO教頭「マジョリティ〜」
こもり校長「この世の中にな」
COCO教頭「そうね。大きい数の方をフィーチャーされる世の中だからな」
こもり校長「そうな。だから、そっちがフィーチャーされる時期に、きっと生まれちゃったんだろうね」
COCO教頭「悲しいよ」
こもり校長「まあ、無の生徒もいます、と」
SCHOOL OF LOCK! 今夜の授業は!
『クリスマス結果報告会』
こもり校長「今年のクリスマス、生徒に何があったのか? を、報告をしてもらっている。もしもし!」
だんだだん 北海道 15歳
こもり校長「15歳。学年は?」
だんだだん「高1です」
こもり校長「だんだだん、じゃあ、初の高校クリスマスだったと思うんだけども、クリスマスはどんな感じだったよ?」
だんだだん「女の子と2人でお出かけする予定を」
COCO教頭「いいね」
こもり校長「その女の子はどういう関係の女の子なの?」
だんだだん「まあ、一応、同じ学校で、で、塾の友達です」
こもり校長「塾友か? どういう流れで、デート、クリスマスしようってなんの?」
だんだだん「クリスマスの1週間前くらいに塾で一緒にご飯を食べてたんですけど、その時に“クリスマスなんか予定ある?”みたいな話になって、“ないんだよね”みたいな感じで言ったら、その子も“私もないんだよね”みたいな。で、周りとかも、“行っちゃえよ。2人で”みたいな」
こもり校長「流れの後押しもあり?」
だんだだん「ってなって、“あ、じゃあ行く?”みたいな感じになって、“じゃあ行こっか?”みたいな話になりました」
COCO教頭「いいじゃない」
こもり校長「その相手の子とは、距離感はどんな感じなの? 2人でだったら、塾でいつも喋るなかなのか? まあ仲いい方なのか?」
だんだだん「ま、友達の中だったら結構仲いい方だと思います」
COCO教頭「ね。塾で一緒にご飯食べるぐらいだもんね」
だんだだん「はい」
こもり校長「じゃあ、“なくはないかな?”みたいな感じ?」
だんだだん「まあ、そうですね。ちょっと期待してた」
こもり校長「でも、可能性として、友達から恋人パターンのルートもあるかな? っていう感じは?」
だんだだん「まあ、まあ、ちょっと期待はしたかな? くらい」
COCO教頭「正直でいいじゃない。で、なんか“どういう感じのことしよう”みたいなの、決めてたの?」
だんだだん「なんか向こうが結構ノリノリで」
COCO教頭「いいね」
だんだだん「“イルミネーション行こうよ”とか」
COCO教頭「デートやなぁ〜」
だんだだん「ちょっと“高いご飯行かない?”みたいな」
こもり校長「いいね。高いご飯、いいね」
だんだだん「で、“いいね、いいね”みたいな。2人で計画して」
COCO教頭「楽しい。めっちゃ楽しい」
こもり校長「じゃあ結構、主導権は向こうが持ってた感じだ?」
COCO教頭「そっかそっか。そういう感じだったんだね?」
こもり校長「ここ行こう、あれ行こう、リサーチみたいなのもしてくれたりとか」
COCO教頭「積極的でいいね」
だんだだん「はい」
こもり校長「じゃあもう流れはもう完璧だ?」
だんだだん「はい」
こもり校長「それはどうなの? だんだだんにはさ、そういう“2人でデート”みたいなのは、経験あんの?」
だんだだん「結構自分、今までクリスマスは家族と過ごして来たので、出掛けるっていうのがちょっと初めてで。しかも女の子と。なので、なんかちょっと、ん〜、みたいな。どこ行くんだろう? みたいな(笑)」
COCO教頭「そうなるわな(笑)」
こもり校長「じゃあ、緊張もありつつ?」
だんだだん「はい。なんか、“こういう時ってどこ行くんだろうな?”みたいなことを思いながら」
こもり校長「まあ、そうだよな」
COCO教頭「そうだよね?」
こもり校長「ただのおでかけじゃね〜しな」
だんだだん「クリスマスはちょっと特別なので」
こもり校長「そうだよね。クリスマス仕様になると、なんでそういう緊張しちゃうんだろうね?」
COCO教頭「ちょっと改まっちゃうとね」
こもり校長「まあでも、向こうもすごいノリノリで誘ってくれるし、行く場所も言ってくれるし、緊張はしつつも、みたいなことか?」
だんだだん「はい」
こもり校長「で、結局、当日はどうなったのよ?」
だんだだん「昨日、行く予定で」
COCO教頭「イブね」
だんだだん「待ち合わせの場所と時間を決めてなくて、なので、朝に、“どこで待ち合わせする?”みたいなLINEをしたんですよ」
こもり校長「え? 24日、当日に?」
だんだだん「その朝に。お昼頃から行く予定だったので」
こもり校長「だいぶ決めてなかったね」
だんだだん「で、なんかそれで、“どこで待ち合わせする?”っていうLINEをしたら、“ちょっと家族と急に予定出来ちゃって行けなくなっちゃったんだよね”みたいなLINEが来て。家族だったら仕方ないか、って思って、“わかったよ”って言ったんですよ」
COCO教頭「優しい」
こもり校長「しょうがないね、家族との急な予定だったらね」
だんだだん「で、その日は家族で一緒にケーキ食べたりとかして」
こもり校長「だんだだんも、じゃあ家族と過ごそうか、ってことか?」
だんだだん「そうですね。予定も立てなかったので」
こもり校長「そうだよな。一緒にデート行く予定だったしな」
だんだだん「はい。で、あの実はこれで終わりじゃなくて」
COCO教頭「ちょっとちょっと」
だんだだん「ケーキ食べ終わって、ちょっと一段落して、なんか“みんなどういうクリスマス過ごしてんだろうな?”って思って、ちょっと友達のインスタのストーリーを見てたんですよ」
こもり校長「友達の?」
だんだだん「それで、仲いい子のストーリー流れてきたので、パッて押したら、“クリスマスパーティー最高!”みたいなストーリー流れてきて」
COCO教頭「みんな友達も楽しんでるからね」
だんだだん「はい。で、“いいじゃん。いいじゃん”と思って見てたら、“イェ〜”みたいな感じで画面に出て来て映ったのが、その一緒に行こうとしてた女の子で」
こもり校長「うわ!」
COCO教頭「ちょっと待ってくださいよ!」
こもり校長「やべぇ。めっちゃクリスマスプレゼント」
COCO教頭「いやいや(笑) 要らね〜」
こもり校長「急角度な」
COCO教頭「えぇ〜?」
だんだだん「えっ? みたいな」
COCO教頭「それもう、間違いなく、その子なの?」
こもり校長「そう。見間違いもあるね」
だんだだん「いや。もう、何回も見直したけど、なんかもう、ほんとに同じ髪型だし、顔も同じだから」
COCO教頭「もう、絶対その子なんだ?」
だんだだん「もう、間違いない、と思って」
こもり校長「なくはない女がそこに映っていたわけだ?」
だんだだん「そうです」
COCO教頭「ちょっと痺れるな。それ」
こもり校長「そうか(笑)」
COCO教頭「だんだだん。それ、わって見て、どう思ったのよ?」
だんだだん「もう、悲しい通り越して苛立ちが」
こもり校長「いや。まあ、そりゃそうよ」
COCO教頭「なんでやねん? ってなるよな」
こもり校長「家族ちゃうんけ? って」
だんだだん「しかも、あっちがノリノリで計画して来たので」
COCO教頭「そりゃそうだ」
こもり校長「そうだよね」
だんだだん「えぇ〜…みたいな」
COCO教頭「いや〜マジか? これはね…」
こもり校長「何でこういうことするんですか? 教頭。この女心は何なんですか?」
COCO教頭「これね…でもだんだだん、ちょっと正直に言っていい?」
だんだだん「はい。お願いします」
COCO教頭「私からのクリスマスプレゼントです。いやね、これ、女子あるあると言いますか…」
こもり校長「え? これ、女子のあるあるなの?」
COCO教頭「ええ。15でも、35でも、25でもあんのよ」
こもり校長「えぇ〜?」
COCO教頭「っていうのが、だんだだん。女子のって言うか、このテンションが上がってる時の約束って、冷静になった時に、“あれ? なんでだったっけ? あれ?”ってなんのよ」
こもり校長「嘘でしょ?」
COCO教頭「なるのよ。で、わかりやすく言うと、まあ例えば、私がマッチングアプリでちょっとデートしようとしてたことがあります。10年ほど前に」
こもり校長「過去にね」
COCO教頭「過去に外国人の方とね。ちょっと大人の話になっちゃうけど。で、“当日、会いましょう”ってなった時に、向こうから、それこそだんだだんがやってくれたみたいに、“じゃあ、どこどこで待ち合わせしよう?”みたいな連絡くれたんだけど、“あれ? なんでこの人とデート行くんだっけ?”みたいになっちゃって、やっぱね、直前に冷静になった時に、もっとなんか自分らしくいれる方、楽しい方、行っちゃおう、ってなっちゃいました」
こもり校長「怖い怖い怖いよ…。寒い寒い…」
COCO教頭「急に寒い。雪、降って来た」
こもり校長「生放送教室が寒いよ…」
COCO教頭「でも、これちょっとあるんですね〜」
こもり校長「らしいよ。だんだだん」
だんだだん「う〜ん…そうなんですね」
COCO教頭「だから、だんだだんは何も悪くない。一切何も悪くない」
こもり校長「こっちサイドは?」
COCO教頭「もう男子サイド、全く悪くない」
こもり校長「でもやっぱ、悔しい気持ちが残ってるんです。男子な。そうだよな? だんだだん。これ、我々はどうしたらいいんですか?」
COCO教頭「これは…なにがいいかってやっぱり、もう、平気なふりをしといて欲しい」
こもり校長「我々が? 傷ついてんのは我々なのに?(笑)」
COCO教頭「傷つけてごめん。全国の男子。傷つけてごめん。でも、これで、例えば、友達伝いで“だんだだん、気づいたらしいよ”みたいな。“で、ストーリーのこと、なんかこうやって言ってたよ”みたいなのが何かでまかり通って、私の耳に入って来たとしたら」
こもり校長「まあ、そうか…」
COCO教頭「“え、気まず…”ってなるし、そこで“ちょっと怒ってたよ”ってなったら、もう、ごめんなさい。自分が悪いのに、話せなくなっちゃいます。すいません。ほんとに、メンズ、ごめん」
こもり校長「そっちじゃん…」
COCO教頭「そう。そっちなのよ。でもね、あんの。この気分の浮き沈みみたいなのが」
こもり校長「あ、そう…」
COCO教頭「あるんだ。これがね、世の中の流れなんだ。だんだだん」
だんだだん「そうなんですね」
COCO教頭「悲しいけどな」
こもり校長「どう? このガチの本音。だんだだん」
だんだだん「いや、でもなんか、うん…なんか、知れてよかったです」
こもり校長「まあまあ、そうね。何か答えがないままモヤっとするよりかは」
だんだだん「はい」
COCO教頭「で、1つ言っておくと、何の悪気もない。ほんとに。何の悪気も。だからよくないんだよ。よくないけど、だんだだんに覚えていて欲しいのは、これがきっとこの先もあるから。あるのよ。生きている限り」
こもり校長「あるんですね?」
COCO教頭「あります。絶対にありますから、だから、だんだだんは、この段階で早く知れたっていうのが逆によかったと思って欲しい」
こもり校長「う〜ん。そうな」
COCO教頭「女子の、この面倒くささを」
こもり校長「じゃあ、我々は、今日で1歩大人になったということでよろしいんですか?」
COCO教頭「ごもっともです。その通りです」
こもり校長「だんだだん、我々は、まだまだ大人の階段昇れるらしいぞ」
だんだだん「そうなんですね(笑)」
一同笑い
COCO教頭「そうなんです(笑)」
こもり校長「だから来年のクリスマスにはまた違うエピソードを、我々、話せるように、また1年、頑張ってこうな(笑)」
だんだだん「はい(笑)」
こもり校長「ありがとな。話してくれて」
だんだだん「ありがとうございました」
こもり校長「メリークリスマス!」
だんだだん「メリークリスマ〜ス!」
♪ クリスマス・イブ / 山下達郎
COCO教頭「ちょっと…」
こもり校長「ん?」
COCO教頭「だんだだんに聴かせる歌としては、ちょっと、大丈夫?」
こもり校長「1番始めに、その現実を開けたのは教頭だからね」
COCO教頭「失礼しました(笑)」
こもり校長「だからせめてもの。今一緒に、だんだだんと俺たちは雪が降る町に佇んでいるわけですよ」
COCO教頭「そうだ」
こもり校長「そう。今、雪がもうそろそろ雨に変わるか? みたいな。来ないね〜、なんつって。“俺ら”だから、1人じゃないということです。だんだだんは。俺らがいる。俺らが、今、横で…。ただ、来る人は来ない」
COCO教頭「来ないっていうだけ(笑) そうか(笑)」
こもり校長「脈はない女は、ほんとになかっただけで」
COCO教頭「そうでしたね」
こもり校長「そう。でもいんだよ。これからだから」
COCO教頭「大人のね」
こもり校長「先があるからさ」
COCO教頭「そうそう。来年、また違うエピソードを聞かせてもらえるから」
こもり校長「じゃ、まだまだ報告会、聞いてこうかな? もしも〜し」
まやりーまん 愛知県 16歳
こもり校長「16歳。学年は?」
まやりーまん「高校1年生です」
こもり校長「今日は、高1祭りだね。みんな。高校初のクリスマスはどうだったの?」
まやりーまん「1ヶ月前から好きな人と一緒に過ごす約束をしてたんですけど」
こもり校長「好きな男の子とデートまで行く予定立てたの?」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「しかも1ヶ月前からずっとね、あっためてたんだね?」
まやりーまん「はい」
こもり校長「相手は同じ学校の子?」
まやりーまん「はい。同じクラスです」
こもり校長「それ、クリスマスデートまでよく持ってったね」
まやりーまん「頑張りました」
COCO教頭「いや、ほんとに頑張った」
こもり校長「え? まやりーまんが誘ったの?」
まやりーまん「はい」
こもり校長「すごいじゃん」
COCO教頭「どうやって、そういう話になったの?」
まやりーまん「ほんとに急になんですけど、テストが終わった日に、“テストお疲れ様”から入って、LINEで、“もし空いてたら一緒にどこか行きませんか?”っていうのを送りました」
COCO教頭「よく頑張った」
こもり校長「どうなんだろうね? やっぱ結局、ストレートに言うのが1番伝わるんかね?」
COCO教頭「シンプルなのがいいと思うよ。まやりーまんがやったのはいいよ」
こもり校長「1ヶ月前に“クリスマスデート行こうよ”で立ててさ、結構、予定とかは2人で立てたの? 何するか? みたいなの」
まやりーまん「はい。映画を観に行ってから、イルミネーションを観に行こうっていうのを立てました」
こもり校長「うわ。王道のコースだね」
COCO教頭「王道じゃない」
こもり校長「今って、この時期、映画なに観に行くの? なんかあったっけ? ちょうどいい映画公開してる?」
COCO教頭「まやりーまんはなに観ようとしてたの?」
まやりーまん「『ウィッシュ』っていう映画を」
こもり校長「『ウィッシュ』…? 俺らのただのリサーチ不足か?(笑)」
COCO教頭「ごめんなさい。ディズニーの最新かな?」
まやりーまん「はい」
こもり校長「あ〜ちょうどいいのあったんじゃない。ディズニーさんがやらないわけないんだから」
COCO教頭「で、その後イルミを観に行く、と」
まやりーまん「はい」
こもり校長「なるほどね。でも、さっき“けど…”みたいな。なんかあったの?」
COCO教頭「ゴニョゴニョってなってたけど」
まやりーまん「その2日前に、急遽相手から、“同じクラスの2人を誘っていいか?”っていう連絡が来て」
こもり校長「うわぁ〜なるほどね。はいはい」
まやりーまん「で、その相手の男友達がクラスの女の子のことを好きで、その子と一緒に過ごしたいから、でも2人で遊ぶ勇気はないから私たちと一緒に、みたいな話で」
こもり校長「うわぁ〜、友達だからあんま言いたくないけど、それはそっちでやってくれよ〜」
COCO教頭「そうか。だから、ダブルデートみたいな感じにしよう、ってなったんだ?」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「何をしてくれとるんだね…」
こもり校長「しかも、矢印がお互い反対側だからね」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「そうか。そうなったんだ?」
こもり校長「いやぁ〜、ダブルデートだと、ちょっと話は変わってくるよね?」
まやりーまん「“2人がいい”っていうのは言えなくて」
COCO教頭「まあね、なかなかね」
こもり校長「その2人差し置いて、急に“好きです”なんて言えないもんね」
まやりーまん「はい。で、もう、なんか映画とかも観に行けなくて」
こもり校長「ノー『ウィッシュ』?」
まやりーまん「ノー『ウィッシュ』です(笑)」
COCO教頭「じゃあ4人で何したの?」
まやりーまん「なんかその友達が、すごいアニメが好きって言って、だからアニメイトみたいなところにいたんですけど」
COCO教頭「アニメイト4人で行ったのか?」
まやりーまん「なんか私以外の3人がすごいアニメ好きで」
こもり校長「うわ、きちぃ〜」
まやりーまん「私、『サザエさん』ぐらいしかわかんないぐらい、ほんとにアニメわかんなくて」
COCO教頭「王道のやつ(笑)」
こもり校長「すごすぎるって」
COCO教頭「クラシックの漫画がね」
こもり校長「だいぶね」
まやりーまん「ほんとにわかんなくて」
COCO教頭「付いていけないよな」
まやりーまん「だからなんか…」
こもり校長「じゃあ、あんまり自分が喋ったりとか、メインになることのないデートになっちゃったのか?」
まやりーまん「はい」
こもり校長「今日、行こうと思えば、行きたかったの?」
まやりーまん「行きたかったです」
こもり校長「告白かぁ…行けたら行きたかったよな? 今日だよな」
COCO教頭「タイミング的にはね」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「じゃあ、ずっと4人で行動してたんだ?」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「うわ〜、じゃあタイミングないわな」
こもり校長「きちぃ〜。今後はどうすんの?」
まやりーまん「でも、その好きな人、すごくもてるんですよ」
こもり校長「うわ、じゃあ、なおのこと行きたかったね」
まやりーまん「はい。クラス同じなんですけど、同じクラスで、その人のことが好きっていう女子が4人いて」
COCO教頭「むっちゃもてるやん」
こもり校長「激モテ」
まやりーまん「で、なんか、みんな、バレンタインにチョコ渡そうかな? みたいな話をしてて」
COCO教頭「あと2ヶ月」
まやりーまん「だからそれを聞いて、やっぱ行動起こすのはクリスマスとかじゃないと、先越されるな、っていう思いがあって。だから、結構、賭けてたんですけど」
こもり校長「まあね、これが流れだからな…。次はいつ行こうとか、もう決めてないの?」
まやりーまん「告白する勇気とかも、すごい頑張って持ってたから、それがなくなっちゃって、なんか次もう1回勇気持つのがちょっと難しいっていうか…」
COCO教頭「奮い立たせるのがね」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「そうか。でもまずは2人で遊ばないとね」
まやりーまん「初詣とか?」
COCO教頭「あ、たしかに」
まやりーまん「会いたいですけど、でも、そんなクリスマスから日にち経ってないから引かれちゃうかな? とか」
こもり校長「いや、関係ないしょ?」
COCO教頭「ないない」
こもり校長「関係ないと思うよ。行こう行こう」
COCO教頭「しかもそういうイベントがある方が誘いやすいじゃない?」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「全然OK」
こもり校長「あと、“時間が経ってないのに引かれるかな?”っていって、ほんとに引くようだったら、逆にそれはまだだったってことだから告白しなくてよかったってことよ」
まやりーまん「あ…」
こもり校長「それで引かれてるんだったら、どのタイミングで行っても告白しても無理なんだから。それは」
まやりーまん「はい」
こもり校長「距離を縮めてくことから始めないと、急に告白とかそんな理想なことは絶対にないから。だとすれば、相手に好意があるってことを自分からちゃんと相手に伝えてくことが大事だから、その時行けなくても、“絶対に行ける時に一緒に何かしましょう”っていうのは、相手への愛だと思うよ」
まやりーまん「はい」
COCO教頭「だから、今回、初詣はダブル初詣にならないようにさ、全然、今誘ってもOKだしね」
まやりーまん「はい。でもなんか、すごい勇気が出ない…」
COCO教頭「これ、どうしましょう? 校長。勇気が出ない」
こもり校長「どうすればいいんだろうね? 勇気? 勇気は相手に対しては出すものじゃないんじゃないか?」
まやりーまん「でも、相手はなんかあんまり彼女作りたがってない感じが」
こもり校長「気のせい、気のせい。わからん、わからん。そんなのは言ってるだけよ。本音と建前ってあるから」
まやりーまん「え? そうなんですか?(笑)」
こもり校長「っていうのと、まやりーまんがどうなりたいかよ。その子とただの友達でいいのか? 友達よりもちょっと親しい関係でずっといたいのか? はたまた付き合いたいのか? ってなった時に、相手をどう思うか? 彼女を作りたくないって思ってる相手のことを尊重するんだったらそれは告白しない方がいい。相手を大切に思うならね。でも、2人で新しい1歩、未来を築きたいって思うんだったら、相手に対して自分が気持ちが変わるようにちゃんと思いを伝え、丁寧に伝え続けていかないと、それは絶対に、今まやりーまんが訪れたいと思う未来には絶対ならないから」
COCO教頭「そうだね」
こもり校長「相手のことをどう思うか? だと思う。相手が彼女作りたくなさそうだから告白する勇気出ません、って、その勇気は出さなくていいと思う。相手のことをどう思うか? で、自分を大切に思いながら、相手のことも大切に思って行動するのが1番だと思う。1人きりでは付き合えないからね。相手ありきだから」
まやりーまん「出来ることなら付き合いたいと思ってます」
こもり校長「だとしたら、その相手の距離に合わせて、自分が相手の物差しに合わせて、ちょっとずつちょっとずつ想いを伝えていかないと。押さなきゃ扉は開かないんだから」
まやりーまん「はい」
こもり校長「うん。だから自分の出来る距離感で、もし初詣に行けるんだったら初詣に行って。それだけで何かが変わるかもしれないから」
まやりーまん「そうですね」
こもり校長「相手とどうしたいか? っていう自分をいっぱいイメージしながら。もう1歩行ってみようよ」
まやりーまん「頑張ります」
こもり校長「俺らは応援してるからな」
COCO教頭「そうだよ」
まやりーまん「ありがとうございます」
こもり校長「今日、このクリスマスに出会ったんだから。だから、俺らで大きい気持ちを込めて」
こもり校長・COCO教頭「メリークリスマス!」
まやりーまん「メリークリスマス!」
今日の黒板
『 クリスマスに乗れ 』
こもり校長「クリスマスというものは、来るから楽しむんじゃないよ。クリスマスというものを楽しんだ人が素敵なクリスマスを送れるだけであって。“クリスマスなんか”って、俺も昔は思ってた。でもいろんな人に出会って、クリスマスはこんなに楽しいものだと思って、クリスマスというものを楽しんでやろうと思って、まあ今年はちょっと変な輩に絡まれたみたいなこともあるけど、それも全部思い出になるから。思い出は作ろうと思わないと作れないから。ソリに乗るのはサンタさんじゃなくて君だ!」
♪ 冬のプレゼント / もさを。
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です」
COCO教頭「今日ね、みんなと逆電繋いだじゃない? いろいろ、“はずが…”、“はずが…”、“はずが…”、“はずが祭り”だったけど、でも校長が最後に言ってくれたみたいに、やっぱそれもいい思い出になる日が来るのよ。来るし、これを乗り越えて、1個1個経験を積んだ時に、また違う人を好きになれたらさ、いい恋が出来るわけじゃない。だから、もし今日何もなかったっていうのも、それもそういうクリスマスの思い出だから、大事に思って欲しいなって思いましたね」
こもり校長「何もなかった今年があったから、来年はさあどうなる? っていう楽しみがあるわけだからね」
COCO教頭「そうそう」
こもり校長「だから、みんなでクリスマスは楽しんで行こう、って」
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立!」
こもり校長「さあ、生徒のみんな、立って」
COCO教頭「礼!」
こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
クリスマスは今年は全く良い思い出ないから
来年は絶対に良いクリスマスにする。
COCO教頭の放送後記
ダウンタウンクリスマス
わすれられない。12/25。
聴取期限 2024年1月1日(月)PM 10:00 まで
Music 2023.12.25 PLAYLIST
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予算は千円!相談者は中学生「彼女へのクリスマスプレゼントに何を買ったらいい?」のベストアドバイスは?
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。12月21日(木)の放送は、「クリスマス直前相談会」をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、彼女へのクリスマスプレゼントに悩む15歳の男性リスナーの相談に乗りました。