
今夜の授業を職員の松山三連複が振り返り!
今夜は…生徒ではなく、親に逆電をしていく超レアな授業!保護者逆電〜親も悩んでいる〜
生徒の親のみなさんの今の悩みを聞いていきました!
最初に電話をつないだ保護者は…【鹿児島県 41歳 女性 RN.せらちゃん】
RN.『せらちゃん』は、言っても聞かない娘に怒りが爆発!でも娘を信じてあげられない自分にも嫌気がさして悩んでいるとのこと。
現在受験生という中3のひとり娘がおり、「勉強しなさい!」、「自分の将来に繋がるんだから」と話すも、「うるさい!」と言われて、ケンカをしているそう。そんな娘に怒り爆発な一方、自分が言いすぎでは?と思い、ある程度信じつつ放置した方がいいのかなと考えているそう。 どうしていいか分からず、占いにも行ったことがあるというRN.『せらちゃん』に、ぺえ教頭は「近道なんてないの。だからこの時間を大切にしてほしい」とアドバイスを送っていきました。
次に電話をつないだ保護者は…【岡山県 45歳 女性 RN:サラダの母】
RN.『サラダの母』さんは、長男の将来の夢について、真剣に話したいけど、深く聞きすぎると怒られそうで、モヤモヤしているとのこと。
RN.『サラダの母』さんが話している長男とは、いつも書き込みをくれているRN.『サラダには何もかけない』のこと!現在高2でそろそろ将来の夢について真剣に話をしたいけど、一度、「専門学校はどう?」と聞いたら、「お金がかかるけぇ!」と言って、怒られてしまったそう。 悩みを一人で抱えてしまう性格で、聞き出そうとしてもなかなか言ってくれないため、将来のことについてアドバイスを送ることもできず、サポートも出来ないというRN.『サラダの母』に、ぺえ教頭は、「可能性を1個に絞らず、何個か書き出してもらうといいかも!」とアドバイスを送っていきました。 この放送をRN.「サラダには何もかけない」が聴いていたらしく、掲示板に「母親が出ててビックリした!」と書き込みをくれました!校長からも「ケンカはしないで、2人で話をしてほしい!」と言葉を届けていきました。
次に電話をつないだ保護者は…【東京都 49歳 女性 RN.はいこ】
RN.『はいこ』さんは、大学1年の息子がSNSで知り合った人の家を泊まり歩いているけど、これは今の時代当たり前なんですか?と言う悩みを伝えてくれました。
フレンドリーな性格で、友だちが多いと言う息子さん。この前、「2日ぐらい泊まりに行く」と言って、1週間帰って来なかったそう。3日目以降は、毎日LINEで連絡を取っていたけど、さすがに1週間は…と思い、心配になったとのこと。 あまり詮索しない性格という、RN.『はいこ』さんは、「今日帰ってくるの?」としか聞かず、それ以上は聞いていないということで、こもり校長とぺえ教頭が「聞いてやましいことがないんだったら大丈夫!フレンドリーに何でも聞いてみては?」とアドバイスを送っていきました!
今回は、生徒の親の悩みを聞いていきました!普段は聞けない親目線の話を聞くと、改めて両親に対しての感謝の気持ちだったり、色んな気持ちが出てくるよね。
今日の放送はタイムフリーで聴くことができます!この際、親に悩みがないか聞いてみようかな??
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生徒の親に逆電する超レアな授業!!!保護者逆電~親も悩んでいる~!

『 保護者 』
こもり校長「今夜はいつもこのラジオを聞いている生徒の親、保護者のみなさんとお話をする、SCHOOL OF LOCK!的にも超レアな授業をお届けしたいと思います。SCHOOL OF LOCK! 今夜も開校です!」
♪ 反抗期 / 石崎ひゅーい
こもり校長「今日はね、ちょっと、SCHOOL OF LOCK!的、超レア授業ですから」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「なんかちょっと緊張してるんだよ」
ぺえ教頭「でも、私楽しみ」
こもり校長「本当? ま、たしかに楽しみだね。このSCHOOL OF LOCK!というのは、小学生から大学生ぐらいまで、主に10代の生徒たちが聴いてくれてるよね。僕らも、そんな生徒をイメージして喋ってるんだけども、たまにね、20代、30代、さらにもっと上からのメッセージも届く、と。普段、聴いてくれてはいるんだろうけど、放送の内容を聞いて、メッセージを送ってくれたりするわけですよ」
今夜のSCHOOL OF LOCK! は、普段あまりやっていないようなこちらの授業!
『保護者逆電~親も悩んでいる~』
こもり校長「例えば、“学校に行きたくない”と悩んでいる生徒がいたら、その向こうには、“学校に行きたくないと子供が言って悩んでいる親”もいるかもしれない。“親が私を理解してくれない”と悩んでいる生徒がいたら、“子供が言っていることが理解できない”と悩んでいる親がいるかもしれない」
ぺえ教頭「そうね。“子供には絶対言えない悩みがある”とかも、なんかあるかもしれないね」
こもり校長「そうね。なんかどう? 教頭は、自分の親から悩みを打ち明けられたリ、相談されたり…」
ぺえ教頭「いや… なかなかなかったけど… なんだろうな? だから、“最近、しわが増えちゃって”とか、そういうことはあったけど(笑) そんな深いディープな悩みを相談されたことはあったかな? あった?」
こもり校長「俺はちょっと、環境が特殊だから。中学で上京してきてて、10代の頃、母親と一緒にいる、みたいなことがなかったから。大人になってから一緒に居ることの方が増えたから、立場逆転じゃないけど、いま、親の方が… “俺より下”って言い方は変だけど、なんか、そういう立ち位置になっているから、親からいろいろ言われることは多いかな?」

ぺえ教頭「じゃあ結構、相談ごととかもされるんだね」
こもり校長「すっごいライトなことで言ったら、“これ、買っていい?”とか。“これとこれ、買おうと思ってんねんけど、どう思う?”とか、そのライトなものから、まあ、普通に悩みまでみたいなのはある」
ぺえ教頭「そうだよね。“悩み”とかいっても、幅広いもんね。子供のことの悩みだけじゃなくてね。いろいろ、あるから。うーん。でも、あったかな~? 親ってあんまり心配をかけないようにしてくれるじゃん。子供に対して。だから、“言いたいことはあるんだろうな”って顔はしてるけど、言って来ないな~みたいなのは、何度も経験したことはあるよ。親の背中を見てて、“あ、いま、ちょっと、家計、厳しいんだろうな…”とか。そもそもで、夫婦喧嘩みたいなものを見て、“あ、いま、ちょっとなんか、モメてんな…”とか(笑) でも、それを、直接的に私に相談してくるとか、悩みを打ち明けてくる、とかはなかったかな?」
こもり校長「その描写がさあ、いま、俺、すごい新鮮なのね。俺、人生で母親と一緒にいるってことは、10代は、なかったから。そもそも、小学校上がる前までは、親戚の家にずっといたから。親と住んでなかったし。で、片親だからさ。母さんしかいないから。とは言いつつ、中学でもう出てきちゃってるから。そういう、“親の顔を見て、何かを察する”ってことが、今までの人生で、俺、なかったんだな、って、ぺえさんの話聞いて、すっごい思った」
ぺえ教頭「なんかすごく、か弱い背中をする時があった。母親も。泣きながら天ぷらあげてるな、とか」
こもり校長「え~」
ぺえ教頭「“何でだろう?”って聞いてあげたいけど、でも聞いてほしくないから、そっとしておいた方がいいのかな? と思って、聞かないでおいたりとか。だから、お互いに抱えている悩みっていうものは、もう本当に、あふれんばかりにあったんだろうけど、お互いになんかすごく一線をおいてた気がする。ラフなその悩み相談とかはできたけど、そうやってもう、泣くまでの重たい感情的な悩みは、話し合ったことは、いま考えたらなかったかも…」
こもり校長「俺、逆に言ったら、10代の時、“親が悩んでいる”と思ったことないもん」
ぺえ教頭「あ、そう。でも、そんなことはないよね? きっと」
こもり校長「だと思う。でも、大人になって、こんだけ俺に言ってくるってことは、いまは立場が逆になったから言ってくるだけで… 親というのを、全うしている時は、悩んでたんだと思うよ」
ぺえ教頭「だからいまになって、“思い出して何か話して”って聞いてみたくなるね」
こもり校長「俺もそう思う」
ぺえ教頭「改めて。“あの時の涙はなんだったの?”とか。こう、怒りを抑えて泣きながら、母親が天ぷら揚げてたり、カレー作ってたりするの(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「“なんかあったんだな~ 彼女の中で”と、思いながら、聞いてたりはしたよね…」

こもり校長「今夜は、そんな大人保護者の方、僕らでよかったら、“いま、悩んでいること”、“困っていること”教えてください。さあ、いきましょうか? もしもし!」
せらちゃん 鹿児島県 41歳 女性
こもり校長「こんばんは」
せらちゃん「こんばんは~」
ぺえ教頭「なんだか、まったりしてるわね。お母さん」
せらちゃん「もう、ちょっとさっき、お風呂入ったんで」
ぺえ教頭「整っちゃってるのね(笑)」
せらちゃん「そうです。そうです」
こもり校長「ゆったりモードで」
ぺえ教頭「もう寝るだけだね」
せらちゃん「そうです」
こもり校長「お子さんは、いらしゃいますか?」
せらちゃん「中学3年生の一人娘がいます」
こもり校長「ってことは、15歳?」
せらちゃん「早生まれなので、まだ14歳なんですけれど」
こもり校長「14年間、娘一本で、やってきたってことですね?」
せらちゃん「一本で。そうです」
ぺえ教頭「がんばってきたよ。お母さん。まずね、誉めてあげないと(笑)」
せらちゃん「ありがとうございます」
ぺえ教頭「よくやって来たわよ」
せらちゃん「ありがとうございま~す」
こもり校長「その娘さんと、悩んでいることとか、あるんですか?」
せらちゃん「中3っていったら受験生ではあるんですけれども。思春期もあるんですけども、やっぱり、親なんで、いろいろ言ってしまう私がいるんです。言っても言っても聞かない娘に、私的には怒り爆発しまくりなんですけども」
こもり校長「けども?」
せらちゃん「なんか、その裏で、娘に対して信じてあげられない自分にも嫌気がさしてるっていう感じが… してます」
こもり校長「その、“言っても言っても聞かない”みたいなのは… 例えば、どういうことに、怒り爆発するんですか?」
せらちゃん「まあ、塾での宿題、学校の宿題ま、部屋片付けて、寝て…。まあ、単純なことなんだけれども、日々のことなので、それをやってないと目につくから、“やってね”とか、“やってんの?”とか。なんかもう、3回目ぐらいには、“やってるよね?”みたいな(笑) なんか、三段活用みたいな感じで(笑)」
こもり校長「それでちょっと、喧嘩することが多い、みたいな?」

せらちゃん「うん… まあ、一方的に私が怒ってるのかもしれないんですけども。娘も機嫌がいいわけないので… そんな感じです」
こもり校長「家のこともすごく怒るのもわかるんですけど、外のこととか、書き込み、見ましたけど…」
せらちゃん「あ、そうそうそうそう。いま、舞い上がって忘れてた(笑) 受験生なんです。だけど、年頃なのもわかるんです。だけど… ちょっと最近、彼氏だとかに浮かれすぎてんじゃないかな? いいんです。(彼氏が)いい子だから」
こもり校長「お会いした?」
せらちゃん「会ってます。ものすごくいい子なんですよ」
ぺえ教頭「彼氏に対しては納得がいってんのね?」
せらちゃん「すごい納得いってます」
ぺえ教頭「それは一安心」
こもり校長「“浮かれてる”っていうのはどういう…?」
せらちゃん「地面から、2~3cm浮かんでんじゃないかな? っていうくらい…」
ぺえ教頭「ちょっと待って(笑)」
こもり校長「物理的に? ドラえもん状態になってるってこと?」
せらちゃん「そうそうそう」
ぺえ教頭「地に足ついてないんだ?」
せらちゃん「毎日、楽しそうだな、って。いいことなんですよ。そこは全く、否定したいわけじゃないんですよ」
ぺえ教頭「“もっと他にも何ちゃんと目を向けなきゃいけないことあんだろ?”って思ってるってことね?」
せらちゃん「浮かんでてもいいけど、勉強するときは、椅子に着地した方がいいかな? って思う」
ぺえ教頭「なるほど~(笑)」
こもり校長「勉強をしないの?」
せらちゃん「してるんだと思うんですよ。誰よりもめちゃくちゃ時間はかけてるんだろうけど、心が宇宙の方に行ってんのか、よそに行ってんのか、そんな感じなのが… それを… それすら、私が信じてあげれてないんじゃないか? っていうのも思ってるんです。本人やってるのに、心配しすぎて疑いの眼差し?」
ぺえ教頭「でも、信じているわよ。期待してるんだから」
せらちゃん「もう、いいこと言う~」
一同笑い
ぺえ教頭「って思ったわ。私。だって信じてなかったら、期待もしないじゃない?」

せらちゃん「いや~ うれしい~ そうなんです。期待。この子はやる。可能性がいっぱいある。って思ってます」
ぺえ教頭「それは信じてあげられてるわよ」
せらちゃん「ありがとうございます」
ぺえ教頭「自信持たないと。でも、大切な人から疑い始めるのよね。分かってはいるんだけど。きっと私たち、一番信じたい人から、疑っていく生き物なのよ」
せらちゃん「そうかもですね。本当の姿なんですかね?(笑)」
こもり校長「娘にグワーッと、怒ったりとかしたときに、夫からはなんか言われたりするんですか?」
せらちゃん「ものすごく冷静なアドバイスっていうか、主人も私が、高校生ぐらいの時からの付き合いなんですけれども、もちろん家庭環境もよく知ってくれてる、もう多分一番、親よりも知ってくれてるので、自分の若いころとか、自分の昔と比べちゃってるんじゃないのかな? って。違うと思うんだけどね、って。自分は母がシングルマザーだったんですけども、40歳、41歳になるまで…。最近本を読み始めて、そういう親のしがらみを、40代まで引きずるのはかっこ悪いって気づいて捨てるようにはしてるんですけど」
こもり校長「なんかすごいね(笑)」
せらちゃん「10代で捨てれば、よかったんだけども… そんなのをずっと引きずってて、自分はできなかったことを娘にさせてあげたいって思ってやっているだけなのに… それを逆に、娘に恩を着せちゃってるのかな? って。自分はできなかったけど、あなたは恵まれた環境じゃない、って。そこがあるんじゃない? って、主人には… 無意識のうちにそう思っちゃってるのかもね、っていう風には言われます」
ぺえ教頭「自分の理想ばかりを押し付けるのもなあ… っていう感覚もあるの?」
せらちゃん「単純に夢を、とりあえず叶えてほしい。自分は、夢はあったのかもしれないけど、そうやってさっき言ったみたいに、親のせいにして、“夢なんてない”とか、“夢は別に…”とか、“なりたいものなんてない”みたいな風に言ってたんだけども。娘は、つい最近まで、“水族館の飼育員になりたい”って昔からずっと言い続けてたから、ぶれるのかもしれないけど、本当になりたいんだったらば、やってほしい。好きなことは、とにかく一生かけてでもやって欲しい、って思ってます」
こもり校長「やっぱね、見えないからさ… 俺らも、自分が10代の時の親がどう思ってたか? なんか見えないけど、親も親で毎日… なんか分かんない本読んで悩んでるんだよ? いまこれ聴いてる10代のみんなよ」
せらちゃん「最終的にはですね… 占いにも行きました」
ぺえ教頭「あら。すがっちゃったのね?」
せらちゃん「はい」
ぺえ教頭「なんて占ってもらったの?」
せらちゃん「“娘は、高校いきますか?”、“結婚しますか?”(笑)」
こもり校長「娘を占ってもらってるってこと?」
せらちゃん「占いの先生にも、“せらちゃん自身の問題だから、娘はちゃんとしてる”って」
一同笑い
ぺえ教頭「なかなか辛辣な占い師ね。鹿児島の占い師?」
せらちゃん「めちゃくちゃいい先生なんですよ。なので… まあ、普段、10代のみなさんのお気持ちを聞いてる校長、教頭に… 何て言うんだろう? 私も10代(があって)… 突然41歳になったわけじゃないので…」
こもり校長「まあね(笑)」
せらちゃん「一応、青春をしてきたので。でも、忘れちゃってるみたいで」
ぺえ教頭「ほんと、そうよ。子育ても夢中になるからね」
せらちゃん「そうなんです。こんなに夢中になると思わなかったんですけど…」
ぺえ教頭「素敵よ。そんな、夢中になりたくてもなれない人いっぱいいるんだから」
せらちゃん「そうですよね…」
ぺえ教頭「そこは幸せだと思ってほしいけど… 。なんかその娘さんがね、開放的な人生を与えたほうが夢に近づくタイプなのか、道をものすごく作ってあげた方が夢に近づくタイプなのかも、なんか、そこも大事な気もするよね」
せらちゃん「ああ、そうですね」
ぺえ教頭「そこ、どうなのかしら? なんか、私はどっちかっていうと、もう野放しにされて、いま、すごく自分の人生を手に入れたタイプだから、言いたくなることもあると思うんだけど。そこを開放的に“娘に任せるところはもう任せるよ。もうあんたのやりたいようにやりなさい”って育てた方が、向き合った方が、この子のためなのか分かんない。そこはどう?」
せらちゃん「AB型なんですよ。娘は」
ぺえ教頭「私もよ(笑) ちょっと自由なとこ、あんのね?」
せらちゃん「だから、そうした方が本人のためにはなるのかな? っていう部分も。やっぱり… だからこそ悩んでいるのかな? と思うんですね」
ぺえ教頭「わかってるからこそ、ね」
せらちゃん「まっすぐ引いて、そこを、トコトコ歩くのもいいと思うんですよ。だけど、本人の道があるんだったら、そっちの方がいいのかな? とも思ってもいます」
ぺえ教頭「その娘さんが思った通りの人生になっちゃった時にさ、“ほら、私、言ったじゃない”って、笑うことは出来ないの?」
せらちゃん「ああ~ なんかね… そこに、“ああ~ やっぱり言っときゃよかった~”って…」
ぺえ教頭「でもね、そう思ってくるよね」
せらちゃん「なんでしょうね? 答えが、本当に、その2つしかないのかもしれないのに… だから、悩んで悩んで娘と喧嘩した時には、我が家では、“貝になる”って、私は言ってるんですけど、お口を閉じてるんです」
こもり校長「閉じて、発さない、っていう?」
せらちゃん「うん。貝を開いたときには、娘とも話をして… 娘もよく分かってくれるんですよ。それがまた。私は、いちいち涙腺が緩いので… 感情的になって話しても、“馬鹿じゃない?”っていう顔しないで、娘も気持ちは揺れてくれてるんだ、っていうの、よく分かってるから、何が、いまの自分に足りないのか? 娘にしてあげられてないことなのか? って思います…」
こもり校長「僕たち、SCHOOL OF LOCK!で、いつも10代と話しているときに… やっぱ10代の子、生徒も悩んでる。自分が思っていること、信じていること、それこそ彼氏と勉強、両方、自分の中ではやってるつもりなんだけど、なんでうまくいかないんだろうな? って… 自分のやっていることを信じてるけど、悩んでるっていう子もやっぱすごく声として聞くから、せらちゃん自身もやっぱ悩むだろうし、でも向こうも悩んでる。でもその、悩んでる生徒もわかんないから… 親が何に悩んでるんだろう? なんて。だからたぶん、“せらちゃん”が話した時に、娘がしっかり、“あ、泣きながら話してくれてるんだ…”っていう1個の答えのようなものを見るから、多分、聞いてくれてるんだと思うし、お互い話し合うのは、やっぱ大事なのかな、っていうのは、聞いてると思う。やっぱ両者、悩んでるから」

ぺえ教頭「そして近道もないのよね」
こもり校長「そうだと思う」
ぺえ教頭「回り道をすればするほど、なんだか絆も深まるし、いい人生に巡り会える気がするから、この時間をすごく大切にして、重要な時間だと思ってほしい気持ちもありますよ」
こもり校長「せらちゃんも、人間だから。子供のためと思ってるだろうけども、自分の些細な気持ちで怒っちゃうこともきっとあるだろうし」
せらちゃん「(笑)」
こもり校長「イライラしてるから怒っちゃった、みたいなこともあるだろうし」
せらちゃん「そうですよね。多分ね。そうそう」
こもり校長「だから、それだけで悩むこともなく、みんなそうやって支え合わないと成り立たないことだと思うから」
せらちゃん「そうですね」
ぺえ教頭「ぶつけ合って、ぶつけ合ってね。お互いにね。必ず固まる時が来るから」
せらちゃん「ちょっと気づいたのは、娘がこの時期になって、夫婦で娘のこといっぱい話をするようになったから。まあ、そこは娘のおかげだな、って本当に感謝している部分もあるし、もちろん主人にもすごく感謝してるし。家族の絆は強まってるのを、実感はしてるんですけど」
ぺえ教頭「そうよね。いまの話聞いたら、なんだか、足りてることがたくさんね。満ち足りているわね」
せらちゃん「ありがとうございます。それに多分… なんか、気づけてなかったのかもです」
ぺえ教頭「足りているものを数えたら、実はなんだかすごく多いかもよ? いい娘さんよ」
せらちゃん「ありがとうございます」
こもり校長「最後に… せらちゃん、明日の朝ごはんは、何にする?」
せらちゃん「明日の朝ごはんは、今日のお鍋のお出汁を取ってるので、娘の大好きなおじやにしようかな?」
こもり校長「いいじゃない!」
ぺえ教頭「あったかいな~」
こもり校長「考えてる。がんばってる。大変だろうけど、明日も、がんばろう。一緒に」
せらちゃん「がんばります~ なんかね… 夢みたい」
一同笑い
ぺえ教頭「私たちもよ」
せらちゃん「ありがとうございます」
ぺえ教頭「お互い様よ。こんな奇跡はね。ほんとに」
せらちゃん「だって、ぺえちゃんなんて、教頭なんて、YouTubeの人と思ってたし」
ぺえ教頭「生きてんのよ。実在すんのよ」
せらちゃん「校長は… もう夢みたいです」
こもり校長「じゃあね。お母さん。また明日ね」
せらちゃん「はい。また明日」
ぺえ教頭「ありがとう~」
こもり校長「ありがとね」
せらちゃん「ありがとうございました~」
ぺえ教頭「おやすみなさい」
こもり校長「おやすみ」
せらちゃん「おやすみなさい」
♪ Hero / 安室奈美恵
こもり校長「いま、聴いてる10代もビックリしたんじゃない? それくらい、親も悩んでるし、たまってるんだと思うんだよね」
ぺえ教頭「そうだね。すっきりしたかしら?」
こもり校長「こっちも考えるきっかけにもなるし。いや、すごかったな」

今夜のSCHOOL OF LOCK! は、普段あまりやっていないようなこちらの授業をお届け中です!
『保護者逆電~親も悩んでいる~』
こもり校長「いつもは10代の話を聞いてるSCHOOL OF LOCK! だけれども、今夜は、親世代、保護者の方が、いま、なにに悩んでるのか? 話を聞いています。もしもし!」
サラダの母 岡山県 45歳 女性
こもり校長「こんばんは」
サラダの母「こんばんは」
こもり校長「うちにも、ラジオネームでサラダ系の生徒がいるんですよ」
サラダの母「はい。読ませていただいてます」
こもり校長「まさか… その、サラダのお母様ですか?」
サラダの母「はい。そうです」
一同笑い
サラダの母「いつも息子がお世話になっております」
ぺえ教頭「こちらこそ、ね」
こもり校長「RN サラダには何もかけないの母ですよね?」
サラダの母「そうです~」
ぺえ教頭「息子さん、本当に何もかけないの?」
サラダの母「そうですね。そもそも、サラダ、あんまり好きじゃないんですよね(笑)」
ぺえ教頭「知らなきゃよかった(笑)」
こもり校長「ほんとだよね(笑)」
サラダの母「すみません。余計なこと言いました~(笑)」
こもり校長「いやいやいや」
ぺえ教頭「ありがとう~」

こもり校長「サラダのお母さんってことで、家族構成ってどんな感じなんですか?」
サラダの母「主人と、私と、3兄弟ですね」
こもり校長「サラダには何もかけないは?」
サラダの母「長男になりますね」
こもり校長「一番上なんだ。サラダの母は、何に悩んでるの?」
サラダの母「いま、高校2年生の年齢で、来年、大検を受ける形なんですけれど、もうちょっと将来の夢について、具体的に、真剣に、2人で話ができたらなと思ってるんですけどね」
こもり校長「それは普通に、家とかで聞いたりするのは? ダメなの?」
サラダの母「もうわりと、なんでも話をフランクに話してるんですけど、まぁでもやっぱり不安っていうの本人抱えていると思うので。私も10代の頃、そういう気持ちだったので分かるんですけれど。あんまり深く聞きすぎても怒られそうだし、“何を考えてるんだろうかな?”っていうことはいつも気になっているので、モヤモヤしてる感じですかね」
こもり校長「え? “怒られる”っていうのは?」
サラダの母「やっぱり息子が、スマホを遅くまで触ってたりしたら、ちょっと注意しますよね? そうしたら、“遊んでるわけじゃないんだ”とか、言い返されたりしたり…」
こもり校長「スマホで何してんだろうね? それ(笑)」
ぺえ教頭「なんだろうね?」
こもり校長「それは分かんない?」
サラダの母「はい。あの、ゲームばっかりしてるのかな? って、親は、結構、思いがちなんですけど、ちゃんと勉強に関することもやってる時もあるらしいんですよね」
こもり校長「スマホで?」
ぺえ教頭「学びもあるのかもね。もしかしたら」
サラダの母「決めつけて言っちゃうと、すごい怒られたりしますね」
こもり校長「まあ、本、読んでるとかもあるかもしれないからね」
ぺえ教頭「そうだね」
サラダの母「そうですね。“そんなことしてないわ!”とか怒られたり(笑) “わ~ ごめん、ごめん…”みたいな(笑) “そんな怒らんでや~”みたいな(笑)」
ぺえ教頭「ほんとね(笑)」
こもり校長「怒られたりするから、“あんた、将来どうするの?”って聞きすぎても、“考えてるわ! こっちはこっちで!”みたいな?」

サラダの母「そうそうそう。そうなんですよね。あんまりずけずけ聞すぎても、“そんなこと分かっとるわ!”みたいに言われるので…」
こもり校長「でも、それは、向こうもだいぶ怒ってるね」
サラダの母「怒ってますよね(笑)」
ぺえ教頭「将来の夢は、聞いたことはあるんですか?」
サラダの母「はっきりと何になりたいとかいうのは決まってないんですけれど、まあ、私は大学にどうしてもいって欲しいと思ってなくて、どっちかっていうと、手に職を付けてほしいなと思ってるんですよ。資格を取ったりですよね。得意なことがいっぱいあるんだから、挑戦すればいいのにな~ と、思うんですけど」
ぺえ教頭「得意なことがたくさんあるからこそ、悩んでたりもするのかな? “何になったらいいのかな?”みたいなこともあったりするのかな?」
サラダの母「そうかもしれないですね」
こもり校長「“大学行ったら?”とか、“専門学校行ったら?”とか、“こういうのやってみたら?”みたいな提案はしたりするんですか?」
サラダの母「言うんですけど、“経済的に、うちは専門学校なんか行けるお金ないじゃろ?”とか言われるんですよ。すごい、結構、心配はしてくれてるので」
こもり校長「家のこととか?」
サラダの母「そうですね。“お金ないから、うちは大学には行かせられないだろ?”っていう、なんか、決めつけてるところがあるんですよ。でも、奨学金制度だってあるわけですし、“大学ぐらい行かせられるお金稼ぐわ~”みたいに言っても、まあ、向こうは向こうで、割と経済的にしっかりしてるので、“そんな親に迷惑かけれんわ”みたいに思ってるらしくて」
ぺえ教頭「いい子なんだね」
サラダの母「いい子ですね(笑)」
ぺえ教頭「すごい、考えてくれてるね」
サラダの母「親バカでしょ?(笑)」
ぺえ教頭「いやいや。そこは胸を張らないと」
サラダの母「でも、やっぱり、“お金ないから行かせない”と、当然親は思ってないわけですよ。もし、本人が、“どうしてもこれやりたい”っていうものが、目指したものが見つかったなら、もう、そこはお金じゃないと思うんですよね。その辺のところが、もうちょっと詰めて話ができたらいいかなと思ってるんですけど」
ぺえ教頭「そうだね。なんか、本当に、なかなか自分の夢を話さない子にかぎって、すごい野望があったりするんだよね(笑)」
サラダの母「そうなんですかね?」
ぺえ教頭「何か私、ある気がする。でも、専門学校に通って金銭的なところで迷惑かけられないしな、みたいなモヤモヤも、もしかしたらやっぱりあるのかな? なんて、思ったりするから…」
サラダの母「思ってくれてると思います」
ぺえ教頭「そうだよね」
こもり校長「ぼんやりしてる自分にも、悩んでたりもするのかな? “なんかやりたいけど、なんなんだろう? このやりたいの…”みたいな」
サラダの母「それ、10代のあるあるですよね? みなさん、そうなのかな?」
ぺえ教頭「そうだね。だから、1個じゃなくてもいいから、やりたいこと、何個でもいいから、書き出して教えて、みたいな」
サラダの母「いいですね」
ぺえ教頭「1個に絞んなきゃいけないみたいな気持ちが強い気がするから」
こもり校長「だから“聞かれた時にむかつく”っていうのもあるのかもしれないじゃん? “いや、わかってんだけどさ… 決めれないんだよこっちも…”っていう」
サラダの母「結構、本当に、いろんな方面で活躍してくれると期待してるんですけど、それが何なのか、本人も分からないし、こっちも、“なんだろう?”っていう感じなんですけれど」
ぺえ教頭「“何個もあってもいいからさ”って、“中途半端ぐらいな夢でもいいから教えてよ”みたいな感じでさ」
サラダの母「そうですね」
こもり校長「これ、可能性としてはだよ。RN サラダには何もかけないは、本当によく、うちの学校に登校してくれるじゃない?」
ぺえ教頭「そうだよ」
こもり校長「今日、逆に、家で、いま、何してんの? 聴いてる?」
サラダの母「聴いてるんじゃないですかね?(笑)」
ぺえ教頭「絶対、聴いてるよ」
こもり校長「えっ? いま、別々でいる? 部屋?」
サラダの母「あ、もう、別です。一緒にいたら怖くないですか? この年で」
こもり校長「可能性としては… 壁ごしに聴いてるパターン、あるよ?」
サラダの母「すごい、ビックリしてるんじゃないですかね?(笑)」
一同笑い
サラダの母「でも、私たちは、結構、お2人の話、するんですよ」
ぺえ教頭「あ、本当に? ありがとう(笑)」
サラダの母「“私、ちょっと、小森さんのこと調べたよ”って言ったら、“小森さんじゃないよ”とか言われて…(笑)」
こもり校長「“校長だよ”って?(笑)」
ぺえ教頭「そうか、そうか(笑)」
サラダの母「なんか、“ぺえさんって、私の上司と顔似てるのよね”とか言ったら、大笑いしてました」
ぺえ教頭「うれしいわね」

サラダの母「結構、話してますよ」
こもり校長「じゃあ、どう? この後、ドアをノックしに行ってもらって」
サラダの母「ちょっと怖くないですか? それ(笑)」
ぺえ教頭「いや。このきっかけは大事よ」
サラダの母「そうですか? ちょっとやってみましょうか?」
こもり校長「これを、ちょっと、機に」
サラダの母「はい。そうですね。ちょっと、いまから、将来の夢について(笑)」
こもり校長「今日のことは、今日のうちに、っていうのは」
サラダの母「いいですね」
ぺえ教頭「いい話、できそうな時間だから(笑) 深い時間よ」
サラダの母「はい(笑) ありがとうございます」
ぺえ教頭「きっかけにしてください」
サラダの母「がんばります」
こもり校長「がんばってください。ありがとう~」
ぺえ教頭「おやすみなさ~い」
サラダの母「ありがとうございました。おやすみなさ~い」
♪ やさしくなりたい / 斉藤和義
こもり校長「どうなんだろう? このまま、コンコンで、今夜、話せたら、俺はすごくいいなと思うんだけど、これで喧嘩だけは」
ぺえ教頭「なるほど(笑) たしかに」
こもり校長「それだけは、なしね。このことで、喧嘩だけは、なしでお願いします」
ぺえ教頭「私たちのお願い!」
こもり校長「まだまだ聞いていきますか? もしもし!」
はいこ 東京都 49歳 女性
こもり校長「こんばんは」
はいこ「こんばんは」
こもり校長「書き込み、ありがとうございます。“毎日、聴いてます”って言ってくれて」
はいこ「ありがとうございます」
こもり校長「いま、お子さんとかはいらっしゃるんですか?」
はいこ「いま、1人はバイトから帰ってきてなくて、1人はいます。2人兄弟なんですけど。男の子2人で、2人とも大学生です」
こもり校長「はいこさんは何歳?」
はいこ「49歳です」
こもり校長「で、大学生2人のお母さん?」
はいこ「はい」
こもり校長「いま、抱えている悩みって何?」
はいこ「下の子のことで悩んでます」
こもり校長「何で悩んでんの?」
はいこ「今年から大学に通った大学1年生なんですけど、SNSで知り合った人の家を泊り歩いて、1週間くらい帰って来なかったんですけど、これっていまの時代は当たり前なんですか?」
ぺえ教頭「どうなのかしら? これって」
こもり校長「え? 1週間ぐらい帰らないみたいなのは、結構、頻繁に?」

はいこ「1週間は初めてだったんですけど、その前も、2~3日いなかったりして、“どこ行ってたの?”って聞くと、仙台とか三重とか、SNSなんで、いろんなところにお友達がいて、泊まりに行った、と…」
ぺえ教頭「県外にまで行くのね?」
はいこ「そうなんです。夏休みのときとか」
こもり校長「いま、何歳?」
はいこ「18歳です。大学1年生なんで」
こもり校長「どうだろうね… 俺らの年齢でも、そういうのはあんま聞かないと思う」
はいこ「そうですか(笑)」
こもり校長「“SNSで出会って、どっか行く”みたいなのは」
はいこ「普段から、もう、すごいフレンドリーで、友達も多くて、誰とでも仲良くなれちゃうようなタイプなので、常にお友達と一緒にいたい、みたいな感じで。でも、さすがに1週間の時は心配で」
ぺえ教頭「そうね」
はいこ「LINEとかは、すぐ既読になって、返事もくれる子なんで、心配なことになってることはないっていうのはわかったんですけど、例えば、“今日、帰ってくるのか?”とか、“ご飯食べるのか?”とか、そういうことも聞きたいし、で、私もあんまり詮索しないタイプなので、いつも事後報告で。でも、やっぱりいろんなSNSの事件とかもあるじゃないですか」
こもり校長「まあね」
はいこ「男の子でもちょっと、さすがに心配だなと思って。でも、これは、いまの若い子には普通のことなのかな? と思って、若い子に聞いてみたかったんです」
ぺえ教頭「私も、高校時代とか大学時代とか、友だちの家に、“親に言わずに泊まりに行く”みたいなことはあったけど」
はいこ「ありますか?」
ぺえ教頭「でも、SNSで繋がった友だちの家に行くことはなかった。でもたしかに、私も事後報告になって、“ご飯作って待ってたんだけど”って母親にめちゃめちゃブチギレられたことも何回もあった(笑)」
はいこ「何回もあります?(笑)」
こもり校長「どうでしょう? なんか、俺は特に、SNSで出会って何か、っていうのは、否定的なことじゃないっていうか。なんなら自分が20代の時、21とかの時とかは、ダンスやってるんで、アメリカにいるダンサーに、SNSで“会いに行きたい。レッスンしてくれ”とか送って、アメリカ行って、その人のところで1週間ステイしたりとかしてたから。だから、そういう何かの目的で、SNSで出会うとかは、全然あるけど」
はいこ「はい」
こもり校長「だから、一緒っちゃ一緒なんだよね? 学校で出会う友だちっていうのと、SNSで出会う友だちっていうのは、感覚は一緒」
はいこ「一緒なんですね。そうなんですね」
ぺえ教頭「どんな内容か? だから、いまのみたいに校長みたいに、“ダンスが上手くなりたい”っていう意思があって、意思疎通がとれてて、お泊りに行くとかっていうのは、私は全然いいと思うけど、“何でなのかな?”っていうのはすごい知りたいよね? この息子さんがね」
はいこ「もう高校の時から多分、それやってたんですけど、バイトとかもしてるので、大学になっていろんなところに自分で行けるようになったのが、いま、なんか爆発してる感じです」
ぺえ教頭「“いろんな景色を観たい”っていう目的?」
はいこ「そうですね。はい。元々、知り合ったのは、好きなアーティストの方がいて繋がったんですけど、でもいまはそれとは別にただただ遊んでるだけ」
こもり校長「だから… 健全なんじゃない? と、思うけど…」
ぺえ教頭「そうだね」
はいこ「そうですか?」
ぺえ教頭「一番、いろんな物、いろんな景色を見たくなる年頃でもあるし。このタイミングですごく私はいろんなものを見て得るものもあると思うし。まあただね、その心配な部分も、もちろんあるんだけどね」
はいこ「そうですね~」
こもり校長「ちなみに、その会ってる相手は、男? 女?」
はいこ「全くわからないです」
こもり校長「そこまで詮索してないってことね?」
はいこ「はい」
ぺえ教頭「息子さんはどうなの? モテるの?」
はいこ「うん… 知らないです(笑) モテてないと思います(笑)」
ぺえ教頭「あ、そう?」
こもり校長「会ってるのは1人? いっぱいの人?」
はいこ「1人で会うときもあれば、たくさんで会う時もあって、たくさんで会うときは男女っていうのは聞いてます」
こもり校長「そのきっかけだと思うよ。“アーティスト好き”っていうので友だちになって、意気投合して、ってことだと思うけどね」
はいこ「いまの時代的にはそんな心配することないと?」
ぺえ教頭「そうね… “今回はどんなところに行って、どんな子と会って来たの?”みたいな、なんか、すごくフレンドリーに楽しく聞いてたりはできたりするんですか?」

はいこ「聞いたりはします。聞いたことには答えてくれます」
こもり校長「じゃあ、それ聞いちゃえば」
ぺえ教頭「いいと思う」
はいこ「三重とか行った時は、『ナガシマスパーランド』行ったとか、そういうことは、教えてくれる」
こもり校長「『ナガスパ』ね」
ぺえ教頭「楽しんでるな(笑)」
こもり校長「たしかに、息子はフレンドリーだけども、学校の友だち、SNSの友だちっていうので、特別、何か心配するようなことは、いまのご時世、俺はないと思ってる」
はいこ「ありがとうございます」
こもり校長「けど、やっぱりSNSの危険な部分があるっていうのはもちろんあるから、心配になる気持ちも分かるし」
はいこ「はい」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「でも、そこのコミュニティが存在しているってことは事実だから、何も聞いて、やましいことがないのであれば、終わり」
はいこ「そうですね。いろいろやっぱ、あったことは教えてくれるので、やましいことはないのかな、と」
こもり校長「だったら、ありだと思う」
はいこ「ありがとうございます。安心します(笑)」
こもり校長「だから、なんかあったら、素直に聞いて話す、っていうのが1番だと思う」
はいこ「はい。ありがとうございます」
こもり校長「こちらこそ」
ぺえ教頭「いつも聴いてくださって、ありがとうございます」
はいこ「今日、“初めて参加できる授業だ”って思いました(笑)」
こもり校長「うれしい」
ぺえ教頭「そうですよね(笑) ほんとよね(笑)」
こもり校長「明日もお願いしますね。ありがとう~」
ぺえ教頭「ばいばい」
はいこ「は~い。ありがとうございます」
今日の黒板

『 触れる 』
完璧だと思ってる親も、触れてみるとやっぱりまだ未完成な部分があるから、悩んだ時ほど唯一の母親だし、父親なんだから触れて喋ってほしいなと思いました」
♪ Family Song / 星野源
こもり校長「聴いてた!」
ぺえ教頭「どうだろう? 話した? それも気になる!」
こもり校長「聴いてたってことは、ノックしてほしいし、これで喧嘩は絶対なし」
ぺえ教頭「そうだよ。ほんとだよ。約束よ。お願いよ」
こもり校長「これをきっかけに、なんかちょっと話せなかったことも、話せるっていいな」
ぺえ教頭「きっかけになってくれたらね」

こもり校長「さあ、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
ぺえ教頭「起立!」
こもり校長「生徒のみんなも、親もみんな立って!」
ぺえ教頭「礼!」
こもり校長・ぺえ教頭「また明日~~~~~!!!!」
こもり校長の放送後記
触れてみないと形は分からない
ぺえ教頭の放送後記
繋がる夜でありますように
鐃緒申膀��э申鐃緒申鐃緒申鐃緒申膀�鐃緒申鐃緒申��鐃緒申鐃緒申
Music 2022.10.24 PLAYLIST
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「あのときの涙は何だったの?」子どものこと、夫婦のこと…知り得なかった親の悩み
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。10月24日(月)は、『保護者逆電〜親も悩んでいる〜』をテーマに放送。番組のリスナー層である10代の親世代でもある大人リスナーが抱える悩みを聞いていきました。今回の企画を説明する際にパーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が話していた、それぞれのエピソードを紹介します。