聴取期限 2024年11月5日(火)PM 11:00まで
(学校のチャイムが鳴る)
(教室のドアが開く)
前回お話ししていたちまきさんと、
ユニゾンやユニゾンLOCKS!と出会ったきっかけや、
今もユニゾンが好きでいることなど、境遇が似すぎていて聞いていてドキドキしました(^-^)
『10%roll,10%romance』初解禁の時も聴いていたなぁ…
わたしもiPodを手に入れたばかりで夜にラジオ聞いて、
親に「寝る時イヤホンしないの!」って怒られてたなぁ…
7年も前だったんですね、当時のわたしはスマホがなかったので、
家のパソコンから掲示板を見て、夜はパソコンが使えないか、ノートに聞いて思ったことを書いていました。
そのノート見ると今でも結構思い出せます^_^
中学生だったあの頃から、今は大学生になって、
全然思い描いた生活を送れなくて毎日モヤモヤしているけれど、
好きなバンドがいるから乗り越えられている気がします。!!
20周年もおめでとうございます♩
埼玉県 22歳
斎藤「先週の神回」
斎藤・職員「(笑)」
斎藤「自分で言っちゃうっていうね(笑)ちまきさんとね、いろいろやり取りがあって、1曲歌ったりとかもしましたけど、まさに同じ境遇でしたという方がここにもいらっしゃいましたね。ほんとにありがとうございます。」
10月22日の放送を聞いて、とても感動しました!
同い年なのに、7年前から知っていて、
最近ユニゾンを知った私は「何でもっと早くから聞いておかなかったんだ〜」と後悔ばかりです。
私は今年の8月からファンになった新参者ですが、
ユニゾン先生への愛は他の方とも負けず劣らずだと自負しています!!!!
昔からのリスナーもいれば、
新規のリスナーも沢山いることを知って欲しいです!!!!!
東京都 19歳
斎藤「うん。ありがとうございます。すごく嬉しいんですけど、昔からアーティストを知ってるから偉いとかっていうこと、僕全くないと思ってて。その人が好きな気持ちが正解っていうか、その好きな気持ちを持っていることが全てで、例えば「ライブに行ったことがないアーティストでも大ファンです」って全然あり得ることだと思うし、「顔と名前一致しないけどもう何万回も聞いてます」っていう人もファンだと思うし。新しい古いとかじゃなくって、今その音楽が自分にとってかけがえないものだとか大事なものだって言えてることこそが全てだから。僕からするとどっちでもいいんですよね。新規だろうが昔から好きだろうが、UNISON SQUARE GARDENの曲を聞いて、ちょっとでも人生の足しになってくれてるんであれば、もうめちゃくちゃありがとうだし。なんかそこはね、全然気にしなくて大丈夫ですよ。」
♪ 傍若のカリスマ/ UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「改めましてこんばんは。UNISON SQUARE GARDENギターボーカルの斎藤宏介です。
1ヶ月限定の特別授業、今回で2回目です。僕たちがレギュラー授業を担当していたのは今から7年前。
当時聞いてくれていた生徒からもメッセージがたくさん届いているんですが、今回は当時の僕たちを知らない今の10代の話を聞いていきたいと思います。」
ユニゾンLOCKS!の復活とてもうれしいです。
中学生でユニゾンを好きになったとき、
リアルタイムで聞けなかったことがとても悔しかったので、本当に念願でした!!!
(ユニゾンLOCKS!が放送されていた当時は私はまだ8歳でした…びっくり……)
そして20周年おめでとうございます!!!
質問なのですが、私は中学生の頃に入っていた部活は1年くらいで辞めてしまったり、
「毎日ギター練習する!」と決めても典型的な三日坊主になってしまったりと、本当に決めたことを続けられません。
努力出来ない、続けられない自分が本当に嫌です。
どうすれば物事を長続きさせられるのでしょうか。
20年間続けてこられた3人にアドバイスをいただきたいです。
広島県 15歳
斎藤「ということなんですけど、ちょっとこれは直接お話した方が早いかなと思うので、電話してみましょう。もしもし。」
み「もしもし。広島県15歳、ラジオネーム:み です。」
斎藤「今何年生ですか?」
み「今は高校1年生です。」
斎藤「あ、高校生。ユニゾンLOCKS!が当時放送されてた時は、8歳になるんですね。」
み「そうですね、7年前ぐらい。」
斎藤「その時ってUNISON SQUARE GARDENのこと知ってくれてました?」
み「音楽自体、邦ロックみたいなジャンルに興味を持ったのが中学生ぐらいで。なんか、その熱が高まった時にフェスに行きたいってなったんですよ。」
斎藤「はいはいはい。」
み「で、たまたま親の用事が合わなくて。でも衝動で「1人で行きたい!!!」って言って。」
斎藤「凄い。はい。」
み「1人で山口県のフェスなんですけど。行って。 1人なのでちょっともう頭こんがらがってたのもあって。お目当てのアーティストがいたんですけど。」
斎藤「はい。」
み「なんかすごく前の方に行ってしまって、ユニゾン先生の時間に」
斎藤「(笑)不本意ながら前でユニゾンを見てしまったと(笑)」
み「そうなんです。」
斎藤「え。ちなみに誰見ようと思ったんですか?」
み「Saucy Dogですね。」
斎藤「同じ3人組ではあるけど〜特にベースが違うって(笑)」
斎藤・み「(笑)」
み「そうですね。」
斎藤「そうなんだ。」
み「すごく前の方で見れて、その時にやってた『流れ星を撃ち落とせ』って曲に、もう終わった1週間後とか取り憑かれたように聞いてて。」
斎藤「そうなんんだ。」
み「で、そっからいろんなアーティスト見たんですけど、ユニゾンにドハマリして。」
斎藤「うわー」
み「もうレンタルショップで『CD一気借り』して。」
斎藤「そうですか。いや、でもなんか『間違えてくれてありがとうございます』としか(笑)」
み「そうですね。本当に間違えてよかった。」
斎藤「(笑)」
斎藤「いや、ありがとうございます。それでね、未だに聞いてくれてるんだからね。すごく嬉しいです。ありがとうございます。」
斎藤「ちょっとさっきお便り見させてもらったんですけど、“鍵のスクールドクター”UNISON SQUARE GARDENに診断してほしいことがあると伺ったんですけど。」
み「そうですね。中学生ぐらいに音楽が好きになって、高校生の今、軽音楽部に入ってるんですけど。」
斎藤「おーはい。」
み「軽音楽部に入ったんですけど、なんか誘えなくって1人になってて。」
斎藤「うんうんうん。」
み「で、その時に女の子3人が声かけてくれて。そこで、一旦バンドを組んだんですよ。」
斎藤「はい。」
み「で、なんかうちの学校、ベーシストがすごく多くて「ギターが足りない!」みたいになって。
同時期ぐらいに別のバンドに入ったんですけど。最初に組んだバンドで、音楽の好みがちょっと、だいぶ違うというか。」
斎藤「なるほど。はい。」
み「で、ちょっと温度感が合わないというか、すごい優しいんですけど、時々孤立感感じちゃうみたいな。」
斎藤「うん」
み「で、もう1つ組んだバンドは、今『オリオンをなぞる』練習してるんですけど。」
斎藤「あら、はい。」
み「結構音楽の好みとかも一緒で。なんか居心地いいというか、話しやすいなぁって。
最初に誘ってもらったし、中途半端に2つやるのも失礼になっちゃうかなみたいな感じで」
斎藤「うんうんうん」
み「1本に絞ろうかなって思ったこともあったんですけど、ちょっと踏み込みきれなかったりして。」
斎藤「うん。」
み「で、あと、中学校の時にテニス部に入ってたんですね。ちょっと人間関係であんましっくりこなくって、本当に 1年・半年とかで辞めちゃったりして。なんかそういうのもあって「すぐ辞めちゃうのちょっとな…」みたいな悩みですかね。」
斎藤「なるほど。僕から言えることがあるとするならば、途中でやめちゃった自分を責めない方がいいと思うんですよ。」
み「あ〜」
斎藤「ていうのも、自分はこれをやめちゃったって自分で認識しちゃうと、次始める時に1回やめちゃったやつ、もう1回やるなって思っちゃうと思うんですけど。例えば僕ギターずっとやってますけど、弾かない日も始めたばっかの時は全然あったけど、でもなんか1回ギター弾いたことあればギタリストだと思ってて。例えば1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月弾かない期間があったとしても、全然ギタリストの自分っていうのを継続してて、その3ヶ月後になんとなく気が向いた時にもう1回ギターを弾いたとしても、ずっとギタリストの自分がギターを持っただけていうので、結構ハードルは下がると思うんですよね。なんか始めてそれを続けていくっていう意味では。」
み「はい。」
斎藤「だからむしろ、今やらないっていう選択をできたっていう自分をまず褒めてあげること。例えば、人間関係で悩んで、そこにいたら自分が辛くなるから自分が離れたっていうのは、それはすごく立派な選択だと思うんですよ。
ただ、テニスが嫌いになったわけじゃないんだったら、またいつでもテニスやればいいと思うし。」
み「そうですね。」
斎藤「なんか続けられないっていう側面だけを見るんじゃなくって。ちゃんと自分で選択をして離れてるんだ。ただそのそのもの自体をやめたわけではないよって、そういう客観性もちゃんと持ってあげた方が、なんか自分に優しいのかなっていう風に思ったりはするんですけど。」
み「そうですね。」
斎藤「ちょっと自分の話で恐縮ですけど。UNISON SQUARE GARDENはずっとライブをやってて」
み「はい。」
斎藤「次のライブがあるから「とりあえず練習すっか。めんどくせえな。」みたいな。それが20年続いてるだけなんですよね。」
み「あ〜」
斎藤「そう。 だから、続けるってすごいし、偉いかもしんないけど、なんかそれを1個1個紐解いてみると、ちょっと先のこと、ちょっと先のことっていうのが、ずっとあるだけっていうか。」
み「あ〜なるほど」
斎藤「うん。だから、最初から何かを続けようとかじゃなくて。自分に今どんな選択が必要なのかっていうことが大事で、みさんはそれをできてるんだっていうこと。それをちゃんと自覚して、自分のためにね。自覚してあげてほしいなっていう風に思ったんですけど、どうでしょう?えら偉そうで申し訳ないですね。」
み「いやいや、もう、すごく嬉しいです。」
斎藤「ちなみに、ちょっと話変わるんですけど。」
み「はい。」
斎藤「UNISON SQUARE GARDENもね、10代から始まったのに、気づけばもうかなり年を。」
み「いやそうです。」
斎藤「重ねてきましたが(笑) 逆に生徒の皆さんに僕らのことを診断してほしいなって思うんですけど。」
み「はい。」
斎藤「なんか僕たち見てて、もっとこうした方がいいよとかないですか?」
み「ユニゾン先生のライブってすごいストイックで、なんかMCも短かったり、アンコールももうなんか一瞬で出てきたみたいな感じだったりして。」
斎藤「確かに」
み「その・・・ご年齢とか考えると・・・」
職員「(笑)」
み「ちょっとお体が心配だったり・・・」
斎藤「はいはいはいはいはいはい。」
み「自分の気になったバンドとかが、声の療養入るみたいなのを2回ぐらい経験したことがあって。」
斎藤「確かにね。うん。」
み「いや、なんか。ちょっと怖いなっていうのはあるので。」
斎藤「スゥ-------------なるほど。」
み「いつまでも」
斎藤「(笑)」
み「お体だけは気を付けてほしいです。」
斎藤「あの・・・優しい方ですね。ほんとに。嬉しいよ。うん、いいファンを持った。ね、しっかり寝ますから。ありがとうございます。」
斎藤「なんかちょっと、背中を押すわけじゃないんですけど。」
み「はい。」
斎藤「続けるということってどういうことかなっていうのを歌で」
み「へぇえ?!はい。」
斎藤「お届けしようかと思っていて。」
み「へ?はい!」
斎藤「みさんが今15歳ということで。UNISON SQUARE GARDENの15歳の曲。15年前にリリースした曲。 ギターとかも、たくさんなんとなくでも続けてたらめっちゃかっこいいよっていうのを、曲でお伝えできたらと思うんですけど。」
み「はい。」
斎藤「ちょっと歌ってみてもいいですか?」
み「はい。」
♪ マスターボリューム(LIVE@20241029 SCHOOL OF LOCK!) / 斎藤宏介 from UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「ありがとうございます!」
み「ありがとうございます。いや、やばいです。」
斎藤「(笑)」
み「え?すごい嬉しいです。」
斎藤「ありがとうございます。み さんと同い年の『マスターボリューム』という曲だったんですけど。」
み「はい。え、めっちゃ。えーすいません。」
斎藤「(笑)いろんな要因があって続けてきた結果、未だに『マスターボリューム』も歌えてるということで。」
み「はい。」
斎藤「うん。初めて弾き語りしてみたんですけど。」
み「すっごい素敵です。」
斎藤「本当ですか(笑)貴重な機会をありがとうございました。」
み「こちらこそです。」
斎藤「いいえ〜またなんかあったら連絡ください。 」
斎藤・み・職員「(笑)」
み「連絡します(笑)」
斎藤「逆になんか体しんどかったら連絡するかもしれないですけど(笑)」
斎藤「ありがとうございました。今日は。」
み「ありがとうございます。」
斎藤「はーい。またね。」
♪ 流れ星を撃ち落とせ / UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「この曲はUNISON SQUARE GARDENの『流れ星を撃ち落とせ』という曲で、 み さんがSaucy Dogと間違えて前列の方で楽しみにライブを見たら、なんかやたら怖い顔してるベースの人と、鬼のような形相で叩くドラムの人と、なんかよくわかんないボーカルが歌ってたっていうね。み さんが好きになってくれるきっかけの曲ですから。何があるかわかんないし、フェスって出るもんだなってすげえ思いますね。うん。だし、ライブってやるもんだなっていうの、すごい感じました。」
斎藤「改めて今期のユニソンLOCKS!は1か月限定、残り2回です。今までの2回めちゃくちゃ楽しいので、あと2回も引き続きよろしくお願いいたします。」
斎藤「メッセージ、引き続き特設サイトで待っています。
では、今夜は以上です。UNISON SQUARE GARDENギターボーカルの斎藤宏介でした。」
聴取期限 2024年11月5日(火)PM 11:00まで