コンプレックスを前向きに捉えよう！「とにかく明るい！コンプレックス逆電！」 | SCHOOL OF LOCK!

コンプレックスを前向きに捉えよう！
「とにかく明るい！コンプレックス逆電！」

2017.07.12

生放送教室

今日は生放送教室の授業が始まる前からストレッチをして気合を入れているとーやま校長！　その理由は…！

『あの日の声』

とーやま校長「2017年4月6日東京は代々木第一体育館。欅坂46のデビュー1周年記念ライブが行われた日！」
　　　　　　
あしざわ教頭「当日は校長も見に行ってましたよね」

とーやま校長「3ヶ月以上たった今でも、あの時見たものをすぐに思い出せるし、細胞レベルでビシビシ感じている自分がいたことを覚えている！
いろんなアーティスト講師のライブを見させてもらったけど、衝撃だったね！ありきたりな言葉になるけど、本当にすごかった！　あの日、会場に集まったファンは1万2000人！　その1万2000人の声が、来週リリースされる欅坂46のファーストアルバムに収録されている！　その楽曲のタイトルは…『Overture』！」

『Overture』とは、音楽用語で『序曲』という意味で、アイドルグループがライブ公演の開演時に用いる曲のことも、こう呼びます！

とーやま校長「つまりこれは、ライブの始まりを告げる楽曲！　しかも欅坂46の『Overture』にはオーディエンスが大合唱できるパートがある！　俺は今まで全く聞いたことがなかったし、その時点で曲になってるなって思った」

あしざわ教頭「みんなの声で完成している感じですね！」

とーやま校長「セットリストで言えば1曲目になるんだろうね。その収録が行われたのが、2017年4月6日代々木第一体育館！　1万2000人が大合唱した“あの日の声”が、この『Overture』に収められている！」

あしざわ教頭「ライブアルバムならまだしも、オリジナルアルバムに1万2000人のファンの声が収録されるってすごいですよね！　……あれ？　ってことは校長の声も入ってるってことですか？」

とーやま校長「入ってねぇよ…。直前までこの場にいました！　でも、SCHOOL OF LOCK!があるから……」

あしざわ教頭「そうか～！　これは辛い！」

とーやま校長「でも、会場の外にもチケットを入手できなかったファンのみんながいたりとか、全国のみんなの声も入っているものだと思っている！　もちろん、お前の声は入ってるんだよな？」

???「はい！　入ってます！」

たこつぶ　徳島県　17歳　男性　高校3年生

とーやま校長「4月6日、徳島から東京に来てたってこと？」

たこつぶ「飛行機で行きました！」

あしざわ教頭「気合入ってる～！」

とーやま校長「当日は誰と見たの？」

たこつぶ「当日は友達と見ました！」

今までロック系のライブは行っていたけど、アイドルのライブは初めてだったというRN たこつぶ！
テレビでダンスを踊っているのを見て、「カッコイイ！」と思い、欅坂46に惹かれたのだという。

とーやま校長「もちろん、みんな可愛いんだけど、カッコイイっていうのが先に来ちゃうよね！　ライブはどうだった？」

たこつぶ「最高でした！」

とーやま校長「どうもありがとう！」

あしざわ教頭「誰に対して？（笑）」

とーやま校長「同じ仲間として嬉しいんだよ！　『Overture』のレコーディングはどんな感じだったの？」

たこつぶ「会場では練習したんですけど、そこから一丸となって盛り上がってました！」

とーやま校長「がっつり声出せたの？」

たこつぶ「出しました！　友達も出してました！」

＜～♪＞

とーやま校長「出た！　曲名知らないけど代々木のやつ！」

あしざわ教頭「代々木のやつ？（笑）」

とーやま校長「開演前に会場でこういう曲がかかっていたりするじゃん？　それもテンション上がらなかった？」

たこつぶ「めっちゃ上がりました！」

とーやま校長「じゃあこの後、お前の声も入っている『Overture』、オンエアするからな！」

たこつぶ「はい！　僕も一緒に歌います！」

とーやま校長「ラジオの前の欅ファン！　みんなも一緒に歌ったらいいよ！」

あしざわ教頭「RN けろぽんぬ、RN マロンさん、 RN MARK46 、聴いてるかー！」

とーやま校長「RN 天国から迎えに来てくれたチーズ！　最高の誕生日プレゼントになるぞ！」

このラジオを通して代々木の声とひとつになってくれ！
改めて『Overture』に全てのファンの思いを詰め込んでほしい！

本日のSCHOOL OF LOCK! は、欅坂46の『Overture』からスタートだ!!

♪　Overture　／　欅坂46

とーやま校長「いや、震えるね！　1万2000人の声だけど、10万人にも100万人にも聴こえるね！　これからさらに欅坂46というものは大きくなっていくわけで、どんどんあの歓声も数が増えていくと思う！」

あしざわ教頭「戦士の声のようでしたね！　みんな声が勇ましい！」

とーやま校長「みんなの声から送り出された『サイレントマジョリティー』ってことよ！」

あしざわ教頭「カッコイイ！　マジでカッコイイわ！」

とーやま校長「その間を縫って凛々しい顔をした平手友梨奈が歩いて来るんだよ！　なんだよ！　どうなってるんだよ！　女子クラスに来週来るんだろ！」

あしざわ教頭「なんで怒ってるんですか？（笑）」

とーやま校長「ともピッピが来るじゃん！　めっちゃキャラってるじゃん！　エモキャラっているよね！」

あしざわ教頭「ちょっと行き過ぎちゃってわからない（笑）」

とーやま校長「アルバムも発売になるし、さらにその週末には富士急ハイランド2DAYSだよ！　止まらないね！」

＜ドアが開く音＞

あしざわ教頭「なんだなんだ？」

とーやま校長「ちょっと待ってください。これは、GIRLS LOCKS!でいつもある、急に手紙が来るやつだね。読みますよ？」

とーやま校長「来週、7月17日（月）のGIRLS LOCKS!で、『危なっかしい計画』初フルオンエア!?」

あしざわ教頭「マジですか！」

とーやま校長「新曲もいち早く届けてもらえるし、ありがたい話だね！」

ということで！　来週7月17日（月）のGIRLS LOCKS!にて欅坂46の新曲『危なっかしい計画』初フルオンエア！　みんな、楽しみにしててね！

そして『Overture』が収録されている、欅坂46 ファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』は、7月19日リリース！

今夜の授業テーマは…！

「とにかく明るい！コンプレックス逆電！」

＜♪ とにかく明るい安村さんのテーマ＞

とーやま校長「どんな人にもコンプレックスってのはあると思うんだけど、今日はそんなコンプレックスを明るく聞かせてくれたり
逆に、”このコンプレックス、実はこんなところで活用できるんです！”といったコンプレックスの活かし方など、とにかく明るく聞かせてほしいと思う！　ちなみに俺は眉毛が太いのが小学校の頃からコンプレックスだったりするんだよね」

あしざわ教頭「そうだったんですか？　だから前髪で隠してるってことなんですか？」

とーやま校長「髪で隠したり、工作用のハサミで切ったりしてた」

あしざわ教頭「怖い怖い！（笑）　自分を痛めつけないで！」

とーやま校長「教頭は何かコンプレックスある？」

あしざわ教頭「僕は……『前歯』ですかね」

とーやま校長「だろうね」

＜ヘイ！＞

あしざわ教頭「だろうね、じゃないよ。『ヘイ！』でもないし（笑）」

とーやま校長「安心してください？」

あしざわ教頭「……出てますよ！」

とーやま校長「（笑）」

あしざわ教頭「何が正解なのかわからない（笑）」

とーやま校長「前歯が3Dでおなじみのあしざわ教頭ですもんね」

あしざわ教頭「普通に歯は3Dなんだよ（笑）」

とーやま校長「でも、その歯のお陰で、人からすぐ顔を覚えられたりするよね？」

あしざわ教頭「まぁ、いじられたりすることによって、”歯が出ている人”って覚えられることはありますね」

とーやま校長「それってイイことじゃん！　もしかしたら俺たちと同じ様なコンプレックスを持ってたり、活かし方をわかってない生徒もいると思う！　なので今日は、コンプレックスを持つ明るい生徒の話を聞いてそんなに気負う必要はないぞ！　と背中を押していきたいと思う！」

「太ってるけど、冬はめちゃくちゃ暖かい！」
「天パーだけど、うまくセットすれば誰にも真似出来ないパーマヘアが作れる」
「背が低いおかげでいつまでも、お年玉がもらえる！」
などなど…

キミのコンプレックスと、そのメリットを学校掲示板に書き込んでくれ！
内容を他の生徒に見られたくない場合はメールでも大丈夫!!　待ってるぞ！

まず最初に逆電した生徒は…

ゆううううき　埼玉県　17歳　女性　高校3年生

とーやま校長「ゆううううきは、何に対してコンプレックスを持っているの？」

ゆううううき「とにかく、すぐに顔が赤くなります！」

あしざわ教頭「わかる！　そういうのあるよね」

小学生くらいの時に周りから「すぐ顔が赤くなるよね」と言われることがあって、そのことに気がついたというRN ゆううううき。

とーやま校長「俺も小さい頃、顔が赤くなりやすかったよ。恥ずかしいよね」

あしざわ教頭「しかも指摘されちゃうと余計に赤くなっちゃいそうだよね」

ゆううううき「はい」

とーやま校長「じゃあ、今まで”イヤだな～”って思うことはあったんだ？」

ゆううううき「ありました」

とーやま校長「でも、このコンプレックスのおかげで良いこともあったんだよね？」

ゆううううき「はい。一生懸命やってる感が伝わります！」

とーやま校長「なるほど！」

体育で持久走を走っている時など、すごく頑張っているように見えるのだそう！

とーやま校長「自分の中では20％くらいの力で走っていても、必死さが出てるんだね！　これはいつくらいに習得した技なの？」

ゆううううき「中学生くらいの時です」

とーやま校長「他にはどんなことがある？」

ゆううううき「あとは、今彼氏がいるんですけど…」

とーやま校長「あれだ！　いつかの放送部で言ってくれていたよね！　もう付き合ってどれくらいになるんだっけ？」

ゆううううき「1年です！」

とーやま校長「お前～！　俺の顔が赤くなっちゃうよ～」

あしざわ教頭「どういうこと？（笑）」

今でもお付き合いをしている彼氏と手を繋いだ時などもRN ゆううううきはすぐに顔が赤くなってしまうのだけど……。

ゆううううき「可愛いね、って言ってもらえて……（笑）」

とーやま校長「自分で言うの恥ずかしかったな（笑）」

あしざわ教頭「今まさに赤くなっているでしょうね」

とーやま校長「でも、確かにそうだね！　男子側からしたら、手を繋いだ瞬間に顔が赤くなってくれたら”こんな俺だけど、そういう風に思ってくれているんだ”って想いになるよね」

あしざわ教頭「テンション上がりますよ！」

とーやま校長「付き合って1年だっけ。彼氏と一緒にいて、1番赤くなった瞬間は何？」

ゆううううき「プリクラとか撮っている時に、急に顔とかが近くなると赤くなります…（照）」

とーやま校長「いや～イイねぇ」

あしざわ教頭「確かに、その反応はかわいいなぁ」

とーやま校長「今、ラジオを聞いていて”私も赤面症なんです”っていうやつは、必死感が出るって知れたね！　男子で顔が赤くなっちゃうってやつも、女子からしたら嬉しいはずじゃない？」

あしざわ教頭「告白する時に顔を赤くしながら一生懸命言っていたら、なんか嬉しいと思いますけどね！」

とーやま校長「じゃあ、自分のコンプレックスをそう思えるようになったんだ！」

ゆううううき「はい！」

とーやま校長「イイね！　なんか、ゆううううきのそういう感じも彼氏が好きなところの一つだと思うよ！　教えてくれてありがとう！」

あしざわ教頭「楽しそうだな～」

とーやま校長「これからも彼氏と一緒に赤くなれよ～！」

あしざわ教頭「どんないじり方だよ（笑）」

とーやま校長「明日とか、一緒に手を繋いで帰ったりしなさい！」

ゆううううき「はい！　ありがとうございました！」

♪　手を繋いで帰ろうか　／　欅坂46

■ 同じ！
私も、すぐ顔が赤くなります！特に、耳が凄いです笑
小学生の頃から気にしていて、緊張したり、暑いとすぐに赤くなります。
でも、みんなからは可愛いねとか言われるのでそれはそれでもういいかな、最近思うようになりました笑

青春いちご
女性/13歳/東京都
2017-07-12 22:39

とーやま校長「青春いちご！　ちょっとこの書き込みを聞いて！」

■ かわいいよね
顔赤くして手をパタパタさせて顔を扇ぐ女子…たまらないですね

栗羊羹
男性/18歳/岩手県
2017-07-12 22:40

あしざわ教頭「これはやったほうが良いね！」

とーやま校長「顔を赤くしてパタパタさせれば男子はキュンキュンきちゃうから！」

あしざわ教頭「どんどん取り込んでいけ！」

とーやま校長「でも、あざとくやるのはダメだぞ！　自然にやっちゃう分には全然大丈夫だから！」

続いては……

アンサンコ直人　鹿児島県　19歳　男性　大学2年生

とーやま校長「久しぶりじゃん！　どれくらいぶりだっけ？」

アンサンコ直人「喋ったのは去年の3月くらいですね」

とーやま校長「今、19歳ってことは、大学に行ってるの？」

アンサンコ直人「大学2年生です！」

とーやま校長「大きくなったな～！　ただ、アンサンコ直人もコンプレックスがあるんだよね？」

アンサンコ直人「あります！　とにかく太い、極太眉毛がコンプレックスです！」

とーやま校長「俺もわりと太い方なんだけど、極太ってことは結構ってことだよね。あ、写真送ってくれてるんだ！　見てもいい？」

アンサンコ直人「はい！」

RN アンサンコ直人が送ってくれた眉毛の写真！

とーやま校長「立派だね！」

あしざわ教頭「両津勘吉みたいな眉毛ですね！　男らしい！」

とーやま校長「めちゃめちゃ凛々しいし、毛量もすごいね！　小さい頃からこうなの？」

アンサンコ直人「こんな太さになっていたのは中学生くらいですね」

とーやま校長「その時に誰かに何かを言われて、それがコンプレックスに繋がったの？」

アンサンコ直人「高校時代に、眉毛が太いっていう理由で色々といじられたりしていて。自分、野球部に入っていたので坊主に眉毛っていう…」

あしざわ教頭「余計目立つんだ！」

アンサンコ直人「そうなんです。『大仏！』とか『ゲジ眉！』とか言われたことは多々ありました」

とーやま校長「アンサンコ直人と同じようなコンプレックスを持ったやつたくさんいると思うから、是非聞きたいんだけど、この眉毛でどんな良いことがあったの？」

アンサンコ直人「坊主で太眉だから1発で覚えてもらえるんですよ。それで友達が増えたりして、1回しかあってない人とバッタリ会っても”眉毛の人だ！”って感じになるんです」

とーやま校長「これは良いよね！　特に、これから働いたりする中で顔が覚えられて仕事が取れたりするかも知れないからね」

あしざわ教頭「大事なことかもね！」

他にも、大学で音楽を始めたRN アンサンコ直人！
オリジナルソングを作ろうと思った時に、「自分の眉毛があるじゃん！」となったのだそう。

とーやま校長「今までコンプレックスだったものを！」

アンサンコ直人「はい。それで『眉毛の歌』という歌を作ったんです！」

あしざわ教頭「自分のテーマソングを作ったの!?」

アンサンコ直人「作りました！」

とーやま校長「それ、歌ってもらうことできる？」

アンサンコ直人「できます！」

あしざわ教頭「聴かせてよ！　今、全国の眉毛太いやつが聴いているから！」

ということで、RN アンサンコ直人による「眉毛の歌www」！

♪　眉毛の歌www　／　アンサンコ直人

とーやま校長「明るいなぁ～（笑）　めっちゃいい！」

あしざわ教頭「ほっこりした！」

とーやま校長「ちょっとイヤな気持ちになった極太眉毛がこんなに人を明るくさせることになるとは思わなかったね！」

アンサンコ直人「そうなんですよ！」

あしざわ教頭「NHK『みんなのうた』とかですでに流れているだろ！」

とーやま校長「売り込みに行こうぜ！　これはいつくらいに作ったの？」

アンサンコ直人「3月くらいに作りました！」

とーやま校長「こんなにお前は楽しいものを持っているんだよ！　って、あの時の自分にも聴かせてあげたくない？　」

アンサンコ直人「そうですね！」

あしざわ教頭「良いものを持っているって気持ちになるな！」

とーやま校長「じゃあ、今も曲を作り続けているの？」

アンサンコ直人「はい。今も曲を作り続けていて、バンドを組んだり、シンガーソングライターとして路上ライブしたりしてます！」

とーやま校長「なんか、ちょっと眉毛のおかげみたいなところあるよね！」

アンサンコ直人「はい！」

最後に！　男子でも女子でも、眉毛が太くてコンプレックスだ。という生徒に向けて、アンサンコ直人から一言！

アンサンコ直人「眉毛が太いって言われていじられることもあるかも知れないけど、それは自分の持っている象徴だと思って生きていけば良いと思います！」

とーやま校長「象徴、シンボルだね！　言ってしまえば名刺がわりだもんね！　直人…大きくなったな！」

アンサンコ直人「大きくなりました！（笑）」

あしざわ教頭「急にお父さんみたいな（笑）」

とーやま校長「ありがとう！　大学も頑張れな！」

アンサンコ直人「ありがとうございます！」

♪　チューニング　／　ゆいちゃんず（欅坂46）

とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!を放送しているTOKYO FMのサイトには、オンエアリストと言って、流れた曲が載るんだけど、
今日の22時48分。アンサンコ直人『眉毛の歌www』。オンエアリストに載っております！」

あしざわ教頭「本当にすごい！」

とーやま校長「直人！　スクショしておけーーー!!!!」

■ 極太
眉毛の歌www凄くいい！CD出たら絶対買う
自分も極太だったけど切って整えてしまった
極太にしてれば良かった少し後悔（泣）

ニコルと
男性/15歳/宮城県
2017-07-12 22:50

とーやま校長「今から頑張って生やそう！」

あしざわ教頭「逆に太いのに戻すの？（笑）　でも、それくらい良かったってことですよね！」

とーやま校長「YouTubeとかにあげちゃダメなのかな？」

あしざわ教頭「そうですよね！　反響あるかも！」

■ さいこうw
眉毛の歌最高です！
声もいいしww
短所を長所で生かすのはすごいなと思います
自分もみならおう

光の島人(しまんちゅ)
男性/18歳/長崎県
2017-07-12 22:50

あしざわ教頭「曲調が明るかったのがまた楽しい気持ちになれましたよね！」

とーやま校長「そうだね！　みんなと肩組んでキャンプファイアーを囲んでも良さそうだよね」

あしざわ教頭「みんな眉毛が太いやつが集まったらすごく楽しそう！（笑）」

続いて逆電したのは…

DG さとーーー　宮城県　16歳　男性　高校2年生

とーやま校長「DG さとーーーも、コンプレックスがあったの？」

DG さとーーー「はい。メガネです！」

小学校3年生からメガネをかけているDG さとーーー！
小学校5年生の時は周りの人が全然かけておらず、自分でも似合わないなと思っていたのだそう。

とーやま校長「メガネをかけていることで、周りから何か言われたりしたの？」

DG さとーーー「それはあまりないんですけど、みんなかけていなくて自分だけかけていて、イヤだなぁって思ったりしました」

とーやま校長「人と違うから浮いちゃってる感じするしね。でも、これが”イイな”って思える瞬間があったんだよね？」

DG さとーーー「はい！　高校1年生の夏頃ですね」

ちょうど1年ほど前。RN DG さとーーーが、コンプレックスを「イイな」と思えた出来事とは……

DG さとーーー「あるテレビを見ていた時に、お笑い芸人のずん・飯尾さんの一発ギャグを見て、自分でもそのギャグを出来ないのかな？　と思ってやってみたのがきっかけです！」

とーやま校長「ずん・飯尾さんのどういうギャグ？　やってもらうこと出来たりする？」

DG さとーーー「出来ます！　……『忍法・メガネ残し』！」

とーやま校長・あしざわ教頭「（笑）」

とーやま校長「俺、これ知ってる！」

あしざわ教頭「むしろ、ギャグを知らないと何が起こってるのか分からないですよね（笑）」

どんなギャグか気になる生徒は、調べてみてね！

とーやま校長「ずん・飯尾さんのギャグを家でやってみたわけ？」

DG さとーーー「はい、家でやってみました。3ヶ月くらい練習していたんですけど…」

あしざわ教頭「そんなに!?（笑）」

とーやま校長「本当の忍法じゃないんだから（笑）　3ヶ月間、鏡見たりしながら一人で練習してたの？」

DG さとーーー「メガネがこの位置で大丈夫かな、とか練習してました」

とーやま校長「健気だね～」

あしざわ教頭「やるからにはちゃんとやらないとな！（笑）」

研究の結果、部活の人と面白いことをやり合いしている時にその一発ギャグを披露したところ、めっちゃウケたのだそう！

とーやま校長「あれだけイヤだったメガネが無いとウケなかったわけだからね！」

あしざわ教頭「そうですね！」

とーやま校長「ウケた瞬間、どんな気持ちだった？」

DG さとーーー「マジで3ヶ月やった甲斐があったなぁって思いました」

あしざわ教頭「あの血の滲むような努力が認められたな！」

DG さとーーー「はい！」

人前でギャグをやるような性格ではなかったけれど、そのギャップがすごかったのでみんなが笑ってくれたのだと話すRN DG さとーーー。今日も「忍法・メガネ残し」をやったのだとか！

とーやま校長「ロングランすぎるだろ（笑）　劇団四季の公演じゃないんだから！」

あしざわ教頭「1年間ずっと同じネタをやってるってこと？（笑）」

とーやま校長「俺もお笑い好きだから分かるけど、正直1年も見てたら”もういいって～”ってなるじゃん。どういう反応なわけ？」

DG さとーーー「今もちょっとだけウケてます！」

あしざわ教頭「マジか！（笑）　志村けんさんのアイーンみたいな感じになってるじゃん」

とーやま校長「往年のギャグのようなね！（笑）　見ているみんなは飯尾さんのギャグって分かっているってことだよね？」　

DG さとーーー「全然知らないです」

とーやま校長「じゃあ、みんなDG さとーーーのオリジナルだと思っているってこと？」

DG さとーーー「多分そう思われていると思います」

とーやま校長「これは問題だ…！　この間もさんまさんの番組で飯尾さんがギャグをやられているのを見ているし、他の生徒が見る可能性もあるわけじゃん。それでバレることがあるんじゃない？」

DG さとーーー「バレたらバレたで、違う忍法を自分で考えます！」

あしざわ教頭「練習に3ヶ月かかるんなら、もっと早めに考えておかないと！（笑）」

とーやま校長「でも、イヤだったメガネのおかげでちょっとしたヒーローになれたってことは、良かったよね！」

DG さとーーー「はい！」

とーやま校長「飯尾さんにも感謝だね」

あしざわ教頭「なんなら、飯尾さんの『メガネ残し』をテレビで見た時に飯尾さんがDG さとーーーをパクったと思われる可能性があるけどね（笑）」

とーやま校長「確かに！　その時は東京の浅井企画に菓子折り持って謝りに行けよ！」

DG さとーーー「（笑）」

とーやま校長「でも、俺は学生時代そんなこと出来なかったもんな～」

あしざわ教頭「ギャグをやるってこと自体、勇気がいるしな！」

とーやま校長「DG さとーーー、よくやった！　最後に、もう一回『忍法・メガネ残し』いただいてイイっすか？」

DG さとーーー「分かりました！　……『忍法・メガネ残し』！

あしざわ教頭「想像したら面白い（笑）」

とーやま校長「DG さとーーーは、エキセントリックなやつになったな！」

♪　エキセントリック　／　欅坂46

そして、本日最後に逆電した生徒のコンプレックスは……

音楽カメレオン　青森県　15歳　女性　高校1年生

音楽カメレオン「髪が天然パーマで剛毛なところがコンプレックスです！」

とーやま校長「天然パーマでさらに剛毛かぁ…。俺はストレートなんだけど、俺の弟がめっちゃ天パで、朝は学校に行く直前までドライヤーを当てていたんだよね。
だから、自分のコンプレックスじゃないけど、その気持ちは痛いほどわかる！　いつくらいからコンプレックスに思い始めたの？」

音楽カメレオン「小学校3年生になってからいきなり天パがひどくなって、髪がグリングリンしてました」

とーやま校長「その時から自覚し始めたんだ」

中学校の時には周りから天パをいじられたりして、「髪、腫れてるよ？」など言われたのだそう。

とーやま校長「しかも、剛毛なんだもんね。頑張ってドライヤーとかでストレートにしようとしたりした？」

音楽カメレオン「はいっ？」

あしざわ教頭「（笑）　校長先生、ちゃんと言ってください」

とーやま校長「ストレートにしようとして、クシとか使って頑張ってきたんだよね？」

音楽カメレオン「やりました！　アイロンとかも使ってみたんですけど、剛毛すぎてアイロンに髪の毛が勝っちゃうんです」

あしざわ教頭「そうか～…」

とーやま校長「そんな中、その天パが良かったって思えた出来事があったんだよね？」

音楽カメレオン「ありました！　面接の時とかって髪型を指摘されるんですけど、少し髪を寄せるだけで、指定の髪型になれるというか…。天パだから髪が固まっているんで、寄せると何をしてもそのままなんです！」

とーやま校長「乱れることがないのか！」

音楽カメレオン「ないです！」

あしざわ教頭「スゴイな!!」

とーやま校長「アルバイトだと整髪料がどうだとか言われちゃうけど、そんなのもお構いなしだ！」

音楽カメレオン「全然大丈夫です！」

あしざわ教頭「手があれば問題なしだもんね」

とーやま校長「これはイイね！　他にも良いことあるの？」

音楽カメレオン「お風呂から上がって、髪の毛を乾かした後に自分の髪の毛の様子を見て、次の日の湿度の高さがわかるんです」

とーやま校長「天気が読めるってこと!?」

音楽カメレオン「だいたい読めます」

とーやま校長「ちなみに、今日はもうお風呂はいった？」

音楽カメレオン「入りました！」

とーやま校長「明日の青森って天気どんな感じ？」

音楽カメレオン「えーっと…まだ（髪の毛が）グリングリンなんですよね」

とーやま校長・あしざわ教頭「（笑）」

 RN 音楽カメレオンの髪の毛天気予報によると、明日は湿気が高いので、不快指数高めとのこと！

とーやま校長「髪の毛がどうなったら天気が良いなってわかるの？」

音楽カメレオン「髪の毛を乾かして、ブラシでとかした後にいつもより真っ直ぐになるんですよ！」

とーやま校長「そうなると天気が良いってわかるんだ」

あしざわ教頭「周りの人たちは、音楽カメレオンが髪型で天気が分かるっていうのは知ってるの？」

音楽カメレオン「友達は、私の前髪を見れば天気が分かるって言ってます」

あしざわ教頭「そんなことあるんだ！　スゴイな～！」

とーやま校長「でも、それだけでめちゃくちゃ役になっているわけだからね！　何より、みんなで笑える平和な時間を音楽カメレオンが作っているってことだから、めっちゃ良かったね！」

あしざわ教頭「良かった良かった！」

とーやま校長「いつかはストレートにしてみたいって思ってる？」

音楽カメレオン「ストレートはかけたことあるんですけど、ストレートかけた部分を切ったら天パが再来してきたので、かけてもムダかな…って」

あしざわ教頭「再来（笑）」

とーやま校長「俺、音楽カメレオンとは今日初めて話すんだけど、喋っている時の感じとか、めっちゃ好き！」

あしざわ教頭「俺も大好き！」

とーやま校長「音楽カメレオンの周りの友達も俺と同じこと思っているはずだし、これからも幸せな時間が訪れるよ！」

音楽カメレオン「なら良かったです！」

とーやま校長「話聞かせてくれてありがとうね！」

そして、本日も黒板の時間になってしまいました！

『コンプレックス＝オリジナリティ』

自分ではちょっとイヤだなって思っていることも、人から見たら誰にもないものを持っているわけで。
考え方ひとつで自分の武器になるわけだ！　だから、コンプレックスは君だけのものを生み出すことができるものなんです！

♪　太陽は見上げる人を選ばない　／　欅坂46

あしざわ教頭「確かに、素敵なオリジナリティだと思いますし、今日逆電した生徒みんな自分がイヤだと思うものに早い段階で触れているというか」

とーやま校長「ちゃんと向き合っているよね！」

あしざわ教頭「それに対して、おもしろに変えたり、みんなと共有できていることがパワーになっている気がしますよね」

とーやま校長「この扉を開くのは早ければ早い方が良いんだなって思ったね！　大人になってもまだコンプレックスの扉が閉めっぱなしの時があるから」

あしざわ教頭「そう！　気にしちゃって結局言えないとかね」

とーやま校長「でも、扉を開けば友達が寄ってきてくれるからね！　みんな、話を聞かせてくれてどうもありがとう！」

【FAXイラスト】