
今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK!にはあいみょん先生が来校!!!授業テーマは……愛について知りたい!!!
今夜は生徒のみんなに、自分にとっての愛とは何か。愛を感じたのはどんなとき?など、とにかく“愛”にまつわることをあいみょん先生と一緒に考えていってもらいました。
1人目に電話を繋いだ生徒 RN:ナポリタン3世が教えてくれた“愛”は、お母さんから感じた日頃からの愛について。いつもお母さんが作ってくれるお弁当にはブロッコリーが入っているというRN:ナポリタン3世。ブロッコリーは固いのが苦手だということを知っている母は何も言わずとも自分のお弁当の時にはブロッコリーを柔らかく茹でてくれているという。お互いにそこには触れていないけど、お弁当を食べるとそこで母の愛を感じることが出来るんだそう・・・!いつか自分も子供が出来たら母のように愛を注ぎたいと話を聞かせてくれました。
2人目に電話を繋いだ生徒 RN:だー子が教えてくれた“愛”は、失ってから気が付いた彼氏の愛について。これまで過去に2人とお付き合いをしたことのあるRN:だー子は、お互い両想いになって付き合ったはずなのに相手に対して、付き合っている自分に自信が持てなくなってしまい愛されているかどうかが分からないと感じて、自分から別れを切り出してしまったりすることがあったという。でも別れた後になって思い返してみれば自分が大好きだった彼はちゃんと自分に愛を注いでくれていたと実感することが多く、もうこんな失敗は繰り返したくないのでいつかまた誰かと付き合うことが出来たらその時は分かれた後ではなく交際している最中に愛を確かめ合えたらいいなと思っている。と話を聞かせてくれました( ˘ω˘ )
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あいみょん先生が来校!!! 愛について考えよう。
ぺえ教頭「今夜もSCHOOL OF LOCK!始まりました!」
こもり校長「教頭、どうよ! 今日はついにあいみょん先生に会える日ですけど」
ぺえ教頭「や~ん! 私は何度も、あいみょん先生に、眠れなくて辛い日を救ってもらってきていますから」
こもり校長「お~いいね~」
ぺえ教頭「そう。あいみょんを聴いて、何度、枕を濡らしたか」
<この恋が実りますように~♪>
ぺえ教頭「そう! いや、ほんとよ~ほんとよ~! この曲を聴いて、知らず知らず眠りにつくっていうルーティーンが。ホントそうです。何度、救われたかわからない。
…そうそう、だからね、どんな人なの?」
こもり校長「確かにね。我々はまだ、いちファンでしかない。みょん様に、目の前で会えるわけですから」
ぺえ教頭「校長も、ここまで対面してお話するのは?」
こもり校長「ここまではないね。ちょっとカブレみたいのやってるから、すれ違ったりやご挨拶はあるけど。なんかね、うちの後輩グループの子が、仲良かったりするのよ。だから、“いいな~。名前入りでCDもらってるぅ~”とか思っていたぐらい」

♪ 愛を知るまでは / あいみょん
こもり校長「『愛を知るまでは』」
ぺえ教頭「そうですよ。“人生という名の死ぬまでのエピソードは~♪”」
こもり校長「わかる! 俺も、そこ言おうと思っていた! 同じとこ言おうと思っていた」
ぺえ教頭「何をしてたら、このワードが生まれるの?」
こもり校長「わかる!!」
ぺえ教頭「どこを歩いて、どこで呼吸してたら、このワードに出会えるわけ?」
こもり校長「ほんとだよね~」
ぺえ教頭「すごいわよね」
こもり校長「“知るまでは死ねない私なのだ♪”」
ぺえ教頭「そうね。意地みたいなものも感じるし。いや~、いろんなメッセージがあるのよね。1曲1曲に。ひとつの角度じゃないのよね。だからみんなに刺さるんです」

こもり校長「というわけで、今日の生放送教室には、あいみょん先生登場です! 校長も教頭も初めましてです」
ぺえ教頭「さっきちょっとご挨拶したんだけど、緊張して目を見れなかった」
こもり校長「なんか緊張した時にさ~、急に“女”出すのやめてほしいんだよね」
ぺえ教頭「(笑)私? 私? 出ちゃってた?」
こもり校長「“あ、どうも~♡”みたいなさ。違うじゃん?」
ぺえ教頭「ほんとはもっと言いたかったの。“ライブのTシャツ着てきました”とか」
こもり校長「実はこれ、着てきていいかずっと悩んでたんです」
ぺえ教頭「恥ずかしいなって思って。いや~~~! 手を振ってくれてる! 嬉しい~~!!!」
こもり校長「今、生放送教室の外にいます」
ぺえ教頭「嬉しい。可愛い帽子」
こもり校長「あれ、どこから折り曲げてんだ?」
ぺえ教頭「あとで聞いて」
こもり校長「さあ、そんなあいみょん先生と今夜は、こんな授業を行います!!
『愛について知りたい!』
こもり校長「以前、あいみょんLOCKS!で短期講習してくれた時も、“愛について”の授業はやってくれたんだけど、今夜は、あいみょん先生を迎えて、生徒のみんなと愛について考えていきたいと思います」
<♪BG『All You Need Is Love / ビートルズ』>
こもり校長「またいい曲だな~、これ。俺、中学の時に…高校かな? この“All You Need Is Love”って言葉が、大好き過ぎて」
ぺえ教頭「どういう意味なの?」
こもり校長「…え…“私たちには愛が必要だ”っていうことなんだよ」
ぺえ教頭「なんか幼い頃から、校長は愛を知ろうとしていますよね」
こもり校長「知ろうとしていたのか?」
ぺえ教頭「飢えてたの?(笑)」
こもり校長「いや、愛の探究者なのかもしれない」
ぺえ教頭「特に最近、よく語るよね。“愛ってさ~なんなん? 実際”とか」
こもり校長「この歳になるとさ、マジ、“なんなん?”って状態」
ぺえ教頭「よかったね。このタイミングであいみょん先生と語れるという」
こもり校長「ほんとにそうなの。
だから、今日は、いろんな愛があるよね、恋人への愛、親子や兄弟、先輩…。今夜は“自分にとっての愛とは何か”、“君が愛を感じたのはどんなときなのか”、教えて欲しい! あいみょん先生と一緒に愛について考えてみよう!
さあ、お待たせしました。この方です」
あいみょん先生「あいみょんです! よろしくお願いします」

あいみょん先生が登場ーーーーー!!!!!
ぺえ教頭「いや~」
あいみょん先生「よろしくお願いします、こんばんは」
ぺえ教頭「本物!?」
こもり校長「本物のみょん様です!」
あいみょん「はじめまして。こもりさんは何度か共演を。お久しぶりですよね」
こもり校長「お久しぶりですし、うちは、いっぱい連れているじゃないですか。それの末端やってるんで、なかなか直接ご挨拶できなくて」
あいみょん先生「いやいや~」
ぺえ教頭「私はもちろん嬉しいんですけど、母が先週ぐらいから、“あいみょん、いつ?”って毎日のようにLINEしてきて(笑)」
あいみょん先生「え~~!お母さん、聴いてますかね? お母さ~ん!」
ぺえ教頭「いや~嬉しいです、ほんとに。その一言で、包まれます。母も」
こもり校長「くみこ~! 聴いてますかー?」
ぺえ教頭「まつだくみこ、聴いてますか~」
あいみょん先生「くみこさーん! まつだくみこさん!」
ぺえ教頭「あら、嬉しい! ちょっとそんなのびっくりしちゃうわよ、お母さん」
こもり校長「気を付けてね。ひっくり返らないでね、お母さん。
SCHOOL OF LOCK!には、これまでにも来校してくれたことがありますが、僕と教頭は、初ということで。もう教頭はね、愛の深さは伝わっていますよね?」
あいみょん先生「はい。もう、ライブに来てくださってるのも聞いていたので、むしろなかなか挨拶できひんくて申し訳ないなと思っていました」
ぺえ教頭「やめてください、こちらこそ。あいみょん先生に憧れて、というか好きすぎて」
あいみょん先生「髪の毛とかも?」
ぺえ教頭「そうそう! ウルフカットにしたら、ムッシュかまやつって言われて(笑)」
こもり校長「(笑)」
ぺえ教頭「あいみょんになりたくて。いや、光栄なんですけどね、ムッシュかまやつさんにってね」
あいみょん先生「いろいろと情報は得ていたので。夏フェスのグッズじゃないですか、今、着てくださっているTシャツ。買ってくださったんですか?」
ぺえ教頭「私は、いつも並んで買うっていうのが好き! 出来ることがそれしかないから! 応援が!」
あいみょん先生「ありがとうございます」
こもり校長「愛がすごいよね。だから今日、急に化粧とかしてきている」
あいみょん先生「え~、いつもしてないんですか?」
ぺえ教頭「いつもスッピンで、もう(笑) 松田慎平の状態で来ることが多いんですけど」
あいみょん先生「(笑)そっか」
ぺえ教頭「武道館のライブも弾き語りだったじゃないですか。ライブの後って興奮状態で、家に帰っても寝れないみたいなことがあると思うんですけど、心に沁みて、沁みて。もう、すぐに眠れた」
あいみょん先生「へ~! 良かったです」
ぺえ教頭「それぐらい、安心感と、心地よさと、穏やかな気持ちにさせてもらえて」
あいみょん先生「良かった。そう言ってもらえるの嬉しいですよ、やっぱり」
こもり校長「しかも今夜は、愛についての授業ですから」
ぺえ教頭「はい。やだもう、あいみょんってどんな愛を知っているのよ?」
あいみょん先生「(笑)」
こもり校長「ね。この日の授業を楽しみにしていました」
あいみょん先生「あ、ホンマですか」
こもり校長「一緒に愛について語れるなんていうもんですから」
あいみょん先生「でも、そんな、みんなが期待しているようなこと、答えられへんかも。期待せんとってください」
ぺえ教頭「そうね。わかるよ」
こもり校長「そうね。難しいですよね、愛って」
あいみょん先生「大きいですよね、テーマがね」
ぺえ教頭「いろんな愛知ってるもん。あいみょんは」
あいみょん先生「(笑)曲を聴いてきて? でも、いろんなアーティストさんも、愛について書きますよね」
ぺえ教頭「そうよ。でもあいみょんの愛は、みんな知りたいわよ。私も知りたいし」

こもり校長「しかも、そんな愛についての最新アルバム、ありますから。『瞳へ落ちるよレコード』」
あいみょん先生「『瞳へ落ちるよレコード』、リリースになりました」
こもり校長「これ、2年ぶりなんですね?」
あいみょん先生「そうなんですよ。2年ぶりにアルバムがリリースになって。なんか、気づいたら2年経っていて、びっくりしましたね。“この間アルバム出したばかりやったのにな~”って思ってたので」
こもり校長「じゃあ、“うわ、完成した!”っていうよりかは?」
あいみょん先生「…かは。ツアーを回りながらやったので、“あ、良かった。無事に完成した、いいものができた!”っていう感じはしましたね。そっちが強かったです」
こもり校長「いや~良かったですよ~!」
ぺえ教頭「すごく解放的なアルバムだなって、勝手に思ってて」
あいみょん先生「でも、そうかもしれない。すごい遊びながら作ったんですよ。“楽しいな~”とか言いながら(笑)」
こもり校長「僕、『インタビュー』が好きでした」
あいみょん先生「ありがとうございます!」
あいみょん先生「僕、歌詞を見ながら聴くんですけど、歌詞が文章みたいになっているじゃないですか?」
あいみょん先生「語りみたいになっているところがあるので」
こもり校長「“カッコ わらい”とか(笑) そういうのが、急角度のカウンターパンチをくらったような感じで。なんか、印象が、すごいきれいなアルバムだなって思ったんです。曲が美しいという意味で。ピュアな感じとか透き通った感じとか、そういうものの中で、あの曲が来て」
あいみょん先生「最後の方ですからね。最後から2曲目に来て。インタビューをされている風に書きました」
ぺえ教頭「今までのあいみょん先生の曲って、ひとりで部屋でいろんな感情を持って聴きたいと思う曲が多かったんだけど、今回のアルバムは誰かと、仲間と、愛を問いながら聴きたい…そんな曲が詰まってて」

あいみょん先生「嬉しいです。いろんな角度から聴いてもらえるのもすごく嬉しいので、そういって言っていただけると。
アルバムをリリースした後の感想をいただくと、“なるほどな”って思うことがやっぱり多いんですよ。私は、リリースしたら自分の曲をあまり聴かないので。リスナーの方に“こういう角度で聴いてみた”とか、思ってもなかった感想をもらえるのが、やっぱり音楽の楽しいところでもあるなとすごく感じますね」
ぺえ教頭「うんうん。なんか、聴けば聴くほど味がしてくる」
あいみょん先生「(笑)イカみたいな?」
こもり校長「スルメ曲ばっかよ」
あいみょん先生「スルメか! イカじゃないや(笑)スルメ、スルメ。食べ方の話」
こもり校長「間違ってはないですよ(笑)
誰かを思うってことが、どの曲にも、詰まっている気がするんですよ。“君の心も守ってあげたい”とか、誰かに対して何かするって、今日の授業テーマじゃないけど、愛だなって思うんで」
あいみょん先生「そうですね。妄想で書いていることも…ほとんどなんですけど、
“対誰か”がいるんですよね、妄想の。“対誰か”っていう人物像には、“君”を、守ってあげたい。じゃあ、“君”って人が、どんな人なのかっていうのを、自分の中ですごく作り上げる。すごく落ち込んでいて、その子のことを守ってあげたい、助けてあげたい、元気づけてあげたい、というような子、家に閉じこもっているような子…っていう、一人称のキャラクターを作るというのは、自分の中でもあるかもしれないです」
ぺえ教頭「空想の誰かに、ぐちゃぐちゃな感情をぶつけることもできるのね?」
あいみょん先生「そう。みたいな。自由に作れるから、何でもできちゃう。楽曲づくりっていうのは。そんな感じがします」

♪ 君のこゝろ / あいみょん
ぺえ教頭「好きなんだよね、校長」
こもり校長「俺、すごい好きなんですよ」
あいみょん先生「ありがとうございます」
こもり校長「歌詞のドストレートさが、すごく好き。“君を痛めつけるものを全部見つけ出してさ 守ってあげたい”。こういうことだと思うんすよ、“愛”って」
あいみょん先生「うん! これ、答えかな。この曲に答え、出てます? もしかして?」
こもり校長「僕は…なんですよ。こういう、相手に対して何をかをしてあげたいっていうのが、“愛”だと思うんですよ」
あいみょん先生「それは、友達でも、恋人でも?」
こもり校長「恋人でも、友達でも、家族でも」
あいみょん先生「人に対して、こうしてあげたい、ああしてあげたいっていうのが、“愛”? ほう~」
こもり校長「“その人がなになにであればいい”っていうのが、“愛”だと思うんで。だから、そういうのを思いながら聴くと、この主人公は、だいぶ人を愛しているなって。僕の理想の主人公」
あいみょん先生「あ、そこまで? すごい!」
こもり校長「僕は、歌が歌えないので。“歌ってあげたい”っていうのも、歌ってあげたいって平気で思いますもん」
ぺえ教頭「平気で?」
あいみょん先生「平気で?(笑)」

どーも、こんばんは!16歳の高校生です。あいみょんの曲のレパートリーの広さに毎回驚きます。
あいみょんの新アルバムの瞳は落ちるよレコードで君のこゝろとか、もう君の闇の門を取って・・~の歌詞とかもうすごい発想力で、強くなっちゃったんだ、レコードとか、もうすごすごで、ほんと毎回またうわぁきたよ、あいみょん、すごいよなってます!あいみょんのラブソングは多いけど、全部違った愛?を書いててすごい…感激です。
女性/16歳/北海道
2022-08-23 22:38
あいみょん先生「(笑)すごすご! ありがとうございます」
ぺえ教頭「(笑)はじけてるわね、言葉が。納得するね。いろんな愛を、いろんな角度でね」
あいみょん先生「でも、知ってるつもりになってるだけっていうのもありますよ」
ぺえ教頭「いや! “つもり”にもなれないから!」
あいみょん先生「うそー! ほんまですか? やっぱ知ってるんですかね?」
ぺえ教頭「それは何かしら、体感しないと。知ってるのよ」
あいみょん先生「無意識なんでしょうね、きっと」
こもり校長「今日、だって、ハートを首からぶら下げている」
あいみょん先生「(笑)ネックレスね! これ、そうですね。オキニなだけですけどね(笑)シンプルに、お気に。愛をテーマに付けてきました(笑)」
私が愛を感じるのは、あいみょん先生の楽曲を聴いている時です。今回の「瞳へ落ちるよレコード」を聴いていてもすごく感じるのですが、あいみょん先生の楽曲には
自分への愛、好きな人への純粋で真っ直ぐな愛、恋人へのひねくれた愛、家族への温かい愛、音楽への熱い愛、
いろんな愛が散りばめられていて、気がつくと曲に出てくる主人公たちが愛おしいくて、愛してしまっています。そして、あいみょん先生を愛さずにはいられなくなるのです!!あいみょん先生!愛してます!!
女性/18歳/石川県
2022-08-23 20:37
あいみょん先生「いい子! あ~!!」
ぺえ教頭「なんか、あいみょん先生のファンは、言葉が綺麗ね。上手!」
あいみょん先生「綺麗ですね!」
こもり校長「“愛”を具現化するのがうまいんでしょうね。あいみょん先生の曲を聴いているから」
ぺえ教頭「みんな、もらってるのかしらね。いろんな角度の愛をあいみょん先生から」
あいみょん先生「楽曲を通して? あ~、それ嬉しいですよね。そうやって、いろんな曲がった愛もあればまっすぐな愛もあるよねって、楽曲を聴いて思ってもらえるのは、すごくありがたいなって思います」
ぺえ教頭「“曲がった愛”は、どれぐらい、味わってきたの?(笑)」
あいみょん先生「曲がった愛ですか? めちゃめちゃありますよ。めっちゃありますし、私が書く曲に、ちょこっとスパイスとして乗せることも、もちろんありますし」
ぺえ教頭「曲がった愛は、実体験からくることが多いの?」
あいみょん先生「実体験もありますし、あと、私、結構曲がった愛に憧れている時があるんですよ」
ぺえ教頭「あら!?」
あいみょん先生「その憧れをそのまま書いたりとかもありますし。でも、全員曲がった恋愛していると思いませんか? まっすぐな恋愛している人、この世におらへんなって思いたい」
ぺえ教頭「あ~…それはもう、老若男女問わずね」
あいみょん先生「問わず。みんなそれぞれの曲がった恋愛をしているんじゃないかなって。まっすぐな恋愛しています! って言われへん」
ぺえ教頭「曲がった愛も、美しい愛なの?」
あいみょん先生「もちろん!」
ぺえ教頭「あぁ、そう」
あいみょん先生「(笑)」
こもり校長「“あ、そう”じゃないのよ(笑)」
ナポリタン3世 兵庫県 16歳 女性
あいみょん先生「私と同郷や~~」
こもり校長「あいみょん先生、好き!?」
ナポリタン3世「はい、好きです」
あいみょん先生「え~、ありがとう~。嬉しい~」
こもり校長「いるよ、今日」
ナポリタン3世「(笑)」
あいみょん先生「地元、一緒やし。ありがとうございます」
ナポリタン3世「(笑)」
こもり校長「(笑)今、もう、恥ずかしくて恥ずかしくて照れるな?」
あいみょん先生「なかなか電話する機会がね」
こもり校長「じゃあ、ナポリタン3世、君にとっての愛っていうのは、どんなものなのか、教えてもらってもいい?」
ナポリタン3世「はい。私にとっての愛は、日ごろからの気遣いだと思います」
あいみょん先生「大事、大事!」
こもり校長「日ごろからの気遣いは、誰からもらっている愛なの?」
ナポリタン3世「お母さんです」
こもり校長「うわ~、お母さん! どんな時に感じるの?」
ナポリタン3世「高校1年生になって、お弁当になったんですけど、週3ぐらいで、ブロッコリーが入っているんですよ。その時に、私、硬めがダメなんです。私のブロッコリーだけ硬さを変えてくれているのが、いいなって思って」
こもり校長「わ~。それは言ったからじゃなく?」
ナポリタン3世「あ、そうなんです」
あいみょん先生「気付いてくれて。あ~、たしかに」
こもり校長「自分好みに作ってくれるんだ」
ナポリタン3世「はい」
あいみょん先生「確かに、愛ですね。ひと手間の」
ぺえ教頭「ね~。やわらかい愛よ」
こもり校長「あいみょん先生は、母の味とかあります?」
あいみょん先生「ありますあります。“ケチャップ煮”ってわかります?」
ぺえ教頭「あ、わかんない」
あいみょん先生「鶏肉をケチャップでシンプルに煮込むんですよ、ウインナーと。
それとか、お母さんの味やなと思って。この間、冷凍で送ってくれたりもありますし、おばあちゃんとか、結構家族の味ってあって。私もお弁当とか、お母さんから愛、感じる時、多かった。タコさんウィンナーとかも、愛でしかないなって思っちゃうんですよ」
ぺえ教頭「ひと手間ね~!」
あいみょん先生「足切るの結構大変じゃないですか」
ぺえ教頭「朝の忙しい時間にね」
あいみょん先生「一番大変やから、タコさんウィンナーって嬉しかったなあって、
思う時がありました」
こもり校長「うちはいなかったなー。タコさんウィンナー」
あいみょん先生「いなかった?」
ぺえ教頭「あと、ウサギのりんごとかね」
あいみょん先生「でも、お母さんの朝のモチベーションと機嫌だと思うんですけど」
こもり校長「ウサギのりんごもなかったな~」
あいみょん先生「お母さんのご飯の愛っていうのは大事」
ぺえ教頭「伝わっているのが、ステキよね。言わずともね」
あいみょん先生「それに対して、お母さんに“ブロッコリーを柔らかくしてくれてるの?”って聞いてないのかな? 聞いた?」
ナポリタン3世「いや、聞いてないです」
あいみょん先生「あ、恥ずかしいやんな?」
ナポリタン3世「そうです」
あいみょん先生「恥ずかしい。でも、そのままでいいかも。卒業するまで。それで、卒業する時に言ってあげたらいいかもね」
ぺえ教頭「私、気付いてたよって? あ~!」
こもり校長「嬉しいだろうね」
あいみょん先生「泣ける!!」
こもり校長「高1で初めてのお弁当で…ってところから。ブロッコリーが私の中では愛でしたって」
ぺえ教頭「柔らかいブロッコリー一緒に食べながらね」
こもり校長「ナポリタン3世は、それがお母さんからもらう愛だと思って。今後、そういうのを自分も伝えたいっていうのはあるの?」
ナポリタン3世「はい。私も、子供とかできたら、そういう手間をかけてあげたいなって思います」
ぺえ教頭「うん!!」
こもり校長「受け継がれるのも愛だよね」
ぺえ教頭「そうだね」
こもり校長「だから、ナポリタン3世は、絶対に、タコさんウィンナーを作ってあげてください」
ナポリタン3世「はい」
こもり校長「ありがとうね」
あいみょん先生「ありがとう」
ナポリタン3世「ありがとうございます」

こもり校長「そういうのが愛ってあるね。家族の愛、無償の愛だね」
ぺえ教頭「無償の愛だね」
あいみょん先生「お母さん、無意識かもしれないですしね」
こもり校長「聞いてくれてないかな、今の」
ぺえ教頭「いや~聞いてほしいね! あ、でも、聞いたら、知られちゃうのか」
こもり校長「そうだよ。3年後は、気合入ったブロッコリーになってるかもよ」
あいみょん先生「確かに、もっと柔らかくなってる可能性もありますね」
こもり校長「ほろほろのブロッコリー。ぽそぽその」
あいみょん先生「一番、困るっちゃ困る」
ぺえ教頭「そこまでね、いけとは思ってないわよ、たぶん(笑)」
♪ 3636 / あいみょん
<BG『貴方解剖純愛歌 ~死ね~』>
こもり校長「来ましたー! 僕ね、この曲、すごい好きなんですよ」
あいみょん先生「インディーズデビュー曲ですね」
こもり校長「2015年ぐらいとかですよね」
あいみょん先生「はい。めっちゃ前。19歳とかだったんで」
こもり校長「僕、これがあいみょん先生に出会った一番初めの曲で」
あいみょん先生「出会いですか。私の曲の?」
こもり校長「実はこれで、めちゃくちゃ聴いてました。相手を思うがゆえの、束縛感! 僕、Mr.束縛マンなので」
あいみょん先生「え~、嘘~。やだあ~。束縛?」
こもり校長「え~…ご本人からそれを聞くと、なんかシビれますね」
あいみょん先生「ほんとに? どういうシビレ?」
ぺえ教頭「どんなシビレ? どういうシビレ?(笑)」
こもり校長「なんか新しい刺激でした」
あいみょん先生「ほんとですか? いろいろ話、聞きたくなりますね」
ぺえ教頭「え、聞いていいよ」
こもり校長「え、でも。2番で出てくる、“あなたがもしも他の人と手をつないでるのを見たら 指を食いちぎるわ”っていうのも、めっちゃわかりますもん」

あいみょん先生「すごっ!」
こもり校長「むっちゃわかる!!」
あいみょん先生「すご~い。でも、私もきっと自分の中に、こういう私がいる。この曲を紹介する時に、“世界で一番ピュアなラブソングです”ってよく言うんですけど」
こもり校長「ピュアですよ!」
あいみょん先生「でも、書いていた自分でも、“これはないな”って思いながら書いてたところもありました。この曲に関しては、結構勢いで書いたんですけど」
こもり校長「勢いで書いたってのは、ホントなんですよ。やっぱり」
あいみょん先生「自分に、眠っている何かはあるんかな~、とは。みんなそれぞれ、こういう気持ちは眠ってる。眠ってる気持ちって感じがしました」
こもり校長「誰かを本気で思う。だってさ、腕をちぎって、腰に巻き付けたいんだよ?」
あいみょん先生「(笑)」
ぺえ教頭「怖い怖い(笑)」
こもり校長「わかるんすよ!それぐらいっていうのは!!」
あいみょん先生「うん。気持ちはそれぐらいだっていう」
ぺえ教頭「ほんとにやるんじゃない? 怖いわ~。怖いのよ、この人…(笑)」
あいみょん先生「(笑)」
こもり校長「それをさ、何か変ですか?って思っちゃう自分もいるわけ」
あいみょん先生「その思いって、“あなたに対してこれだけ思っているってことやから”っていう?」
こもり校長「そうそうそう。こんだけって思っちゃう」
あいみょん先生「そうですね。これだけあなたのこと思ってます、大好きですっていう表現をしているのは間違いないですね」
ぺえ教頭「あ~~」
こもり校長「そうですよね。僕、そういう気質持ってるのよ、多分」
あいみょん先生「私は、ギリ、指は引きちぎらないですね、ギリ! ギリ!」
こもり校長「ギリですか?」
あいみょん先生「でも初めて。この曲にこれだけ共感してくださったりとか、今までで一番かもしれないです」
こもり校長「ほんとですか。僕、昔、淡島通りっていうところの近くに住んでて」
あいみょん先生「淡島通りですか、三軒茶屋の。めっちゃ良いとこ」
こもり校長「めっちゃ良いとこに、背伸びして住んでいたんですよ。その時、歩きながら、帰ってたりしてて。暗闇の中、イヤホンで、大爆音で歩いて帰っていて」
あいみょん先生「危なすぎますって」
ぺえ教頭「“指、食いちぎりたい”って聴きながら? 淡島通りを…」
こもり校長「わかるー! それで、未成年で、すごいヤツがいるってなって」
あいみょん先生「そう。18歳とかですよね」
こもり校長「って話になってね」
あいみょん先生「いや~嬉しい。そんな時から注目してくださってたんですね」
こもり校長「そこ一発でってところもありましたけどね、俺の気持ちをやっと代弁してくれるシンガーソングライターが来たんじゃねーか、みたいな」
ぺえ教頭「すごいものが心に眠っているのね、校長」
あいみょん先生「ヤツが来たぞー!って(笑)良かった。あれでデビューして」
こもり校長「言えて良かったです。僕のためにありがとうございます」
あいみょん先生「嬉しいです」

こもり校長「そして、あいみょん先生、秋に弾き語りライブが決まってまして。
2022年11月5日(土)に、『AIMYON 弾き語りLIVE 2022 -サーチライト- in 阪神甲子園球場』が開催されます!
あいみょん先生は、兵庫県西宮市の出身ということで。甲子園球場は地元なんですよね?」
あいみょん先生「めっちゃ地元です。すぐそばにあります。お2人は行ったことありますか?」
ぺえ教頭「私はないかも。そのガワまでいったことある」
あいみょん先生「“ガワ”?」
ぺえ教頭「修学旅行の時に、中に入ったことはないです」
こもり校長「俺も中はないね。ライブもやったことないし」
ぺえ教頭「実際、甲子園は、見に行ったことはあるんですか?」
あいみょん先生「あります、あります! 高校野球も見に行ってましたし、お父さんと阪神対巨人戦を見に行ってました。ハッピ着させられて(笑)」
こもり校長「あ~、可愛い!」
ぺえ教頭「(笑)可愛い!」
あいみょん先生「もうとにかく、生まれたときから阪神なんや!という場所なので。本拠地なので」
こもり校長「そうですよね(笑)あそこはもう」
あいみょん先生「すごく野球を見に行った思い出もありますし」
こもり校長「自分のすっごい思い出のある場所で、地元でライブをするって、どういう感情になるのですか?」
あいみょん先生「でも、“恩返しをしに行く”っていう感覚より、あの頃、20歳まで西宮に住んでいて、シンガーソングライターになりたくて、東京に出てきたので。シンガーソングライターになりたくて夢を追いかけていた自分に、もはや、“会いに行く”ぐらいの。“私、やりました! 帰ってきたよ!”って。地元での初めてのワンマンライブなんですよ。なので、そういう日になったらいいなって思っています」
ぺえ教頭「初めてなんだ!?」
あいみょん先生「西宮ってライブハウスがないんですよ、ホールはあるんですけど。でも、いつかやるなら甲子園球場がいいなと思って。ようやくって感じですね」
ぺえ教頭「最初が甲子園球場っていいわね」
こもり校長「すごいよね」
あいみょん先生「めちゃめちゃもう…弾き語りなので、センターステージで」
こもり校長「あ、そうなんですね!」
あいみょん先生「見に来てくださった武道館は、センターステージの時ですか? 次のやつか? 2本目」
ぺえ教頭「そうですそうです」
あいみょん先生「一番最初の武道館と一緒で、センターステージでやろうかなと」
こもり校長「そんな言ってくれるんですね! センターステージでって」
あいみょん先生「そうなんです」
ぺえ教頭「たしかに。教えてくれた(笑)」
あいみょん先生「ギュウギュウに! ギュウギュウに! やろうかと」
こもり校長「“みんなで一体感を作ってこーぜ!”ってね。いいなぁ……11月ね、11月5日か。はい」
ぺえ教頭「空けとこうとしているわ(笑)」
こもり校長「行けるなら行きたいじゃない、やっぱり」
ぺえ教頭「そうね(笑)」
あいみょん先生「来てください、良かったら、初めての甲子園球場。西宮も楽しい街なので!」
こもり校長「ね。『貴方解剖純愛歌 ~死ね~』が、弾き語りで聴けるんだったら」
あいみょん先生「あ、ちょっとセットリスト、考えとこうかな」
こもり校長「うわっ! ちょっと待って。ほんとに? 土曜ですか?」
あいみょん先生「曜日?」
こもり校長「そうかそうか。了解です」

あいみょんの表現する"愛"が大好きです!
あいみょんの瞳に落ちるよレコード何回もリピートして聞いてます!
私はあいみょんの、恋で生まれる愛も、ちょっと怖いくらい強い愛もただ見守ってくれているような優しい愛もいろんな表現をつかって歌にするところが本当にすごいなぁと思っています。
あいみょんが"愛"について曲を書くときや、言葉にすることが難しいものを歌詞にするときどんなことを意識していますか?
私は自分の考えを言葉にすることが苦手で"愛"と聞いてもモヤモヤとしたものが浮かぶだけで、言葉になりません…ぜひ教えてください!
女性/16歳/高知県
2022-08-23 21:32
ぺえ教頭「みんな気になっているだろうね、それね」
あいみょん先生「難しいですね~。結構私、無意識に近い感じで曲を作るので。曲と歌詞、同時進行なんですよ。ギターを、1つ、コードをジャラーン♪て鳴らした時に、一発目に出た言葉から始めるとか」
こもり校長「ほぇ~~!」
あいみょん先生「急に自分から出た言葉から始める。それが、“口紅”でも、“リップクリーム”でも、なんでもいいんですけど。そこから物語を作ることが多いので、そこから無意識に愛の表現になっていく…っていうのが多いので。あんまり強めに考えないですね。愛について、恋について考えずに、自分がナチュラルに思ったことを、そのまま書くとか。目についたものを恋に落とし込むとか。“愛に落とし込む”ってことですね。新しいアルバムだと、“宅配ボックス”(『3636』)とかも、宅配ボックスが開かなくなったことが、自分にとっては、相手に心を閉ざされてしまったことと同じに思えたっていう。妄想の繰り返しなんですよね。とにかく」

ぺえ教頭「じゃあ、身構えて、“曲を作る時のルーティーン”みたいなのは、ないんだ?」
あいみょん先生「全くないです。“曲、作るぞ”とかも思わない」
こもり校長「かっけぇ!」
ぺえ教頭「だから、さっきの、ブロッコリーを柔らかくゆでてくれる子のエピソードからも、何か生まれるわよね」
あいみょん先生「あ~、そういうの好きですね。考えようによっては、そういうのはすごく発想になるなっていうエピソードではありますね」
ぺえ教頭「あいみょんで『ブロッコリー』は、絶対いい曲だもん」
あいみょん先生「(笑)ありそー!」
こもり校長「わかる!」
あいみょん先生「ありそー! 作ったかもしれないですね、もしかしたら。メモ帳にあるかな?」
ぺえ教頭「(笑)もしかしたら? ブロッコリーかな? カリフラワーかな?」
こもり校長「(笑)メモにあるって!」
あいみょん先生「作ったかもしれないですね(笑)それぐらいの感覚」
こもり校長「いや、すごい。ほんとに、かっけぇ!」
あいみょん先生「ありがとうございます」
私は中学1年生から大学1年生までずっと好きな人がいました。
最近、6年越しに思いを伝え、付き合うことが出来ました。
まだ2か月しか経っていないのですが、愛というよりかは、友達として好き、という気持ちが大きいです。
「好き」と「愛」は、違うのでしょうか?
あいみょん先生、アドバイスをください。
女性/19歳/神奈川県
あいみょん先生「すご~い」
こもり校長「素晴らしい話」
あいみょん先生「でも、6年越しに付き合ったのに、友達みたいな感じに?」
ぺえ教頭「友達として好きって気持ちが大きいって。付き合ってるけど」
あいみょん先生「う~ん…別にそこに、愛と友情の差を探さなくても良さそうな気は。とりあえず、好きな人と一緒になれて嬉しいっていう気持ちがあれば、そこからだんだん芽生えていく気持ちが、だんだん愛になっていくのか、恋になっていくのか…って感じはしますけどね」
ぺえ教頭「ちゃんと段階を踏んで、小さな愛から深い愛へね」
あいみょん先生「そう。お花と一緒ですよね」
ぺえ教頭「“お花と一緒”。なるほど~」
こもり校長「あなたが言いたかった言葉はこういうことです」
あいみょん先生「お花と一緒。水あげて、水まいて、陽に当てて。だんだんと。急にボン!って咲く花なんてないから」
ぺえ教頭「そうね。だんだんと、段階を踏んで咲いてくれる方が、長く咲いてくれるしね。綺麗よね」
こもり校長「いやいや、言葉をもらって、自分の言葉にすんなよ」
ぺえ教頭「そうよ」
こもり校長「びっくりした、今。あたかもさ~」
あいみょん先生「(笑)これから使ってください。“お花やで”って」
こもり校長「平気で言うからさ~」
ぺえ教頭「そういう“商法”でここまで来たのよ(笑)失礼しました」

だー子 兵庫県 17歳 女性
こもり校長「あいみょん先生、好き?」
だー子「大好きです!」
あいみょん先生「ありがとう! また地元の子や~。兵庫県、私と一緒や~」
だー子「兵庫県です」
あいみょん先生「兵庫県、イイトコやな~?」
だー子「はい! 前に西宮行きました」
あいみょん先生「西宮、来てくれたん?」
だー子「はい」
あいみょん先生「いいとこやんな。西宮なー。甲子園球場あるしなー」
だー子「はい」
ぺえ教頭「幸せな会話」
こもり校長「あいみょん先生のライブとか行ったことある?」
だー子「あ、今回のライブ、行きました!」
あいみょん先生「今のアリーナツアーってことかな?」
だー子「はい」
あいみょん先生「あ、ほんまに? 始まってすぐのやつ? 神戸?」
だー子「神戸、行きました」
あいみょん先生「え~、ありがと~!めっちゃいいライブできたなって、思ってた日や、私」
だー子「めっちゃいいライブでした」
あいみょん先生「ほんまに? 良かったー! 見てくれて」
こもり校長「なんて幸せな会話が続いているんだろうか」
ぺえ教頭「ほんと、聞いてたい。ずっと」
こもり校長「だー子は、愛ってどんなものか教えてもらっていい?」
だー子「はい。私にとっての愛は、失ってから気付くものだと思います」
あいみょん先生「う~~ん!!」
こもり校長「ちょっと好きなワードですね、こういうの」
ぺえ教頭「ワクワクしてます? 校長?」
こもり校長「聞かせてもらっていい!?」
だー子「(笑)はい。私は過去に2人、お付き合いした方がいて。もう別れてしまったんですけど、やっぱり付き合う前は、自分から気持ちを伝えたり相手に伝えてもらったりしてたけど、何か月も付き合っていくうちに、言葉に出すことが少なくなっていったり、他の女の子と話し中だったりするのを見ると、ホンマに自分が彼女でいいんかな?って不安になったり。
別れてから、デートの時とか、自分をフォローしてくれてたりしてたのを思い出して、やっぱり自分が相手が好きで、相手も自分を好きでいてくれてたんやなっていうのを、2回の恋愛でどっちも感じたので、愛とは失って気付くものだと思いました」
こもり校長「ごめんね。今の聞いて、校長先生、いろんな気持ちになっちゃって、言葉が見つからないから。どうですか?」
あいみょん先生「あ、そ、そうですねー」
ぺえ教頭「(笑)珍しいわね」
あいみょん先生「でも、こう失って気付くっていうのは、むしろ当たり前やと思って私は過ごすかな、と思って」
こもり校長「あ~、なるほど!」
あいみょん先生「だって、きっとそれは、恋人だけじゃなく、友達もそうやし、家族もそうやと思うんですけど。だけど、その当たり前に気づかれへんになるのが、
お付き合いすることかなって思うんですよね」
こもり校長「う~~ん!」
あいみょん先生「付き合う前は好きって言ってくれてたことも、当たり前になっちゃってたりして。付き合い始めるともちろん、完璧になるなんて、お互いに無理やし、なぁなぁになると思うし、悪くないことかなって、基本的には思うようにしている。
失って気付くことっていうのは、すごく勉強になること。人生経験として最高の経験をしていると思う。…って、思うし。あと、自分も相手に好きって言ってた?」
だー子「付き合った時は。始めは言ってたんですけど、なんか時間が経つにつれ、少なくなってったなって感じです」
あいみょん先生「自分が言ったら、相手も言ってくれるんちゃうかな? 結構求めがち? 女の子って“なんで好きって言ってくれへんのやろ?”って不安に思っちゃうけど、自分も言わな返ってこーへんのかなって思うのもあるのかなって。自分も伝えるっていうのも大事なんかなっていうのはあるけど。でも、めっちゃいい経験やと思うけどね」
ぺえ教頭「なんか、人って、大切な人から疑っていったりしない?」
あいみょん先生「ね。まずね。そうそう」
ぺえ教頭「だから、私のことほんとに好きなのかな?って疑ってしまったところから始まったっていうのは、すごく…」
あいみょん先生「それから、だんだんね」
ぺえ教頭「そうそうそう。すごく大切な人だったってことなんだろうなって。でも、今、それを感じて、私は良かったと思う」

あいみょん先生「ね! すごい良いこと。気持ちを確かめ合うのは、やっぱり大事なんかな?」
だー子「はい」
ぺえ教頭「そうね。なんか、言葉で伝えあわないと分かち合ってないって思う人もいるじゃない? 不安になる人もいるじゃない? だから、人それぞれなんだよね」
あいみょん先生「そうなんです。きっと、感じ方も。でも、“好きって聞いたらめんどくさがられるかな?”とか、“嫌われちゃうかな?”って思うことがほとんどやとは思うけど、そんなことで嫌われる相手やったら、好きちゃうよ。“私のこと好き?”って聞いても受け入れてくれる人が、絶対に、これからも良くしてくれる彼氏やと思うから。“好き?”って聞くことの何が悪いんか?ってことじゃないですか。
だから、それを聞いて、“ちょっとめんどくさいからやめて”とか言う相手やったら、100%やめたほうがいい」

だー子「はい」
ぺえ教頭「そうね。愛を伝えることを怖がってしまったら」
あいみょん先生「そうそう、そんな相手やったら! 今後出会う相手には、全然バンバン聞いてみていいと思うよ」
だー子「はい」
ぺえ教頭「もう2回も失っているんだから。あとはもう、ねえ?」
あいみょん先生「ね! 頑張れ、頑張れ!」
こもり校長「だー子は、それが愛だと思うわけじゃん。失ってから気づくって。だから、今度こそは!だよね。ほんとに」
だー子「はい。次は!」
こもり校長「あいみょん先生が言ってくれたみたいに、好きって聞くのもアリですし」
あいみょん先生「ぜんぜんアリです。聞きますか? 私、聞きます」
ぺえ教頭「あ~、どうだろう? 好きとは伝えるけど、聞けないかも、私。意外と」
あいみょん先生「伝えるのも、聞いてるようなものでしょ」
ぺえ教頭「そうか、そうか。聞いてるようなもんなのかな」
こもり校長「え~俺、めっちゃ聞く側になっちゃいますね~」
あいみょん先生「(笑)でしょうね」
こもり校長「僕は、不安で不安で、“好き?”“ほんと?”までいきますね」
あいみょん先生「え~~!」
ぺえ教頭「なるほど、二段構えで」
こもり校長「“なんで?”までいくかも」
あいみょん先生「あ、“なんで?”」
こもり校長「三段構え」
あいみょん先生・ぺえ教頭「わわわ~!」
あいみょん先生「それは、納得するまで“なんで?”って聞くんですか?」
こもり校長「納得できないまま終わると思います。僕は」
ぺえ教頭「何を聞いても?」
こもり校長「何を聞いても。基本、不安ベースなんで」
あいみょん先生「だー子ちゃんも、基本不安ベースってことですか?」
だー子「不安です。はい」
こもり校長「わかるわ~」
あいみょん先生「もったいない! もったいない! 不安に思っている時間、もったいない!」
こもり校長「でも、わかるんすよ。だー子ちゃんの、彼氏が他の女の子と喋ってたら、“自分なんかでいいのかな”とか。思っちゃうよね?」
だー子「はい、絶対思います」
こもり校長「なんで他の子と喋るの?みたいな」
だー子「嫉妬が」
こもり校長「嫉妬しちゃうよね、わかる!」
あいみょん先生「めちゃめちゃ共感してるやん」
こもり校長「一緒!!」

あいみょん先生「でもね、それはありますよね。不安には思う。でも、それも恋愛なのよ。恋愛って、不安でないことなんてない。ほとんど。それが恋愛やから。恋愛する上で、不安っていうのは絶対につきまとってくる」
ぺえ教頭「傷を負っていくものよね」
だー子「…はい…」
ぺえ教頭「(笑)“はい”って」
こもり校長「だー子、勉強になったな」
だー子「めっちゃなりました」
こもり校長「俺もなったもん。だから、これからも一緒に、失なって気付くものじゃなくてさ、失う前の愛を掴んでいこうよ」
だー子「はい」
こもり校長「ありがとうね」
だー子「ありがとうございました」
あいみょん先生「ありがとう、またね」
だー子「大好きです」
あいみょん先生「ありがとう! 甲子園、遊びに来てね。良かったら」
だー子「行きます! ありがとうございました!」
♪ ハート / あいみょん

こもり校長「沁みるねーーー」
ぺえ教頭「そうね。前に、何かの授業で書いてた、あいみょん先生の“愛”という字が、私、すごく好きで」
あいみょん先生「あ、ほんまですか?」
ぺえ教頭「すごく綺麗な“愛”を書くの」
こもり校長「“心”を大きく書きなさい」
あいみょん先生「あ、そうです! 習字の先生に言われてたんです、私」
こもり校長「“受ける心”と書いて“愛”」
ぺえ教頭「あの“愛”は、迷いが愛にある人には書けないと思うわ」
今日の黒板

『それぞれの“さじ”かげん』
♪ 双葉 / あいみょん
♪ 3636 / あいみょん
こもり校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です。
なんか難しいですよね、“愛”って」
あいみょん先生「とにかく難しいです」
こもり校長「なんか、考えるのが正解なのかな?って思う時もありません? 求めるのが正解っていうか。愛とはなんぞやってのを、自分のなかで△とかすることが、果たして正解なのかどうか」
あいみょん先生「どうでしょうね。形にはしなくていいと思います。考えるより、感じた時で良くない?っていうのは思いますね」
ぺえ教頭「愛と幸せは、考え出した方が幸せにならない気がするよね」
あいみょん先生「そう。感じた時がそれなのかなって思いますね。でも、すごく大きなテーマだと、思います」
ぺえ教頭「まあでも、欲張って傷つきたいなって思ったわ、愛を」
あいみょん先生「傷つきたいですか!?」
ぺえ教頭「今日話して、改めて」
こもり校長「わかる! 欲張りたくなるんですよね~。愛って」
あいみょん先生「愛は欲張りたくなるんですよね~」
ぺえ教頭「(笑)欲張りの角度が、校長はちょっとすごい」
あいみょん先生「(笑)ちょっと別の角度かもしれないですけど」
こもり校長「全部ください! 24時間!」
あいみょん先生「24時間!? マジ?」
こもり校長「1分1秒、毎日、毎時、毎分、毎秒!」
あいみょん先生「ちょっとホンマに、家に監視カメラ置いてみたいですね、校長の。どんな生活しているのか、めっちゃ気になります」
ぺえ教頭「そうよ~」
こもり校長「あ~それ、いいね!」
あいみょん先生「“いいね”?」
ぺえ教頭「ちょっと闇深さの方が見えてきそう」
あいみょん先生「闇深さ、見え過ぎた」
こもり校長「(笑)ずっと1人で喋ってますから」
あいみょん先生「えぇっ!? うそ? 盛りましたでしょ? 盛ったでしょ、今?」
こもり校長「僕、喋りますよ。1人で。喋る喋る」
あいみょん先生「やば」
こもり校長「喋るよ」
ぺえ教頭「ほんとに? 1人で? 何を? だって仕事でもずっと喋ってるじゃん?」
こもり校長「喋る喋る。俺、結構喋るのよ」
あいみょん先生「すごいですね。私も結構お喋りな方かなと思ってますけど、勝る方がいらっしゃいました」
こもり校長「平気で喋ります。誰かの犬と1対1でいたら、30分、ずっと喋ってます」
あいみょん先生「わんちゃんに?」
こもり校長「わんちゃん、ねこちゃんに」
あいみょん先生「すご~」
こもり校長「“なに?”とか。ネコとかに、何も言ってないのに」
ぺえ教頭「あんま、モテない?」
こもり校長「(笑)ばーか、ばーか、めっちゃモテるっちゅうねん!」
あいみょん先生「私も今、ここまで出かかってたんですよ。言ってくれて、びっくりしちゃった。あれ?あれ?あれ?って。でもちょっと見てみたい、生活」
こもり校長「僕、もう今日、帰ります。またぜひ来てください」
一同「(笑)」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時にふたたび開校!」
ぺえ教頭「起立! 礼!」
こもり校長・ぺえ教頭・あいみょん先生「また明日~~~~~!!!!」

こもり校長の放送後記
メンヘラバンザイ。
ぺえ教頭の放送後記
本当の愛なんて誰も知らない
それでいい
配信期間は終了しました
Music 2022.08.23PLAYLIST
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あいみょん「いいものができてよかった」4thアルバム『瞳へ落ちるよレコード』は楽しんで制作
あいみょんさんが、8月23日(火)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭が、17日(水)リリースのニューアルバム『瞳へ落ちるよレコード』の感想を伝えました。登場時のトークとあわせて紹介します。