聴取期限 2023年08月08日(火)PM 10:00 まで
キツネリ先生が来校!今夜の授業は【ボカロNight!!!!!】を開催!!!!
『 NIGHT! 』
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!には、“○○Night”っていう授業タイトルがたまにあるんだよね。この授業は、とにかくひとつの話題や作品、ミュージシャンについて、大好きだ〜!好きな人同士で盛り上がろうぜ〜!!っていうね。
夏フェスで聞きたい曲をかけまくる『夏フェスNight』だったり、SEKAI NO OWARI先生の曲だけの2時間『セカオワNight』もやったりとか。あと、すごい俺の独断と偏見で『アジカンNight』をやったり(笑) すごい熱量だったの。アジカン先生への。そこの職権乱用と言いますか…。校長先生のたくみな話術により、“もともと講師ですし!”みたいな。
最近だとポケモン好きの生徒みんなで熱く語った『ポケモンNight』とかね!
とにかく、好きな生徒が集まって盛り上げるのがNIGHTの授業!!
また何かできればなと思っているんだけど、ちなみに教頭、1日授業テーマにしてやりたい“NIGHT”ある?」
COCO教頭「2時間ずっとやるんだったら、『お菓子Night』! お菓子大好きだから、いろんなスイーツを紹介したいよね」
こもり校長「あれは、大丈夫? 『ラーメンNight』?」
COCO教頭「ラーメンNightは…ごめんなさい、お肉食べられないから」
こもり校長「『お野菜Night』でもいいよ」
COCO教頭「お野菜Nightは、農業部とかぶるとこあるじゃん。ちょっとオリジナリティ出したいよね」
こもり校長「あ〜…『聞き耳食堂Night』でもいいよ。俺と教頭で2時間、何を食べているのか当てていくっていうNIGHT」
COCO教頭「めちゃめちゃシュール。個人的にはすごい好き。伝わりづらいよなぁ」
こもり校長「今夜は、ボーカロイドが大好きな生徒が集まる『ボカロNight!!!!!』を開催! SCHOOL OF LOCK!開校です!」
♪ 飛天 / Ayase & R-指定
こもり校長「これね、Ayase先生とR-指定先生の曲だけども、ボカロPとしても活躍する、Ayase先生ね。最近なんか、意識しちゃう。これは果たして人が歌っているのか? ボカロが歌っているのか?ってね。これは、さすがにボカロ…ではない、のかな?」
COCO教頭「(笑)いやいや、ボカロなんだと思いますよ」
こもり校長「えぇっ!? これ!? いやいや、R-指定先生いるのに、絶対違うでしょ?」
COCO教頭「これ、でも、制作のところ見ないと…わかんない。私、わかんなくなってる」
こもり校長「(笑)」
COCO教頭「校長がツボってる。いや〜ちょっと待って…絶対違うじゃん。このラップスキルは打ち込み無理でしょ(笑)」
COCO教頭「打ち込み無理か!?」
<チーン…>
一同「(笑)」
COCO教頭「1度見せて下さい。制作の現場を。それでやっと、ちゃんとわかります、目で見て」
こもり校長「確かに、確かに。今の技術だとありえるもんな。
さぁ、今夜は久々にこの授業!!」
『ボカロNight!!!!!』
こもり校長「もはや生徒のみんなには説明不要だと思うけど、改めて教頭から説明してちょうだい!」
COCO教頭「はい。パソコンで入力して、自分の歌わせたいメロディーを歌わせることができる音声合成技術“ボーカロイド”。このボーカロイドをつかった楽曲、これが“ボカロ曲”」
こもり校長「毎週、勉強しているヤツね!」
COCO教頭「そしてボーカロイドを使って、自分で曲を作ってYouTubeやニコニコ動画などにアップしているのが“ボカロP”!」
こもり校長「須田景凪先生ことバルーンpだったり、syudou先生だったり、この学校に何度も来てくれていますが、お2人もボカロPです」
COCO教頭「そんなボーカロイドに関わるすべての皆さんが参加できる祭典、それが『ボカコレ』!!」
こもり校長「いいですね。やっぱボカロ勉強してるね〜」
COCO教頭「ありがとうございます!」
こもり校長「そんなボカコレで、今年の春にSCHOOL OF LOCK!賞を受賞した、このボカロPが今日は来てくれました!」
キツネリ先生「キツネリで〜す!」
キツネリ先生が来校ーーーーーー!!!!!
N-Roach先生
グミ山先生
こもり校長「キツネリ先生、今日は1日、よろしくお願いします」
キツネリ先生「よろしくお願いいたします!」
こもり校長「あの、先ほど、X(旧Twitter)で見ましたが…あの〜…5分出演だと思っていたと?」
キツネリ先生「5分出演だと思ってました」
こもり校長「『ボカロLOCKS!』だけ出るつもりで来たら、まさかの!」
キツネリ先生「だけで…もう」「我々のようなものが…こんな…」
COCO教頭「いやいや(笑)」
こもり校長「お互い目をキョロキョロさせないで(笑)
実は1度、ご挨拶、少しだけさせていただきました。
まずは、キツネリ先生、遅くなりましたが、あらためて『ボカコレ2023春』で、SCHOOL OF LOCK!賞受賞、そしてルーキー部門で18位! おめでとうございます!」
キツネリ先生「ありがとうございます!」
こもり校長「『大ニュース ft. 可不, 知声』という曲をSCHOOL OF LOCK!賞に選ばせていただいたんですけど、どうですか? ボカコレに参加した反響とか」
グミ山先生「一番はコレですけど…今、この場にいることですけど(笑)いっぱいありますね。聴いてくれる人もいっぱいいるし」
こもり校長「しかも、聴いた話ですが、お2人ともSCHOOL OF LOCK!の元生徒だと」
キツネリ先生「もう、もちろん!」「もう、通いに通って!」
こもり校長「どの時代ですか?」
キツネリ先生「とーやま校長、やしろ教頭とかがドンピシャ」
こもり校長「よく聴いていた講師とかは?」
グミ山先生「いや、なんでかわからないですけど、一番記憶に残っているのは、『Perfume LOCKS!』」
COCO教頭「研究員!」
こもり校長「いや、すごいな、歴史を感じる。あの…N-Roach先生は、やしろ元教頭をリスペクトした髪型…?」
N-Roach先生「あ〜、でもそうかもしれない! 知らず知らずのうちに(笑)」
COCO教頭「毛量的にはですね」
こもり校長「ロン毛にくせ毛みたいな感じがね」
N-Roach先生「ここに至るまで(笑)」
こもり校長「そもそもですけど、お2人はどういう経緯でユニットで活動しようと思ったんですか?」
グミ山先生「2人は、大学の同級生で。そこで出会って、一緒に音楽をやり出したのは学校を卒業して就職してからで。コロナ禍とかもあって、退屈だな〜というのがあって(笑)“ボカロ買ったから、なんか曲、一緒に作ろうよ”みたいな感じで。最初は本当に遊びで作って出してみた、というのが始まりでした」
COCO教頭「それで作れたりするもんなんですね?」
グミ山先生「いやもう、勉強して。YouTubeとかもめっちゃ観て」
COCO教頭「トライ&エラーで」
こもり校長「お2人とも作詞作曲をして、でも、ボーカロイドを扱うのはグミ山先生、絵を描くのはN-Roach先生ということで、役割があるんですね」
キツネリ先生「そうですね」
こもり校長「しかも、最近の活動で言うと、フジロックのDJブースに参加されたとか!?」
COCO教頭「スゴ過ぎ!!」
キツネリ先生「もう、僕らがびっくりしています、一番」
一同「(笑)」
こもり校長「さあ、そんなキツネリ先生には、もはやSCHOOL OF LOCK!賞を獲ったボカロPには恒例の“無茶振り”をお願いしていまして。“よかったらジングル作ってくれませんか?”とご依頼させて頂きました。
ジングルっていうのは、校長が“今夜も開校です!”って言った後に流れる、かっこいい“SCHOOL OF LOCK!!”みたいなやつね。
過去にもヒグマ先生、雪乃イト先生にも作っていただいたりとか。
今回も、カートさんという、いつもジングルでかっこよく“SCHOOL OF LOCK!!”って言ってる、あのおじさんの音声素材をヘルツ先生に渡されたそうで。
ヘルツ先生とは、どんなやりとりをされたんですか?」
グミ山先生「本当になんか、お任せしていただいて。アドバイスみたいな感じで、“もっと『SCHOOL OF LOCK!』っていう声がハッキリ聴こえたほうがいいよ”みたいなことを言ってもらいました」
COCO教頭「へ〜」
こもり校長「じゃあ、“ジングルとは!”みたいな話を?」
グミ山先生「そうですね。“こういう役割で、ラジオではこういう風に使うから、こういうのがいいよ”みたいなことは教えてもらいました」
こもり校長「ほんとに授業…(笑)
今回、2パターン作ってもらいました! 1つずつ聴いていきましょう!!」
<キツネリ先生ジングル1>
こもり校長「(笑)めっちゃいい!!」
グミ山先生「ありがとうございます!」
N-Roach先生「やったー!」
COCO教頭「素晴らしい! もともとある感じする。違和感ないです」
こもり校長「僕とCOCO教頭の感じにすごい合ってる。音の感じとかってこういう感じだよね」
COCO教頭「ね、わちゃわちゃしている感じのバイブスが」
グミ山先生「バイブスが出せたら嬉しいです」
こもり校長「続いて!!」
<キツネリ先生ジングル2>
COCO教頭「お、ちょっとアダルティな…」
こもり校長「なるほどね! はいはいはい。いい、いい。すごくいい!」
COCO教頭「大人な感じする」
グミ山先生「ちょっと大人な感じですね」
こもり校長「なんかね、あるんですよ。我々の中でも、バカみたいにずっとわちゃわちゃやってる時と、お互いしっとりいく感じ」
COCO教頭「あるね!」
こもり校長「2人とも大人ぶる時があるんで」
COCO教頭「しっとりね」
こもり校長「なかなか大変だったんじゃないですか?」
グミ山先生「そうですね。曲と違ってほんと短いんで、初めての経験でした」
こもり校長「最高です!…と、いうことで、素材いただきました! 納品完了です!!!」
キツネリ先生「ありがとうございました!!」
こもり校長「ありがとうございます!こちら今後、使わせてもらいますね!
今日、そしてこれからのSCHOOL OF LOCK!で、キツネリ先生が作ってくれたジングルがちょこちょこ流れるから、それもぜひ、楽しみにしていてほしい!!
そして今夜は、『ボカロNight』です!!!
今夜はボカロがとにかく大好きな生徒からの書き込みを大募集! さらに、キツネリ先生にボカロPを目指す生徒からの疑問や悩みも受け付けるぞ! ボカロ好き&ボカロPを目指す生徒は全員出席!!
今日は2時間よろしくお願いします!」
キツネリ先生「よろしくお願いします!」
こもり校長「今回の『ボカコレ 2023夏』は、1時間ごとにランキングが更新されるので、開催期間中は、逐一チェックして自分のお気に入りボカロソングを探して欲しい!!
春のボカコレでは、キツネリ先生が『SCHOOL OF LOCK!賞』を受賞しましたが、今回もその賞……ございます!!」
COCO教頭「ボカコレ開催中に気になる曲に出会ったら、ぜひスクールオブロック賞に投票して下さい!『ボカロLOCKS!』のページから投票できるようになっています!」
こもり校長「ちなみに、今回のボカコレは『ネタ曲投稿祭』も同時に開催されています! いつものように、TOP100部門、ルーキー部門に加えて、このネタ曲もやばい曲が揃うはずなんですよ。このネタ曲ってジャンルが非常にユーモアたっぷりで。僕は好きです」
N-Roach先生先生「わかります! やっぱりもう、心動かしたほうの勝ちですから!」
<マジ〜?>
こもり校長「あ、きました。ネタ曲の“マジ〜?”。すごい僕ら、刺さっちゃったんですよ。
キツネリ先生は、今回のボカコレは参加されるんですか?」
キツネリ先生「参加…します!! 参加は…します!(笑)」
こもり校長「曲とかは…?」
グミ山先生「今回ジングル作った時に手伝ってもらった、ギタリストの小林ファンキ風格さんにギターを弾いてもらって。ちょっと夏にぴったりなヤツを用意しているんで」
こもり校長「あれ!? えっ! じゃあ、新ってことですか?」
グミ山先生「新規です。もちろん。作って」
こもり校長「あら〜! 楽しみだな〜。どんな感じ? 夏って感じ?」
キツネリ先生「夏っぽいヤツ!」
キツネリ先生「やったー! 嬉しい!」
こもり校長「なんか、今の俺たちに合ってる感じがするんだな」
COCO教頭「しかも両方のバージョン作ってくれたの嬉しいよね。明るいバージョンとしっとりしたのと」
こもり校長「いいよね。ポップな方が出たら、より叫んじゃいそう!」
<キツネリ先生ジングル1>
こもり校長「イエーーイ!!!」
一同「(笑)」
COCO教頭「喉、やっちゃうからね。調子悪いから」
キツネリ先生、
今日の来校本当にずっとずっとたのしみにしてました!!
SOL賞が決まる前から、
キツネリ先生のことがだいすきで毎日曲をきいていました。
ニコニコ超会議でお話できたことも、
お二人にはさまれて写真がとれたことも、
ぜんぶぜんぶうれしかったです!!
SOLの元生徒であるキツネリ先生が来校して、
わたしも本当にうれしいです!
これからもずっと応援してます!!
キツネリ先生だいすきです!!!
女性/19歳/岩手県
2023-08-01 21:58
こもり校長「めちゃくちゃ推し活してるやん」
キツネリ先生「会いに来てくれました」
COCO教頭「じゃあ、もう知ってる?」
キツネリ先生「もちろん!」
こもり校長「直接、ファンとコミュニケーション取るっていうのは?」
N-Roach先生「もう、泣いてます。ずっと…もう思い出して。“そ、そうだよな、俺たち、いってるよな”っていうのをすごい思い出す」
COCO教頭「実感が湧いてくる?」
N-Roach先生「活動とかじゃねーなって。なんか、“人間だ”って。そうだよな!みたいな(笑)」
一同「(笑)」
COCO教頭「深いところでね」
こもり校長「常にボカロと向き合っているわけですから。ある種、人のぬくもりみたいなところを…(笑)」
COCO教頭「嬉しいですよね」
キツネリ先生「嬉しいです」
こもり校長「では、今夜の授業にいきましょう!」
『ボカロNight』!!!
「ホロライブ」というVtuber事務所に所属していて、
以前生放送教室にもゲスト講師として来校してくれた星街すいせい先生の「STELLA STELLA」という曲が大好きです!
この曲を初めて聴いた時、「な、何だこの人は!歌がうますぎる!」と、鳥肌が立ったのを覚えています。
高い音の歌い方や、胸に染み渡るようだ透き通った声が大好きです!よかったらみなさんも聴いてみてください!
女性/13歳/千葉県
2023-08-01 19:51
こもり校長「すいせい先生も、たくさんボカロ曲を歌っていますよね。VTuberもですけど、今って“歌い手”みたいな、すごい方がすごく多いじゃないですか」
<Stellar Stellar/星街すいせい>
グミ山先生「おぉっ! はいはい」
N-Roach「2人とも大オタクなんです」
こもり校長・COCO教頭「(笑)“大オタク”!」
こもり校長「VTuberさんとかが“歌ってみた動画”って、無数にありますよね。それを追っかけていくのって大変じゃないですか?」
グミ山先生「いや、そうですね。僕らも歌ってもらえるから、気付けるけど。もう曲の数以上にあるわけですから、すごいですよね。見かけて追っかけて…っていうのは」
こもり校長「“大オタク”は、どういう検索を?」
グミ山先生「自分の曲の場合はエゴサで気付けるんですけど。それで、1人ずつ見つけていって、いいなと思ったら…声が一緒なんで、声が好きだったら他のも好きになれる」
こもり校長「自分の曲を歌ってくれているのを見つけた時は、どういう気持ちになるんですか?」
グミ山先生「いやもう、めちゃくちゃ嬉しいですよね。“ファンアート”とか“歌ってみた”とかは、好きと言ってくれるだけじゃなくて、さらに1個踏み込んでくれているので超嬉しいです」
COCO教頭「時間も手間もかかっているわけですからね」
こもり校長「誰に歌ってもらいたい、とかありますか?」
グミ山先生「誰に!? 歌ってもらいたい!? どうですか!?」
N-Roach先生「僕は、“ねね”さんという歌い手なんですけど。それこそ、すりぃさんという超ビッグな方とやっていらして。たぶん、もう音源を聴いたら“あ、この人!”ってなると思いますけど。いつか……!!」
こもり校長「いいな〜。そういうのがあるのも、ボカロの文化というか。“誰かに歌ってもらいたい”というのは、築き上げられたカルチャーだなと思います。言っていけば、繋がることがきっとありますよ!!」
N-Roach先生「(小声)おねがいします」
グミ山先生「(笑)ちっちゃい声で」
COCO教頭「小声で」
一同「(笑)」
パンダコパンダ 広島県 14歳
こもり校長「14歳、学年は?」
パンダコパンダ「中3です」
こもり校長「パンダコパンダは、ボカロはいつぐらいから好きなの?」
パンダコパンダ「ボカロは、中2の春ぐらいから、プロセカ(プロジェクトセカイ)がきっかけで好きになりました」
こもり校長「出たよ、プロセカ。プロセカは、数多くのボカロ好きを輩出している名作のゲームですよね。キツネリ先生も、もちろん、プロセカは?」
キツネリ先生「もちろん!!」
N-Roach先生「何か、憧れの登竜門みたいな感じですよね」
こもり校長「パンダコパンダは、プロセカをやるようになっていろんな曲を聴くようになったんだ?」
パンダコパンダ「はい、そんな感じです」
こもり校長「今日は、何を教えてくれるの?」
パンダコパンダ「今日は、ボカロの楽曲で、ギガP先生の『おこちゃま戦争』っていう曲がオススメです」
こもり校長「ギガP先生、どういう感じなの?」
パンダコパンダ「これは、鏡音リンちゃんとレンちゃんが歌っている曲で、2人が喧嘩するシーンがあるんですけど、そこがすっごいかわいくて。MVのイラストもすごい可愛いのでオススメです」
こもり校長「じゃあまず、一緒に聴いていこう!」
パンダコパンダ「はい!」
♪ おこちゃま戦争 / ギガP
こもり校長「弟とお兄ちゃんの喧嘩の歌なんだけど、お兄ちゃんの方が人間なんだよね、これね、歌っているのが、弟の方がボカロ? なんか、お兄ちゃんの方がすごい綺麗に喋ってるみたいで、弟の方がボカロっぽいんだけど。
これ、でも、多分、どっちもボカロなんだよ」
COCO教頭「えっ!? どっちもボカロ!」
こもり校長「だけど、人格が見える感じがやっぱすごいですよね。ギガP先生、どうですか?」
グミ山先生「もう、大尊敬です。僕らも。もうほんとにレジェンド。レジェンドPですよ」
N-Roach先生「ずっとキメ!」
一同「(笑)」
こもり校長「トラックとかすごくないですか。こういうのは、やっぱり興味湧いたりする?」
グミ山先生「湧きますけど、見たら落ち込むから見たくない」
COCO教頭「(笑)レジェンド過ぎてね」
こもり校長「パンダコパンダ、これ、すごいな!!」
パンダコパンダ「はい」
こもり校長「パンチがすごいわ〜。これはどんな人にオススメとかある?」
パンダコパンダ「私には中1の妹がいるんですけど、結構、あれやってこれやってって、生意気な感じで(笑)」
こもり校長「まさしくじゃない!」
パンダコパンダ「この曲が、レン君がリンちゃんに手を焼いている感じなので、下の子を生意気だと思っているお兄ちゃんとかお姉ちゃんが聴いたら刺さるんじゃないかなって思います」
COCO教頭「ぶっ刺さるな(笑)」
こもり校長「全国の全兄弟に聴いてもらいたい曲な」
パンダコパンダ「(笑)そんな感じです」
こもり校長「楽曲のクオリティもすごいし、時代に囚われてない感じとか、いつどのシーンでも聴けるっていうボカロの魅力もあるし。これは喧嘩中のお兄ちゃんお姉ちゃんは“ムカつくぜ!”って時に聴けば、相当テンション上がるね。パンダコパンダ、オススメしてくれてありがとうね」
パンダコパンダ「ありがとうございました!」
♪ メシいくか / キツネリ
さて、ここからは『ボカロLOCKS!』の時間!
今週は、キツネリ先生にもそのままお付き合いいただきます!
こもり校長「今週から後ろで流れている曲が市瀬るぽ先生の曲に変わりましたが、市瀬るぽ先生は?」
キツネリ先生「もう…神様! レジェンドレジェンド」
こもり校長「あと、このボカロLOCKS!で聞きたかったんですが、最近、柊マグネタイト先生が発表した、『音楽的同位体・羽塁(はる)』を使った新曲があるじゃないですか。聴かれました?」
キツネリ先生「はい、もちろん拝聴しました」
こもり校長「人間の欲というものが形になり始めたなっていう、ラップのエグさ。もう、“いよいよ歌ってますよね”ってところまで来ましたが、キツネリ先生も『新しい音楽的同位体シリーズ』を使ってみたいと思ったりしますか?」
グミ山先生「いや、めちゃくちゃ思いました。あれを聴いてなおさら」
こもり校長「キツネリ先生はもう『可不』とか、使っているわけじゃないですか。それが、新しくなると、何が変わるんですか?」
グミ山先生「やっぱり、声におけるインスピレーションも違いますし、それぞれ得意な歌い方があるので。こういうラップが得意、ああいうラップが得意とか。歌ももちろんですし。だから、聴いて、“あ、これに合う曲が作りたいな”って感じでほしくなっちゃったり」
こもり校長「そうすると、作り方も変わりますか?」
グミ山先生「変わりますね。僕は結構変わりますね。“これに合わせて作ろう”みたいな気持ちでやるんです」
こもり校長「『羽塁』は何が?」
グミ山先生「『羽塁』は、ラップが自然だなと思っていて。なんか、今までなかったタイプのラップが出来るなって。それこそ、マグネタイト先生のでも思ったんですけど、僕らもよくラップものを書くので、マイクリレーとかさせたいなと思って」
こもり校長「なるほど! そういうことが出来るのか」
グミ山先生「出来ます!」
こもり校長「(笑)グミ山先生の話聞きながら、N-Roach先生が、“わ〜、確かに!”って(笑)」
COCO教頭「深めの相槌をね」
N-Roach先生「(笑)いいなぁと思いました」
こもり校長「では今日もボカロ掲示板の書き込み、紹介していきましょう!
私がおすすめするボカロ曲は、SAM先生の『ルカルカ★ナイトフィーバー』という曲です。
速いテンポの曲なので聞いていてテンションが上がるので、あまり元気が出ない時に聴くと、すっごく楽しい気分になってきます。
初めて聴いたのは、プロセカというリズムゲームでプレーした時でした。
私の推しの巡音ルカのオリジナル曲ということを知ってやってみたら、一瞬で好きになったことを覚えています。
サビが特に好きで、リズムも歌詞も全部大好きです!
最低でも1日1回は絶対に聞くというのが習慣化しているくらいハマっています。
とにかく聴いていてテンションが上がる、本当におすすめの曲です!
14歳/神奈川県
♪ ルカルカ★ナイトフィーバー / SAM
こもり校長「“ルカ”といったらこの曲!という名曲で、本当にたくさんの歌い手がカバーしているらしいよ。2009年に発表された曲」
COCO教頭「14年前!!」
こもり校長「どうですか? 14年前は」
グミ山先生「僕らもリアルタイムでボカロを聴いていた頃なので、懐かしいし、今、14歳の子が聴いているっていうのがびっくり」
N-Roach先生「めっちゃ嬉しかったです」
こもり校長「懐メロみたいな感じになるのかな。ボカロでも」
キツネリ先生「そう思いますね」
こもり校長「これ…ね、逆に教頭先生は…ね?」
COCO教頭「ドンズバよ!」
一同「(笑)」
COCO教頭「このユーロビートな感じとか、今の子からしたら新しい感じがあるかもしれないけど。私はもう、当時23〜4だったのか。このユーロビートな感じ、すっごい懐かしくてめっちゃ好き」
<マジ〜?>
COCO教頭「マジなのよ〜。マジだってば!」
こもり校長「引き続き、ボカロ掲示板への書き込み待っています!」
キツネリ先生、ありがとうございました!
それでは生放送教室に戻ります!
私がおすすめするボカロの曲は、
いよわさんのきゅうくらりん です。
この曲は、Happyな捉え方と暗い捉え方の2つの捉え方のある曲です。
きゅうくらりんの意味が、
きゅう=首を絞めている
くらりん=意識が朦朧としている です。
私はピアノが全くひけないし、楽譜読めないけど、
不協和音なかんじのリズムだけどきちんと曲になっているのがすごいと思いました。
校長先生、教頭先生きいてみてください。
女性/15歳/山口県
2023-08-01 19:47
こもり校長「いよわ先生は、もう?」
キツネリ先生「もう、レジェンド!」「大好きです!」
こもり校長「ボカロって、歌詞の二面性みたいなものが出やすいと思うんですよ。そもそもが、電脳世界と現実世界の間に存在していて。だからこそ多角的に見られるというか。歌詞を書く時に、二面性とか意識されたりするんですか?」
N-Roach先生「そうですね。めちゃくちゃそこは意識します。おっしゃった二面性で、“トラックが明るいとシリアスなことをちゃんと言える”とか、ちゃんと一緒に元気なのが、“これが問題だけど、テンションは変わらないぜ”みたいな。どういう気持ちで問題に当たるかというのを既定できるのが、ボカロのいいところかなと思います」
こもり校長「生徒からいろんなボカロ曲を教えてもらうんですけど、ハードロックみたいな曲なのに言ってることが暗いなとか、何言ってるかわかんないな、でもだからこそその世界観がいい、みたいな。ボカロの世界ってこんなに広いんだって思いますよね。こうして、RN キュアパンプキンじゃけんが教えてくれると、また広がるよね」
アイボール 埼玉県 17歳
こもり校長「アイボールは、ボカロはいつごろから好きなの?」
アイボール「中学の時から好きです」
こもり校長「きっかけは?」
アイボール「きっかけは、米津玄師先生って感じです」
こもり校長「“ハチ”ですね。米津玄師先生は、“ハチ”名義でボカロPをやっていらして。それを聴いてボカロに興味を持ったってこと?」
アイボール「最初知った時は米津玄師先生が歌っている曲だったんですけど、そこから米津先生を深く掘っていったら、そのハチって名義でボカロPをやっていることに気付いて」
COCO教頭「なるほどね」
こもり校長「そうか。好きを掘り下げていったらってことか。アイボール、曲作ってるんだって?」
アイボール「はい、作ってます」
COCO教頭「すげー!」
こもり校長「それはボカロに出会ったから?」
アイボール「そうです。音楽をどんどん好きになっていく中で、自分の声で歌うのは恥ずかしくて。そんな時ボカロに出会って、これならイケるって思って…」
COCO教頭「挑戦したんだね」
こもり校長「何でやってるの?」
アイボール「3DSでやっています」
COCO教頭「ん?DS?」
こもり校長「3DSって、ニンテンドー?」
アイボール「はい」
こもり校長「3DSって作れるの!?」
アイボール「『大合奏バンドブラザーズ』っていうゲームソフトがあって」
グミ山先生「僕も、一番最初に打ち込んでみたのは、同じ。僕はもうちょっと古いバージョンでしたけど、DSの『大合奏バンドブラザーズ』で、初めて触ったソフトはコレでしたね」
こもり校長「なんでこれがいいんですか?」
グミ山先生「いいっていうか、ゲームとして買ってもらって、打ち込みが出来るっていうのも、そのゲームで初めて知って。楽器って弾くしかないって思っていたけど、打ち込めばギターの音が出るって世界があるっていうことを、このゲームで知りましたね」
こもり校長「アイボールは、なぜこの3DSにたどりついたの?」
アイボール「当時、曲を作りたいなって思っていた時に、中古のソフトを売っている場所に行って、それで音楽作れるソフトないかなって探していたら、偶然、そこに売ってて。それで親に買ってもらったって感じです」
こもり校長「今、そのDS、手元にある? 音源聴けたりする?」
アイボール「あ、あります、聴けます」
こもり校長「電話に近づけてもらって…聴かせてもらっていい?」
アイボール「はい、じゃあ、流します」
<RN アイボール作曲の曲が流れる>
こもり校長「これ、電話越しだから、作った音全部は聴き取れないけど、でもそれでも、イントロがあって、メロがあって、展開があって…ってわかるし。ちゃんと構成して作っている」
グミ山先生「すごい。めちゃくちゃすごい…」
こもり校長「これ、アイボールが1から作ったってことでしょう?」
アイボール「はい、そうです」
キツネリ先生「すごいね〜!!」
アイボール「編曲とか音量調整とかリバーブ調整とか、全部自分でやってます」
キツネリ先生「や〜、すごい!」
こもり校長「キツネリ先生に聞きたいこととかある?」
アイボール「あります! カッコいい曲があるとして、その曲を参考に作ろうってなった場合、その曲に似すぎちゃことが多くなっちゃって。どうしたらいいのかなって」
グミ山先生「なるほど。それは難しいですよね。僕らもよくあるし。でも、1回気にしないで完成させちゃって、後から変えられるのが、パソコンとかゲームとかで作るいいところなので。似てるなって思っても、一旦最後まで完成させて、で、そこの音を消してもう1回考えるとか。具体的な話ですけど…」
こもり校長「似てるなって思った時に、オリジナリティを出すために、自分が作ったものだっていうエッセンスを入れる時に、意識していることは何ですか?」
グミ山先生「僕も今までそんなにいっぱいは作れていないけど、ちょっとずつちょっとずつ、“あ、自分ってこういうのを入れてるんだな”って、作って完成させて初めてわかる。作る前は自分が何を作れるかなんてわからないので、作ってみたものが、他の人のと比べるとこうだなっていうのがちょっとずつわかってくるし、それをどうやったら入れられるかということも、またそこから時間がかかったりするんで、いっぱい作ってみるしかないなって思ってます」
こもり校長「だってよ、アイボール」
アイボール「あ〜!!」
一同「(笑)」
COCO教頭「吐息が…」
こもり校長「まずはがむしゃらに作りきっちゃえばいいんだってことですね」
アイボール「やっぱ、似ちゃってるなって思って、ボツにすることもあったので、とりあえず、1回気にしないで作ってみたいと思います」
こもり校長「その中で自分にしっくり刺さるものもあるだろうからさ。アイボール、ゆくゆくは、ボカコレ参加もあるぞ、これ!」
アイボール「(笑)」
N-Roach先生「このまま」
グミ山先生「このまま出しても全然! 全然いけると思います」
こもり校長「これからもさ、マジでいっぱい自分の思うままに作って行ってよ!」
アイボール「はい! ありがとうございました! 校長、いつか生放送教室に会いに行きたいと思います」
こもり校長「待ってるぞ。絶対待ってるからな! マジで折れずに作り続けていけよ。じゃあ、また会おうな!」
アイボール「はい、ありがとうございました!」
こもり校長「ちょっと、なんだよ、アイボール。最後の最後にシビれるじゃないかよ! 嬉しいよ、俺は!」
木立楓 静岡県 17歳
こもり校長「木立楓、17歳、学年は?」
木立楓「高校2年生です」
COCO教頭「中2高2は! Do what you want!」
木立楓「OK!」
COCO教頭「ありがとう!」
こもり校長「木立楓、ボカロはいつごろから好きなの?」
木立楓「中学1年の頃に、友達から紹介されて好きになりました」
こもり校長「友達きっかけか。木立楓も、ボカロ曲作り始めているんでしょう?」
木立楓「はい」
グミ山先生「すごい!」
こもり校長「そのきっかけは?」
木立楓「もともと、作曲とかしてみたいなって思っていて、中1の頃にボカロに出会ってから、“これ最高じゃん!”って思って、それで始めてみました」
こもり校長「今、どれぐらい曲数あるの?」
木立楓「胸張って“これは曲だ”って言えるのは、16、7ぐらいです」
一同「お〜〜」
COCO教頭「めっちゃあるやん」
キツネリ先生「僕らよりある(笑)」
こもり校長「N-Roach先生、おお〜って食らってましたよね(笑)」
N-Roach先生「お願いしますよ(笑)」
グミ山先生「アルバム出せる…」
こもり校長「作っていく中で、悩んだりすることはあるの?」
木立楓「はい。ダークな曲が最近多いんですけど、ちょっとはっちゃけた、いわゆるネタ曲っていうのも、もうちょっと作ってみたくて。ネタ曲に限らないんですけど、こんな曲作りたいなって頭の中で考えて、実際にやってみると、なんか、別の方向になっちゃうなっていうのがよくあって」
こもり校長「イメージしたものをどう具現化すればいいかってこと?」
木立楓「はい」
こもり校長「頭の中で鳴っている音をいざ鳴らしてみたら全然違ったなんてこと、あるんですか?」
N-Roach先生「それ、めちゃくちゃあって。逆に僕も、キツネリをやる中で人に聴いてもらうっていう前提が生まれたんで。“こういう音だとこういう気持ちになるよな”っていうのを冷静に集められるようになったのはあると思います」
こもり校長「あ〜」
N-Roach先生「こういう曲を作りたい、こういう感覚にさせたいんだったらこういう音だなっていうのを、自分が好きなことよりも若干優先させている。デザインというか。デザインしていって、でもそこに言いたいことが残るんで、あまり心配せずに、“なんかあれっぽいヤツ”みたいのを進めれば、結構思い通りになりそう」
こもり校長「ある種、ちょっと“ロジック”に近いところも入ってたり?」
N-Roach先生「そうですね。僕も全く同じで、結構ダークな、メロコアとかオルタナとかになっちゃうんで、コードとかを、よくグミが使っているのをもらったり、ドラムパターンが明るいものを先に固定して、その上で楽しくなることを考える、みたいなことは、キツネリを始めてから意識するようになりました」
こもり校長「どうかな? 今の話を聞いてみて」
木立楓「あ〜…」
一同「(笑)」
こもり校長「自分が作りたいものがどういうものなのか、もうちょっと俯瞰して見ると違うってことですよね」
N-Roach先生「そうですね。自分がどう感じたかっていうのを注目していくっていうのがいいかなと思います」
こもり校長「木立楓、曲、送ってくれたんでしょう?」
木立楓「はい」
こもり校長「ちょっと聴いてもいい?」
<RN 木立楓作曲の曲が流れる>
こもり校長「…なんか…すごいですよね」
キツネリ先生「すごい…」
N-Roach先生「すごいです。俺が言ったこと、忘れてください(笑)」
グミ山先生「忘れてください! もう、このまま! 絶対、自分を信じた方がいいです!」
こもり校長「木立楓、上がってます。生放送教室!」
COCO教頭「上がってます!」
木立楓「ありがとうございます」
こもり校長「信じてやり続けるって大事ですよね?」
N-Roach先生「はい。こんなマネできないです」
<拍手!>
COCO教頭「このままでいいって!」
こもり校長「聴かせてくれてありがとうね。もう、ゆくゆくは違うところで出会うパターンもあるから!信じて、頑張って!」
木立楓「はい。ありがとうございました」
COCO教頭「さあ、今夜も黒板のお時間です。今夜は、キツネリ先生に書いていただきます」
今日の黒板
『世界は君を待っている』
♪ 変身 / キツネリ
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です。
黒板の後にね、グミ山先生が、“これがやりたかった”って」
グミ山先生「これがやりたかった」
こもり校長「自分が黒板書いた後に自分の曲が流れるという」
COCO教頭「実現しましたから」
グミ山先生「このためにやってきました…」
こもり校長「2時間、ありがとうございました」
グミ山先生「ありがとうございました」
N-Roach先生「楽しかったです!」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭・キツネリ先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
Night!好きなものは好き!!
それだけで世界は充分!!
COCO教頭の放送後記
とりあえず自分を信じて作りおえる!」
キツネリ先生の言葉、素敵だったな!
聴取期限 2023年08月08日(火)PM 10:00 まで
Music 2023.08.01 PLAYLIST
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ボカロP・キツネリ「いつか…!」自身の楽曲を歌ってもらいたい“歌い手”は!?
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。8月1日(火)の放送は、ボカロPのキツネリがゲスト出演。リスナーのメッセージをきっかけに、「歌ってみた」などで自身の楽曲が使用される感想や、歌ってほしい歌い手について、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)の質問に答えました。