
今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今夜のSCHOOL OF LOCK! 授業テーマは 元気になりたい教室!
この教室で授業を行ってくれるのは、 自らを“日本元気女歌手”と称する眉村ちあき先生!!!
とにかく「今、元気がないです。。。」そんな生徒の辛い気持ちを校長&教頭が受け止めて、さらに眉村先生がパワーを注入!元気に送り出していきました!!
1人目に電話をした生徒は『初めて本気で好きになった男子と席が離れてしまって、一緒に話せなくなったので元気がない。。』というRN:ウパルンルン。 今年初めて同じクラスになった、剣道部の高身長イケメンくん。10月に席替えで隣同士になってから恋をしてしまった、、!でも今は席が離れてしまって、さらにそのまま冬休みに突入。話す機会がなくなって元気がないと、その理由を教えてくれました。
この話を“元気になりたい教室”で聞いていた、眉村先生からは「会えない時間が愛を育むし、話を聞く限りきっと脈ありだと思う!」と、RN:ウパルンルンならぬ、RN:脈ルンルンを、オペラと共に送り出してあげました。
続いて2人目に電話をした生徒は『冬休みの宿題が想像以上に多く、お正月返上になってしまい元気がない。。』というRN:虚数のi。元々、想像していた冬休みの宿題に加え、9月~12月までにやらなければいけなかった一番苦手な古文の問題集も提出しなければいけなくなってしまった、、!そこにコロナも重なりおばあちゃんの家にも行けないし、受験生の弟のためにテレビも禁止。より、勉強と向き合わなければならないので全然元気が出ないとのこと。
この話を“元気になりたい教室”で聞いていた、眉村先生からは「私は嫌いなものを好きだといわせるのは違うから、嫌いなものは嫌いだ―――!ってちゃんと言えるように、今からコール&レスポンスをしよう!」と提案。
眉村先生「古文は?」虚数のi「大嫌ーーーい!」
眉村先生「数学は」虚数のi「大好きぃぃぃーーーーー!」
眉村先生「ガキ使は?」虚数のi「見たぁぁぁぁ!!!!!!!」
最後には眉村先生が「宿題をはじえて超えらーーーい!」とエールを送って元気に送り出してくれました(^ω^)
眉村先生は初来校だったけど、初めてじゃないくらい打ち解けまくっていて、個人的には今までのゲスト講師の先生とはまた違う不思議な感覚がありました。。眉村先生!!!また早く遊びに来て欲しいです\(^o^)/!!!!!
鐃緒申膀��э申鐃緒申鐃緒申鐃緒申膀�鐃緒申鐃緒申��鐃緒申鐃緒申
眉村ちあき先生来校!君を元気にしちゃうよ~!!!

『 結果報告 』
こもり教頭「校長が彼女のうどんさんとクリスマスでケンカしたって話を聞いて」
さかた校長「ん?」
こもり教頭「その結果、別れてしまうって話を聞いた時は寂しかったですよ。これまで8~9ヵ月、生徒のみんなとも思い出を作ったから、校長の口から報告してください」
さかた校長「…そんなわけねーだろ!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「生徒のみんなが結構ドキドキしたんじゃないか! どこまで引っ張ろうかと思ったけど(笑)」
こもり教頭「本当だよね。笑いで誤魔化さないでよ。校長、そのクセあるよ。辛いことを笑いにしちゃうクセあるよ」
さかた校長「クセというかそういう生業でやってきてるから! というか、めちゃめちゃ仲良しだし、ちゃんとプレゼントしてるから。普通に過ごしてるから」
こもり教頭「校長、ウソはやめてよ」
さかた校長「ホントだって! プレゼント持ってこようか!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「33歳だけど、プーさんの靴下とかもらって“?”ってなったけど(笑) てか、結果報告でそんなこと言うかい!」
こもり教頭「(笑) で、何なに?」
さかた校長「我が校でやったクリスマスの授業で、逆電を繋いだ生徒から結果報告の書き込みが届いてます、ってことよ!」
こもり教頭「めちゃくちゃ嬉しいじゃん!」
さかた校長「そうよ! その結果報告よ!
まずは、長崎県 13歳 男の子 ラジオネーム 薄紅色」
こもり教頭「この生徒は、今年、誰かに感謝をしたい人に向けたプレゼント資金を僕らがサポートする授業『クリスマス感謝祭』で逆電した生徒ですね」
さかた校長「そう。それで“毎日、働いて家事をこなしてくれているお母さんに、レコードプレーヤーをプレゼントしたい”と話してくれて、その資金をサポートしたんだけど、その結果報告の書き込みです!」
さかた校長、こもり教頭、職員さん、こんばんは!
先週木曜日のクリスマスイブの日にあった【クリスマス感謝祭】でいただいたレコードプレーヤー代を
持って日曜日にお母さんとcdショップのレコードコーナーに行き、レコードプレーヤーを買って、お母さんにプレゼントできました!!!!!!!!
家に帰って早速、秦基博先生の「花」をレコードで聴きました。レコードのあたたかい音色にお母さんもとっても喜んでくれて、すごく嬉しかったです。秦先生の「花」がとっても思い出に残る曲になりました。これからもお母さん、お父さんのお手伝い、頑張ります!!!!!!!!!!!
感謝を伝えることのできるこんな素敵な機会をつくってくださり本当に本当にありがとうございました。心から感謝しています。ありがとうございました。
2020-12-28 21:22
さかた校長「秦基博先生がお母さんも薄紅色も大好きだし、それが繋いでくれる絆に俺たちもグッと来て、どうにか一緒に聴いて欲しいとサポートしたけど」
こもり教頭「ちゃんとお母さんと想い出が作れたんだね」
さかた校長「機会を作ってくださり、じゃなくて、俺たちがもらったんだよね。すごく嬉しい気持ちになったし。薄紅色が気付いてくれた事を書いてくれてたんだけど、その気付きが嬉しいのよ。
あの日、放送で聴いた『花』とレコードプレーヤーでお母さんと一緒に聴いた『花』は違って聴こえたかもしれない。でも、その違いは特別な夜にかかった魔法というか、君だけの特別な夜だったって思って欲しいなと。そこに気付いてくれたのも嬉しいし、これから先に、この『花』が特別な曲になってくれたら、より一層嬉しいなと思いました」

こもり教頭「はい」
さかた校長「これからもお母さんお父さんのお手伝い、頑張れよ!」
こもり教頭「頑張ってね!」
さかた校長「そして、もう1人。25日のクリスマスに彼氏と三重県のイルミネーションで有名な、なばなの里に行くと教えてくれた、愛知県 17歳 女の子 ラジオネーム をまそ」
こもり教頭「事前に彼から“手を繋ごうね”とLINEが来てて、“もし彼から手を繋いで来なかったらどうしようか作戦会議”を念入りにした生徒ですね。ちょっとドキドキさせるじゃない」
先日逆電していただいた をまそです。
昨日予定通り彼氏さんとなばなの里のイルミネーションを見に行ってきました!
生で見ると写真や動画で見ていたものより何倍も綺麗で、本当に素敵でした。
プレゼントも渡せたし(なんと相手もプレゼントくれました)、何よりなばなの里に着いたらすぐに恋人繋ぎしてくれたのが嬉しかったです!幸せすぎてあんまり記憶ないけど充実した1日でした。
応援してくれた校長、教頭、生徒の方々、本当にありがとうございました!!!
女性/17歳/愛知県
2020-12-26 16:21
こもり教頭「ほらね、俺が言った通りよ。それはすぐ手を繋ぐよ」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「あんなに校長は“イヤイヤそれはさ~”とか言ったけど、俺は彼氏側に一番近かったね。それだけ、をまその事を想ってるのよ。それしか考えてないのよ」
さかた校長「あとプレゼントも“私は渡すけど、くれるのかな?”って心配してたけど、それも心配要らなかったのよ」
こもり教頭「そう。しかも、生で見ると、写真や動画で見ていたよりも、何倍も綺麗で本当に素敵だったって違うんだよ。これは一緒にいる人がいて見たから綺麗だったんだよ」
さかた校長「その繋いだ手、離すなよ!」
こもり教頭「絶対離すなよ~。その手を繋いだまま、これから見る景色、今までの何倍も綺麗に映るわ」
さかた校長「ちょっと教頭、自分の繋ぎたい想い、乗せすぎだから(笑)」
こもり教頭「じゃ何倍も綺麗な景色、見るために旅に出てくるわ!」
さかた校長「ダメだっつーの。旅は長引くだろ(笑)」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「でも、良かった。みんなの勇気や行動の一歩でこういう風に繋がるわけだから嬉しいよ。まだまだいろんな結果報告を待ってるし、をまそ、その幸せな彼氏とのノロケ話、期待してます!」
♪ シュビデュバ・オブ・クラティー / 眉村ちあき
さかた校長「眉村ちあき先生、今回のアルバムもそうですし、オンライン学園祭でも歌を聞かせてもらったし、僕は武道館のライブも見させてもらって、その溜まった想いを早く爆発させたい! この歌も実際に生声で聴いた時の想いが溢れてるから」
そして今夜のゲスト講師は…!
眉村ちあき先生!!!
さかた校長「さっき話したけど、今月14日、眉村ちあき先生の日本武道館のワンマンライブに行ってきたんだけど、もう本当にすごかったよ。早く直接伝えたい。そのライブを見て“生徒に授業をやって欲しい!”と思ったのよ。そして本日、来ていただいております!
日本武道館でのライブは“日本元気女歌手~夢だけど夢じゃなかった~”ってタイトルで、本当にめちゃくちゃ元気をもらったのよ。だから、日本元気女歌手のタイトル通り、元気で自由奔放、そして明るくて…」
眉村先生「(遠くで)イエ~イ! …入っちゃいなよって言われて、入っちゃいました(笑)」

さかた校長「イエ~イ! ほら、もう座って(笑)」
こもり教頭「でも、そのキャラで入るなら、そのままできてほしかったかな。“入っちゃいなよ~”は生々し過ぎるかな~」
眉村先生「(笑)」
こもり教頭「だって、マイクから一番遠い所にいたのに、俺らより声が入ってたからね。マイク要らないんじゃんって思っちゃった(笑)」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「今の“イエ~イ”一発で俺らはめちゃくちゃ元気もらえるからね。年末にちょっと落ち込んでる生徒もいると思うから…」
こもり教頭「俺はちょっとわかんないんだけど、校長コレどこに繋ごうとしてる?」
さかた校長「もう眉村先生来ちゃったから、今日のテーマを発表しちゃいたいなと」
こもり教頭「そうねそうね!」
さかた校長「僕は眉村先生に元気をもらったから、今夜は元気がない生徒に向けて、こんな教室を作った!
『元気になりたい教室』!」
眉村先生「(笑)」
こもり教頭「え、作ったの?」
さかた校長「魔法をかけたんだよ」
こもり教頭「魔法をかけた? 作った? でも、もう眉村先生いるからな~」
眉村先生「(笑)」
こもり教頭「じゃ、作ったけど、教室は今、空っぽってこと?」
さかた校長「空っぽだよ」
眉村先生「じゃ私、行ってきます」
さかた校長「あ、行ける?」
眉村先生「何か直接伝えたいって言うから来たけど、何も言わなくて“伝えんのかい!”ってなったから(笑)」
さかた校長「いやいや伝える。めっちゃ伝えたいのよ」
眉村先生「伝えて(笑)」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「一回伝えたら、作った教室に行ってもらおうかな」
こもり教頭「じゃ、後で伝えますわ。一回戻ってもらっていいですか(笑)」
眉村先生「はい、わかりました。戻ります(笑)」
さかた校長「まず、生徒たちに、こんなことやりますを言いますと、今、元気がないですという生徒、ぜひ“元気になりたい教室”に参加して欲しい!」
こもり教頭「で、今日の眉村ちあき先生なんだけど、さっき追い返しちゃったから、会いに行きましょ! どこ? 挨拶に行こうよ!」
さかた校長「ここだね」
こもり教頭「近っ!」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「(第九のメロディに乗せてハイテンションで歌う)」
<ドア閉める>
こもり教頭「何?(笑)」
さかた校長「カオスだったな」
こもり教頭「今、閉めたの?」
さかた校長「いや、生徒のみんなに説明しないと、“みんなが付いてこれてる?”と思って」
こもり教頭「俺は後ろにいたから見えてないけど、戸惑いの声は聞こえてたよ」
さかた校長「もう一回開けて、しっかり挨拶しましょう!」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「(第九のメロディに乗せてハイテンションで「ようこそ~」と歌う)」
<ドア閉める>
こもり教頭「また閉めたね」
さかた校長「うん、閉めたんだけど、今回ハッキリ聞こえたのは、“ようこそ”って言ってた(笑)」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「次、俺が開けていい?」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「(第九のメロディに乗せてハイテンションで「おかえり~」と歌う)」
<ドア閉める>
こもり教頭「あのね。俺入ったの初めてなのに“おかえり”って言われて閉めちゃったよね。次は無理矢理入ろうよ。校長、伝えたいこといっぱいあるんでしょ?」
さかた校長「うん、いっぱいあるんだけど(笑)」
こもり教頭「こんなことやってる場合じゃないでしょ(笑)」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「あ…(何か歌おうとしたら、音楽が鳴らずに戸惑い)」
さかた校長・こもり教頭「(笑)」
こもり教頭「続き、もらっていい(笑)」
眉村先生「やっと来た~待ってた待ってた~♪ってやろうと思ったら、音が鳴らない(笑)」
こもり教頭「改めまして、ありがとうございます!」
さかた校長「さっき振りです!」
眉村先生「さっき振りです! わーい! おかえりおかえり!」
さかた校長「ただいま。さっき振り何ですけど、先日開催した東洋大学のオンライン学園祭もありましたし、日本武道館がマジで素晴らしかった!」
眉村先生「ありがとうございます! 嬉しい!」
さかた校長「1曲目始まってワクワクしたんだけど、すぐに2曲目からトロッコでの演出があって、眉村先生のお母さんがトロッコでみんなに手を振るって演出」
こもり教頭「(笑)」
眉村先生「そう。間違ってママがトロッコ乗っちゃって、私が乗るトロッコがなくなるって演出」
さかた校長「“ママ! ママ!”って言ってるのに、ママがノリノリでどんどん行っちゃって」
こもり教頭「(笑)」
眉村先生「お客さんもママに“こっち見て~”って」
さかた校長「めっちゃオモロくて(笑) その後もいろんな演出が素晴らしくて、曲ごとにワクワクすることがあって、全部の喜怒哀楽が満たされていく“眉村ランド”。 マジでファンタジーだった!」
眉村先生「嬉しい!」
さかた校長「で、途中でアコギでの弾き語りの曲もすごく良くて、最後“私があなたたちを勇者にさせます”って言って『大丈夫』って曲を歌ったんだけど、あそこにいた人みんなマジで勇者になった気がしたし。俺の知り合いの後輩のお笑い好きのヤツも行ってて、そいつどいつの2人、松本と刺身が見て、手を握りしめすぎて血が出たって言ってたよ」

眉村先生「(笑)」
こもり教頭「え~」
さかた校長「それで、“一番の勇者はアナタだよ、眉村先生”と思って」
眉村先生「ありがとうございます。”冒険隊=冒険に行く”ってテーマでライブの構成を作ったんですよ。で、最後“全員、勇者になって帰ろうぜ!”って」
さかた校長「もう最高だったマジで。…ごめんなさい、もう語彙力が死んだわ」
眉村先生「(笑)」
こもり教頭「9ヶ月以上、校長をやってるのは思えないまとめで衝撃だったんですけど(笑)」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「そんな日本武道館のライブも素晴らしかったですし、今月9日にニューアルバム『日本元気女歌手』をリリースされております!」
こもり教頭「おめでとうございます~」
眉村先生「ありがとうございます!」
さかた校長「このアルバムも最初からワクワクさせてもらいましたけど」
こもり教頭「確かにワクワクって言葉が正しいのかもしれないな。聴かせてもらって、明るいポップな楽曲も多いし、世界観も強いじゃないですか。その眉村ワールドが展開された時に、楽しいだけじゃないし、ポジティブになるって言葉もちょっと違う感じがして、校長が言った“ワクワクする”が一番合ってるんだなって思いました」

さかた校長「1曲目が『夜の女王アリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』ってモーツァルト作曲のオペラから始まるんですけど、これマジで上手過ぎ!」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「ライブ観て、歌上手過ぎるやろって。そのあとバラードとかも合って、『マーメイドボーイ』も『36.8℃』も好きだし。でも、ライブも見て一番好きだと思ったは『やさいせいかつ』」
眉村先生「アルバムの最後」
さかた校長「この歌詞で“ごめんなさいができない人には決してなりたくない”ってあるんだけど、本当にその通りだなと思うし、ありがとうは絶対に言わなくちゃいけないと思うけど…ちょっと2人ふざけて踊らないで聞いて欲しいんだけど」
眉村先生・こもり教頭「(笑)」
さかた校長「本当に心が揺れ動く瞬間が何度もあって、すごくいいアルバムで。ありがとうございます」
眉村先生「ありがとうございます。褒められて嬉しい」
こもり教頭「でも、今、大変な状況下で作品が1つ出来たのはどうですか?」
眉村先生「今までは曲を作ってライブでやって、ファンの人のリアクションで直に感想もらえてたんですけど、もらえなくなったじゃないですか。だから、自分の中で完結するようになって。“めっちゃいい曲出来た。じゃ自分で自分をイイネって褒めよう!”って自己肯定感、爆上げで曲を作って。それがこのアルバムなんですよ。だから、これまで人の意見が全てだったんですけど、今回は自分で自分を褒めながら作ったアルバムで、ちょっと大人になったかなって思います」

♪ やさいせいかつ / 眉村ちあき
さかた校長「さぁ本日、眉村ちあき先生を迎えてお届けしている授業は
『元気になりたい教室』!」
こもり教頭「今日は、この教室に年末なのに元気じゃないと言う生徒をここに連れてきて、眉村先生が元気にしてくれるという授業です。よろしくお願いしますね」
眉村先生「任せてください!」
さかた校長「じゃ、教頭、一旦戻りますか?」
こもり教頭「嫌です」
さかた校長「えぇ!?」
こもり教頭「俺的にはここが心地いい」
さかた校長「じゃ、もういい?」
こもり教頭「戻る」
さかた校長「戻るんかい!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「心乱れるって! じゃ、眉村先生、一旦行きますんで、待っててください」
眉村先生「わかりました」
<ガラガラとドア開ける>
さかた校長「寂しい。開けた瞬間に“廊下寒ぅ~”ってなっちゃった」
こもり教頭「寒いよね」
さかた校長「でも眉村先生待ってるから、早速生徒に話を聞いていきましょう」
ウパルンルン 宮城県 14歳 女性
さかた校長「学年は?」
ウパルンルン「中2です」
こもり教頭「よっしゃ行くぞ! 中2高2は、当たって!」
ウパルンルン「砕けろー!」
こもり教頭「突っ走れー!!」
ウパルンルン「おーーっ!!!」
こもり教頭「ありがとうー!!」
さかた校長「嬉し過ぎて、“よく言った”じゃなくて“ありがとう”って言ってる(笑)」」
こもり教頭「最近、気づいたの。ありがとうって言っちゃってる」
さかた校長「もう“ありがとう”でいいと思うよ(笑) その時の感情で」
こもり教頭「そうだよね。俺が元気もらったよ、ありがとね」
ウパルンルン「良かったです(笑)」
さかた校長「一旦話を聞いてから、”元気になりたい教室”に行こうと思うんだけど、今、元気がないの?」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「ラジオネーム的にはすごく元気な気がするんだけど?(笑)」
ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「なんで元気ないか教えてもらってもいいか?」
ウパルンルン「はい。初めて好きになった男子が隣の席なんですけど、仲良くなっていい感じになったのに、席替えして席が離れてしまって、話す機会が減ってしまって、元気をなくしています」
さかた校長「なるほどね~。隣の席だったのに、席替えしちゃったか」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「その男子はいつぐらいから気になってるの?」
ウパルンルン「11月ぐらいです」
こもり教頭「じゃ最近っちゃ最近か。2ヶ月ぐらい?」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「隣の席になってからってこと?」
ウパルンルン「そうです」
さかた校長「隣の席になって相手のどんなことがわかったの?」
ウパルンルン「その人は女子とあんまり喋らなくて、隣になった時は冷たそうだなって思ってたんですけど、すごく優しく勉強教えてくれて、優しい人なんだなって気付いて、気になりました」
さかた校長「何かすごく辛いのかなと思いながらも、その子を想いながら話してるワクワクが伝わって来てるよ」
ウパルンルン「(笑)」
こもり教頭「その子はどんな人なの?」
ウパルンルン「剣道部の、すごく背が高くて、頭がいいです」
こもり教頭「最近、SCHOOL OF LOCK!で剣道部でスペックの高い男子に恋する女子、多くない?」
さかた校長「多いね。これ剣道部ブーム?」
こもり教頭「俺、偏見かな。さかた校長見てるから」
さかた校長「ふざけんなって! 俺も、小1から高3まで剣道部だったんだけど、剣道部はいい男多いよ」
ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「どんどん気持ちは加速していったか?」
ウパルンルン「そうですね(笑)」
こもり教頭「今のはしてた感じだな(笑)」
さかた校長「で、席替えしちゃったのか。席替えはどのぐらいのルーティーンでやってるの?」
ウパルンルン「2ヶ月ぐらいです」
こもり教頭「じゃ隣になって、ちょっと気になってきて、やっと喋れるようになってきたら席替えになっちゃったってことか」

ウパルンルン「はい」
こもり教頭「でも今、冬休みじゃない」
ウパルンルン「そうです」
こもり教頭「じゃ、席替えしてすぐに冬休みに入っちゃったのか」
ウパルンルン「そうなんです~」
こもり教頭「うわ、焦らされてるね~」
ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「何か連絡を取る手段はあるの?」
ウパルンルン「あんまり話も聞かなくて、スマホを持ってるのかもわからないんです」
こもり教頭「なるほど~。連絡手段がないのかぁ」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「冬休みは学校に行くこともない?」
ウパルンルン「ないです」
こもり教頭「それは会う機会がないなぁ。話せなくなったまま冬休みは元気なくなるな」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「でも、今、話してみて、少し楽になった?」
ウパルンルン「なりました(笑)」
さかた校長「でももっと楽になりたいというか、元気になりたいか?」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「うってつけの場所があるよ。元気になりたい教室に行こうか。今、扉があるだろ? これを開けて、中に入ってくれ!」
ウパルンルン「はい。失礼します」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「(第九のメロディに乗せてハイテンションで)いらっしゃい~!」

眉村先生「待ってたよ~ウパルンルン~~~」
ウパルンルン「(笑)」
眉村先生「実は私、耳をそばだてて、全部聞いてましたよ。ドア越しで聞いてたわよ」
さかた校長「聞いてたんだ(笑)」
こもり教頭「でも、ドア越しだったんだね」
ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「話を聞いて、どうですか?」
眉村先生「私は冬休みの会えない時間が愛を育むと思いますよ。勉強を教えてくれるの絶対に脈アリだもん。あんまり話さない子がちゃんと教えてくれるのは嫌な気持ちはないはずだから。むしろ好印象だと思うよ。恥ずかしい。聞いてて照れちゃった~」
ウパルンルン「おぉ~」
さかた校長「眉村先生が顔抑えて照れちゃってるやん(笑)
眉村先生が脈アリって言ってくれてるけど、自分の中では何かあるの?」
ウパルンルン「でも、たまに脈アリなのかなって思う時は(笑)」
さかた校長「え! 脈ルンルンってこと?(笑)」
眉村先生・ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「ってことは、そうなのかもしれんな~」
ウパルンルン「はい」
眉村先生「自信持った方がいい。自信持ってる女の子カワイイもん」
さかた校長「たぶん笑顔も素敵だし、明るいし」
眉村先生「うん、よく笑うし」
さかた校長「よく笑うって最高だからね」
ウパルンルン「はい」
さかた校長「それを隣で見てた男子は、特等席で見てるからね」
ウパルンルン「(笑)」
こもり教頭「今のちょっとハズい。もう一回言ってもらっていい?(笑)」
さかた校長「だから、よく笑う素敵な笑顔を、好きな男の子は特等席で見てるわけだからな」
こもり教頭・ウパルンルン「(笑)」
<第九に乗って、さかた校長&眉村先生歌う>
眉村先生「ねぇねぇ、脈ルンルンに聞きたいことがあるんだけど、その彼の好きなところを5個教えて欲しいな」
ウパルンルン「えっと、目が合ったらニコッとしてくれる」
眉村先生「目が合ったらニコッとするの。きゃ~。優しい」
さかた校長「ヤバい。あと4つもあるぞ」
ウパルンルン「話をしてる時に真剣に聞いてくれる」
眉村先生「優しい~、いい男じゃん! もうそいつにしな! 決まり決まり!」
こもり教頭「せめてあと3つ聞いて(笑)」
さかた校長「3つ目」
ウパルンルン「身長差が結構あるんですけど、そういう時に目線を合わせるためにかがんでくれる」
眉村先生「きゃ~!!!」

こもり教頭「それはヤバいわ!」
眉村先生「優しい~!」
さかた校長「あぶね! 眉村先生、一瞬気絶したよね」
こもり教頭「教室の窓から頭出るくらい反ってたもんね」
さかた校長「じゃ4つ目いこうか」
ウパルンルン「真剣に勉強に取り組んでるところ、カッコイイです」
眉村先生「一生懸命、勉強してる人はカッコいいもん」
さかた校長「何かに打ち込む姿や眼差しを尊敬出来てるわけだからな~。5コ目聞きます?」
眉村先生「聞きましょう」
ウパルンルン「私が休んだ時があって、その時にノート見せてくれて、“大丈夫?”って心配してくれたところです(笑)」
<第九、眉村先生歌い上げる>
ウパルンルン「(笑)」
眉村先生「もう結婚」
さかた校長「結婚は早いって(笑)」
こもり教頭「最高だな~」
さかた校長「そのノート見せて“大丈夫”はすご過ぎるね」
ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「俺も休みて~!」
こもり教頭「それめちゃくちゃ休むわ!」
眉村先生「ホントだ。休みたいなぁ!」
ウパルンルン「(笑)」
眉村先生「その借りたノートに“ありがと”って書いて返したら、どう?」
ウパルンルン「あ~~、いいですね(笑)」
眉村先生「キュンキュンするよ!」
こもり教頭「そんなんやられたら、男子ぶっ飛ぶぜ!」
眉村先生「ぶっ飛ぶぜ~(笑)」
こもり教頭「どっっひゃ~~ってなるもん」
眉村先生・ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「もうそれなら、席が隣じゃなくていいぞ」
こもり教頭「逆にその方がいい」
眉村先生「そうだね」
こもり教頭「その方が書く意味があるもん。最悪“なんで?”って言われた時に“だって席が離れちゃったから直接言えるタイミングなくなっちゃったじゃん。だから書いたんだよ”って。そしたら、もしかしたら、また向こうから返ってきた時にメッセージが書いてあって。で、交換日記が始まって!! そしたら、恋が生まれるかもしれな~~~い!!!」

眉村先生「わ~!!!!」
<再び、第九 & 爆発音どかーん!>

さかた校長「早い早い!(笑) 何か爆発してるからさ(笑)」
眉村先生「落ち着け落ち着け」
こもり教頭「最高だな、ウパルンルン」
ウパルンルン「(笑)」
眉村先生「いいね~」
さかた校長「やって欲しいな~」
眉村先生「応援するわ~」
ウパルンルン「はい(笑)」
さかた校長「どう? 元気になったか?」
ウパルンルン「なりました(笑)」
さかた校長・こもり教頭・眉村先生「(笑)」
さかた校長「何なら、俺たちが爆上げしちゃったからな(笑)」
こもり教頭「ウパルンルン、下手したら、ちょっと疲れてるじゃないか(笑)」
さかた校長「結婚した感じになっちゃってるかも(笑)」
眉村先生「(笑)」
ウパルンルン「(笑)」
さかた校長「でも、元気になってよかったよ」
こもり教頭「よかった」
さかた校長「ちょっと年末年始、会えないかもしれないけど、眉村先生言ったように、その気持ちを育んで欲しいな」
眉村先生「そう」
ウパルンルン「はい」
眉村先生「冬休み終わったら、席離れてても“おはよう”だけは言った方がいいよ」
こもり教頭「絶対言った方がいい」
眉村先生「毎日話しかけることが大切」
ウパルンルン「はい、言います」
さかた校長「最後、テクニカルなこと言ったな(笑)」
眉村先生「言った方がいい絶対」
さかた校長「じゃ、頑張れよ~」
こもり教頭「頑張ってね」
眉村先生「頑張って~!」
ウパルンルン「頑張ります!」
♪ 夜の女王アリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え / 眉村ちあき
さかた校長「今日はオペラの回ですか?」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「もう気持ちが高ぶってしょうがないですよ」
眉村先生「胸がブンババボンですよ(笑)」
さかた校長・こもり教頭「胸がブンババボン」
眉村先生「こっちが元気もらっちゃってます」
こもり教頭「僕も叫びすぎて、喉がデロデロですもん」
さかた校長「表現がわかんないんだよ」
眉村先生「(笑)」
眉村先生元気すぎる!
テンションの上がり方が………笑
僕も脈アリアリさんと眉村先生の話で元気になりました!
好きな子には勉強教えちゃうな~ いい恋を!
男性/17歳/群馬県
2020-12-29 22:46
さかた校長「ラジオネームはウパルンルンなんよ。脈アリアリじゃないよ」
眉村先生「(笑)」
こもり教頭「俺らが勝手に変えちゃってね」
さかた校長「脈ルンルンとか言ったけど(笑) もしかしたら本当に改名するんじゃない?」
眉村先生「(笑)」

さかた校長「これは人間讃歌だからね」
こもり教頭「でも、こういう話ってテンション上がりますよね」
眉村先生「あの『歓喜の歌』が恋の歌に聞こえます」
こもり教頭「いや、今、パリピの曲に聞こえるって話になったんで、すぐに変えるのは…」
眉村先生「あ、ごめんごめん(笑)」
こもり教頭「せめてこのくだりはそれで通して欲しかった…」
さかた校長「一瞬一瞬を生き過ぎなんですよ」
眉村先生「ごめん、生き急いじゃって(笑)」
こもり教頭「ゼロイチで生き過ぎです」
眉村先生「ごめんなさい(笑)」
さかた校長「もう生き急いでいきましょ(笑) 駆け抜け人生だから」
こもり教頭・眉村先生「(笑)」
さかた校長「あと最後に、眉村先生がテクニカルな話をしたのが…」
こもり教頭「そう。最後“あんたが冷静なんかい!”って」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「いい先生だなって思った(笑)」

♪ 偏差値2ダンス feat.玉屋2060%(Wienners) / 眉村ちあき
さかた校長「ちょっと眉村先生に挨拶しに行こう」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「BGMない(汗) 待ってたよ~」
<ガラガラ、ドア閉める>
こもり教頭「眉村先生が“BGMない”って言ったら、あの音楽はどこから来てるのかって話になるよね」
<ガラガラとドア開ける>
<第九>
眉村先生「これこれ~。この曲聴きたかった~」
<ガラガラ、ドア閉める>
さかた校長「あ」
こもり教頭「怖いね~」
<ガラガラとドア開ける>
<第九>
眉村先生「おかえり~」
<ガラガラ、ドア閉める>
さかた校長「もう、このまま扉を開けましょう~」
こもり教頭「(笑)」
<ピュゥゥ~~~~>
こもり教頭「本当に廊下は寒いよ~」
さかた校長「暖房効いてる、眉村先生の部屋に行きましょう」
<ガラガラとドア開ける>
眉村先生「あ、鳴らない(汗) 次はRAPでいこうと思ったら鳴らんのかい(笑)」
さかた校長「急にラップバトルは無理だったな(笑)」
今日の授業を途中から聴き始めたんですけど、眉村先生がいらしてると知らないで聴いてたので途中までオペラ歌手の先生が来校したんだと思ってました笑 先生の声量で今日の嫌なことぜんぶ吹っ飛んじゃいます!ありがとうございます!!
女性/22歳/神奈川県
2020-12-29 23:02
眉村先生「よかった~! あなたが元気になることが~世界が平和~~~~~~」
さかた校長「LOVE&PEACE!」
眉村先生「LOVE&PEACE、LOVELOVELOVE、LOVE&PEACE、夜はこれからだぜ~」
さかた校長「イェ~イェ~」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「楽し!(笑)」
こもり教頭「楽しいけど、ホントにちょっとだけ、罪悪感あるもん」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「なんでだよ(笑)」
こもり教頭「“今日これでいいのかな?”って思う時がある。終わった時に“今日も頑張った”って言っていいのかなとか、ちょっと上の職員の人から怒られるんじゃないのかなって、正直ちょっとだけ思ってる(笑)」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「俺は、上の職員さんも生徒たちも“あ~年末だな~。いいっしょ~”って思ってると(笑)」
こもり教頭・眉村先生「(笑)」
さかた校長「この1年はどんなことがありました?(低い声で)」
眉村先生「この1年は、ずっと曲しか作ってなかったし、山とかにこもった(低い声で)」

さかた校長「山ごもりした?(低い声で)」
こもり教頭「すごいですよね」
眉村先生「ニャンちゅうみたい」
さかた校長「ニャンちゅうです(低い声で)」
こもり教頭「途中から、何か聞いたことあるなと思った」
さかた校長「オペラの低い方をやろうと思ったら。と言うか、今人生で初めてニャンちゅうのモノマネしてる。出来たんだ俺(低い声で)」
こもり教頭「(笑) 出来てるか出来てないかで言ったら、出来てないと思う」
さかた校長「出来てなかった(低い声で) (戻って)でも、山ごもり?」
眉村先生「部屋ごもりもしたし」
こもり教頭「部屋ごもり(低い声で)」
眉村先生「あれ、こっちにもいる(笑) 」
こもり教頭「俺も部屋ごもりしたかもね~(低い声で)」
眉村先生「みんなで部屋ごもりしよ!」
さかた校長「教頭、これは職員に怒られるかもしれない」
こもり教頭「そうか。これは怒られるか」
<ボカッ>
こもり教頭「痛っ」
さかた校長「もう部屋から出ないでおこう」
こもり教頭「でも、今のってドア開けたら、眉村先生がちょっと出て来ちゃって、廊下で立ち話して怒られたって状況だと思う」
さかた校長「もう教室入っちゃおう」
こもり教頭「もう入れてもらえないさ」
さかた校長「じゃ一旦、眉村先生は居てもらって、生放送教室に戻ろう。元気がない生徒の話も聞かないといけないから」
こもり教頭「そうね。じゃちょっと待っててくださいね」
眉村先生「はい、わかりました。オッケー。待ち待ち」
<ガラガラ>
さかた校長「じゃ、落ち着いたところで、生徒に話を聞いていきますか」
虚数のi 神奈川県 16歳 女性
さかた校長「学年は?」
虚数のi「高校1年生です」
さかた校長「元気ないの?」
虚数のi「そうですね」
さかた校長「俺たちは元気あり余ってるから分けてあげたいけど。なんで元気ないか教えてもらっていい?」
虚数のi「冬休みの宿題が多過ぎて、お正月含めてずっとやらないと終わらない量を出されてしまったからです」
さかた校長「うわ、切実!」
こもり教頭「冬休みってお正月も挟むから辛いよなぁ」
虚数のi「はい」
さかた校長「ちなみに、いつからいつまで冬休み?」
虚数のi「(この前の)土曜日(12月26日)から、(1月)3日までです」
こもり教頭「短くない?」
虚数のi「4日から部活なので」
さかた校長「部活始まったら宿題出来ないから、3日までに仕留めないといけないのか」
虚数のi「そうですね」
さかた校長「何が出てるの?」
虚数のi「出てる量はそんなにないんですけど、古文の宿題がすごく多くて。9月から12月にやった問題集を提出することが宿題なんですけど、私は提出することを知らなくて、この4ヶ月、全く問題集をやっていなかったので」
さかた校長「なるほどね。じゃ冬休み分で済むところを、4ヶ月分をこの1週間ぐらいでやらないといけないってこと?」
虚数のi「はい」
こもり教頭「それは憂鬱だわ~」
さかた校長「古文は好きなの? 嫌いなの?」
虚数のi「一番嫌いです」
こもり教頭「だからやってなかったのもあるんだろうな。俺も古文嫌いだったな~」
さかた校長「宿題、こんなになかったら、何をしたかったの?」
虚数のi「コロナもなかったら、おばあちゃん家とか行きたかったです」
さかた校長「毎年行ってるの?」
虚数のi「はい」
さかた校長「いつもは正月はゆっくりしたいからね」
虚数のi「はい」
さかた校長「何かコレ食べようとかあるの?」
虚数のi「はい。栗きんとんが好きなので」
さかた校長「渋いね、いいね」
虚数のi「はい」
さかた校長「おせちもいつも食べるってこと?」
虚数のi「いつも祖母が手作りで作ってくれるので」
さかた校長「俺も作ってくれてたけど、好き嫌いがあり過ぎて食べられなかったんだよね。でも、おばあちゃんの手作り、いいね」
虚数のi「はい」
さかた校長「正月っていろんな番組もあるじゃん。何か見たかったのとかある?」
虚数のi「弟が受験生なので、年末とお正月、テレビ禁止なんです」
さかた校長「えぇ! そうか」
虚数のi「はい」
さかた校長「もう家族で頑張ろうってことか」
虚数のi「はい」
さかた校長「弟にとっては嬉しいし、頑張ろうって思えるかもしれないけど。でも見られるなら、何を見たかった?」
虚数のi「やっぱりガキ使とか紅白とか見たかったです」
さかた校長「大晦日ね~ 年に1回のスペシャルだもんな」
虚数のi「はい」
さかた校長「そうか。正月休みゆっくり出来ない分、元気を蓄えることも出来ないだろうから、元気出したいな~」
虚数のi「はい、出したいです!」
さかた校長「とっておきのところがあるわ。その名も“元気になりたい教室”なんだけど、ちょっと一緒に行くか!」
虚数のi「はい!」
さかた校長「じゃ、この扉ガッと開けちゃってよ!」
虚数のi「はい。失礼します」
<ガラガラとドア開ける>
<第九>
眉村先生「待ってたよ~。テレビ我慢して偉すぎる~」
さかた校長「眉村先生どうですか? イレギュラーな冬休みの宿題」
眉村先生「私、宿題とかマジで全然やらなかったタイプなんですよね、この場で言うのもなんですけど」
さかた校長「今、宿題を思い出して、この世の終わりみたいな顔してますよ」
眉村先生「もう地獄。私も古文が苦手でした。何を言ってるのかわからなくて」
さかた校長「ご先祖様の言葉ではあるんだけど」
こもり教頭「だって現代文も何言ってるかわからなかったもんな」
眉村先生「それは現代語、喋ってます(笑)」
こもり教頭「いや、コミュニケーションは出来る。文にされるとよくわからない」
眉村先生「作者の意図を読み取るとか」
こもり教頭「読めないね~」
さかた校長「俺、意図を読むの得意だけどな」
こもり教頭「虚数のiは現代文はいける?」
虚数のi「いや、無理です」
こもり教頭「俺と一緒だ。教頭派」
さかた校長「一番好きなのは?」
虚数のi「数学です」
さかた校長「“虚数のi”って言ってるぐらいだもんね。成績的にも自信あるの?」
虚数のi「来月は数学オリンピックの日本予選に出ます」
さかた校長・眉村先生「え!?」
こもり教頭「全然意味がわからない」
眉村先生「数学オリンピック?」
虚数のi「はい」
さかた校長「どれぐらいなの? 今、高1だけど、高3レベルぐらい出来てるってこと?」
虚数のi「そんなこともないです」
さかた校長「数学オリンピックって何をするの?」
虚数のi「公式を使うってよりは、深く考える問題を何時間か解いて、出来る人は本予選とか世界大会まで行けるっていうものです」
さかた校長「証明問題みたいなこと?」
虚数のi「そういう問題もあります」
こもり教頭「“タカシくんは時速10キロで~”」
さかた校長「おい!」
眉村先生「それは小学生ぐらいでしょ! 証明は大変ですよね」
さかた校長「タカシくんは算数でしょ!」
こもり教頭「(笑) タカシくんバカにするなよ!」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「タカシくん自体はバカにしてないわ(笑)」
眉村先生「私、理系だったんで、少しはわかりますよ。まず“何々をXとして~”とかだよね?」
虚数のi「はい」
さかた校長「虚数のiも理系にいこうとしてる?」
虚数のi「はい。理系です」
さかた校長「今?」
虚数のi「あ、来年から理系に」
さかた校長「2年生からわかれるからね。俺は文系にしたから全然わからないわ」
眉村先生「カッコいいな~」
こもり教頭「俺、数学ってカッコいいと思うんだよね」
さかた校長「来月の数学オリンピックって、何予選? 地方予選とかあるの?」
虚数のi「いや、一気に日本予選なんです」
こもり教頭「ハンパね~」
眉村先生「(笑)」
さかた校長「で、日本代表を決めるみたいな感じ?」
虚数のi「決勝戦に行ける人を選ぶみたいな感じです」
こもり教頭「そこに向けては、どんな準備をしていくの?」
虚数のi「過去問を解いたり、毎日数学に触れることぐらいです」
眉村先生「じゃ、毎日、数学を解いてるんだ?」
虚数のi「はい。まぁ好きなので」
眉村先生「すごい!」
さかた校長「数学が好きになったきっかけってあるの?」
虚数のi「数学が本当に好きな友達に会って、そこから」
こもり教頭「友達の影響なんだ?」
虚数のi「はい」
こもり教頭「友達が数学いっぱい教えてくれるから楽しくてってこと?」
虚数のi「はい」
さかた校長「将来的に数学関連のことを、って思ったりもするの?」
虚数のi「いや、それはないです」
こもり教頭「本当に趣味で好きってこと?」
虚数のi「はい」
眉村先生「ただ好きでしょうがないってことだ」
こもり教頭「え~、俺、同級生に虚数のi欲しかった。いっぱい教えて欲しかった~」
眉村先生「(笑)」
こもり教頭「数Iとか全然出来なくて、先生にバチゴゴ怒られたもん」
眉村先生「そんなに(笑) でも、数学って答えがあるからいいんですよ。私、ちょっと虚数のiの気持ちわかる。答えが合ってピコッ!ってなる。それで嬉しいよね」
虚数のi「はい」
さかた校長「ピクミンか!」
こもり教頭「(笑)」」
眉村先生「テンションが上がるんですよ。“答えキター!”って。恋愛とは全然違うんですよ」
さかた校長「確かに」
眉村先生「答えがない、一番難しいのは恋愛だと思ってて」
さかた校長「(笑)」
こもり教頭「急に繋げましたね(笑)」
眉村先生「でも、数学は裏切らないですよね?」
虚数のi「はい」
さかた校長「数学は必ず答えがあるからな~ でも、今は古文の宿題をしないといけないからな」
虚数のi「はい」
さかた校長「眉村先生、ちょっと元気を出すようなこと、してもらってもいいですかね?」
眉村先生「嫌いなものを無理に好きになるようなアドバイスは違うなと思ってるから、嫌いなものは“嫌いだー!!!”っていう元気の付け方しようと思って」
こもり教頭「なるほど」
眉村先生「虚数のiと言葉のやり取りをしたい」
虚数のi「はい」
眉村先生「私が“古文は?”って言ったら、“大嫌ぁ~い!”って言って欲しい」
虚数のi「はい」
眉村先生「“数学は?”って言ったら、“大好きぃ~い!”って言って欲しいの」
さかた校長「ライブのコール&レスポンスの感じでね」
眉村先生「あと“ガキ使が?”“見たぁ~い!”とか」
虚数のi「(笑)」
さかた校長「いけるか? ちょっと元気を無理くり。じゃお願いします!」
眉村先生「よっしゃ、これ試合だから! 行くよ!!!」
さかた校長「ちょっと止めます(笑)」
眉村先生「何なに(笑)」
さかた校長「いきなりそんなは心臓がギュッとなるから(笑)」
こもり教頭「試合ではないです(笑)」
眉村先生「私はよくライブをするので、ライブの気持ちで」
さかた校長「はい、じゃそれで、眉村先生に任せますよ」
眉村先生「エブリバディ! いけんのかーい!」
さかた校長「イエーイ!」
眉村先生「そう、そんな感じ。調子はどうだーい!」
さかた校長・こもり教頭「イエーイ!」
眉村先生「虚数のi調子はいい感じかい?」
虚数のi「イエイ!」
眉村先生「古文は?」
虚数のi「大嫌い!」
眉村先生「数学は?」
虚数のi「大好き!」
眉村先生「ガキ使が?」
虚数のi「見たーい!」
眉村先生「今、宿題をやり始めて、超偉~い!」
さかた校長・こもり教頭「イエーイ!」
眉村先生「ごめん。最後、自分で全部言っちゃった(笑)」
さかた校長「最後、コール&コールに(笑)」
眉村先生「でも、虚数のiは本当に偉いと思う。嫌いって言ってても始めてるって言ってたから」
さかた校長「そう。向き合ってますからね」
眉村先生「それ大事だよ、人間として。やりたくないことっていっぱいあるじゃないですか。大人になったら“なんでこんなことで怒られないといけないの?”とか“それ私やってないのに”って冤罪みたいに怒られ方することもあるし。でも、こういう宿題とかで、そういうの備わるよね」

さかた校長「(笑)」
眉村先生「虚数のiは最高の人間になれると思う」
さかた校長「だから向き合ってる時点でマジで偉いからね」
虚数のi「ありがとうございます」
さかた校長「好きなものは好き、嫌いなものは嫌いでいいからさ。どんどんテンション上げて叫んで行こうぜ!」
虚数のi「はい」
さかた校長「どうだ? 少しは元気になったか?」
眉村先生「(笑)」
虚数のi「はい! なりました!」
眉村先生「かわいい!」
さかた校長「良かった! その元気のまま突っ走って、来年も数学を愛してくれよ!」
虚数のi「はい!」
さかた校長「ありがとな!」
こもり教頭「ありがと!」
眉村先生「ありがとー!!」
虚数のi「ありがとうございました!」
♪ 冒険隊 ~森の勇者~ / 眉村ちあき
今浪人生活で、受験が迫ってきてここ最近毎日苦しかったけど久しぶりにSOL聴いたら眉村ちあき先生のおかげで笑って元気になれました。ありがとうございます笑笑
女性/18歳/千葉県
2020-12-29 23:33
さかた校長「良かった。何よりだわ。今は勉強しんどいと思うけど」
さかた校長「俺たちがテンション高くあることが伝染してくれたらいいよね」
こもり教頭「いいよね」
今日の黒板

『悩みは全部ネタになる!』
♪ 手を取り合うからね / 眉村ちあき
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!
この曲も今日話したみたいに、1人で背負わず、みんなでシェアすることで、こっちも笑うしハッピーになるし」
眉村先生「悩みをシェアするのってめっちゃいいなって思いました。笑いに変えちゃえばいいんだって思った」
さかた校長「今日はオペラも最高でしたよ」
眉村先生「いましたね(笑)」
さかた校長「今日の放送を振り返って時に“あれ、なんでオペラだったんだろう?”って生徒も思うかもしれないけど“でも笑ったしな”って」
<第九>
眉村先生「(歌う~)」
さかた校長「♪(第九に乗って歌いながら)SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!~」
こもり教頭「♪(第九に乗って歌いながら)起立! 礼!~」
さかた校長・こもり教頭・眉村先生「♪(第九に乗って歌いながら)また明日~~~~~~!!!!」

さかた校長の放送後記
全部の夜を分かち合おうぜ。 キミのしんどい夜、オレにもくれよ。
こもり教頭の放送後記
化学反応が起きてケミカルな授業になった。
鐃緒申膀��э申鐃緒申鐃緒申鐃緒申膀�鐃緒申鐃緒申��鐃緒申鐃緒申
Music 2020.12.29PLAYLIST
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眉村ちあき ニューアルバム『日本元気女歌手』は「自己肯定感爆上げで作った」
眉村ちあきさんが、12月29日(火)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が、12月14日に行われた日本武道館公演『日本元気女歌手 〜夢だけど夢じゃなかった〜』や、9日リリースのニューアルバム『日本元気女歌手』の感想を伝えました。