『 正解は「大団円」でしたー 』
昨日は閃光ライオット2012のファイナリスト、
SHE'S先生が音楽室から授業をしてくれました!
そのライブ授業の最後、感想を言っていたとーやま校長から飛び出した1つの言葉
「大円団」
実際はこんな言葉はありません!
正解は大団円!
あしざわ教頭も気付かなかったけど、漢検大丈夫かな?
ちなみに漢検の受験日は2月7日日曜日です!
今夜は、お知らせ(予言)にもあった
「“とあるアーティスト”の“とある曲”を初オンエアする…かも?」という言葉
その“とあるアーティスト”とは…
ゲスの極み乙女。!
きゃりーぱみゅぱみゅ!
RIP SLYME!
androp!
………高橋優!
and more!!
音楽レーベル「unBORDE」に所属する12組がコラボ曲を制作!!
このunBORDE all starsが制作した新曲「Feel」を初オンエア!!
♪ Feel / unBORDE all stars
とーやま校長「めっちゃ楽しい曲だね!」
あしざわ教頭「みんなで歌うって良いですよね! 高校の時にやっていた合唱とかを思い出したりして、みんなで大きな声を出すのってすごい一体感とかもあるし、高揚感とかもあるし…」
とーやま校長「気持ちがいいよね! “androp内澤先生の声じゃん!”とか、“SUのアニキ来た!”とか…何回も聴いて確かめたくなる曲だなぁ」
あしざわ教頭「幸せな気持ちになりました!」
そして今夜の生放送教室のテーマは…
掲示板逆電!!
ラジオの中の学校、SCHOOL OF LOCK!
生徒のみんなが集まる学校掲示板は、我が校の「教室」です。
今夜も、この教室にいる生徒と話をしていきたいと思う!
今、思っている事をなんでもいいので学校掲示板に書き込んでください。
みんなに書き込みが見られるのが恥ずかしいという生徒は、メールで送ってくれても大丈夫です。
今日も、話をしよう!
こんな書き込みをくれた生徒に逆電!
■ ココロの休息期
音楽聴いても、お母さんから暴言吐かれても、なにも感じられなくなった。この間、唯一泣けるamazarashiの無題を曲を聞いたけど、泣けなかったどころか、何も感じなかった。悲しいというより、悔しい。みんなみたいに、感じたいし、泣きたい。最後にちゃんと泣けたのは、11月末に行ったサンボマスターのライブ。この間お母さんにひどいこと言われた時、泣けたは泣けたけれど、お母さんの前では泣けなかったし、ちょっとしか泣けなかった。ある人は、ココロの休息期なんだよ、って言ってたけど、休息期なんて要らない。感じたい。泣きたい。今まで泣けてなかった分、人一倍泣きたい。泣けないことが、感じられないことが辛い。感じられないんだったら死んだ方がマシって、思ってしまう。
にがつマカロン
女性/18歳/神奈川県
2016-02-04 16:28
女性/18歳/神奈川県
2016-02-04 16:28
とーやま校長「もしもし!」
にがつマカロン 神奈川県 18歳 女性 高校3年生
にがつマカロン「もしもし! 神奈川県、にがつマカロンです」
とーやま校長「書き込みありがとう! 書き込み読んだんだけど、感情というものが今よくわからないものになってしまっている?」
にがつマカロン「はい」
とーやま校長「悲しいとか嬉しいとかを感じにくくなっちゃっているのかな」
にがつマカロン「そうなんです…」
とーやま校長「それはいつくらいからこう思い始めてるの?」
にがつマカロン「11月くらいから泣けなくなってしまって……。その頃、文化祭があって学校に行けてないんですけど、文化祭にだけは顔をだそうと思って。美術系の学校なんですけど私だけ続けられなかったから劣等感を抱いたのと、3年前くらいからお母さんが暴言を吐き続けて、それもきっかけなのかなと思います」
とーやま校長「3年前にお母さんはなにかあったの?」
にがつマカロン「おばあちゃんが亡くなってしまって、その時くらいからです」
とーやま校長「にがつマカロンのお母さんにとってのお母さんが亡くなってしまったんだね。にがつマカロンのお母さんも、そこで心のバランスが崩れてしまったのかな。今でも言われたりするの?」
にがつマカロン「します」
とーやま校長「話はしたりするの?」
にがつマカロン「機嫌が良いときはします。でも、突然“あんたと話しても楽しくない”って言われたりします」
とーやま校長「最初はびっくりしたでしょ? 最初の頃はどうしていたの?」
にがつマカロン「どうして私だけって思って悔しかったです。いつか見返してやるって思っていました」
とーやま校長「にがつマカロンは兄弟はいるの?」
にがつマカロン「兄弟は弟と妹がいて、たまに兄弟にも言ったりするんですけど、特にひどいのは私なんです」
あしざわ教頭「最初の頃は傷ついて泣いたりしていたけど、だんだん薄れてきちゃったのかな」
とーやま校長「最近は、お母さんに言われても何も感じない?」
にがつマカロン「たまに泣きそうになったりはするんですけど、お母さんの前では泣けないです」
とーやま校長「お父さんは家にいるの?」
にがつマカロン「お父さんは仕事で海外にいます」
とーやま校長「そうかぁ…。じゃあ、お母さんが家のこと全部やらないといけないし、安心できる場所とかがないのかな。生活も大変だろうし、いっぱいいっぱいになっちゃってるのかな」
あしざわ教頭「お母さんは暴言を言ってきた後に謝ってきたりとかはある?」
にがつマカロン「私が泣いた時に“いつもごめんね”って1回言ってきたんですけど、それきり無いです」
とーやま校長「ごめんとは思ってはいるけど、お母さんもメンタルが不安定な状態だから、口をついて出ちゃうんだろうし、悪いとは思っているんだろうなぁ。お母さんに対してはどう思ってる?」
にがつマカロン「止めて欲しいとは思うんですけど、暴言を吐くのがお母さんにとっての唯一のストレス発散なので、言えない状態です」
とーやま校長「どこかで私が我慢さえすればって思っちゃってる?」
にがつマカロン「はい……」
とーやま校長「にがつマカロンは優しいなぁ…。でも、にがつマカロンの毎日の時間がお母さんに持って行かれてしまって、本当は楽しいことがたくさんあるのに、そっちにいけなくなってしまうのは良くないよな」
あしざわ教頭「兄弟とはなにか話したりはする?」
にがつマカロン「弟は受験でピリピリしていて、妹はバイトとかしているので時間が合わないっていう感じです」
とーやま校長「そうかぁ。弟は集中しないといけないし、お姉ちゃんとしては応援しないといけないもんな。書き込みに、“みんなみたいに泣きたい”って書いてくれているけど、これはどうして?」
にがつマカロン「私はamazarashiが好きなんですけど、ライブの時に周りのみんなは泣いているのに私だけ感じなくて、泣けなくて、それがすごく悔しかったんです」
とーやま校長「今まではそうじゃなかったんだ」
あしざわ教頭「自分の心が麻痺しちゃってるんじゃないかって思う?」
にがつマカロン「思います。なんで私だけ泣けないんだろうって…」
とーやま校長「本当ならamazarashi先生の曲を観て、聴いて、もっと色んな事を思えるはずなのに、今の自分の状況がこうだから心の中にストッパーがかかってしまって泣けないのが悔しいっていうことなのかな」
にがつマカロン「はい」
あしざわ教頭「にがつマカロンは、泣かなきゃいけないって思っている?」
にがつマカロン「そうは思っていないんですけど、出来れば泣きたいんです」
あしざわ教頭「状況が違うけど、僕も昔からあんまり泣けない人なんだ。誰かが感動して泣いていても、泣いている人を見て自分が泣けなくなっちゃったりするんだよね。なんで泣けないんだろうって思うんだけど、最近は泣けばいいっていう事でもないなって思っていて。にがつマカロンは、泣けたら正しいって思ってしまっているんじゃないかな。今は、涙が出ない状態かもしれないけど、だからといって、にがつマカロンに感情が無いっていうわけではないと思うな」
あしざわ教頭「出るべき時に出るんじゃないかな。“泣かなきゃ!”って考えちゃうと、より一層気持ちを抑えてしまっている事になるから、そこに対しての焦りとかはなくてもいいんじゃないかなって思うんだ」
とーやま校長「もしかしたら、泣きたい所が別にあって…。本当はお母さんとの関係に対してめっちゃ涙を流したいんじゃないのかな?」
にがつマカロン「たぶん、そうだと思います」
とーやま校長「感情はコントロールするものではないと思っていて、役者の人とかは別だけど、普通の生活でそれをやるのは身体や頭の中に良くないと思っているんだ。お母さんに対してとか、兄弟や遠くに居るお父さん事への感情を、にがつマカロンがどう思っているのかっていうのを考えてみて、そこに涙はあるし嬉しさもあるかもしれない。心のどこかにある感情と話し合うことが今は大切なんじゃないかと思うな」
にがつマカロン「ありがとうございます!」
とーやま校長「泣きたいっていう欲があるわけでしょ? どこかでストッパーがかかっちゃってるから難しいかもしれないけど、寝る前とかに“自分のやりたいことなんだろう”ってまっさらな気持ちで考えたときに思ったことは、純粋なにがつマカロンの感情だと思うんだ。そこを開放出来たらいいよね」
あしざわ教頭「にがつマカロンは、お姉ちゃんだし、周りのことをすごく見ていると思うから、こうならないといけないっていう気持ちが自分の中で強くなりすぎちゃってるのかな。周りのことじゃなくて、自分の事を考えてみるのもいいかなって思うよ」
とーやま校長「感じられていないっていう事はないからね。こうやって書き込みもくれているし。悔しいって思ったり、泣きたいって思うのも感情だしね」
にがつマカロン「ありがとうございます」
とーやま校長「……でも、まだモヤモヤしちゃうよなぁ。この後も喋ろうか?」
にがつマカロン「はい…!」
という事で、23時台もRN にがつマカロンと話すことに!
とーやま校長「掲示板見られた?」
にがつマカロン「見れました!」
とーやま校長「みんな、どんな事言ってくれてた?」
にがつマカロン「“泣けないのはあなただけじゃないよ。私も泣けなかったよ”って書いてくれてて、私だけじゃないんだなって思いました」
あしざわ教頭「書き込み見て思うことあった?」
にがつマカロン「勇気や希望をもらいました。お母さんの事も、お母さんだけが悪いわけじゃないなって思いました」
とーやま校長「俺も、色々考えたりしたんだけど、やっぱりにがつマカロンはすごく優しいし、お母さんにひどいこと言われても私が居てあげないと、って思えてるわけでしょ?」
にがつマカロン「はい」
とーやま校長「普通だったら、家に居たくないって思っちゃう人もいると思う。そう思ったこともあった?」
にがつマカロン「ありました」
とーやま校長「それでも家にいて、お母さんと話もしているわけでしょ? すごい優しいなって思ったし、優しいだけじゃなくて、強さもちゃんとあるよね。そこから逃げようとしたい気持ちもあるかもしれないけど、居続けるという所も自分では気がついていないけど強いところだと思う」
にがつマカロン「ありがとうございます!」
とーやま校長「すごく頑張っているよな! にがつマカロンは!」
あしざわ教頭「逃げ出したくなるような状態だと思うけど、そこから逃げずにいるから、心にずっと力が入った状態なんじゃないかな」
とーやま校長「俺たち人間は、頑張らないといけないし、“頑張れ!”って簡単に言ってしまうけど、それでも声をかけたくなっちゃう。でも、“頑張る”を突き詰め過ぎてしまうと身体にも限界が来るし、心も頑張れるゲージが壊れてしまうかもしれない。にがつマカロンはここまで頑張って耐えてきてるし、もうちょっと頑張らなくて良い日があってもいいかもしれないね。甘えていい瞬間がもっとあってもいいと思うな」
あしざわ教頭「一日過ごしていて、気が楽な時間とか、自分だけの時間とかってある?」
にがつマカロン「ギターを弾いている時が…」
あしざわ教頭「そうなんだ!」
とーやま校長「それは誰かの曲とかを弾いているの?」
にがつマカロン「SEKAI NO OWARIとか、BLUE ENCOUNTとか弾いています」
とーやま校長「そういう時ってどういう事を思っている?」
にがつマカロン「自由な感じがします」
とーやま校長「それって素敵な感情だよね! 涙が流れるっていうのも人間の一つの行為だと思うけど、そうやって自分の好きなことを歌って、自分でギターを弾いて、頭や心の中に自由な景色とかが広がるってすごい良いものだよね!」
にがつマカロン「はい!」
とーやま校長「涙って悲しい時にも流すけど、嬉しい時にも流れるものじゃん。好きな曲をいっぱい歌っていて、なんて素敵な曲なんだろうって思って涙が流れる時もあるかも知れないし、ギターを弾いている時が落ち着くのであれば、その時間をもっと増やしてもいいかもしれないな」
あしざわ教頭「全部が涙に集約されるって思い過ぎなくてもいいと思うな。すごく笑うっていうのも、涙を流すのと同じくらいの効果があると思う。大声で歌って“気持ちいいな!”って思う事も、心に溜まったものが出るっていうところでは一緒のものだと思うんだ。そうやって、歌を歌うとかでも良いと思うよ」
とーやま校長「人間の感情には喜怒哀楽があるけど、怒りの感情でも振り切れる事が出来たらいいね。今だったらギター弾く時が喜びで、お母さんにひどい事を言われた時は哀しみだと思うんだけど、“怒る”っていうのもあってもいいんじゃないかな? にがつマカロンは優しいから、中々ぶつけられないかもしれないけど、独り言とかいいから吐き出していいんじゃないかな? にがつ悪マカロン出しちゃおう。悪カロンだよ!」
にがつマカロン「(笑)」
とーやま校長「そんな所もあっていいんじゃないかな。それが、俺は人として豊かなことだと思うし」
あしざわ教頭「人間ってうまく出来ていないよね。全部が均等に出来ているものじゃないから、心で思っていることもあるし、もうちょっと出していいと思うな」
とーやま校長「無理に怒れっていうわけではないけど、もしも怒りの感情が沸いてきたら、それを押え付けないで出してやる事が大事だよ。その為に学校掲示板もあるし、吐き出したいものがあったら書いていいのが掲示板だから。今後、そういう事を言える友達も掲示板とかで出会えると良いな」
にがつマカロン「はい」
とーやま校長「さっきも掲示板のレスでにがつマカロンと同じって書き込んでくれた生徒もいたから、確実に同じように思っている生徒はいて、そいつとかと出会えて今の気持ちを共有出来たら肩も軽くなるから」
あしざわ教頭「人の事を考えるのがにがつマカロンの良さだけど、もっとワガママで良いと思うよ!」
とーやま校長「今、にがつマカロンはどう思ってる? 正直に言っちゃっていいよ?」
にがつマカロン「一人じゃないって思ったし、怒るっていう感情も大事なんだなって思いました」
とーやま校長「うん。全部の感情が大事だよ。焦る必要ないから、ゆっくりやっていこう!」
あしざわ教頭「泣けないからダメとかないからね」
とーやま校長「全然ないよ! 俺も高校の時にコピーバンドを一緒にやっていた友達が亡くなっちゃったんだけど、お葬式で全然涙が出なくって。“俺って何なんだろう”って思ったりもしたんだ。でも、そんな俺でもたまに、鼻水をすする音とかが電波に乗ったりもするから(笑)」
あしざわ教頭「それを俺も結構見かけてきた(笑) それを見ながら、俺もこういう風に泣けたら良いなとも思うんだ。でも、校長と同じように泣くぞなんて考えても仕方がないし、いつか俺も泣くときがあったら聴いてて?(笑)」
にがつマカロン「はい(笑)」
とーやま校長「出そうとするんじゃなくて、待っていようか? じゃあ、一緒に曲聴こう!」
♪ alche(mist) / the equal lights
あしざわ教頭「曲聴いていた時、どう思った?」
にがつマカロン「やっぱり泣けなかったけど、正解って無いし、いつか泣ける時を待っていたいなって思いました」
そして、本日も黒板の時間になってしまいました。
『 ゆっくり生きてこう 』
喜びも悲しみも、いつか必ずやってくるし、そこにどうやって備えるべきかっていうのは難しいけど、
でもちゃんと毎日自分に正直に、誠実に、自分に優しく生きてさえすれば、色んなことがやってくる時にも対応出来ると思う。
焦ることは一つもないよ。時間もこれからたくさんあるし、ゆっくり生きていこう。
とーやま校長「俺からは以上!」
にがつマカロン「ありがとうございます!」
とーやま校長「こちらこそありがとうね。じゃあ、一緒に挨拶しようか!」
あしざわ教頭「元気良くいっちゃいましょう!」
とーやま校長「いつも以上に気合入れていくわ!」
あしざわ教頭「起立!! 礼!!」
3人「また明日〜〜!」
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【逆電リスナー】
にがつマカロン 神奈川県 18歳 女性
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【オンエアリスト】
22:07 Feel / unBORDE all stars
22:23 だいすき。 / 井上苑子
23:11 なんでもねだり / KANA-BOON
23:20 スタンドバイミー / KANA-BOON
23:44 alche(mist) / the equal lights
23:51 beautiful glider / BUMP OF CHICKEN
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いつもいつも、みんな本当にありがとう、また話しましょ、
なんでも、なんども!!
校長のとーやま
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書き込みしてくれたみんなありがとう、
よかったら今後もにがつマカロンにレスしてあげてね
教頭のあしざわ
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