『 GW終了〜!! 』
今日でGWも終わり!!
生徒のみんなはどんな連休だったのかな?
中には、宿題が終わってなくてやっている生徒もいるみたい…!
よしだ教頭「なんでみんな、今日で終わりって知らないの!? “しまった〜!”って、わかってたでしょ!(笑)」
とーやま校長「お前は宿題終わりません!! 今からでしょ? ラジオ聴いちゃうでしょ!」
まだ宿題が終わってない生徒は、2人からの喝をちゃんと受け取って、宿題に取り組もう!!
今夜のSCHOOL OF LOCK!は、
それでも世界が続くなら先生が登場!
とーやま校長「前回、生放送教室に登場した時に、我が校とすごくシンクロしたと思う。生徒たちに今必要な音楽を鳴らしてくれている。また会えて嬉しいです!」
本日は、それでも世界が続くなら先生を迎えて、「それでも掲示板逆電」をお届け!!
名前はちょっと違っていますが、わが校のスタンダード授業です。
学校掲示板は、みんなの教室!
今、悩んでいる事、考えている事、あまり人に言えない事を学校掲示板・メールで教えてもらいました。
生放送教室には、それでも世界が続くなら、篠塚将行先生!
篠塚将行先生(Vo.Gt.)
篠塚先生「よろしくお願いします!」
前回から約半年振りの来校となります!
とーやま校長「前回来てくれて、本当によかったって思っていて…」
篠塚先生「僕もあの時のことは忘れられないんですよ。授業が終わった後、2人と話した事も。あの時の事を大事にしようって思って、変わりましたからね、自分」
よしだ教頭「そうなんですか…!」
それでも世界が続くなら先生の明日発売のメジャー1stシングル『僕らのミュージック』にその変化が表現されているそうで…!
篠塚先生「あの時に出させてもらって、俺が思った事が曲になってるので」
とーやま校長「歌詞カードがあるじゃないですか、“スペシャルサンクス”の欄にSCHOOL OF LOCK!の名前を載せて頂いてますよね」
篠塚先生「もう、あれですよ。あの時、電話させてもらったって、聴いてくれてた生徒も、校長、教頭、職員。みんなカッコよくて。
あの時自分迷っていたんですけど、あの時来て、みんなに会って、生徒さんと直で話して、“俺、やっぱりこういう事がしたいんだ”って思えたんですね。嬉しかったんです」
とーやま校長「本当にそう言って頂いて、あの時電話で話した生徒も、聴いていた生徒も、そして今聴いてる生徒も、みんな嬉しいと思います」
篠塚先生「俺なんかが曲を作っても嬉しいかどうかわからない感じですけどね」
とーやま校長「でも生徒は学校掲示板とかで日々思っている事を書いてるんです。そういったものが篠塚先生の中で何かを起こして作品となって、こうして世の中に出た。
生徒からしたら自分が出したもので誰かが何かを作ったってことで、自信を持って良いと思うんです」
篠塚先生「そっか…!」
前回、来校していただいた時、とーやま校長の悩みを聞いてくれていた、篠塚先生。
とーやま校長「やっぱり、悩みは尽きないですよ」
篠塚先生「そうですよね。きっと聴いている生徒さんもそうですよね」
とーやま校長「今日でGWも終わって、また明日から学校が始まりますし」
篠塚先生「悩みは無くならないって言い切っちゃえばいいんですよね。一つ解決すればまた一つ出てくるので、腹を括っていければね。
人生が最高にはならなくても、0.1でも明日がマシになるようにやっていくしかないかもしれないですね」
♪ 僕らのミュージック / それでも世界が続くなら
とーやま校長「本気なんですよね。この曲もそうだし、それせか先生の曲からは本気しか伝わってこないですよね」
篠塚先生「ありがとうございます」
とーやま校長「ちゃんと光で照らしてくれるんですけど、一人ひとりがちゃんと発光体になるまで照らすって本気が伝わってきてきました」
篠塚先生「めっちゃ嬉しいです。僕、“音楽とは何のためにあるのか”、分からなかったんですけど、やっぱり人間のためにあって、人間を不幸にしたら音楽じゃないんだよなって思いました。
ミュージシャンが幸せになるような音楽は無くていいと思っていて、聴いてくれている人がいて、そいつが主役だと思う。
“あのバンド聞いた? ダサいよね”“ダサいよな”って言われたら嫌ですけど、そういう会話でそいつらが仲良くなったら、それが音楽のある意味だと思う。きっと次に音楽をやるのはそいつらなんです。僕らは渡す事しかできなくて、いつかはやめてしまいますからね」
だからこそ、今聴いてくれている人の先を大事にしたいという、篠塚先生。
とーやま校長「じゃあ今日も生徒のみんなと話していきたいです。いいですか?」
篠塚先生「もちろんです!」
ここからは、本日の授業テーマ「それでも掲示板逆電」。
篠塚先生と一緒に生徒の話を聞いていきました。
■ 明後日
生徒集会がある。去年の最後の方で教室に行けなくなったけど、3年になったときから頑張って教室に行くようにしててなんとか行けてる。でも、集会で学年や全校の生徒が一気に集まる場所に長く居ることが出来ない。そんな中明後日生徒集会があって約2時間全校生徒が居る場所に居なくちゃならない。まだ30分居れたらいい方なのに2時間はつらい。でも、今年受験も控えてるから頑張らなきゃいけない。でも、体が心が耐えられなくなる。どうにかしてみんなと同じように居られるようになりたい。卒業式にも出たい。どうやったら居られるようになるかわからない。どうしよう。中学の卒業式出られなかった分頑張りたいのに。。。
Dragonfly
女/17/千葉県
2014/05/06 17:08
女/17/千葉県
2014/05/06 17:08
Dragonfly 千葉県 17歳
とーやま校長「Dragonfly言える範囲で答えてほしいんだけど、“去年の最後の方で教室に行けなくなった”ってあったけどどうしたの?」
Dragonfly「去年の夏休み明けに、クラスの男子に私の机に触ることや私に関係する事を拒絶されて、掃除の時間に机を運ぶ時も、私の机だけ運ばないところを目撃しちゃって」
とーやま校長「いやらしい事するやつらだな」
Dragonfly「それ以来、ショックで食事もできなくなっちゃって…」
篠塚先生「それはそうだよ…」
Dragonfly「先生達が対応してくれて、なんとか生活できるようになったんですけど、私の先輩の卒業式の前日にクラスの男子から、“死ねばいいのに”“なんで生きてるの”って言われて、もう学校に行けなくなっちゃいました」
篠塚先生「本当にムカつくわ」
とーやま校長「ホントにバカなやつらだよ」
その後、3年生からは、先生が対応してくれて、そのいじめていた男子とは別のクラスになったという。
とーやま校長「それで、明後日の集会か…。2時間いないといけないのか」
篠塚先生「先生は知ってるんだよね。一緒にいたわけじゃないから、がっつりわかるわけじゃないけど“いなきゃいけない”って気持ちがストレスになってると思うんだ。だから先生には“体調悪くなったら、抜けるかもしれないけど頑張ります”って言っときな。
“体調悪くなったら抜けても良い”って思うだけで乗り切れるかもしれないし。ダメだったらちゃんと抜けなよ。お前の体が一番大事なんだから」
無理をして体調が悪化してしまうのが一番怖いという、篠塚先生。
とーやま校長「先生もちゃんとDragonflyの事を思ってるから、ガンガン頼っていいですよね」
篠塚先生「俺も不登校でずっと音楽室にいたんだけど、学校やめるってなった時先生がCDを貸してくれて“お前はいろ”って言われたんだ。
俺達は似てるんだよ。俺も学校に休み休みだけど行ったよ。ベランダとかに逃げてたけどさ。自分なりの意地の通し方でいいんだ。誰かの真似なんてしなくていい。お前が精一杯やって胸を張れるなら、絶対大丈夫だ」
Dragonfly「はい」
とーやま校長「Dragonfly、ちょっとずつで大丈夫。なんかあったら先生に言えな」
よしだ教頭「1人で頑張らない方がいいと思う」
とーやま校長「できるだけでいいから、一歩ずつ進んでいこう」
Dragonfly「はい…!」
篠塚先生「…どうしたら先生やめられますかね」
とーやま校長「「え!?」
篠塚先生「僕、先生じゃなくて、生徒でいたいんですよね」
とーやま校長「じゃあ篠塚…君!」
篠塚君「それ、めっちゃ嬉しいですね。今日だけ生徒会長でいいですか? 僕、バンドをやっているんですけど、ミュージシャンって言いたくないんですよ。ミュージシャンって“与える人”って感じがしませんか? 才能があって。
俺がバンドをやっている理由って、学校でいじめられていたからで、そういう人ってバンドとかやらないじゃないですか。でも“音楽は自由じゃねえのかよ”って思って悔しくて、やっていて…。最後まで音楽好きでやっていこうって思ってます。
だからできれば最後まで生徒でいたいんです。だから生徒会長とか」
とーやま校長「できれば役職がほしいと!」
篠塚君「それは別にいいです(笑)何か肩書きが必要かなって思ったので」
とーやま校長「俺もそういう感じで接していきたいです。
じゃあ生徒、友達と話している感じで。じゃあ今日はラジオの前のお前も含めて、友達で4人で話していこう!」
ここからはとーやま校長、よしだ教頭、篠塚君と一緒に生徒の話を聞きました。
校長、教頭、お久しぶりです。自分は、掲示板に次の高校で頑張ると言っておきながらまた、いじめで別室登校になってしまいました。
自分でもなにをやってるんだと思っています。そして、親からあきれられて、ついには明日結論がでなかったら家を出ていけと言われもう限界です。助けてください。
りじちょー
男/16/宮崎県
男/16/宮崎県
りじちょー 宮崎県 16歳 男
とーやま校長「書き込み読ませてもらったけど、今、しんどいな」
りじちょー「はい」
とーやま校長「今は、学校に行っていない?」
りじちょー「別室に登校しています」
篠塚君「昔の俺と一緒だ。自分的には納得がいってないんだよな。悔しいのか?」
りじちょー「はい」
篠塚君「なら、最高じゃん」
最初に入学した高校から転校して、この4月から新しい高校に入学した、RN りじちょー。
りじちょー「最初は“他の学校で頑張ろう”って思っていたんですけど、ある日突然、悪口や無視があって、たまに暴力があって、きつくて…一週間我慢したんですけど、今は別室にいます」
篠塚君「いいんだよ、それで。暴力は我慢しなくていいんだよ」
とーやま校長「それで、“親は呆れて”って書き込みにはあるけど、どういう状況でそうなったの?」
りじちょー「前の高校もいじめで別室登校になって転校したんですけど、また結局、別室登校になって、親も呆れているって感じで」
篠塚君「でもお前のせいじゃないからな。誰かが“お前のせい”だと言っていても、これはお前のせいじゃない。…悔しいなそれは」
明日、今後の進路について結論を出さなければいけないそう。
自分では通信制の高校に通うか、もしくは高卒認定試験を受けようと考えている。
りじちょー「それを親に報告して、納得されなければ家を出なければならなくて」
篠塚君「とりあえず、一回は親の事を忘れていいよ。生まれた瞬間から個人なんだし、親の所有物じゃないんだ。
正直、りじちょーのきつさは、校長も教頭も俺も親にもわからない。
俺も言われたらきついから。でもお前は精一杯やってるから悔しいんだろ」
りじちょー「はい、毎日悔しいです」
篠塚君「その気持ちを絶対忘れんなよ。自分で精一杯やっていたら全然恥ずかしくないから」
世の中には、高校を卒業してなくても立派に働いている人がたくさんいると、篠塚君は話してくれました。
篠塚君「悔しいけど、受験に失敗したら自殺しちゃう子もいるんだ。そういう子はきっと学校や親の事が全部になってしまっているんだと思う。
りじちょーは好きな事とか、将来の夢とかあるの?」
りじちょー「将来はSCHOOL OF LOCK!みたいなラジオの仕事に就くことか、いじめに悩んでいる人のを救うために心理カウンセラーになることです」
篠塚君「いいじゃん! やろうよ! 全然大丈夫」
やりたい事が見つからなくて大学に行く人、大学を出たという肩書きが就職に有利だからといく人が多いと感じる篠塚君。
でも今は、インターネットでハーバード大学の授業を見ることができたりするので、高校をやめてしまっても、勉強するなら方法はいくらでもあると話してくれました。
篠塚君「肩書きがほしくなったらその時に通えば良いんだし、自分のやりたいことにまっすぐに進んで大丈夫だよ」
いつかは、RN りじちょーのつくるラジオ番組に出たいと篠塚先徒会長は言ってくれました。
よしだ教頭「俺が思うのは、りじちょーのやりたい事と親が納得する事の折衷案を探すじゃなくて、やりたい事をちゃんと言うべきなんだよ。明日結論を出さなきゃいけないとかは考えなくて良いよ」
まずはやりたい事を決める。それで親が納得しなくても、“今は、俺のこれからの姿勢を見ていてくれ”って言えば、いつかは納得してくれると思うんだ」
篠塚君「うん、息子のことが好きだったら納得してくれると思う」
とーやま校長「俺は聞いてる限り、親は言ってる事は厳しいけど、お前が嫌いじゃなくて、お前に頑張ってほしいと想って言ってくれていると思う。
だから厳しいと思うけど、今はどこかで“俺のために言ってくれている”と思ってほしいな」
りじちょー「わかりました」
今の学校に通うでも、通信制の高校に通うでもいい。何でもいいから1度、決めた事をちゃんとやりきることが大事だという、とーやま校長。
篠塚君「自分がしたいことを選ぶ辛さなら、お前くらい悔しいと思ってるなら頑張れると思うんだ、絶対。今が自分がなりたかった状況じゃないから、やりたい事に向かっていけばいい。
俺らもそうやってきたから、今ここで、りじちょーと喋っている。だからまた、“自分頑張ったッス!”って言ってほしい」
とーやま校長「成功すると思って成功しても、“良かった”で終わると思うんだ。安全なところよりも、どうなるんだろうって場所の方が新しい能力が開花するかもしれないし」
篠塚君「答えを他人の心に求めがちなんだよな。俺達って。でも自分の気持ちがあってだと思うんだよ。自分がやりたい事があってその次に考えればいいと思うんだ。
だからまずは自分がやりたい事をまっすぐにやればいいんだ。今はいじめと戦わなくても良いと思う。逃げたらいいし。逃げて、誰かに逃げることができるって事を伝えればいいと思うんだ」
りじちょー「はい」
とーやま校長「正直、今の気持ちはどう?」
りじちょー「自分の気持ちは、一回高校をやめて、高校認定試験を受けます」
とーやま校長「いいよ! お前が決めたんだから!」
篠塚君「笑うやつがいたら俺に言えな、Twitterとかでさ」
とーやま校長「あとはお前のやりたい事だけやれな。それだけで全然大丈夫だから」
りじちょー「はい! ありがとうございます」
そして黒板の時間。
本日は生徒会長、篠塚君に書いてもらいました。
『 生きろ 』
前も同じ事を言いました。
今日、話を聞いて違う事も考えました。
でも、俺は何度も同じ事を言います。同じ気持ちです。
自分の人生、生きていいから。
悔しいから。
聴いてくれているみんなには誰かのためじゃなくて自分のために生きてほしい。
とーやま校長「カッコ悪くていいから、笑われていいから、強くたくましく立ち続けたいって思いました」
篠塚君「嬉しいっす」
とーやま校長「色んな事があるんだよ」
篠塚君「あるけどやっぱ生きなきゃ、悔しいから。悔しいから生きるで良いと思う」
とーやま校長「負けたくないわ…!」
篠塚君「勝たなくて良いけど、負けたくないからね」
篠塚君改めて、篠塚将行先生!
本日はありがとうございました!
ぜひまた来てください!
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【FAXイラスト】
RN 夢叶
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【逆電リスナー】
Dragonfly 千葉県 17歳
りじちょー 宮崎県 16歳 男
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【オンエアリスト】
23:53 カイン / それでも世界が続くなら
23:49 僕らのミュージック / それでも世界が続くなら
23:19 寝癖 / クリープハイプ
23:10 オレンジ / クリープハイプ
22:49 水色の反撃 / それでも世界が続くなら
22:35 僕らのミュージック / それでも世界が続くなら
22:26 あなたの100の嫌いなところ / 剛力彩芽
22:12 ウェルテルの苦悩 / それでも世界が続くなら
22:03 そんなに好きじゃなかった / Base Ball Bear
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そうだよ、明日も明後日も、それでも世界は続くんだよ。
篠塚君ありがとう!
校長のとーやま
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篠塚先生に「グー!」のポーズをされると勇気が出る!
ありがとう!
よしだ教頭
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