

『 誰かいるぞ! 』
とーやま校長「怖いよ、怖いんだよ…!」
あしざわ教頭「確かに、今日は授業の冒頭から知らない人達がずっとこっちを見てるんですよね…」
とーやま校長「ケモノの可能性あるぞ?」
あしざわ教頭「ヤバいヤバい(笑) でも、どうやら人っぽい感じですよ?」
???「…にゃー」
とーやま校長「ネコがいる! 明らかに人間の声だけど…(笑)」
あしざわ教頭「話しかけてみますか?」
とーやま校長「そうだな! あの~…どちらさまですか?」
GReeeeN先生「あの~…GReeeeNって言うんですけど…」
とーやま校長「ニセモノです! 俺の知ってるGReeeeN先生は、こんな若手芸人みたいなことやらない!」
GReeeeN先生「(笑)」
とーやま校長「横の人がオデコぺしぺし叩いてるもん!」
あしざわ教頭「いや、ちょっと待って下さい!(笑) よく考えたら生徒の皆も僕達も、誰もGReeeeN先生の顔知らないじゃないですか?」
とーやま校長「そうだね! という事は、ニセグリの可能性あるぞ!」
あしざわ教頭「リトグリみたいな言い方(笑)」
とーやま校長「申し訳ないけど、試そう! 教頭! GReeeeNクイズを出して!」
あしざわ教頭「じゃあ、ドラマ『ROOKIES』の主題歌になったGReeeeN先生の曲は?」
GReeeeN先生「キセキ! キセキ!!」
あしざわ教頭「一般の人が答えるテンションなんだよなぁ(笑)」
とーやま校長「ただ、今のは誰でも分かる問題だから、次の問題だそう!」
あしざわ教頭「現在公開中、GReeeeN先生がモチーフになっている映画『キセキ』のサブタイトルでもある『素人』『空人』『自由な挑戦をする人』を意味するGReeeeN先生の造語とは?」
GReeeeN先生「ソビト! 絶対ソビト!!!」
とーやま校長「答えるのは早いんだけど、幼稚園生混ざってない?(笑) じゃあ最後の問題! さすがにコレを正解したらGReeeeN先生だと認めよう! 今年1月7日にGReeeeN先生が初めて行ったさいたまスーパーアリーナ公演のタイトルは?」
GReeeeN先生「あっ、リーナ、ども。はじ……」
とーやま校長「ニセモノだーー!」
あしざわ教頭「ちょっと待って!(笑) 合わせようとした結果、もたついただけですよね?」
GReeeeN先生「にゃー」
とーやま校長「ネコになっちゃったし!(笑) GReeeeN先生ですよね?」
GReeeeN先生「ハイ!!!」
とーやま校長・あしざわ教頭「やったーーーーーーー!!!!」
とーやま校長「GReeeeN先生ってこんなにふざける人たちなんですか?(笑)」
HIDE先生「すいません~こんなことしか出来ないんですぅ~」
あしざわ教頭「人間味しかないじゃないですか!(笑)」
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!にGReeeeN先生が来てくださっているということで、マジで興奮している生徒たくさんいるんですよ! 掲示板にもものすごい書き込みが来てるんですよ!」
GReeeeN先生「ありがとうございます!!」
とーやま校長「今日は2時間よろしくお願いいたします!」
GReeeeN先生「よろしくお願いします!!」
あしざわ教頭「SCHOOL OF LOCK! 本日も開校です! 起立! 礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭・GReeeeN先生「叫べーーーーーー!!!!!!」
♪ キセキ / GReeeeN
ということで、今夜の生放送教室には、GReeeeN先生が4人揃ってキセキの初来校!

HIDE先生
navi先生
92先生
SOH先生
とーやま校長「まずは、お一人ずつ自己紹介をお願いします!」
HIDE先生「わたくしがGReeeeNのHIDEと申します…。どうぞよろしくお願いいたします…」
あしざわ教頭「女将みたいな(笑)」
とーやま校長「若手芸人感がすごいんですよね! そして!」
navi先生「わたくしがGReeeeNのnaviでございます!」
とーやま校長「HIDE先生に寄せなくていいんですよ?(笑)」
navi先生「クセでやっちゃうんだよね(笑) この後も寄せてくると思いますよ?」
とーやま校長「そんなわけないですよね? 変えてくるでしょ~! 続いて…」
92先生「わたくしが、GReeeeNの92と申します…(渋い声で)」
とーやま校長「今日は何個キャラを用意してるんですか?(笑)
92先生「まだ(自分のキャラクターが)未設定なんです(笑) この2時間で見つけていきたいです!」
あしざわ教頭「92先生ですから、92個くらい出るんじゃないですか?」
HIDE先生「おっ!!」
92先生「流石ですね…!」
あしざわ教頭「急にスポットが当たるとビックリしちゃいます(笑)」

とーやま校長「そして!」
SOH先生「ナマステ――――!!! GReeeeNのSOHでーす!」
navi先生「出ましたね!」
とーやま校長「普段も“ナマステ”が出るんですか?」
92先生「ライブとかでもテンションが上がった時に言うんですよ」
とーやま校長「じゃあ喜んで良いんですね!(笑) ナマステー!」
GReeeeN先生が皆さん揃ってラジオに出演されるのは、数える程度! 本当に今日は貴重です!
とーやま校長「僕達、SCHOOL OF LOCK!は未来の鍵を握る学校という事で11年ほどやっているんですけど、ご存知だったりしますか?」
HIDE先生「もちろんですよ! だって、SCHOOL OF LOCK!ですもん!」
とーやま校長「ちょっとウソ臭いな?(笑)」
HIDE先生「違いますよ!(笑)」
とーやま校長「navi先生にとって、SCHOOL OF LOCK!ってどういう存在ですか?」
navi先生「いや、わざわざ説明するなんて……!」

とーやま校長「これ、知らないな!(笑) でも、GReeeeN先生の曲は放送で何度もかけさせていただいていて、たくさん力をもらいました!」
GReeeeN先生「ありがとうございます!」
そんなGReeeeN先生は、デビュー10周年記念日となる先月1月24日にこれまでの全シングルを収録したシングルコレクション「ALL SINGLeeeeS〜&New Beginning〜をリリース!
とーやま校長「おめでとうございます! ボリュームがすごいですよね! そしてデビュー10周年を迎えられていかがですか?」
HIDE先生「でも、あっという間でしたね!」
とーやま校長「小説も出されていますけど、めちゃめちゃ色んな事があったじゃないですか! 楽しいことや辛いこと壁にぶち当たったこと……同じ悩みを抱えた生徒もたくさん聴いていると思います。ということで、GReeeeN先生を迎えて送る今夜の授業は……」
HIDE先生「ヘイ!!」
全員笑い
navi先生「なんで入って来ちゃったの?(笑)」
とーやま校長「HIDE先生の『ヘイ!』に、綺麗にエコーがかかっちゃったんですよ(笑)」

HIDE先生「すいません(笑)」
あしざわ教頭「次は入ってこないで下さいよ~?」
とーやま校長「ということで、GReeeeN先生を迎えて送る今夜の授業は……」
HIDE先生「……ペイッ!」
全員笑い
HIDE先生「すみませんでした(笑)」
改めて! 今夜の授業テーマは……「新たな始まり」!!!
「進級」や「進学」「就職」など、この春新たな始まりを迎えるオマエの今の気持ちを聞いていきたいと思う!
「この春から地元を離れて一人で暮らします」
「卒業間近に離れ離れになる友達に伝えたい事があります」
「付き合ってた彼氏と別れてまだ前を向けません!」
など、生徒の君が抱える今の気持ちを聞いていきたいと思います!
そして、GReeeeN先生のオリジナルクリアファイルを10名の生徒にプレゼント!
プレゼントを希望する生徒はもちろん、GReeeeN先生への先生へのメッセージや、授業の感想などを学校掲示板にドンドン書き込んでくれ!
改めて…GReeeeN先生は、デビュー10周年記念日である、1月24日にこれまでの全シングルを収録したシングルコレクション「ALL SINGLeeeeS~&New Beginning~」をリリースされました!

とーやま校長「もちろん、知っている曲はたくさん入っているし、改めてじっくり聴かせてもらったら、どの曲も自分が主人公の映画があったとしたら、全部の曲が主題歌になり得る曲だなって思いました。そういう感覚で聴いている生徒も多いと思います!
自分が中心っていう言い方はアレですけど、それでも良いって思うし、ちゃんと自分が真ん中にいて、色んな景色が周りにあって、そこでどう動いていくかっていう曲たちを改めて聴かせてもらったって感じです!」
GReeeeN先生「ありがとうございます!」
あしざわ教頭「皆さんの声がそれぞれ違うじゃないですか。聴いている人によって、気持ちを重ねる人が違ったりするのかなって思ったんです。色んな主人公がいるみたいな感覚で聴いていたので、すごく感動的でした!」
とーやま校長「やっぱり、GReeeeN先生の楽曲ってカッコいいですね!」
92先生「ありがとうございます! なるべくたくさん言っていただいて…」
とーやま校長「92先生は、レコード会社側の意見を発してくれるポジションなのかな?(笑) 聞いた話によると、ジャケットの文字もGReeeeN先生の手書きだということで!」
HIDE先生「そうなんです。それぞれ4人で『ALL SINGLeeeeS~&New Beginning~』の文字を書いたんですよ。それぞれ字が上手いところを使いました」
navi先生「良いとこどり!」
あしざわ教頭「じゃあ、書いた人がそれぞれ違う文字を、一つの文にしてるんですか?」
HIDE先生「実は、うまいこと1枚になっているんです!」
ちなみに、採用された文字が一番少なかったのは92先生!
だけど、ある程度は均等に使われているのだそう!
とーやま校長「“SINGLeeeeS”の間に“e”が4つ入っているんですけど、これは全部同じ人が書いた文字ですか?」
HIDE先生「これ多分、別だと思うんですよ」
あしざわ教頭「別なんですか!?」
とーやま校長「こだわりがすごい!(笑)」
さらに、書籍『それってキセキ GReeeeNの物語』も発売されています!

とーやま校長「GReeeeN先生の今までが分かる1冊になっているんですけど、この小説を読んで、ここまで来られるのにたくさんの出来事があったんだなぁと思いました。例えば、皆さんの出会いについて聞かせていただきたいんですけど…」
HIDE先生「元々、僕とnaviは予備校時代から一緒で、その後、同じ大学に受かって、その大学で出会うのが92とSOHなんです。そこで4人が集まるっていう形なんです」
とーやま校長「HIDE先生は元から音楽が大好きだったと思うんですけど、人前に出られるのも好きだったんですか?」
HIDE先生「バンドをずっとやっていたので、バンドでライブはいっぱいやっていましたね」
とーやま校長「そこから、4人で音楽を作っていくんですけど、GReeeeN先生には歯医者さんになるという道もあったわけで。今も歯医者さんをやられているんですよね?」
HIDE先生「そうですね」
とーやま校長「両立されているわけですよね! 勝手な想像ですけど、めちゃめちゃ大変なんだろうなって思うんですよ」
HIDE先生「でも、人間の脳ミソって追い詰められた方がいいんですって。忙しい方がより良いものが出来るらしいんです」
あしざわ教頭「ほお~!」
HIDE先生「そもそも、なんでこの4人でGReeeeNをやる事になったかというと、僕はずっと中学・高校とバンドをやっていて、その時に楽器の担当を決めますよね。
すると、初めて楽器を演奏するやつが多いから、楽器の使い方を勉強するところから始まって、次第にバンドになっていきますよね。新しいメンバーで音楽をやるとなると、また一から教えなくちゃならなくて、大変じゃないですか。
そんな時に、最近は打ち込みとかで音楽が作れるって知って、たまたまnaviが打ち込みの機械を持っていたので、“一緒に音楽やろう”って事でやってみたら形になったんです。
始めは僕とnaviの二人でやっていたんですけど、二人とも声が高めなので、曲を聴いた時に“高いなぁ”って思ったんです」
navi先生「確かに(笑)」
HIDE先生「低い声が欲しいなって思ったんで、その時に周りにいた友達から92とSOHを引き抜いて、“やろう!”って誘ったんです」
とーやま校長「その時のことが本にも書いてあるんですけど、92先生もSOH先生も、音楽に興味はあったけど、人前に出て表現しようっていうことは考えていなかったらしいですね」
92先生「考えていなかったですね。見る側だったので」
とーやま校長「HIDE先生に声をかけられた時は、どういう心境でした?」
92先生「ついに来たな…と」
全員笑い
とーやま校長「自信があったってことですか?(笑)」
SOH先生「やはり来たな…と」
92先生「二人とも声が高いので、声が低い奴を探しているだろうなぁって思っていたんです」
あしざわ教頭「そこまで分かっていたんですか(笑)」
SOH先生「最初の方は二人(HIDE先生とnavi先生)でライブをやっていたんですけど、そのライブを観に行った時に、“僕らいるな……”って(笑)」

♪ ソビト / GReeeeN
とーやま校長「映画『キセキ -あの日のソビト-』の主題歌でもある『ソビト』ですけど、素敵な曲ですね!」
GReeeeN先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「これは、どういう思いで作られた曲なんですか?」
HIDE先生「この曲は10年以上前からある曲で、本当は男子と女子の恋愛をかけあっていくイメージで出来ていたんですけど、そこから歌詞も少し変えて、仲間同士だったり、友達同士だったり、色んな関係に置き換えていけるものにしたんです。そこの根底には愛が無いと関係が上手くなっていかないよ、っていう意味も込めて作りました」
とーやま校長「HIDE先生は、今流れていた『ソビト』を聴きながらも、ギターを弾いてらっしゃったりとかして、普段から(音楽を聴く時間は)インスピレーションの時間だったりするんですか?」
HIDE先生「いや、何も意識してなかった…!」
とーやま校長「他の楽曲を流している時もご自分で演奏をされていたので、常に音楽を意識しているのかなって思ったんです」
92先生「日常から意識している人だと思うんですよ。大学の時にクーラーから水が漏れていたんですけど、ポツッポツッって水が落ちる音を聴いて、『これで曲書けるわ』って言ってたんです。“怖っ!”って思いましたね(笑)」

HIDE先生「ですって!」
あしざわ教頭「全然覚えてない(笑)」
とーやま校長「HIDE先生としては意識なくやっているんですね。それが日常だし、普通というか。ずっと音楽が自分の中にあるんですね」
HIDE先生「そうですね。他の人からしたら面倒な奴だと思うんですけど、カラオケとかに行くと、“この曲のAメロはドラムが気持ちいいから”って、他の人が歌っている時にもドラムを叩いたりするんです」
しかし、「Bメロはベースが気持ちいいからベースを」「サビになったらギターが気持ちいいからギターを」などなど、誰が歌っていてもエアーで楽器を弾いてしまうのだそう!
とーやま校長「だけど、歌っている時に店員さんが入って来たりしたら、“アレッ? もしかして…”ってなりません?」
HIDE先生「『お兄ちゃん、歌上手いね!』って言われたことはあります(笑)」
あしざわ教頭「バレるとかじゃなくて(笑)」
とーやま校長「今まで、気付かれそうになった事などはあるんですか?」
92先生「過去に、病院で診療していて患者さんとお喋りする中で『沖縄出身なんです』って話をしていたら、その患者さんの娘さんが僕たちの曲を聴いていてくれたみたいで。それで、お母さんを通して『先生、血液型は?』とか『誕生日いつ?』って感じで聞かれて」
とーやま校長「プロファイリングが始まってる!(笑)」
92先生「普通に喋っていたらある日『私、調べあげてきたんです!』って感じで言われて、NOって言えない状態だったので、『ナイショね?』って感じで(笑)」
あしざわ教頭「そんな角度で分かってしまったりするんですね!」
92先生「驚きましたね」
とーやま校長「じゃあ、雑踏の中でどこかから『ナマステ~』って聞こえて来たら、“SOHがいるぞ!”ってことですよね!」
HIDE先生「ありえますよ!」
SOH先生「ありえます!」
あしざわ教頭「どこから生まれた自信ですか(笑)」
SOH先生「僕もよく分からなかったです(笑)」

そして、ここからはGReeeeN先生がSCHOOL OF LOCK!の生徒に逆電!
この春、新たな始まりを迎える今の気持ちを聞いていきます!
とーやま校長「もしもし!」
GReeeeN神 東京都 17歳 男性 高校2年生
GReeeeN神「もしもし!」
とーやま校長「名前から分かる通り、GReeeeN神はGReeeeN先生の事がめっちゃ好きなんだね!」
GReeeeN神「はい、めっちゃ好きです!! 『キセキ』出た時から好きです!」
とーやま校長「大好きなGReeeeN先生と電話がつながっている状況だけど、今どういう心境?」
GReeeeN神「もう…テンパってて…!」
とーやま校長「よく分からないよな!(笑) そんなGReeeeN神の『新たな始まり』って何?」
GReeeeN神「自分、夢があって上京してきているんですけど、春から初めて一人暮らしをするので、それが新たな始まりです!」
RN GReeeeN神は、高校1年生の9月に上京してきて、今までは寮に住んでいたのだけど、
4月からは“周りに甘えないようにしよう”という思いから、一人暮らしをする決断をしたのだそう。
とーやま校長「甘えないようにって事は、GReeeeN神は、なにかやりたいことがあるってこと?」
GReeeeN神「はい。GReeeeN先生の影響で、小学校6年生の時から歌手になりたくて、今も専門学校に通っているんです」
とーやま校長「すごいね! GReeeeN神の両親はなんて言ってくれているの?」
GReeeeN神「母も元々は歌手になりたかった人で、母は親に反対されて諦めたので、僕が歌手になりたいって話をしたら、応援するって言ってくれました」
とーやま校長「まさに、GReeeeN先生もこういう時期があったわけですよね。GReeeeN先生にはどういう事を聞きたい?」
GReeeeN神「GReeeeN先生は、歯医者と歌手の両方やっていて、不安とかは無かったのかなっていうのが聞きたいです」
とーやま校長「GReeeeN神が、これからやっておくべき事や、心がけておくこととか何かあったりしますか?」
92先生「夢を持ってそこに向かう事は大事な事だと思っていて。僕、わりと前向きなので不安に思うことが無いんですよ。やってみて上手くいくことも、転ぶこともあります。だけど、転んだ時に“次はこの小石をどう避けようかな”って考えて進めば夢に向かって真っ直ぐ行けるんじゃないですかね」
とーやま校長「そのマインドだな!」
GReeeeN神「はい!」
とーやま校長「更に、4月からは一人暮らしも始まるわけでしょ? 一人暮らしもなかなか不安じゃなかったですか?」
HIDE先生「そうですね。僕は小学校卒業の時に家を出たんです」
とーやま校長「12歳でってことですか!?」
HIDE先生「はい。僕も寮に入って、高校から一人暮らしを始めたので、彼の気持ちはすごく分かるんですよね」
とーやま校長「寂しくなかったですか?」

HIDE先生「寂しさっていう部分もあったんですけど、僕が彼に言ってあげることがあるのなら、
シンガーソングライターって、基本的には自分の中で生まれてきたメッセージやメロディを人に伝えていくのがシンガーで、ソングライターなんですよね。なので、ここからいろんな経験をしていくと思います。歌手になるための経験もあれば、そうじゃないものもある。
そういう経験を全部含めて、咀嚼(そしゃく)して出るのがシンガーソングライターなんですよ。だから、“自分の目標が歌手だから、その為だけにこれをやるんだ!”っていうのは素晴らしいこと。だけど、だからと言って、そうじゃない事を蹴っちゃダメ。
いろんな経験を全部背負い込んで、歌にしていくのがシンガーソングライターなので、友達をいっぱい作って遊びに行ったり、キレイな夕日を見たり、良い映画を観たり、上手くいかない経験があったり、
それが全部歌になるのがシンガーソングライターだと思うので、恐がらずにいろんな経験をしてください!」
とーやま校長「GReeeeN神! めっちゃ嬉しい言葉をもらえたんじゃない?」
GReeeeN神「めっちゃ嬉しいです!」
とーやま校長「今、どんなこと思ってる?」
GReeeeN神「今の言葉を胸に、いろんな経験をしてどんな事でも乗り越えていきたいなって思いました!」
あしざわ教頭「不安でもいいって事ですもんね」
HIDE先生「全然いいです。不安は解消しなくてもよくて、その不安な自分を覚えておくというか、何で自分が不安なのかをちゃんと見ておくこと、それが大事な気がします」

とーやま校長「この電話の事も歌にしたら、めっちゃ良い曲作れそうだよな!」
GReeeeN神「そうですね!」
とーやま校長「いつか、GReeeeN神が作った曲を聴いてみたいですね!」
HIDE先生「ぜひぜひ!」
良い始まりを迎えられるように祈ってるよ! 頑張れ! RN GReeeeN神!!
♪ 歩み / GReeeeN
とーやま校長「これまでもGReeeeN神は一歩一歩、着実に前に進んでいったわけですけど、この電話の瞬間に、スピードも上がったし、歩幅もすごく大きくなった気がします!」
HIDE先生「歩幅が真っ直ぐじゃなかったとしても、それもプラスになってくれたらいいですよね」
続いて逆電した生徒は……
はぁぁぁぁな 新潟県 13歳 女性
とーやま校長「ラジオネームに小さい“ぁ”が4つあるけれど…」
あしざわ教頭「これは、そういうことか?」
はぁぁぁぁな「そういうことです!」
HIDE先生「ありがとう!」
とーやま校長「信じられる? 今ここにGReeeeN先生がいるんだよ?」
はぁぁぁぁな「もう、緊張し過ぎて、嬉しすぎて…緊張してます!」
緊張マックスなRN はぁぁぁぁなの、「新たな始まり」とは……
はぁぁぁぁな「来週、大好きなお父さんが2年間サウジアラビアに行ってしまうことです」
とーやま校長「それは、お仕事の関係で?」
はぁぁぁぁな「はい。単身赴任で」
とーやま校長「はぁぁぁぁなにとっては、どういうお父さん?」
はぁぁぁぁな「優しいし、勉強とか分からない時も教えてくれます!」
とーやま校長「じゃあ、お父さんのことが大好きなんだ! だけど、お父さんがサウジアラビアに行くことで、はぁぁぁぁなは、どういう所が不安?」
はぁぁぁぁな「食べ物とか、言葉とか、治安とかも心配だし、母と二人きりになるのでケンカにならないか心配です」
とーやま校長「お父さんが遠くに行ってしまうと、お父さんが好きだっていう思いも直接言う機会が減ってしまうよね。だけど、来週まではまだ時間があると思うんですよ」
HIDE先生「そうですね。話を聞いていると、自分の事よりもまず初めにお父さんの事を心配をしていたので、きっとお父さんが大事で、大好きなんだなぁって思うんです。
だから、はぁぁぁぁなちゃんがやれることがあるとするならば、自分が元気に楽しんでやっていることがお父さんに伝わることが、お父さんにとって一番嬉しいことのような気がするんです」
とーやま校長「確かに!」
HIDE先生「努力することでもないかもしれないけど、そのままお父さんにぶつかる。それがお父さんに対して“元気でやっているよ”っていうことに繋がると思います」
はぁぁぁぁな「そうですね!」
とーやま校長「そうしたら、前向きな気持ちでお父さんを送り出すこと出来ますよね」

HIDE先生「だけど、ウソをついて元気な感じを出すよりも、『お母さんとケンカしちゃった…』っていう方が“しょうがないな”って思ってくれるかもしれない」
とーやま校長「そうですね。その方がお父さんとしては嬉しいんじゃないかな。話を聞いてみて、どう?」
はぁぁぁぁな「GReeeeN先生が、お父さんと私の事を考えてくれて嬉しいです!」
とーやま校長「本当だよな!」
あしざわ教頭「贅沢だぞ~!」
HIDE先生「いやいや(笑)」
最後に、RN はぁぁぁぁなから、GReeeeN先生にあるお願いが!
はぁぁぁぁな「これからお父さんが単身赴任になったり、お母さんと二人きりになるから不安です。元気になれる言葉をください!」
とーやま校長「じゃあ、これは92先生にお願いしましょう!」
92先生「自分の不安をお父さんにぶつけて、『お父さんの不安は?』って聞くと、お父さんもグッと距離を縮めてくれると思うので、この言葉で元気になるんじゃないかと予想してます! …伝わってます?」
はぁぁぁぁな「伝わってます!」
92先生「日本語が下手なんですよ(笑)」
とーやま校長「思いのほか、めっちゃ真剣に答えてくださったので、面白いこと言うのかなって思ったさっきまでの自分を殴っておきます(笑) でも、本当にそうですよね」
92先生「お父さんも心配だと思うので、歩みよって距離を縮めてみてください」
HIDE先生「その為の1週間ですよね!」
とーやま校長「寂しい気持ちは当然あるけれど、それを分け合うのも家族だし、今後、嬉しいことがあったらそれもお父さんに渡してあげて!」
はぁぁぁぁな「はい! ありがとうございます!」
♪ 遥か / GReeeeN
そして、早いもので今日も黒板の時間になってしまいました!
今日はHIDE先生に黒板を書いてもらいました!

『 UR not Alone! 』
HIDE先生「時期的に受験生の人も聴いていると思うんですけど、僕は、自分にウソをついてはいけないと思っているんです。
例えば勉強をしていて、周りの人に“よく頑張ったね”って言われたとしても、自分の中では本当は余力があるのに、『自分はよくやった』っていう自己評価のままで終わってしまうと、それは自分にウソをついていることになるんです。
ぶっ倒れるまでやることが自分にウソをついていない状態だと思っていて。結局、人間は一人じゃないという事ではなくて、一人になったとしてももう一人の自分が絶対に見ているので、自分にウソをつかなければ周りにも優しさとなって伝わるし、目標に近づく為の何かになると思って『UR not Alone!』という言葉を書きました!」

とーやま校長「GReeeeN先生の曲って、なんでこんなに勇気が詰まっているんだろう? っていう理由が分かった気がします! この4人がGReeeeNであるからこそ、これだけ力をもらえるんだなぁって思います」
GReeeeN先生「ありがとうございます!」
GReeeeN先生! 今日は来ていただいて本当にありがとうございます!
ぜひ、また遊びに来てください!
あしざわ教頭「起立! 礼!!」
とーやま校長・あしざわ教頭・GReeeeN先生「また明日~~~~!!!!」

【FAXイラスト】

RN ラスカルハッピー

RN あおりんご

RN ふてふてりんご

RN ハチトマト

RN ふくこっこ
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【逆電リスナー】
GReeeeN神 東京都 17歳 男性
はぁぁぁぁな 新潟県 13歳 女性
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【オンエアリスト】
22:05 キセキ / GReeeeN
22:14 愛すべき明日、一瞬と一生を / GReeeeN
22:44 ソビト / GReeeeN
23:24 LAST HERO / BLUE ENCOUNT
23:27 Survivor / BLUE ENCOUNT
23:38 歩み / GReeeeN
23:45 遥か / GReeeeN
23:50 愛し君へ / GReeeeN
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GReeeeN先生が来校してくれたキセキ。
また一緒に遊びたい!
校長のとーやま
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GReeeeN先生は確かにいた!!
もっとこれからもラジオに来てほしいー!
教頭のあしざわ
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