Nakajin「いきなりですが...名古屋といえば?」
DJ LOVE「……天むすでしょ」
Fukase「お前、だって天むすが好きすぎて「天むす屋の娘と結婚する」って言ってたもんな」
DJ LOVE「将来の夢としてね」
Saori「言ってた」
DJ LOVE「天むすが美味しすぎる。俺は将来天むす屋の娘さん(22歳ぐらい)と結婚するって言ってたもん」
Fukase「ずっと言ってた。浅はかだな〜って思ってた。でもいいよ、その浅はかさがエモい」
Nakajin「(笑)」
Fukase「結婚までしなくていいって思うんだよな」
DJ LOVE「でも毎日食べれるじゃん?」
Fukase「そこが浅いんだよ!」
全員「(笑)」
Nakajin「毎日買えばいいんだよね」
DJ LOVE「じゃあ名古屋に住むのが先決かな」
Saori「東京にも美味しい天むす屋さんあると思うよ(笑)」
Fukase「でも俺も名古屋の食べ物は好きなんだよね〜」
Nakajin「ひつまぶしとかもいいよね〜」
Saori「あとは矢場とん!」
Nakajin「矢場とん!帰りの新幹線で必ず買うもんね」
Fukase「時間がない時にSaoriちゃんと矢場とんのお弁当探した時があったんだけど、その時Saoriちゃんが新幹線のチケット無くしたんだよね」
Saori「そう、悲しかった」
Nakajin「結局遅れたんだっけ?」
Fukase「いや、自腹で買ったんだよ」
Saori「うん。悲しくて泣いた」
Fukase「泣いてはないですけど」
全員「(笑)」
DJ LOVE「完全な誇張ですね」
Fukase「ちくしょう…チクショウ!!!!!!!!!!!!!!!って感じでした」
Nakajin「大激怒だ(笑)」
Saori「違うよ!!!!」
DJ LOVE「自分に悪態ついてる(笑)」
Nakajin「で、話は変わって明日からナゴヤドームでライブですよ」
Saori「初めてですね」
Nakajin「ドームっていうのが初めてだもんね」
DJ LOVE「埼玉はスタジアムモードだったし」
Fukase「ドームをすっ飛ばしてスタジアムをやってたからね(笑)」
Nakajin「今回は全部で5公演だから、明日でもう折り返しですよ」
Saori「早いなぁ…」
DJ LOVE「そしてただいまセカオワLOCKS!では、
この『タルカス』にライブレポーターとして参加してくれる生徒を募集しています!」
Nakajin「来週、京セラドームのライブレポーターへの応募は今夜の24時が締め切りです。行きたいという生徒は【 コチラ 】から応募してください!!!!」
・・・ということで、大阪公演のライブレポーター締め切りも目前!
ライブレポートをしてみたい生徒は住所氏名年齢連絡先、そしてライブレポートにかける意気込みを書いて送ってください!
それでは今夜の授業にいきましょう!
今夜は、この書き込みについて4人で考えてみたいと思います。
■ 相談か何かわからないけど
姉ちゃんは、まぁ所謂天才とかそういう類の人で、私より断然賢くて、部活も中学の時はしっかりやってて良い成績も残してて。
私は成績は注の上くらい、部活はそこそこ頑張れてますけど、いたって平凡な人間。
そりゃ、少なからず嫉妬なり劣等感なり自己嫌悪なり感じますよね。
姉ちゃんは姉ちゃん、私は私って割り切っていても、テストの結果とかを考えるとどうしようもなく惨めになります。
お母さんも、そんなに露骨には言わないけど、「姉ちゃんやったら」ってたまに言います。
なんか、私の取り柄って何なんだろうって考えてしまいます。
いつも、突出した何かがあるわけでもないからなぁ、という結論で終わっちゃうんですが。
仲の良い友達は、あんた賢いやん、って言います。
でも姉ちゃんという存在がいることでそれを聞くたびに叫びだしたくなる。そんなはずがないだろうと。
14/京都府
Nakajin「なんか...やさぐれちゃってますね」
DJ LOVE「そうだね」
Fukase「いいんじゃないの、今はこれで。逆にさ、劣等感のない人生って何にもうまくいかない気がするけどね」
Saori「うん」
Nakajin「これは成長のチャンスですよね」
Fukase「そうだと思う。優越感ってさ、あの人に優ってるっていう満足感だけでしょ?でも劣等感ってさ、嫌だなって思うけどそこから頑張って人はステップアップしていくわけじゃない」
DJ LOVE「すごく大切なものだよね」
Nakajin「まぁ辛くはあるかもね。姉ちゃんだし。家に帰ってもいる人だし逃げ場がなく感じちゃうっていうか」
Fukase「そういうところはあるかもしれないなぁ、確かに」
Nakajin「僕もすごく分かりますけどね、似てるっていうか。僕も中学の時はそこそこやってたけど勉強も中の上。部活もそんな感じ。自分に何か特別なものがあるとは思えなかったからね」
Saori「劣等感でいつまでもつきまとうものだと思うんだよね。私も今だってすごくあるし...隣の部屋がNakajinで、今日は疲れた〜寝ようって思ってるとNakajinはそこから曲作り始めたりしてさ、あぁ...今からやるんだ…って思うといつも置いていかれる気持ちになるっていうかさ」
Nakajin「…うん」
Saori「でも、それがあるから自分の限界を一歩超えてみようって思えるの。だからこういう気持ちは大事だと思うんだよね」
Nakajin「そうだね、僕もみんなと一緒に必死にやってるから」
M TONIGHT / SEKAI NO OWARI
Fukase「劣等感がある方がカッコよくない?普通に」
DJ LOVE「うん」
Fukase「優越感にまみれた人って全然カッコよくないじゃん(笑)」
全員「(笑)」
Fukase「言葉を選ばずにいうとさ、頭が悪そうに見えるよ、優越感にまみれた人って」
Saori「そうだね」
Fukase「だからEricaは劣等感を持ってていいんじゃない?だってどんな主人公だって劣等感を持ってるっていうかさ、歴史上の人物だってそうだし」
DJ LOVE「歴史上の人物で言ったら織田信長とかもそうだよね、うつけって言われてたんだから」
Fukase「ね?いいと思うけどね」
Saori「うん。魅力的な感情だと思うから大事にした方がいいと思うよ」
Fukase「あとはそう、やさぐれないことだと思う」
Nakajin「やさぐれない方がいいとは思うね」
Fukase「劣等感だけを綺麗に研ぎ澄まして、その劣等感をなくすために常日頃努力することかな。あとこれはちょっと憶測なんだけど、人のこともそう見てるんじゃないかなって思うかな」
Nakajin「あぁ、それはもしかしたらあるかもしれないね」
Fukase「誰かと誰かを比べて『あの人の方が優秀だな』って思っちゃったりすると...そういう思想があると自分もその中に入っちゃうわけじゃん?人を見たときに『あの人は勉強ができるけど、あっちの人はこんな良いところがあるな』とかっていうことを思えたら、多分自分のことを全てマイナスには思わなくなってくるんじゃないかなって思うんだよね」
Saori「それはそうかもしれないね」
Fukase「自分に対して思ってる人は他人に対してもそう思ってる人が多い気がするからね。だからそういうところから変えていけたらいいのかもしれない」
DJ LOVE「部活と勉強以外にも良いところを出せる場所はたくさんあるよ、きっと」
Fukase「いっぱいあるよ」
Saori「部活と勉強だけだったらFukaseくん大変ですよ」
Fukase「FukaseくんはEricaぐらいの年からしたら…あと11年ぐらい苦しむかな(笑)」
Saori「(笑)」
Fukase「今でも劣等感はあるけど、ただ11年経って『これはもしかしたら得意分野かも』って思えるものが出てきたかな」
Nakajin「うんうん」
Fukase「得意分野が自分にあって、それを求めてくれる人がいるっていうことに11年後に気づいたかな」
Saori「確かに11年ぐらいは悩んでたかもね」
Fukase「そうだよ、そんなもんだと思いますよ。そのときにやさぐれないことと、人を見るときに『こう見られたくない』って思うことを人にしないこと。これが変なふうにならない良いやり方なんじゃないかなって31年生きてきて僕は思いました」
Saori「この流れならもうかける曲は決まったよね」
Fukase「え?何?」
Saori「フ〜」
Fukase「?」
DJ LOVE「ファ!だよね(笑)」
Saori「それ!」
Fukase「あぁ、OK(笑)聴いてください、Fight Music(笑)」
M Fight Music / SEKAI NO OWARI
Nakajin「Ericaにはさ、あんた賢いやんって言ってくれる友達もいるからさ、結構そういう周りの人の方が自分の良いところを見つけてくれると思うよ。実は突出した何かがあると思うんだよね。俺も他のメンバーにたくさん見つけてもらってるしね」
Saori「そうだね、メンバーはそういう存在でもあるよね」
Nakajin「バンドを始めた頃はさ、それぞれ一長一短あったけど、4人で強くなるためにそれぞれの足りないところを埋める作業をしてきて強くなってきた感じがあるからね」
Saori「最初からみんな今みたいにできたわけじゃないからね」
Nakajin「友達を大切にして相手の良いところを見つけてあげられれば自分の良いところも見つけてもらえて、みんなで強くなっていけると思うから頑張ってほしいね」
・・・ということで今夜の授業、いかがだったでしょうか?
この授業テーマを『劣等感』ととるか『仲間』ととるか、テーマの捉え方はその人それぞれが置かれた状況によって違うかもしれません。
でも今日の授業を聴いて何か感じることがあったキミは、きっと明日から何かを少しずつ変えていけるはず。
また来週もこの時間、一緒に授業しましょう。
それでは今夜の授業はここまで!
また来週!!!