今夜の授業を職員の新人職員Nが振り返り!
今夜は、我が校の "鍵のスクールドクター" をつとめてくれていた、UNISON SQUARE GARDEN先生が来校!
授業テーマは……『なんでも質問フェスティバル』
今日はユニゾン先生に1人でも多くの生徒の質問に答えてもらうために、 悩み系の質問・普段何気なく思ってる疑問・素朴な質問まで…"超スピード"でどんどん質問をぶつけていきました!
最初に電話を繋いだのは…
【静岡県 16才 RN:弓引きの茶々丸】
『好きなお弁当のおかずは?』という質問を書き込んでくれた、RN:弓引きの茶々丸。
新学期になってから2週間ほど自分でお弁当を作っているけど、そろそろレパートリーが尽きてきたので、大好きなユニゾン先生の意見が聞きたかったのだそう。
そんなRN:弓引きの茶々丸に対してユニゾン先生は、ぜひ手紙付きでお母さんのお弁当も一緒に作ってあげて欲しい、そしてお弁当にはイベリコ豚を(?!)とコメント。
RN:弓引きの茶々丸は、イベリコ豚はなかなか準備できないので、第二希望のロールキャベツを、さっそく明日のお弁当に作ってみると話してくれました。
次に電話を繋いだのは…
【東京都 15才 RN:いわや】
『充実感って何ですか?』という質問を書き込んでくれた、RN:いわや。
いま高校1年生で、部活に専念するかバイトして趣味を充実させるかを迷っているのだそう。
そんなRN:いわやに対してユニゾン先生は、後から振り返った時に『最高だったな』と思えることが充実なのではないか、1回全部やってみてもいいのではないかとアドバイスしました。
聴取期限 2023年4月20日(木)PM 10:00 まで
UNISON SQUARE GARDEN先生が来校!なんでも質問フェスティバル!
『 鍵のスクールドクター 』
こもり校長「本日は、ゲスト講師が来てくれています。今日、来てくれるゲストの方々は去年の4月ぶりかな? だから、ちょうど1年ぶりということで、生放送教室に来てくれるのは、2時間、僕らと一緒に授業を届けてくれる、“鍵のスクールドクター”としてこの学校の授業を受け持ってくれていた、 UNISON SQUARE GARDEN先生!」
♪ カオスが極まる / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「UNISON SQUARE GARDEN先生、“鍵のスクールドクター”として、うちの学校でも授業を届けてくれたり、我が校の軽音部の生徒と一緒にライブをしてくれたり、あと、廃校になってしまう高校のために合唱曲を作ってくれたりと、ほんとに、SCHOOL OF LOCK!とは、関わりの深い先生で。
で、今流れた曲も、TVアニメ『ブルーロック』の、1クール目オープニング主題歌ってことで、“『ブルーロック』が好き”っていう生徒もすごく多いから、どうなんだろうね? 書き込みでもね、今たぶん盛り上がってくれてるんじゃないでしょうか? この曲が入ったアルバムをリリースしたばかりのユニゾン先生が、この後、生放送教室に来てくれる。さあ、今夜の生放送教室には!」
斎藤先生「UNISON SQUARE GARDEN、ギター&ボーカル、斎藤宏介です」
田淵先生「ベースの田淵智也で〜す」
こもり校長「よろしくお願いしま〜す!」
COCO教頭「お願いしま〜す!」
斎藤先生「よろしくお願いします!」
田淵先生「お邪魔しま〜す」
こもり校長「斎藤先生、1年ぶりな…」
斎藤先生「そうですね。で、その時、一緒にいなかったですもんね。リモートでしたもんね」
こもり校長「そう」
田淵先生「そうだ」
こもり校長「まさかの、僕たちが違うところにいるっていう」
田淵先生「そうですよね」
こもり校長「ちょっと特殊なスタイル」
田淵先生「登校拒否だ」
一同笑い
田淵先生「出勤拒否か?」
こもり校長「なのに、生放送教室には、お2人を置いてどっかにいる、なんかちょっと特殊授業を行ないまして。COCO教頭は“初めまして”ですね」
斎藤先生「初めまして。よろしくお願いします」
田淵先生「よろしくお願いします」
こもり校長「来て、まだ2週間経ってないんです」
斎藤先生「すごいですね」
田淵先生「逞しいホスピタリティが、今ひしひしと感じてるんすよ」
斎藤先生「なんか曲が流れている最中も、すごい話しかけてくださって」
COCO教頭「同世代だということでね」
斎藤先生「あ、そうなんですね。そうなんだ」
COCO教頭「85年、86年で、ちょっと」
斎藤先生「そうですか、ラジオを始めて1ヶ月ですけどどうですか? 」
COCO教頭「めちゃめちゃ楽しんでますよ。私」
斎藤先生「楽しい? なんか、大変なことありました?」
COCO教頭「ありますけど、まあ、ここでは言わないってことで」
斎藤先生「なるほど〜」
田淵先生「弱みは見せない?(笑)」
COCO教頭「弱みは見せない(笑) そうです(笑) まあ、これから乗り越えて、頑張って行きま〜す!」
斎藤先生「楽しいことは何ですか?」
COCO教頭「めちゃくちゃ掘り下げますね。楽しいことは、普段の生活では絶対にお会い出来ないミュージシャンの方だったりとか、なんか今まで出会ったことない方たちと、いっぱい会えるので、それめっちゃ楽しいですね」
斎藤先生「僕、元々お笑い大好きなんですけど、テレビで拝見してて。“COCOさんって、めちゃめちゃキャラ仕上がってる新人がいる”みたいな。そう。で、“絶対、この人はすぐ売れる”って思ったんですけど、まさかこんな早くお会い出来ることになるなんて」
COCO教頭「光栄でございます」
斎藤先生「嬉しいです」
こもり校長「ユニゾン先生、今月4月12日に、9枚目のニューアルバム、『Nineth peel』をリリースされたということでおめでとうございます」
斎藤先生・田淵先生「ありがとうございます」
こもり校長「アルバムのジャケ写が、りんごの皮を9の形で剥いてる写真ということで、『Peel』って、“剥く”っていう意味があるんですよね? 教頭、これ合ってるよね?」
COCO教頭「合ってます。合ってるよ。自信持って」
こもり校長「教頭はドバイ歴が長くて」
田淵先生「ドバイ歴?」
斎藤先生「ドバイなんだ?」
COCO教頭「そうなんですよ」
こもり校長「前職がずっとドバイにいて」
斎藤先生「そうですか」
こもり校長「だから、すごい英語ペラペラなんですよ」
COCO教頭「“すごい”ってわけでもないんだど(笑) ある程度、出来ます」
こもり校長「で、このアルバム『Nineth peel』のスペシャルサイトを見たら、こんな文章が書いてありました。“何を「最新のユニゾン」として提示するのか? 剥いてみよう、答えが見つかるかもしれない。”と。で、この文章を読んで、校長先生はピンと来ました。今日は、ユニゾン先生の答えをお届けする授業をやっていこう、と」
ユニゾン先生と共に行う今夜のSCHOOL OF LOCK! 授業テーマは!
『なんでも質問フェスティバル!』
こもり校長「今日は、ユニゾン先生になんでも質問できる!」
COCO教頭「festival〜!」
斎藤先生「おぉ〜。ドバイ仕込みだ〜。いいですね〜」
田淵先生「負けるな! 斎藤!」
斎藤先生「俺も帰国子女ですもんね」
こもり校長「さあ、どんな質問でもOK! 生徒から届いた質問をユニゾン先生にぶつけ、たくさんの答えを引き出す、“質問フェス”でございます」
COCO教頭「質問。例えば、“告白で1番響く言葉は?”とか」
こもり校長「こういう悩み系の質問、まあユニゾン先生、もちろんOKですよね?」
斎藤先生「I love you!」
田淵先生「俺、これ、来ると思った(笑) 予想してた(笑) 斎藤がやってくれると信じてたぞ。今日はもう頂上決戦だ」
COCO教頭「で、あとね、“ハンバーグってなんで美味しいの?”とか」
こもり校長「これ結構無茶ぶり系ですけど、どうですか? こういうのもいい?」
斎藤先生「Hamburg!」
一同笑い
COCO教頭「発音、綺麗なんだな〜。あとはね、“髪は何ヶ月に1回切りますか?”とか」
斎藤先生「Barber!」
一同笑い
COCO教頭「美容室を“Barber”という…」
斎藤先生「決まったな。今日の企画の方向性(笑)」
こもり校長「質問はなんでもOKです。『学校掲示板』に、何個でもいいから、知りたいこと、聞きたいこと、書き込んでください。で、ユニゾン先生。今日はさらに“質問のフェス”ですから、たくさんの質問に答えてもらいたい、と」
COCO教頭「そうね。生徒は嬉しいですよね」
こもり校長「たくさんの質問に答えてもらうために、校長先生、こんなルールを設けました。それが! “3秒ルール”!」
COCO教頭「割と普通のアイデアなのね?」
こもり校長「いやいや。今回は、答えるまでに、3秒の制限時間を設けます。まあね〜、数多くの問診をしてきた“鍵のスクールドクター”ですから、3秒もあれば大丈夫ですよね?」
田淵先生「得意だよね? そういうのね」
斎藤先生「やります。やります。即答しちゃう!」
COCO教頭「やった〜」
こもり校長「じゃあ、ちょっと練習していきましょうか? COCO教頭とユニゾン先生は“初めまして”っていうこともありますから、お互い、ちょっと質問し合う、って形でいきましょうか? で、3秒のSE、用意してるんで、ちょっと感覚掴んどきましょうか。SE、お願い」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「最後のやつ、何?」
COCO教頭「リンゴ、かじったんじゃない?」
斎藤先生「かじったんだ? あ〜、なるほど。剥いた後に?」
COCO教頭「そうです。まさかの、私がかじったリンゴの音が」
田淵先生「うそ!」
COCO教頭「今日、先録りしました」
田淵先生「あらあらあらあら。心を込めてますね」
こもり校長「じゃあ、教頭から行きましょうか? 3秒のSEが消えたら、ユニゾン先生、ぜひ、答えてください」
COCO教頭「行きます! 斎藤先生に質問です。学生時代のあだ名は?」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「さいちゃん」
COCO教頭「かわいい〜」
田淵先生「ほんと?」
斎藤先生「“斎藤”は、大体“さいちゃん”だと思いますよ?」
田淵先生「ほんとにそう? 学生時代“さいちゃん”だった?」
斎藤先生「小学校、特に“さいちゃん”で、段々減ってくけど…。僕、田淵と、高校、大学、一緒なんですけど、田淵からは、“さいちゃん”って呼ばれてたから(笑)」
こもり校長「田淵先生も呼んでたんですか?」
田淵先生「いや。でも、当時は呼んでない」
斎藤先生「そうだっけ?(笑)」
田淵先生「当時は、“宏介”って呼んでた」
COCO教頭「お下の名前でね」
斎藤先生「あ、俺のこと“宏介”って呼んでたの? あらやだ(笑)」
田淵先生「呼んでた時期あったね〜。照れちゃうね〜。今“斎藤君”になりましたね」
COCO教頭「“さいちゃん”って……呼んでいいですか?」
一同笑い
斎藤先生「何? この、溜め?(笑)」
こもり校長「いいね。この“間”がさ、なんかドキドキするよね。じゃあ、今度、ユニゾン先生から、COCO教頭への質問です」
斎藤先生「あの、何でも、世界で1番になれるとしたら、何の分野でなりますか?」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
COCO教頭「鼻吸い。えっと、鼻を…、ごめんなさい。音でわかんないかもですけど、“鼻をへこます”っていう特技があるので」
斎藤先生「めっちゃ吸うっていうね」
田淵先生「これで、世界で1番になりたい?」
COCO教頭「なりたい」
田淵先生「なった時どんな気持ちですか?」
COCO教頭「それはやっぱり、Proud of myself、ですよね」
田淵先生「Proud of myself(笑) 伝わってきます(笑)」
COCO教頭「すごく誇りに思います」
こもり校長「じゃあ、教頭から、もう1問、いきましょうか?」
COCO教頭「はい。田淵先生に質問です。1日、26時間だったら、エキストラの2時間で、何しますか?」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「エキストラの2時間…? 出てこないな…」
一同笑い
斎藤先生「ちょっと…、企画の趣旨が…」
田淵先生「あ、そうか(笑) 俺ね、苦手なんだな。こういうの。ほんとに」
COCO教頭「もう1回、SEください」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「ここです」
田淵先生「あ、ここか…」
一同笑い
田淵先生「お風呂に長く入ります。もう1回、質問来んのかと思ってた…」
こもり校長「エキストラの2時間で、お風呂ですか?」
田淵先生「いや〜、そこを突っ込まれると、もう何にも説明が出来ない…」
一同笑い
田淵先生「こういうすぐ答える系、ほんとダメなんですよね…」
COCO教頭「でも、2時間ってことは、既にもう入ってる状態からの、プラス2時間ってことですもんね?」
田淵先生「そういうことっすね…」
COCO教頭「意識高い系だ?」
田淵先生「体を温めた方が、よく寝れるすからね」
こもり校長「まあ、たしかにそうです」
田淵先生「この企画、めちゃくちゃ得意じゃないかも…」
COCO教頭「慣れていきましょう! 質問いきます。斎藤先生に質問です」
この音がしたら、絶対に振り向く、という音は、ありますか?
16歳/東京都
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「あれですね。あの…“お風呂が沸きました”…」
こもり校長「あ〜、いい〜」
COCO教頭「振り向くわ〜。それは振り向くね」
田淵先生「頭の回転、速いな〜」
こもり校長「お風呂の音?」
斎藤先生「“お風呂が沸きました”ですかね。どこにいても、振り返ると思います」
COCO教頭「じゃあ、次いきますね。田淵先生に質問です」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「胡麻」
こもり校長「よかった。答えてくれた」
田淵先生「答えられるやつは答えていく!」
こもり校長「胡麻ですか?」
田淵先生「胡麻ドレッシング、好きね」
こもり校長「ファミレスとか行くと、なんかいっぱいドレッシング出てくるじゃないですか?」
田淵先生「あれ、私もう胡麻一択っすね」
COCO教頭「さいちゃんは?」
一同笑い
斎藤先生「さいちゃん、そうだな…。でもやっぱ、和風ドレッシング、ついかけちゃいますね」
こもり校長「でも和風も、ちょっとわさびが効いてる和風もあれば…」
斎藤先生「ありますね」
こもり校長「醤油っぽい甘辛のやつもあるし…」
斎藤先生「詳しい」
こもり校長「僕、和風好きで。そのわさびっぽいの当たった時、すごいテンションあがる。うれし〜、みたいな」
田淵先生「和風ドレッシングはカロリー的にも抑えられてるから、いいらしいね」
斎藤先生「ドバイは?」
一同笑い
COCO教頭「ドバイは…、バルサミコです(笑)」
一同笑い
斎藤先生「バルサミコ(笑)」
COCO教頭「そうなのよ。おいしいから。ではですね、続きまして、斎藤先生に質問です」
なぜ、男子って馬鹿な事ばかりするのでしょうか?
14歳/和歌山県
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「女子も馬鹿です」
一同笑い
田淵先生「いいよ」
COCO教頭「たしかに」
こもり校長「非常にいい答え」
田淵先生「分けるのがよくないよね。この、男女平等の時代にだ。等しく、馬鹿であろう」
斎藤先生「等しく馬鹿です。だから、“男子って、ほんと、馬鹿よね〜。まあ、私もだけど”、これが1番平和だよね」
COCO教頭「それが1番いいよね」
斎藤先生「そうなの」
こもり校長「決めつけで来られるから、ちょっと喧嘩になっちゃうっていうことなんですね」
斎藤先生「そうなんですよ。決めつけた後に、“私もだけど”って添えた方がいい」
こもり校長「たしかに」
COCO教頭「次。田淵先生に質問いきます」
この日を!!1週間前から待ってました!
UNISON SQUARE GARDEN先生大好きです♡
でも実はライブにはまだ行けていないのです……
コロナも落ち着いてきたことですし、ぜっっっっったい行きたい!!!
質問ですが、好きなお弁当のおかずはありますか ?最近学校に持っていくお弁当を自分で作っているのですが、そろそろレパートリーがなくなってきました。ぜひ教えてください
女性/16歳/静岡県
2023-04-13 15:10
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「“チキチキボーン”です!」
一同笑い
COCO教頭「なんすか?」
こもり校長「“チキチキボーン”って何?」
斎藤先生「知らない!? うわぁ〜、終わりです。もう。終わり。終わり」
田淵先生「“チキチキボーン”知らない人は、ダメです。終わりです」
こもり校長「え〜」
田淵先生「ほんともう、お弁当の定番ですよ。冷凍食品ですよ」
COCO教頭「そうなんだ」
田淵先生「めちゃめちゃおいしいんだから。オーブンでちょっとカリッと焼くと、もう」
こもり校長「そもそも、“チキチキボーン”は、なんですか? 肉ですか?」
田淵先生「鶏肉っすね。骨付き肉、みたいな」
斎藤先生「アルファベットポテトと、2大巨頭」
田淵先生「“アンパンマンポテト”、“ABCポテト”、で、“チキチキボーン”ですね」
斎藤先生「“ABCポテト”か」
田淵先生「段々、内容量が減って行って…」
COCO教頭「時代と共に?」
田淵先生「そう。時代と共にね。今、すごいね、少ないの(笑)」
COCO教頭「エンゲル係数、上がるんですよね〜」
田淵先生「そうなんです。しょうがないすよね。やっぱり貴重な食糧ですから」
こもり校長「弓引きの茶々丸が、なんでこの質問したか? っていうの、ちょっと本人に聞いてみようかな? もしも〜し!」
弓引きの茶々丸 静岡県 16歳
田淵先生「悩んでんのかな〜? お弁当のおかずに。“チキチキボーン”だよ。“チキチキボーン”買いな」
こもり校長「田淵先生は“チキチキボーン”なんだけども。質問ありがとうね。なんでこれ…? 悩んでんの?」
弓引きの茶々丸「そうですね。新学期のちょっと前くらい、2週間ぐらい、自分でお弁当作ってるんですけど…」
COCO教頭「偉いよ」
弓引きの茶々丸「そろそろ、レパートリーが尽きてきちゃってて。なんで、大好きなユニゾン先生にアイデアをもらいたいな、と思って」
田淵先生「自分で作るんだったら、ちょっとまた返す言葉、いろいろあるね。自分で作るんだったら、すごい、なんかね…」
こもり校長「たしかに(笑) オーブンでチーンだよ…」
田淵先生「チーンじゃない、もっとなんか、すごいやつを。“ロールキャベツ”を作りな」
弓引きの茶々丸「(笑)」
斎藤先生「大変だよ。朝早起きして」
田淵先生「でも、“私は、お弁当を毎朝作ったんだ“っていう、この経験が、必ず大人になった時、効いてくるから」
弓引きの茶々丸「はい」
田淵先生「“お弁当毎日作る”のであれば、なんか“さぼる”っていう方向に行かない方がいいと思うんだよね。“私はやり続けたのだ”という、“その人生を選んだ10代だったのだ”っていう方が、必ず人生は豊かになるから、自分で作った方がいい」
弓引きの茶々丸「はい」
田淵先生「イベリコ豚のソテーだよ(笑)」
弓引きの茶々丸「(笑)
COCO教頭「いい材料(笑)」
こもり校長「どんどんお弁当が豪華になってく(笑)これでもさ、そもそもなんで、自分で今、お弁当作ってんの?」
弓引きの茶々丸「その頃に、親と1回喧嘩しちゃって。で、なんか“もう作んないから”みたいに言われたんで、“じゃあ自分で作るか”ってなって。SCHOOL OF LOCK!とか聴きながら自分で作ったら、意外と楽しくて。高校卒業したり、大学卒業したら、1人暮らしもすると思うので、いろいろ家事とかも出来るようになっとかないとな、と思って、今頑張ってます」
斎藤先生「むちゃくちゃ、偉い…」
田淵先生「必ず、親の分も作ってあげてほしいね」
弓引きの茶々丸「(笑)」
田淵先生「それで、手紙も添えた方がいい。“今日は何々だよ”って添えてあげる方がいい。別に、謝るとか仲直りするとか、そういうことしなくていいから、お弁当、必ず2つ作ってください」
弓引きの茶々丸「はい(笑) 頑張ってみます」
斎藤先生「めちゃめちゃ、いい話だな…」
田淵先生「必ず、お母さんの枕元に置いておく」
COCO教頭「泣くよ」
こもり校長「今のお話聞いて、どうよ?」
弓引きの茶々丸「えっ…。でも…なんか…その…イベリコ豚のは、ちょっと…(笑)」
田淵先生「イベリコ豚のソテー、いいじゃない?イベリコ豚のソテー、お弁当で持ってくる人いたら、お友達に差がつくよ〜」
弓引きの茶々丸「(笑)」
こもり校長「ちなみに、斎藤先生とかどうですか? なんか、もしお弁当にこういうの入ってたら嬉しいな、こういうの欲しいな」
斎藤先生「なんですかね? でもやっぱり、冷めてもおいしいものって考えると…イベリコ豚のソテーかな?」
一同笑い
田淵先生「イベリコ豚のソテーは、ほんと冷めてもおいしいもんな」
こもり校長「もうこれ、イベリコ豚のソテー、一択の方向になってきてるけど、どうだろう? 弓引きの茶々丸、まあ、明日明後日に作るのは無理だろうけど、1ヶ月、2ヶ月ぐらいのスパンで勉強してくっていうのは?」
弓引きの茶々丸「が…(笑) 頑張ってみます(笑)」
一同笑い
こもり校長「毎朝、毎朝、作ってるわけでしょ?」
弓引きの茶々丸「結構、前日の日に用意して、朝、詰めるだけとかにしてます」
こもり校長「お弁当って、仕込みって、何やんの?」
弓引きの茶々丸「炒めるだけとか、なんか、野菜切っておいたりしてます」
こもり校長「朝の時間短縮のために、ってことか?」
弓引きの茶々丸「はい」
こもり校長「ちなみに、明日の献立は?」
弓引きの茶々丸「まだ作ってないんで、これから…電話で聞いたやつを参考にしようかな? と、思ってて(笑)」
田淵先生「参考に」
こもり校長「ってことは、“チキチキボーン”は、まず無理じゃない?」
田淵先生「いやいや。肉のハナマサだったら、まだ開いてんじゃない?」
一同笑い
こもり校長「いやいやいや(笑)」
COCO教頭「24時間、開いてるけど(笑)」
こもり校長「仕入れてるなら、“チキチキボーン”仕入れてもらって。で、まあ、いけるなら、ロールキャベツ」
斎藤先生「ロールキャベツ、いいね」
弓引きの茶々丸「ロールキャベツ、頑張ってみます(笑)」
COCO教頭「偉い」
田淵先生「ポイント高い」
こもり校長「この後仕込みもあるだろうけど、明日の朝、いいものが作れるように頑張ってね」
弓引きの茶々丸「はい。頑張ります」
こもり校長「さっき、“ユニゾン先生、大好き”って言ってくれたけど」
弓引きの茶々丸「いやもう、ほんとに、めっちゃ好きなんですよ(笑)」
斎藤先生「おぉ〜、嬉しい!」
田淵先生「すごいね。10代の人が好きって、なんかいい歳を取ったね。俺たち」
斎藤先生「ね」
弓引きの茶々丸「もう〜」
こもり校長「アルバムはもう聴いた?」
弓引きの茶々丸「もう、めっちゃ聴きました!」
斎藤先生「あらまあ。出たばっかなのにね」
こもり校長「せっかくだから、弓引きの茶々丸が好きな曲を聴いて、お別れしたいなと思ってるんだけど、何がいい?」
弓引きの茶々丸「あの、『恋する惑星』、すごいよかったです!(笑)」
田淵先生「やった〜」
斎藤先生「ありがとうございます〜」
田淵先生「新曲、作った甲斐がある」
こもり校長「明日のお弁当作り、頑張って!」
弓引きの茶々丸「はい。ありがとうございます」
こもり校長「ありがとね〜」
斎藤先生「ありがと〜」
♪ 恋する惑星 / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「弓引きの茶々丸が、好きという『恋する惑星』。これ、今一緒に聴いて、どうなんだろうか? また1個思い出が増えて、今ラジオの前で、大丈夫か? 踊ってるか? 盛り上がってるか? どんな状態だ?
さあ、ということで、ユニゾン先生、アルバムについてもお話聞きたいんですけど、改めて、アルバムリリースおめでとうございます」
斎藤先生・田淵先生「ありがとうございます」
こもり校長「アルバムリリースされるのが2年半振りで、9枚目ということですけど、2年半というと、だいぶ世の中も変化したじゃないですか? その2年半の中で、今回のアルバムは、今までと違う作り方だったりとか、意識が変わったりとかってこと、あったんですか?」
斎藤先生「いや…。でも、アルバムのツアー中に、次のアルバムの曲は大体作り切っちゃうんで、特に時代の変化でどう、みたいな感じよりかは、生きてると勝手に出来た曲たちを入れたアルバムになっていて。まあ、今回は、より、そういう感じが強いですかね? コンセプトとかあんまり考えないで、“作った曲、端から順に入れました”みたいなアルバムになったような気がします」
一同笑い
こもり校長「でも、“作った曲、端から順に入れました”という言葉を聞いて思うのが、なんかほんとそんな感じもする、っていうか、今までのコンセプチュアルな感じよりかは、もっと幅が広い感じがするというか。音がすごい多いなって思うものもあれば、すごく削がれた曲もあるな。『もう君に会えない』みたいなの、僕すごい好きなんですけど」
斎藤先生「ありがとうございます」
こもり校長「あれとかも、すごい削がれたバンドサウンドで、でも、“ユニゾン、あの歌詞使うんだ? ”みたいな。“こんな、なんかちょっとキュンとするような歌詞も使うんだ?”とか、そういう印象が、今回大きかったっすね。僕の中で、ですけど」
斎藤先生「いい指摘な気がしますね。あんまり自分の中に制約を設けなかったというか、あんまり肩入れし過ぎない、とか、ロマン込め過ぎない、とか。そういう、“ロマンを込める作り方”、今までさんざんやってきたから、今回は、“あんまり考えないで作ったら、どういうリアクションが来るんだろうね?”っていう感じで、割りと、自分の手を離れて勝手に歩きだすようなアルバム作りだったような記憶がありますね」
こもり校長「だから、自分たちの中でも、そういう作り方でも“やり切ったな”みたいな部分もあるんですか?」
斎藤先生「そうですね。なんか結構、前のアルバムが、作り方に満足したという、自分が思う、“こういうアルバムが世の中に存在したらおもろい”っていう、突き詰めてきたロマンが1回達成しちゃった感があって。だから、その後にやるものとして、それの“追っかける”とか、“それを超える”みたいな感じでやるつもりが全然なくて。って言っても、曲はいくらでも湧いてくるから、今回はそこにあんまりロマンをかけない方が逆に面白い作品になるのかしら? なんて思ったりしたかもしんないですね」
アルバム聴きました!
UNISON SQUARE GARDENの曲を聴いていると耳馴染みのない単語がたくさん出てくるのですが、そういった言葉を調べながら 少しずつ咀嚼していくのも毎回の楽しみになっています(^_^)
今回も最高でした!特にお気に入りは、フレーズボトル・バイバイです!ライブに行くのが楽しみです!
女性/18歳/愛知県
2023-04-13 22:34
田淵先生「あ〜、最後の曲」
COCO教頭「“Peek a boo”、入ってるやつでよね?」
斎藤先生「さすが。よくご存知な。はい」
COCO教頭「英語で“Peek a boo”って、“いないいないばぁ”って意味なんですけど、“Peek a boo入れるんだ? 歌詞に?”って思いました」
斎藤先生「おもしろい。いい。ありがたいですね」
こもり校長「そういうのは、持ってくる? 探してくるんすか? それとも、引き出しの中に入ってんの?」
斎藤先生「勝手に出て来るので…。別にでも、引き出しにも入ってないすよね。口から出てきた時に、“この言葉何だっけ?”みたいなことも、結構あるんで、そこはあんまり“歌詞、書くぞ”とか、“いい歌詞、書くぞ”とか、“メッセージを伝えるぞ”と思って書いてないんで。曲に失礼のない感じで、歌って気持ちいい、みたいな感じの単語が出てきた時に、そっからストーリー考える、みたいな作り方を結構してるので。まあ、かといって、別に、全く意味のない箇所を書きたいわけじゃなくて。なんかそれはそれで、自分の中でもその構築美みたいなものがあるんで。そういう順序で作ってますね」
こもり校長「ここで、斎藤先生に質問です。ユニゾン先生にとって、2023年4月16日(日)は、何の日でしょう?」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「ツアーが始まります」
こもり校長「ありがとうございます(笑)」
斎藤先生「宣伝させてもらっちゃって」
こもり校長「いやいや。狙いに行きました。僕が」
斎藤先生「ありがとうございます」
こもり校長「アルバムを引っ提げての…。今、どうですか? 仕上げてるところですか?」
斎藤先生「今日が最後のリハでしたね」
こもり校長「そっか」
斎藤先生「もう始まりますからね」
こもり校長「今回、予定では、全国2周、周るとか、周んないとか、みたいな」
斎藤先生「そうそうそうそう。ね」
田淵先生「秋ぐらいにもう1周やるんですよ。今発表されてるのが夏までですけど、ツアーは秋からもう1周やる。まあ普通に、全国ツアーが2本ある、ってだけですけどね」
こもり校長「いやいやいや。あんま、もう1周って聞かないですよ(笑)」
田淵先生「ほんとですか? そうですね。ライブはいつでも出来るので」
こもり校長「どんな感じのツアーになりそう、とか、どうですか?」
斎藤先生「新しいアルバムの曲を軸に、でも、そうじゃない曲もたくさんやりつつ、驚きもありつつ、いつも通りもありつつ、みたいな感じですかね?」
こもり校長「てんこ盛りじゃないすか(笑)」
COCO教頭「田淵先生に、質問です!」
ユニゾン先生の今回のツアーが私にとって初めてのライブになるのですが、楽しい初ライブにする上でこれだけは伝えておきたい!というポイントはありますか?
女性/16歳/滋賀県
2023-04-13 20:56
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「えっと〜。セットリストは、前もって知るな!」
一同笑い
斎藤先生「なるほど」
田淵先生「いるんですね。俺、その人類を見たことがないから知らない。セットリストを事前に知りたいんだ、って」
斎藤先生「予習したい、ってことだね」
田淵先生「素敵なことだと思いますけど、見ない方がおもしろいライブありますからね」
斎藤先生「間違いない」
田淵先生「好きな曲、知ってる曲、聴けただけが、ライブの醍醐味じゃないすからね」
こもり校長「たしかに」
田淵先生「でっかい音聴いて、“イェ〜イ!”っていうだけで、ライブは楽しいですから。“次に何来るか? わかんない方が、普通楽しいんじゃないの?”って思うけど、まあ、考え方いろいろありますからね」
こもり校長「特に今の世の中だったらね、発信の仕方が自由だから、“載せたい”、“あんなライブだった”っていうのを“ネタバレしちゃうんで見ないでくださいね”って隠した上で書く人もいるから」
田淵先生「まあ、ちょっと配慮があればいいですよね。いるよね。“あれ、演るんだったら、行こうかな”」
こもり校長「ただ、やっぱその場でのライブですから」
田淵先生「その普段聴いてた曲で、予習的には充分なんじゃないの? って思いますけど、なんでそれ、今から演る曲を知らないといけない? でも、否定するつもりはないですけどね」
ユニゾン先生と共に行っている今夜のSCHOOL OF LOCK! 授業テーマは!
『なんでも質問フェスティバル!』
こもり校長「今日は、ユニゾン先生になんでも質問出来る」
COCO教頭「Festival〜!」
こもり校長「先ほど、“お弁当のおかずを…”っていうね」
COCO教頭「話、したもんね」
夏は、弁当箱にそうめんを詰めて、スープジャーか水筒につゆを入れて、学校で冷やしそうめん食べたりしました笑
スープジャーがあると、スープ類もいけるようになるからおすすめです!
女性/18歳/沖縄県
2023-04-13 22:45
斎藤先生「“スープジャー”なんてあるんだ?」
田淵先生「なんか今、弁当箱も進化してそうだから、いろんなのあんだろうな?」
こもり校長「液漏れしないやつがあるんでしょうね」
田淵先生「味噌汁入れられる、とか、あるかもしんないね。素敵〜」
こもり校長「いいね。うどんとかにしてもいけるだろうしね」
COCO教頭「斎藤先生に質問です」
斎藤先生「画質!」
こもり校長「画質ですか? なんでですか?」
斎藤先生「そんな写真持っといても、しょうがなくないですか?」
こもり校長「おっと。来ました。そっちか?」
斎藤先生「データ容量の方で、なんかいろいろ持ってても、しょうがなくないですか?」
こもり校長「そっか。僕は容量取っちゃう派なんですよ。なんか写真消せなくて」
田淵先生「容量が食うのは、大体写真なの?」
斎藤先生「まあ、動画とか」
田淵先生「でも、写真だったらだいぶ入らない? 普通の少ない容量でも」
こもり校長「もしかして、動画もあるから、俺はいっちゃうのかな?」
COCO教頭「そうじゃん? 田淵先生に質問です!」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「ない!」
斎藤先生「ないの?」
田淵先生「俺いまだに、SOUL'd OUTの『ウェカピポ』しか歌ったことない。カラオケでは」
一同笑い
こもり校長「歌わないですか?」
田淵先生「歌わないですね。まあそもそもカラオケに行かないっていうのと、行っても『ウェカピポ』しか歌ってきてない(笑) でも、たしかにどうなんでしょうね? よく“息継ぎがねぇ”とか、“高けぇ”とか言われるから、それを思い知ってないのはよくないのかもな、とは、思いますけどね。一応でも、ユニゾンの曲を作って、斎藤君に聴かせる用のデモを作る時には、ちゃんと“これって一息で行けるっけ?”っていうのを調整しながら歌ってはいるんで。一応、工夫は…」
こもり校長「ちゃんと、施されてると」
田淵先生「はい。そこには」
こもり校長「斎藤先生、どうですか? カラオケとか行きます?」
斎藤先生「たまに行きますし、めちゃめちゃ歌いますよ」
一同笑い
COCO教頭「めちゃめちゃ歌うんすね?(笑)」
田淵先生「何歌うんだろう?」
COCO教頭「続きまして、斎藤先生に質問です!」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「休みの日とか、何してんすか?」
COCO教頭「リアルだな(笑)」
こもり校長「いきなりいけますか?(笑)」
斎藤先生「はい。“買い物とか行くんすね。どこ行くんすか?”」
田淵先生「いい。話が繋がってる」
COCO教頭「広げ方が上手」
田淵先生「質問の基本だね。“What”、“Where”、“How”を聞いていく」
斎藤先生「たしかに(笑)」
田淵先生「雑談の達人」
こもり校長「でも、なかなか好きな人に、喋りかけるっていうのも難しいからな」
斎藤先生「ね」
こもり校長「トゲトゲは、今、好きな人がいるのかな? 聞きたかったのかな? その人にね。ぜひ、参考にしてみて」
COCO教頭「これ、田淵先生に、質問です」
最近実家から祖父母宅に引っ越したのですが、祖父母宅が山に近いので常に虫がいます。
夜電気をつけて網戸にしていたら大量に虫が寄ってくるし、部屋や廊下にこぶし大のクモがいたりします。一匹一匹退治していたらきりがないので、ここに住む宿命だと思って、あえて退治せず、私の方から虫に慣れて共生していく道を選びました。
最終的には虫を見ても何も感じないくらい強い体制をつけたいのですが、やっぱりなかなか慣れないです。
これから夏なのでさらに虫が増えてしまいます。夏までには慣れていたいです。
何かいい方法ありませんかね??
女性/19歳/徳島県
2023-04-13 17:33
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「カフカの『変身』を読め!」
COCO教頭「“カフカの『変身』を読め”?」
田淵先生「虫になるから」
COCO教頭「すみません…虫に“慣れる”方法…」
田淵先生「“なれる“って、そっち?」
COCO教頭「そうなんですよ。“Become(なる)”じゃなくて、“Get used to(慣れる)”の方です…」
田淵先生「難しいっすね。ラジオって」
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
田淵先生「キッス!」
一同笑い
COCO教頭「なんのおまじない?(笑)」
田淵先生「やっぱ、繋がった方がいいよね? 体温が、繋がった方がいい」
こもり校長「いや…まあ、愛着沸きますけど…(笑)」
COCO教頭「一旦触れる? 一旦キスして、っていうことですね?」
田淵先生「そうですね。体温を交わすことで、友達にはなれますから」
斎藤先生「気持ちを伝える、ってことでね」
田淵先生「話してみないとわからない、触れてみないとわからないことはありますから、それをしてないのに、“慣れる”、“慣れない”とかは、よくないですね」
COCO教頭「よくない?(笑) キスしてからだ、と?(笑)」
田淵先生「そうですね」
COCO教頭「次、斎藤先生に質問です」
充実感ってなんですか?
女性/15歳/東京都
<3秒の効果音 (リンゴをかじる音で終わっている)>
斎藤先生「3秒では、とても無理だな(笑)」
一同笑い
COCO教頭「が、答えです(笑)」
こもり校長「3秒では、わからないものです。じゃあ、いわや、直接、聞いてみようかな? もしも〜し!」
いわや 東京都 15歳
こもり校長「いわや、“充実感ってなんですか?”っていう質問をくれたと思うんだけど」
いわや「はい」
こもり校長「この、“充実感ってなんですか?”っていうのを聞いてくれるってことは、今あんまり充実感を味わってないってこと?」
いわや「そうですね。私、今、高校1年生で、部活に専念するか、アルバイトしようか、ちょっと迷ってて…」
こもり校長「その2択なんだ」
いわや「「はい。中学時代、私陸上部で、結構活動してたんですけど。今回も、高校でしようかな? って迷ってたんですけど、プライベートの充実感がすごい100%、だったわけじゃなくて…」
こもり校長「うん」
いわや「で、部活やるなら、陸上か水泳部のマネージャーやろうかな? って思ってて。中学時代は自分が選手側だったので、高校生になったら、自分が支える側っていうか、マネージャーだから、裏方みたいな感じのもやってみたいな、って思って。で、部活で充実感を得られるかな? って思ったのと、で、アルバイトするなら、週3以上頑張って、ユニゾン先生のために、ライブとかアルバムとかグッズとか買うために、結構頑張ってやりたいな、と思ってます」
こもり校長「あれ? お2人は、学生時代に部活やられたんでしたっけ?」
斎藤先生「部活はやってないですけど、部活をやんないで、バンドをやってましたね」
こもり校長「そん時はどうだったんですか? プライベートとバンドってイコールでした?」
斎藤先生「僕はイコールでした…ね…」
田淵先生「プライベートとバンドがイコール?」
こもり校長「今は、たぶん、このいわやからすれば、部活とプライベートは別物じゃないですか? バンドをやるっていうのと、自分1人の時間っていうのは別物でした? それとも、バンドをやってる時間が自分の時間、っていう感じでした?」
田淵先生「バンドをやってる時間も自分の時間、みたいな感じで、別物でもなければ、全く一緒ってわけでもない感じ? え? どうだろう? 答えになってる?」
こもり校長「いや、でもそこで、充実感っていうのは、なにで感じたんですか?」
斎藤先生「ライブかなぁ?」
こもり校長「今、悩んでるいわやの、この両方を両立するって、僕、可能だと思うんすよ。今の話だと、部活やりながら、アルバイトやるみたいな。要は、部活でマネージメントやりながら、プライベートの中ではあるバイトもやって、ユニゾン先生のライブ行ったりとか、アルバム買って、みたいなのをするっていう、なんか別に切り分ける必要ないのかな? って、ちょっと思ったんですけど…」
いわや「あ〜。でも結構部活が盛んだと、アルバイトする前に疲れちゃったりとかして(笑) 体力、持たなかったりとか、あと勉強する時間とかも減っちゃうから、“勉強とアルバイトか?”、“勉強と部活か?”みたいな感じで、自分迷ってるんですよね」
こもり校長「なんか、そこの力尽きた感が、俺は、充実感なんじゃないかな? っていうのも、ちょっと思うんだけど…。自分の許容範囲内でやってるから、やった感がないんだと思う、というか…」
いわや「あ〜、なるほど」
こもり校長「俺は、だけどね。でも、どうなんでしょうね? 何が充実感なんでしょうね? 何ですか? “充実感”って?(笑)」
斎藤先生「僕、個人の話をすると、“充実感”って未来に気づくことだと思ってて、振り返った時に、“あ、あん時よかったな”とかって思うことが多いと思ってて。何かを手にしても、他の何かとか、他の誰かの方が羨ましく思えちゃうって、もう人間の常だと思うんですけど。でもなんか、その目標に向かって行く最中とか、その時は、多少充実とかよりも、悔しい思いがあったとしても、将来振り返った時に、“あ、あの時、よかったな”っていうのが、充実感なんじゃないかな? っていう風に思いますけどね」
こもり校長「どうですか? 田淵先生って、どういう時に“充実してるな”って思います?」
田淵先生「“充実を、なにと見るか?”にもよるかな? と思って。それって、考え方1つだと思うんですけど、さっき言った、その時間的な充実感が充実なのか? “何もしなかったけど、ずっと考えてた”っていうことでも充実なのかもしれないし。なんか要は、1日終わった後に、“いや〜、今日も最高だったな”って口に出せば、それはもう充実ということでOKみたいなのかもしれないし。
あと、斎藤君が言ったことと、僕、結構近いんすけど、結局、振り返った時に、いい思い出しか大体残ってないと思うんすよね。“あん時、楽しかったな〜”っていう。なんかそういう一瞬が、1日の中とか、この一瞬の中にあるんだったら、たぶんそれで、未来から振り返ったら、“楽しかったな〜”って言うと思うんすよね。
なんか一時期、3年前ぐらいに、けったいな感染症が広まった時に、“家にいろ”っていう時間あったじゃないですか? あん時、俺、たぶん、過ごしてる時、ほんと嫌だったんすけど、今振り返ると“いや〜、昼からビール飲めて最高だったな”って、口から出てくるんすよね。学生時代もたぶん、私、充実してない何かとか、鬱屈してる何かは、たぶんあったはずなんだけど、今振り返ると、“休み時間に友達とバレーボールしてて楽しかったな〜”っていう、“土日に、友達んちに集まって、アニメ一気見して楽しかったな”みたいな、なんか楽しかった思い出しか残ってないので。人生そんなもんだな、って思いました」
いわや「(笑)」
こもり校長「そう。だから、今の話聞くと、今もうこれは、たぶん悩んだ方がいいのよ。部活がいいのか? アルバイトがいいのか? で、たぶんほんとどこから充実感を見るかだから、両方やって、感じれるものももちろんあるだろうし。部活を選んでもたぶん感じれるものもあって、アルバイトを取っても感じれるものがあるから」
いわや「はい」
こもり校長「たぶん、その“悩んでる”ってことが、すごく今大事だと思う。その“どっちがいい”っていうのも、結局さ、アドバイスは出せるけど、決めるのはいわやだったりするから」
いわや「はい」
こもり校長「だって、今聞いてたら、どれも充実しそうだもん」
いわや「(笑)」
こもり校長「マネージャーもいいと思うよ。アルバイトやってさ、いっぱいユニゾン先生のライブ行きなさい」
いわや「(笑)」
田淵先生「1回、全部やってみるのも、おもしろそうですね」
斎藤先生「“やってみる”っていうのは、今しか出来ないからね」
田淵先生「“部活終わったら疲れてるかも”とか言って、それ、“かも”の話だから。1回やってみてダメだったら、“すみません。ダメでした”っつってでも、いいかもしんない」
こもり校長「せっかくの新しい新学期だからさ、全力で楽しんじゃって」
いわや「はい。わかりました」
こもり校長「ありがとね」
いわや「ありがとうございました」
斎藤先生「ありがとう〜」
こもり校長「じゃね〜」
いわや「はい」
こもり校長「新学期っていうところでね、選択肢が出てきちゃうからね。たぶん、“アルバイト出来る”とかっていうのもあったんだろうしね」
COCO教頭「今まで出来なかったことが、出来るようになるからな〜」
こもり校長「そうそう。そうなると、それはやりたいよな、と思うしね」
今日の黒板
『 time is money 』
♪ スペースシャトル・ララバイ / UNISON SQUARE GARDEN
こもり校長「“3秒で何かが生まれる”っていうのは、まさにということで、今日の1番は、あれなんじゃないですか? “虫に慣れる方法は?”が、1番生んだんじゃないですか? あんな1言で、いろんな解釈があったわけですから」
田淵先生「たしかに。そうね」
こもり校長「だって僕は、全然違う言葉で思ってましたから」
COCO教頭「“無心になる”って思ってたもんね」
こもり校長「無心になる。最初、なんだと思ってました?」
田淵先生「“虫になれる”。虫に変化する」
こもり校長「で、“カフカの『変身』を読みなさい”ってなったじゃないすか? 僕、それ聞いた時に、“返信する”の“返信”だと思ってたの」
一同笑い
田淵先生「日本語ってほんとおもしろい」
斎藤先生「難しいね」
こもり校長「そもそも僕は、“無心になれる方法だから、カフカの『返信』っていう、その偉大な人の返信のメールを見ることで”、みたいな本なのかな? と思ったら、生徒が廊下で、“カフカの『変身』、たしかに”みたいの書いてあって、『変身』の方なんだって、今知りました」
田淵先生「学びが多かったですね。言葉は、耳で聴いただけでは、それぞれの解釈があるんだ、っていうのは、これはほんとコミュニケーションにも通じる話ですから、とても学びがあるね。あの3秒がなければ、“チキチキボーン”だって、思い出さなかったかもしれない」
一同笑い
こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK! は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立!」
こもり校長「さあ、生徒のみんな、立って。最後、一緒に挨拶、お願いします」
COCO教頭「礼!」
こもり校長・COCO教頭・UNISON SQUARE GARDEN先生「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
こもり校長の放送後記
COCO教頭の放送後記
聴取期限 2023年4月20日(木)PM 10:00 まで
Music 2023.4.13 PLAYLIST
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UNISON SQUARE GARDEN田淵智也「自分のなかに制約を設けなかった」ニューアルバム『Ninth Peel』制作裏話
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。4月13日(木)の放送は、UNISON SQUARE GARDENのギターボーカル・斎藤宏介さんとベースの田淵智也さんがゲスト出演。4月12日(水)リリースのニューアルバム『Ninth Peel』について、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が感想を伝え、制作裏話を聞きました。