親とうまくいっていない君の話を聞かせてほしい。

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


『 台風12号 』

とーやま校長「今、台風12号が迫ってきていて、土曜日に東京に上陸する恐れがある」

そして、今週末7月28日土曜日、29日日曜日の2日間は、10代限定の夏フェス、
未確認フェスティバルのファイナルステージに続く、
最後の審査、ライブステージを東京・渋谷O-WESTで行うことを予定している!

とーやま校長「ここに向けて遊びにきてくれる生徒のみんな、
十分に警戒して欲しいし、それでも来るのであれば交通網が麻痺してしまうこともあるかもしれないから時間に余裕を持って来て欲しいと思う!」

3次ライブ審査はどうなるの? と思っている生徒もいると思うけど…3次ライブ審査はやります!

とーやま校長「ここに向けてアーティストのみんなも気持ちを作っている訳なので、2日間ちゃんとやります!
もしも、遊びに来るっていう生徒は、とにかく気をつけてO-WESTまで来て欲しい!」

遊びに来るっていう生徒!
雨の中で並んでもらうのは大変だろうから、土曜朝9時半から整理券を配ります!

とーやま校長「それを持って一旦どこか安全なところで待っていて、
開場の時間になったら再集合して、スタッフの人の指示に従って対応して欲しい!」


♪ バッドフォーミー / Official髭男dism


今年もこの未確認フェスでコピーバンドだけが出場できる
「コピバンステージ supported by ヤマハミュージックジャパン」を開催!
     
未確認フェスティバルに出てみたいけど、まだオリジナル曲が無いからと
諦めかけている生徒は、是非このコピバンステージで挑戦してほしい!

エントリーの締め切りは、7月31日の生放送教室授業終了の24時まで!


そして! SCHOOL OF LOCK!から”ある授業”に関するお知らせです!

とーやま校長「生徒のみんな! お前たちは、UNOじゃない!

あしざわ教頭「校長、どうしました?」

とーやま校長「お前たちは、UNOじゃない!」

あしざわ教頭「はい、僕はあしざわです」

とーやま校長「何言ってんだ! UNOじゃないって言ってんの!」

あしざわ教頭「何ですかそれは?」

とーやま校長「UNOは、スペイン語で1!

お前たちはUNOじゃない、つまり、『一人じゃない』

いよいよ夏休み!
にも関わらず、「もう、サイテーな夏休みになりそう」という生徒!

例えば、
「部活の強豪校に入ってしまい、夏休み中“休み”が 1日もありません…!」
「夏休み前に彼女にフラれちゃいました…」


あしざわ教頭「こういう生徒、いますよね」

とーやま校長「お前たちはUNOじゃない! …かもしれない!」

あしざわ教頭「ん?」

とーやま校長「それを確認するために! 8月7日のSCHOOL OF LOCK!は、こちらの授業を行います!

わたしだけ!? サイテーな夏休みグランプリ2018!

「きっと自分の夏休みが、日本で一番サイテーだ!」
そう思う生徒! ぜひ名乗りをあげてほしい!

当日の授業では、そんなお前の話を聞きながら、
お前のような10代が本当に一人っきりなのか、
ラジオと学校掲示板、そしてTwitterを使って確認していきます!

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「僕の夏休みも、同じようにサイテーですよ! という仲間を見つけていくということですね」

とーやま校長「ハッシュタグは 『#UNOじゃない』。
そして、今回の授業はUNOがサポートしてくれることになりましたーーーー!!!!

あしざわ教頭「UNOって、みんなやったことがあるであろう、カードゲームのUNOってことですよね?

とーやま校長「あのUNOだよ!」

そして今回は、この授業に参加してくれた生徒の中から抽選で100人の生徒に
UNOとコラボした「SCHOOL OF LOCK!特別ワイルドカード」をプレゼントします!

UNOには、白いワイルドカードという、
自分たちで自由にルールを書き込める、白紙のカードがあるんです。

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「今回は校長と僕が考えさせてもらったオリジナル ルールが書かれた
“特別ワイルドカード”を校長バージョンと教頭バージョンの2種類、つくらせていただきました! それぞれ、5枚ずつ考えさせてもらいました!」

とーやま校長「例えば俺だったら、『2秒』っていうカードがあって。
これが出た瞬間、場のみんなは考える時間2秒! どんどんスピーディに出さないといけない!」

あしざわ教頭「急がされるやつ!」

とーやま校長「お手つきしたら、2枚プラスになって手札が増えちゃうとかね」

あしざわ教頭「僕は、誰かのカードをのぞけちゃうやつとか考えました!」

とーやま校長「これは得だね! あとは、その名の通り『ワイルド』っていうルールも作った!
これは、今までやった一番ワイルドなことを言うしかないだろう〜?

あしざわ教頭「言い方も限定されるんですか?(笑)」

とーやま校長「服の袖もぶった切ってくれよう〜?」

あしざわ教頭「完全にあの人に寄ってますね!」

とーやま校長「こんな感じで、特別なワイルドカードを考えたので!」

今回、この授業に参加してくれた生徒に抽選で、
校長バージョンのワイルドカードを50人、教頭バージョンのワイルドカードを50人にプレゼントさせてもらいます!

「わたしだけ!? サイテーな夏休みグランプリ2018!」
詳細は全て、特設サイトを見てほしい!

SCHOOL OF LOCK!



そして、本日の授業テーマの発表の前に、ある書き込みを紹介させて欲しい。


親の気持ちがわからない
受験生になっておおよそ半年が経ってしまいました。
あと200日ちょっとで本番です。
勉強に明け暮れてる毎日の中で親の言葉が気になります。
「今やってること、これから頑張ることすべてが無駄」みたいなことを
言われるんです。
カツのつもりで言っているようには聞こえませんし、そう受け取ることはできません。
校長、教頭。
助けてください。
親の気持ちがわかりません!
サトシサトゴン
女性/17歳/神奈川県
2018-07-21 23:44


あしざわ教頭「これは、どういう意図で言っているんですかね? 子供に当たっているようにも聞こえますけどね」

とーやま校長「サトシサトゴンの親を否定してしまうことになるかもしれないけど、
今まで頑張って来たことが成果に繋がらなかったことはたくさんあるけれど、全てがムダなんてことは一切ないと思うし、どういう思いから出て来た言葉なのか伺い知ることが出来ないね。
でも、この言葉だけは横に受け流してもいいんじゃない?」

あしざわ教頭「真正面に受け取る必要はないかもね」

とーやま校長新潟県 RN splassh!や、RN ❁*Murasaki*❁も最近、学校掲示板に書き込みをくれているのを読んでいると、親とうまくいってないみたいなんだよね」

今夜のSCHOOL OF LOCK! は、
今、親とうまくいっていないという生徒に話を聞かせてほしいと思っています。

「成績のことで親に心ない言葉を言われてしまい、それから心が辛いです」
「こんな親と一緒にいたくない。家出したい。」
「親が喧嘩する原因は、自分のせいだと思っています」


今の君と親との関係・状況や、考えていることを学校掲示板から教えてほしい。
人に見られたくない、親に見つかりたくない、という生徒はメールからでも大丈夫です。

今まで悩みを誰にも話したことがない、という生徒も、僕らでよかったら話を聞かせてほしい。

SCHOOL OF LOCK!




納得出来ない
これは個人的な意見ですが、とーやま校長が仰る通り、確かに無駄なことだってあるかもしれません。しかし少なくとも努力したという事実はあるわけですし、例え失敗してもそれは自分の経験となり血肉になると思うんです。たとえ親に無駄だ何だと言われようと自分は自分なので、努力家の自分を胸を張って誇っていいと思います!
SpaceNGN
男性/19歳/愛知県
2018-07-26 22:27


とーやま校長「これは、先ほど読んだサトシサトゴンの書き込みに対しての書き込みだね。
そう言われてしまったことは、言葉だけで見たらネガティブでしかないし、そこに気持ちが引っ張られてどうしてもマイナスな気持ちになってしまうけれど、
そこを”言ってくれたんだ”っていう考えに変換出来たらね」

あしざわ教頭「すぐには変換出来ないかもしれないけど、自分の中にうまく取り込んで…」

とーやま校長「そうすれば、書き込みをくれたSpaceNGNが言ってくれた通り、胸を張れる日がいつか来るかもしれない」

あしざわ教頭「そうだね」

SCHOOL OF LOCK!




親と冷戦してます。
お互い干渉はしないけど、何かあったら戦争が始まりそうな空気。わかりやすく言うと冷戦状態の毎日です。
親には「A判定の大学しか受けさせない」と断言されています。高校受験に失敗してからずっと言っています。でも、私が行きたい大学は今は判定がAには全然届きません。夏休みに入って学校や自分の勉強に明け暮れる日々を送っていますが、次の模擬試験までにAにはならなそう。でも次に良い成績を残さなければ志望校にするのもダメだと言われそうで怖いです。ちなみに、行きたい大学の学部も親に反対され、なりたい職業も反対され、、、。これから起こる全てに反対されているような気もします。おまけに大好きな音楽を聴くことも反対されています!!
起爆剤は次の8月模試です。どうしよう。
メーガン警備員
女性/17歳/福島県
2018-07-26 08:35



とーやま校長「もしもし?」

メーガン警備員 福島県 17歳 女性 高校3年生

メーガン警備員「もしもし」

とーやま校長「メーガン警備員、書き込みありがとうね! 今は、親と一触即発な感じなの?」

SCHOOL OF LOCK!


メーガン警備員「模試前後になると結構ピリピリするっていうか、
勉強とか進路の話になると緊張感が走る感じですね」

とーやま校長「それはお父さんと? それともお母さん?」

メーガン警備員「お母さんの方が一緒にいる時間が長くて、お母さんとピリピリする事が多いです」

RN メーガン警備員のお母さんは、学生時代勉強が出来る人だったのだそう。

とーやま校長「お母さんとしては学力をしっかり上げて、ちゃんとした学校に行って欲しいし、
自分の経験からも、娘には幸せな人生を送って欲しいっていう気持ちからそういう態度になってしまっているのかな」

メーガン警備員「そうですね。それと、高校受験に失敗したって書き込みにも書いたんですけど、
高校受験するときに判定がDとかCが多くて、そのくらいで受けてしまってダメだったので、大学はA判定じゃないとダメって言われています」

とーやま校長「より安心で安全な道を行って欲しいんだね。
で、メーガン警備員にはなりたい職業があるんだよね?」

メーガン警備員「はい! SCHOOL OF LOCK!がきっかけなんですけど、ラジオが好きでラジオに関わる仕事がしたいと思ってます。
でも、親に言うのは怖かったのでサラッと”そういう仕事に興味がある”って話をしたら、『それはあなたの憧れでしょ。現実からは遠い仕事なんじゃない?』って感じで半分流されてしまって…」

両親としては、RN メーガン警備員には英語の教師になって欲しいと望んでいるのだそう。

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「なるほどね。でも、メーガン警備員は英語の先生になりたいって気持ちはあるの?」

メーガン警備員「昔は少しあったんですけど、今はそういう気持ちはないです」

とーやま校長「全くないんだね。でも、今はそこに向かっての勉強をしないといけないって事?」

メーガン警備員「一番受けたい大学の学部がラジオに関わる仕事に就くために役に立つような情報系の学部なんですけど、
そこがダメって言われたら、公務員になる人が多い地元の国公立大の学部に行く事になります」

とーやま校長「じゃあ、お母さんはメーガン警備員にどういう進路に進んでもらって…っていう先の計画とかが頭の中にあるっぽいね」

メーガン警備員「そうですね。頭の中にもあるし、すごい量のプリントを私の部屋の前にどさっと置くんです。
例えば、この大学に入るなら費用がいくらかかるとか、こんな事が学べるとか、海外留学はここがいいとか…。親の中ではプランが決まっている感じですね」

とーやま校長「お母さんが資料を置いてくれるわけじゃん。それを見たとき、率直にどういう気持ちになる?」

メーガン警備員「一応、サラッと目は通すんですけど、そこに行きたいわけじゃないから興味があまり湧かないので、惹きつけられないです」

とーやま校長「でも、そんなことは口に出せないんだもんね」

メーガン警備員「出来ないですね。わざわざそうやってまとめてくれたり、塾にお金出してくれているので、”ここには行きたくない”ってハッキリは言えないでいます」

だけど、RN メーガン警備員の両親は塾の送り迎えをしてくれたり、
勉強面でもサポートしてくれているところがあるので、自分のためにやってくれている、という理解はあるのだそう。

とーやま校長「大学行った後の話とかもするの?」

メーガン警備員「はい、します。大学在学中に海外留学に行って、教員免許を取って英語の教師になるっていうのが、親の中ではピッタリはまったみたいで。
その後になにを言っても、”英語の教師になるんじゃないの?”って言われちゃう感じです」

とーやま校長「でも、メーガン警備員はとても優しいから、親の気持ちを汲み取りたいとは思っているんだよね」

SCHOOL OF LOCK!


メーガン警備員「そうですね。自分のやりたいことを優先したい気持ちはもちろんあるんですけど、やっぱり親がいないと今までやってこれなかったし、受験も出来ないので…」

あしざわ教頭「優しいなあ」

しかし、自分が望んだ進路ではないため、どうにも勉強に本腰を入れられないというRN メーガン警備員。

メーガン警備員「そもそも、私立大に行きたかったんですけど、私立はダメって言われたんです。だから、妥協して国公立大の中で自分が興味のある学部にしたのに、
また妥協して、自分の夢とは反する職業に就くために勉強するのはなんでなんだろう、って思ったりします」

とーやま校長「そうか…。メーガン警備員は兄弟はいる?」

メーガン警備員「2つ下に高1の妹がいます」

とーやま校長「長女なんだ! 長女は妹の分も背負わないと…っていうのがどこかあるもんなあ」

あしざわ教頭「期待もされちゃうからね」

とーやま校長「妹には両親は何か言っているの?」

メーガン警備員「妹は親が考えている道そのままを妹自身も望んでいるんですよ。
だから、親と妹は一心同体に頑張っていこうっていう気持ちが強いですね」

とーやま校長「妹は分かってくれるのに、なんでメーガン警備員は…っていう思いも入ってきちゃっているのかなあ…」

メーガン警備員「多分ありますね」

あしざわ教頭「メーガン警備員が、両親に本当に言いたいことってあったりする?」

メーガン警備員「自分の行きたい大学に行って、自分のなりたい職業に就いて、自分の人生を歩みたいっていう思いは親に伝えたいですね」

あしざわ教頭「親にはまだその気持ちを伝えたことはないんだ?」

メーガン警備員「そのことより、まずは目の前の受験をどうにかしないといけなくて…」

とーやま校長「言葉で説得したところでやんわり流されちゃっている感じだよね。
だから、本気でラジオ関係で仕事をしたいなら、行動で見せるしかないよね!」

SCHOOL OF LOCK!


そして、書き込みにもあった8月の模試は、約1週間後に迫ってきているのだそう!
その模試は、志望校を何校か選べるタイプの模試で、大学ごとに判定が出るのだとか。

ここで、22時台は終わりの時間に近づいてきてしまったので、
23時台もRN メーガン警備員と話をしていくことに!

とーやま校長「お待たせ! 合間の時間は何してた?」

メーガン警備員「みんなからいただいた書き込みとかを見たりしていました」

とーやま校長「みんなたくさん書き込みくれてたね。読んでいてどんなこと思った?」

メーガン警備員「色々な角度から意見があって、その人が実際に経験した大学受験の時の話とかもあったんですけど、
その中に『三者面談のときに先生と親の前で言ったらどうか?』って意見がいくつかあって。
実は、明日三者面談があるので明日言ってみようかなって思ったりしました」

とーやま校長「明日あるんだね! 俺も掲示板見ていて思ったことだけど、本気なんだったら、その本気を見せつけないといけないね。
そしてこれは三者面談以降の話になると思うけど、親の視点からメーガン警備員を見たら、本当はちゃんとやっているのに何もなし得ていない状態に見えているのかもしれない。
一つ、大きな結果を持って、本気でやっているんですっていうのを見せた上で、
私はこういうことがやりたいんだっていうのを伝えると、親も安心するんじゃないかな」

SCHOOL OF LOCK!


メーガン警備員「はい…!」

とーやま校長「先行きは長いし、なかなかしんどい戦いになると思うけど、
掲示板でみんなが言っていたように、メーガン警備員の人生だからね。
俺も校長として、どんなことがあっても生徒のメーガン警備員には自分の人生を生き抜いて欲しいと思っているから!」

あしざわ教頭「親の意見で大学に進んだ先輩の書き込みとかもあるから、それも参考にしてみて欲しい!
それと俺の意見としては、気持ちを常に伝え続けたほうが良いって思うな。自分のやりたいことをなんどもお母さんに伝えて良いと思うし、
そうしていかないと自分がなんのために受験勉強しているのかわからなくなっちゃうと思うからね。
戦い続けるのは大変だけど、俺は気持ちを伝えたほうが良いと思う!」

メーガン警備員「はい!」

とーやま校長「今日はゆっくり寝られないかもしれないけど、しっかり休んで、ドキドキした時はみんなの書き込みを思い出して、明日に臨んで欲しい!」

メーガン警備員「頑張ってみます! ありがとうございました!」


♪ Marble / SKY-HI


SCHOOL OF LOCK!



続いては…

とーやま校長「もしもし!」

AZO 福岡県 13歳 女性 中学2年生

AZO「もしもし」

とーやま校長「AZOは、昨日ぶりだね!」

RN AZOは、昨日の授業「日本に1人だけ!? 1億分の1の夏休み逆電!」で逆電した生徒。
つまようじアートを友達3人で作製するという夏休みが、1億分の1に認定されました!

とーやま校長「昨日も聞いたけど、もう一回聞くぞ! 今、中学何年生?」

AZO「中2です!」

あしざわ教頭「中2高2は……フリーーーーダーーーム!!!!

SCHOOL OF LOCK!


AZO「フリーダーーム!」

あしざわ教頭「ナイスフリーダム!」

昨日は夏休みについての話を楽しそうに聞かせてくれたRN AZOだけど、
親からひどいことを言われたり、暴力を振るわれたりすることもあるのだそう。

とーやま校長「これはいつくらいからなの?」

AZO「3歳くらいからです」

とーやま校長「3歳からってことは、10年以上ってことだよね。どんなことを言われたりしたの?」

AZO「『消えて欲しい』とか、『早く死ねばいいのに』とか『社会に出ても迷惑をかけるだけだから今のうちに死んだほうがマシ』とか…」

とーやま校長「でも、そんな風に言われるようなことをAZO自身がしたわけでもないでしょ?」

AZO「もともと、私自身が人の気持ちを汲むのが苦手なところがあって。
相手が怒っているような時でも”それは違うな”って思ったら口答えしてしまったりして、それで相手を怒らせてしまうことがあるんです」

RN AZOに対する暴言や暴力は父親と母親、両方から受けているそうなのだが、
最近は、父親からが特にひどく、母親も見て見ぬ振りで助けてはくれないのだそう。

とーやま校長「兄弟はいるんだっけ?」

AZO「いません」

とーやま校長「じゃあ、ずっとAZOに集中してくるから逃げ場もないんだ…」

あしざわ教頭「両親が優しい瞬間とかはある?」

AZO「怒りのスイッチが切れたら普通になるけど、スイッチが入っちゃうとすごいことになります」

とーやま校長「このことは誰かに相談出来たりしてる?」

SCHOOL OF LOCK!


AZO「小学校の時も、中学校に入ってからも、先生に相談したりしているんですけど、まともに取り合ってもらえなくて…」

とーやま校長「でも、実際に暴力振るわれたりしているんだよね?」

AZO「すごく大きなアザが顔にできたこともあります」

とーやま校長「自分の生徒がそんな風になっていたら、普通の感覚なら見て見ぬ振りなんて出来ないよね」

AZO「友達とかは心配してくれるんですけど、先生から声をかけられたことはないです」

とーやま校長「友達はこういう状況を知っているの?」

AZO「いや、言ったらダメかなって思って誰にも言えなくて…。転んじゃった〜って感じでふざけて明るく振舞ってます」

家族に対して、普段は好きという感情があるけれど、暴力を振るってくる時は怖いし、いなくなって欲しいと思うというRN AZO。

とーやま校長「そりゃあそうだよね。俺が今この話を聞いた限り、
どう考えてもAZOのお父さんとお母さんが悪いし、意味がわからないとしか思えないんだ。AZOも、俺と同じ気持ち?」

AZO「でも、私は自分のせいでこうなってしまったんじゃないかとか、自分が変なことを言ってしまうからダメなんじゃないか、って考えたりしてしまいます」

とーやま校長「AZO、そんなことは一切ないよ!
自分が悪いって思ってしまう気持ちが分かると言ったらウソになってしまうけれど、俺は、AZOが悪いとは一切思わない! そして、AZOにもそう思って欲しくないな」

AZO「はい」

あしざわ教頭「暴力を振るっている時点で、向こうが悪いからね。思ったことを言うことで口げんかにはなるかもしれないけど、
手を出してしまっているし、その時点で向こうが悪いよ。一番やってはいけないことだからね」

とーやま校長「AZOは今、中学校2年生の女の子だから、生活のために家に帰らないといけないじゃん。
でも、家に帰ることによってAZOの命すら、危険にさらされている状態だと思うんだ。
そして何よりも、AZOの心がすり減ってなくなってしまうことが怖い。
今の状況でAZOを助けてくれるのは親ではなくて、AZO自身だと思うから、本当にダメだってなった時はなんとか逃げてくれ!」

AZO「この前、首を絞められて息ができなくなったので近所に裸足で走って逃げたんですけど、
すぐに捕まえられて家に戻されて暴力振るわれたりして…逃げることもうまく出来なくて…」

とーやま校長「そうか……」

SCHOOL OF LOCK!


あしざわ教頭「友達とかには、どうしても言えない?」

AZO「1、2人にほんの少しだけ言ったことがあるんです。その子は警察に行ったほうがいいって言ってくれたんですけど、
小学校の先生に相談した時に、その先生が校長先生に伝えて、お母さんがPTAの役員だったからその情報がお母さんまで伝わっちゃって、
『なんでうちの評判下げるの』って言われて何日も口を聞いてくれなかったりして、それが怖くて…。それから友達にも言えなくなりました」

あしざわ教頭「相談所みたいなところに電話したことはある?
どこまでしてくれるかは分からないけれど、そういうところに相談することも一つの手かなと思うし、
誰にも言えなくてずっと抱えているのってキツいじゃん。こうやって人に話してくれているのが初めてに近いくらいなんでしょ?」

AZO「そうですね…」

あしざわ教頭「そういう気持ちが吐き出せる場所が、本来なら普通に存在しないといけないと思うんだけどね…」

SCHOOL OF LOCK!


とーやま校長「誰か、近くにいる人に助けを求めないといけないって思うな。このままだったらAZOだけじゃなくて、周りのみんなもマヒして行って、どんどんエスカレートしてしまうと思う。
こんなことになっていて、誰か動かないものなのかね?」

あしざわ教頭「そうですよね」


虐待だよね
まずは然るべきところへ相談を
こども総合相談センターなどの組織は各地方にあるはず
第三者に話を聞いてもらうのがいいと思います
学校はあまりあてにしないほうがいいよ

最悪、親とは引き離されてしまいますが、今の環境よりはいいと思います
ちょこぼ〜る
男性/36歳/愛媛県
2018-07-26 23:49


とーやま校長「親とは離れ離れになってしまうかもしれないけど、このままだとAZOは生きていけないと思う。
学校の友達とかに相談できそうな子はいないかな? 1人で立ち向かうのは絶対に無理だと思うし、これは逃げでもなんでもないから。
味方を作って、気持ちの寄り処や落ち着ける時間を作っていこう! そして、助けてくれる人や、相談に乗ってくれる人間は絶対にいるからね」

AZO「はい…!」

とーやま校長「そして、さっきも言ったようにお前は何一つ悪くないから!
自分のことをダメだと思うこと、それだけは止めていこう」


SCHOOL OF LOCK!



【FAXイラスト】


SCHOOL OF LOCK!

RN ももとりまかろに


SCHOOL OF LOCK!

RN ハムカツ御膳



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【逆電リスナー】
メーガン警備員 福島県 17歳 女性
AZO 福岡県 13歳 女性

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【本日の放送部員】
取り残された銀杏 13歳 東京都 男性

radikoタイムフリーで聴く!
⇒放送部についてくわしくは【 コチラ 】

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【オンエアリスト】
22:03 バッドフォーミー / Official髭男dism
22:11 マリーゴールド / あいみょん
22:26 青と夏 / Mrs.GREEN APPLE
23:14 Aoi〜Live from SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around / サカナクション
23:16 夜の東側〜Live from SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around / サカナクション
23:19 ネイティブダンサー〜Live from SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around / サカナクション
23:34 Marble / SKY-HI
23:53 もしも僕に / 関取花

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一人じゃないって何度も言ってるしキレイゴトみたいな言葉かもしれないけど、
でも本当だから何度でも言う。君は一人じゃない。

校長のとーやま

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何ができるんだろう。でもAZOは悪くない。

教頭のあしざわ

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SCHOOL OF LOCK! 放送後記

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

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