クリスマス座禅反省会。

2012.12.25

生放送教室

今日は12月25日！
メリークリスマス!!!!!
　
クリスマスの今夜も、もちろん開校！
　
それでは、最初の黒板は…
　

『終了！』
　
とーやま校長「はい！クリスマス終了ーーーーーー!!」
　
12月25日、クリスマスはまだあと2時間あるけれど…
SCHOOL OF LOCK!的には、現時刻をもって、クリスマス終了です!!!!
　
そして！今日の残りの2時間は、“クリスマス座禅組”の生徒のみんなと一緒にお届けしていきます！
　
※クリスマス座禅組とは、その名の通り、クリスマスに座禅を組んでいる生徒のこと！(笑)
　
ということで、今夜のSCHOOL OF LOCK!は…
『クリスマス座禅反省会』
　
今夜は、クリスマスに何も楽しいことがなかった生徒に、「なぜ寂しいことになってしまったのか？」を自分なりに自己分析して、その理由を学校掲示板に書き込んでもらいたい。
　
よしだ教頭「とんでもない苦行じゃないですか…！」
　
とーやま和尚「よしだ和尚、何を言ってるんですか？」
　
よしだ和尚「いつから和尚になったんですか(笑)」
　
とーやま和尚「座禅というのは、姿勢を整え、呼吸を整え、そして心を整えることです。そうすることで、本来の自己の本質に迫って行くものです。
“クリスマスなんて関係ない！”“リア充爆発しろ！”と言葉を荒げても、いいことはありません。
心を穏やかに、冷静に、座禅を組んで、“今年のクリスマス、なぜ自分はひとりぼっちだったのか？なぜ何も楽しい事がなかったのか？”…これを自分の心に問いただせと言ってるんです。」
　
おぉ…どうやら今日は反省をさせられるらしいぞ…！
　
寂しいクリスマスを送ってしまった生徒は、穏やかな心で、「なぜそうなったのか？」を自分なりに自己分析をしてください。
　

さあ…座禅組が一列に並んで、座禅を組んでいます…。微動だにしません…！
「なぜ座禅を組むことになってしまったのか？」、一人ひとり話を聞いていきましょう。
　
香水男子　岩手県　18歳　男
　
とーやま校長「なぜ寂しいクリスマスになったのか、原因はわかりましたか？」
　
香水男子「はい…自分の気持ちに負けてしまったことが原因です」
　
とーやま校長「自分の気持ちに負けてしまった…？」
　
香水男子「高校2年くらいから、ずっと片思いをしてる人がいまして、今年の夏に1回電話で告白したんですね。でも、向こうに好きな人がいて、フラれてしまったんです。その後も仲良くしていたんですけど、たまたま今月の頭に、2人でご飯を食べに行ったんですよ。そのときに彼女が、“クリスマスもこんなに楽しければいいのにな…”と言ったんです」
　
とーやま校長「何らかのサインを出してきてるよ…！」
　
香水男子「そのときに、“じゃあクリスマスも…”と言えばよかったんですけど、何も言えず…」
　
とーやま校長「なぜ…！あからさまじゃないか！」
　
香水男子「1回フラれてるというのもあったし、向こうは向こうで別れたばっかりだったんです。それで、“別れた彼をまだ忘れられない”と言ってたので、ダメなのかなと思って…」
　
とーやま校長「香水男子…ぺいっ！」
　
ペシッ!!
　
香水男子「痛ッ！」
　
座禅を組み、そのときの自分の行動を悔い改めることができた、RN 香水男子。
来年のクリスマスは、きっと素敵な時間を過ごせるはず！
　
とーやま校長「ちなみに、今年のクリスマスは何をされてたんですか？」
　
香水男子「部屋で『ハチミツとクローバー』を全部読みました」
　
よしだ教頭「なかなかの荒行ですね(笑)」
　
とーやま校長「しっかり読破できたんですか？」
　
香水男子「はい！2周しました！」
　
よしだ教頭「いいですね！いい修行をされてますね(笑)」
　
とーやま校長「これは一切ムダにはなりませんからね。それでは最後に…　メリークリスマス…！」
　
香水男子「メリークリスマス…!!」
　

この生徒も座禅をしております。
　
red scale【赤鱗】　岐阜県　17歳　男
　
RN red scale【赤鱗】が、寂しいクリスマスを送ることになってしまった原因は…？
　
red scale「まず、中学3年生のときに、ずっと一緒のクラスだった子が好きだったんですよ。だけど、勇気が出せずにそのまま卒業してしまって…」
　
とーやま校長「ぺいっ！」
　
ペシッ!!
　
red scale「イテッ！」
　
とーやま校長「この時点で1回“ぺいっ”です！」
　
red scale「はい…！それで、工業高校に入ったので、女子も学年(300人中)で4人しかいなくて…。だから、その彼女のことが忘れられないんです…。
それでですよ！今日、部活の帰りに自転車で帰ってたら、前のほうに自転車を押してる女の子がいたんですよ。“誰だろうな？”と思ってそのまま近づいていったら、中学校のときにコクろうと思ってた女の子だったんです！」
　
とーやま校長「ちょっとちょっと！今日12月25日だよ？そんなタイミングあるか？」
　
red scale「それで、自転車がパンクしたのかなと思ったんですよ。その子に会うのが久しぶりだったのと、その子は家もここから遠いし、寒くて雪も降ってたので、声をかけようかと思ったんです。僕の家はそこから1、2分で行ける距離なので、ちょっと家に寄ってく？みたいな…」
　
とーやま校長「おぉ！色んな策があるよ！」
　
red scale「だけど、結果は…スルーです…」
　
とーやま校長「…は!?」
　
よしだ教頭「言葉がないよ…」
　
red scale「全く声もかけずに、知らないかのように横を通りすぎちゃいました…」
　
とーやま校長「あーーーーもうダメだ！ぺいっ！ぺいっ!!ぺいっ!!!」
　
ペシッ!!ペシッ!!!!ペシッ!!!!!!
　
よしだ教頭「そもそも、相手が好きな子じゃなくておばあちゃんだったら、“大丈夫ですか？”って声かけてただろ？」
　
red scale「そうですね…。いらない感情が入っちゃいましたね…」
　
とーやま校長「お前はまだ座禅続行だな！(怒)」
　
red scale「はい…年越します…！」
　
とーやま校長「彼女のための座禅でもあるわけだからね。じゃあ最後に、お前の中にある弱い心を消しておく…ぺいっ！」
　
ペシッ!!!!!
　
red scale「ありがとうございます…!!」
　

続いては…
　
タコさんウィンナー　三重県　15歳　女
　
RN タコさんウィンナーの悲しいクリスマス…。
その原因は…彼氏に話しかける勇気が出なかったこと。
　
タコさんウィンナー「2ヶ月付き合ってた彼に、2週間前にフラれまして…。その原因が、話しかける勇気が出なかったからなんです。
付き合う前は話せたんですけど、付き合ってから話しかける勇気がなくて、フラれちゃいました…」
　
とーやま校長「それは、彼氏と彼女になった瞬間に、変に意識しちゃったからかな…？」
　
タコさんウィンナー「はい…。それで、24日は家で寝てまして、今日は女子のみんなでパーティーをしてたんですけど、そこでも嫌なことがあって…」
　
とーやま校長「これ以上嫌なことがあるのか!? 何があった？」
　
タコさんウィンナー「そこにいた女子の1人が、私の元彼と遊んでたって言ってて…」
　
とーやま校長「え!? タコさんウィンナーがこないだ別れた彼と、そのパーティーに参加してた女子が遊んでた!? それ、いつの話？」
　
タコさんウィンナー「24日に…」
　
校長＆教頭「昨日?!?!」
　
とーやま校長「それは、向こうから報告してきたってこと!?」
　
タコさんウィンナー「はい。その女の子に言われましたね」
　
よしだ教頭「その女の子は、タコさんウィンナーがその彼と付き合ってたことは知ってるの？」
　
タコさんウィンナー「知ってました…！」
　
とーやま校長「うわーーーー！その子に向かって…ぺいっ!!!!」
　
ペシッ!!!!!!!!!
　
タコさんウィンナー「ありがとうございます…！」
　
とーやま校長「あえて言うかね…？隠しておけなかったのかな…」
　
タコさんウィンナー「悲しくて…家に帰ってから号泣しました…」
　
とーやま校長「よし。ここはあえて、タコさんウィンナー…ぺいっ!!」
　
ペシッ!!!!
　
タコさんウィンナー「ありがとうございます！」
　
とーやま校長「お前を鼓舞するための“ぺいっ”だからね」
　
よしだ教頭「すべてを引き起こしたのは、タコさんウィンナーが話しかけられなかったことにあるわけだから」
　
タコさんウィンナー「そうですね…！」
　
よしだ教頭も、中学の頃に RN タコさんウィンナーと同じ経験をしたことがあるとのこと…！
　
よしだ教頭「“照れ”という気持ちは相手に伝わらないんだよね。俺は照れて話せなかったのに、向こうには“好きじゃなかったんだね”と思われてたから…」
　
こんな気持ちは二度と味わってほしくない！
次からは、話したいことは話して、伝えたいことはちゃんと伝えてほしい!!
　

次の生徒は…
　
黒砂糖ボール　埼玉県　17歳　男
　
RN 黒砂糖ボールは、10月11日の『今から俺は…宣言！』の授業で、「今から、好きな子に電話で告白します！」と宣言してくれた生徒！
そして、告白の結果は…成功!!!!
　
とーやま校長「ここまでは、何も座禅感がないんだけど…寂しいクリスマスだったの…？」
　
黒砂糖ボール「はい…」
　
よしだ教頭「俺いやだよ！聞きたくないよ！(汗)」
　
とーやま校長「俺だっていやだよ！でも…黒砂糖ボールが言いにきてくれてるので…受け止めましょう…！
どうされたんですか…？」
　
黒砂糖ボール「向こうが文化祭とかで忙しくて、こっちも受験生なので暇な時間がなくて、お互いすれ違いで会ったりできなくて、メールも向こうが忙しいので遠慮しちゃって…。そういうことが重なって、先月向こうからフラれました」
　
とーやま校長「何て言ってフラれたの…？」
　
黒砂糖ボール「“前みたいに友達のときの方が話してて楽しかったからゴメン”と…」
　
とーやま校長「マジかー…」
　
黒砂糖ボール「それでその後、その元カノのSNSを見てみたら、自己紹介の一番下に“(はぁと)2012年11月10日”って書いてあったんですよ」
　
とーやま校長「その日付は…？」
　
黒砂糖ボール「別れる前日です。別れるときの文章も一方的だったので、これは向こうが他の人と付き合ってるなと思って…。自分が楽しませることができなかったから、他の人のところに行っちゃったんだなと…」
　
とーやま校長「それって…黒砂糖ボールと付き合ってた日が1、2日被ってるということか…？」
　
黒砂糖ボール「そうですね…」
　
よしだ教頭「確定なの？」
　
黒砂糖ボール「確定ですね。その次の日のつぶやきにハートつきで書かれてあって…」
　
とーやま校長「うわー…まず、彼女のSNSを見てしまったお前に…ぺいっ!!!」
　
ペシッ!!!!!
　
黒砂糖ボール「ありがとうございます…！」
　
とーやま校長「そして、すぐ書いてしまった元カノにも…ぺいっ！」
　
ペシッ!!!!!
　
とーやま校長「俺も、SNSを見に行っちゃう気持ちはわからなくもない…！あったら見に行っちゃう！
でも、もうダメだよ！明日も明後日も見に行ったらダメ!!」
　
黒砂糖ボール「はい…!!」
　
今回のことで、わかったことがたくさんあるはず!!
彼女のSNSも、もう見に行かないこと！(笑)
そうすれば、来年は素敵なクリスマスを過ごせるぞ!!
　
　
　
それでは、とーやま和尚からの最後の黒板(説法)です。
　

『己を消す』
　
皆さま、よろしいですか？
　
“自意識”という言葉があります。
　
自らを意識することは、良いことだと思いますけれども、それが行き過ぎてしまうと、
「私はどう見られているんだろう」「フラれたらどうしよう」
そういった色んな想いで、身動きが取れなくなってしまいます。
　
“恋”というものは、相手がいて初めて成立すること。
　
その自分に向き過ぎている意識を、相手に向けてみましょう。
そうすれば、今座禅を組んでいるあなたのためにも、相手のためにも、良いことしか起きません。
　
そういう意識を常に心がけることで、来年のクリスマス…いや明日から、あなたにとって光が訪れる。
そう、常日頃思っております。
　

とーやま校長「よーし！みんな足を崩せ！」
　
よしだ教頭「お疲れ！お腹が空いてる生徒もいると思うけど、体がビックリしちゃうから、お粥から始めてください！」
　
とーやま校長「一回慣らさないといけないからね(笑)
でも、みんなよく耐えた！2012年、座禅を覚えたことによって、メンタル面が強化されたはずだから！」
　
よしだ教頭「恋愛以外でも、自分を見つめることは大事ですからね」
　
今回鍛えたメンタル面を生かして、恋に！勉強に！部活に！色んなことに思いっきりぶつかっていこう!!!!
それでは、また明日!!
　
　
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【逆電リスナー】
香水男子　岩手県　18歳　男
red scale【赤鱗】　岐阜県　17歳　男
タコさんウィンナー　三重県　15歳　女
黒砂糖ボール　埼玉県　17歳　男
　
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【オンエアリスト】
22:03　シャロン／ ROSSO
22:14　GHOST OF CHRISTMAS PAST ／ストレイテナー
22:26　ワンナイト・アルカホリック／ハヌマーン
22:39　Supreme ／ RIP SLYME
22:50　雪の音／ GReeeeN
23:36　奇跡を望むなら...Xmas story ／ JUJU
23:49　Snowy Nights Serenade～心までも繋ぎたい～／ flumpool
　
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【FAXイラスト】
　