僕らのヒーロー!!!!
2015.05.29
SEKAI NO OWARI
今週水曜日にオフィシャルHPで発表になりましたが、SEKAI NO OWARI先生のニューシングル発売決定!!
発売日は7月29日!! タイトルは『ANTI-HERO』!!!!
Nakajin「読み方としてはアンタイ・ヒーローですね」
Fukase「日本的に言うとアンチ・ヒーローってことです」
Nakajin「この曲は実写版映画『進撃の巨人』前編の主題歌ですね」
DJ LOVE「進撃の巨人はNakajinがセカオワLOCKS!で『2014年最優秀漫画賞』に紹介するほどハマってたやつだよね」
Saori「そのマンガの主題歌に私達が選んでもらったんだからすごいよね」
Nakajin「しかも前編だけじゃなくて後編も僕らの曲が主題歌になるんですよ」
Saori「『SOS』ですね」
Fukase「これは映画のために書き下ろした楽曲だけど、どうする?今日オンエアしちゃったりするの?」
Nakajin「今日はまだダメでーす(笑)」
DJ LOVE「そりゃそうだよね(笑)」
Fukase「これはサンフランシスコで録った曲なんですけど、プロデューサーはGorillazなどを手がけるダンという有名な方です」
Saori「ダン・ジ・オートメーターね」
Fukase「最後ご飯食べたじゃん、ダンと。その時にダンがさ、ダンの友達に『彼女は僕の友達だ』ってSaoriちゃんのことを紹介してたんだよ」
Nakajin「つまり俺ら男3人は友達じゃない、と」
DJ LOVE「クライアントだったんだね...」
全員「(笑)」
Fukase「プロデューサーとクライアントの垣根を越えたのが唯一Saoriちゃんだったってことなんだけど、レコーディング中に2人で買い物行ったりもしてたもんね」
Nakajin「そうそう!気づいたら『連れてかれた!』って思って(笑)」
DJ LOVE「プロデューサー待ちの時間があったからね」
Fukase「なんか『一緒にスコッチ買いに行こう!』って言ってたな〜って思ってたんだよなー」
Saori「そうなんだよね、スコッチで話が盛り上がって。『こんなにスコッチを知ってる子は初めてだ!』って喜んでくれて。それで『行こうぜ!』ってなったんだよね」
Fukase「俺もなんとか話をしようと思ってさ、好きなマンガとかアニメはあるのか?って聞いたら『ない』って言われた」
全員「(笑)」
Fukase「めげずに好きな日本食は?って聞いたら『全部だ』って」
全員「(笑)」
Fukase「なかなか会話が弾まなかったのにSaoriちゃんだけずっと仲良くしててね」
DJ LOVE「最後のご飯の時はSaoriちゃんがダンの隣に座って、俺らは3人固まって座ってたもん」
Saori「気の弱い3人だなって思ってたよ、私(笑)」
Fukase「そうなんだよ、気が弱いんだよな〜(笑)」
Nakajin「まぁ色々と話したいことはあるんだけど、今日はこれぐらいにしときましょう!また話すので楽しみにしてて下さい!!」
・・・ちなみにもう1曲の『SOS』はイギリスでレコーディングされたものらしい!
話せるタイミングがきたらこのセカオワLOCKS!でも色んな話をしていくのでお楽しみに!!
では、今夜の授業にいきましょう!! 今夜のテーマは...『僕らのヒーロー』!!!
7月29日リリースの新曲は『ANTI-HERO』ですが、今夜はその真逆!
「あの時の自分を救ってくれた...」「こんな人になりたい!」など、
セカオワ先生の心のヒーローをそれぞれ紹介してもらいたいと思います。
それでは、順番に発表してもらいましょう!
まずは、Saori先生!
Saori「私のヒーローは...村上春樹さんです」
Nakajin「まぁ生徒のみんなは納得なんじゃないですか」
Saori「どんなところを救ってくれたかっていうと、村上春樹先生の書く文章ってすごく理性的なんだよね。私が初めて読んだのは20歳手前ぐらいだったんだけど、自分の感情をどう押さえていいか分からなくて困ってたんだよね。みんなはよく知ってると思うけど」
Fukase「うん」
Saori「そんな時に人との接し方とか、理性的に考えることを村上春樹さんの本から学んだんだよね」
Nakajin「それはそういうやり方がその本に書いてたわけではなくて、その文章からにじみ出るものから感じ取っていったということ?」
Saori「そうだね、色んな会話の後に教訓が書いてあったりして、そこにドッグイヤー付けて読み返したりとか...本当に色んなことを学ばせてもらいました」
続いて、DJ LOVE先生!
DJ LOVE「僕のヒーローは...ルパン三世です!」
Nakajin「ルパン三世!?」
Saori「意外!」
DJ LOVE「これは救われたってわけじゃないんだけど...ルパンってヒーローっていうか本当はアンタイ・ヒーローだからこのテーマに合ってるのか分からないんだけどね」
Fukase「なるほど、でも選んだのはどういうこと?」
DJ LOVE「みんなが思い描いてるルパンって結構スケベな人だと思うんだけど、カッコイイんだよね。そのカッコよさをもっとみんなも見た方がいいと思う」
Fukase「でも泥棒だよね」
DJ LOVE「泥棒だけど悪い奴からしか盗まないからね」
Fukase「そうか、五右衛門と一緒か」
Nakajin「それでなぜLOVEさんのヒーローなの?あこがれたの?」
Fukase「泥棒に?」
DJ LOVE「違うよ!泥棒になりたいって誰が思うんだよ(笑)」
Nakajin「手癖が悪くなったわけじゃない、と(笑)」
全員「(笑)」
DJ LOVE「なんかさ、セリフとか行動がすごいカッコいいんだよね」
Saori「でもLOVEさんがルパンから何かを学んでいるとは思えないんだけど」
DJ LOVE「なりたいな〜とは思ってるけどなかなかできないでしょ、ああいうことは」
Nakajin「そっかぁ、意外な答えだったね」
Fukase「うん」
Saori「LOVEさんは想像つかなかったけど、Nakajinはなんとなく想像つくなぁ」
DJ LOVE「あ、俺も」
Nakajin「え?本当?」
Fukase「俺も想像ついた」
Nakajin「ホント?でもさ、あっちだと思ってることもない?」
DJ LOVE「あっち?」
どうやらNakajin先生には2人いるっぽいけど、いったい誰を選ぶのか...次は、Nakajin先生!
Nakajin「僕のヒーローは...イチローです!」
DJ LOVE「俺当たった!」
Saori「私はあっちかなと思ったけど、こっちか」
Fukase「俺もあっちだと思ったな〜。でもNakajinは本当によくイチロー選手の話をしてるよね」
Nakajin「本はけっこう持ってるし、俺は昔野球少年だったってこともあるんだけど、興味を持ったきっかけは誕生日が一緒なんですよ」
DJ LOVE「干支も一緒だよね」
Nakajin「そう!だからちょうどひとまわり、12コ上なんですよ」
Fukase「なるほど」
Nakajin「だから毎年誕生日が来ると『あぁ、今年でイチローさんは○○歳かぁ...』って必ず想いを馳せる人なんだよね」
Fukase「その話、そういえば聞いたことある」
Nakajin「本を読むとすごく努力をする人なんだよね。情熱や才能もある人だけど、自分のことをすごく研究して理解して、分析と努力によって自分自身を高めていく人で、自分は才能で上がっていくタイプではないと思ってたから、そういう努力を惜しまないということにすごく影響を受けたんだよね」
Saori「なるほどね...」
Nakajin「野球では無理だったけど、音楽ではそのスタンスが生きてると思ってるよ。あとは40歳をこえてなお第一線でありつづけていることもすごいよね。自分も音楽でそういう風になっていけるように頑張りたいなって思う」
・・・Nakajin先生の話を聞いてイチロー選手をググってみたら「高校時代はサボることばかり考えていた」という日刊スポーツの記事が載ってて面白かったです!
最後は、Fukase先生!
Fukase「僕のヒーローは、鬼塚栄吉です」
Nakajin「好きだもんね〜」
Saori「そっか、好きだよね」
DJ LOVE「『湘南純愛組』から好きだしね」
Fukase「そう!『湘南純愛組』から好きなわけですよ。完全にヒーローですよ、先生ですからね」
Nakajin「そっか、先生だよ」
Fukase「学生ってさ自分の本質の悩みというよりも気に食わないものの話をブワーっとしてさ、実際自分が何に悩んでるか分かんなくなると思うの。でも鬼塚先生はその本質を見抜く目がすごいんだよね。俺にとってのバイブルですよ『GTO』は」
Saori「それずっと言ってるよね」
Nakajin「俺らの時も反町さんが主演のドラマになってたけどさ、最近もリメイクされてたもんね。日本に残る名作ですよ」
Fukase「反町さんのドラマでさ、松嶋菜々子さんに向かって四角いものをパッと見せるの。その時はそれが何なのかが分からなかったのよ」
DJ LOVE「あぁ、アレか!」
Nakajin「俺もあれ見てて分からなかったよ」
Fukase「あの頃の俺らじゃ分からないよね?あれは子供向きのシーンじゃないよね」
Saori「あぁ、何の話してるのか分かった」
Fukase「分かった?内緒だよ、生徒のみんなには」
全員「(笑)」
・・・ということで謎の四角いものとはなんだったのか!?
ちなみに「GTO 四角いもの 反町 松島」とググっても答えは出てきません!
さあ、今夜は4人にとってのヒーローを紹介してもらいましたが、エンディングではメンバーの中でLOVE先生の答えが一番意外だったということで盛り上がってました。
Nakajin「俺、意外だったのはルパンだなぁ。他の2人は想像ついたけど」
Fukase「意外だったよね。俺はてっきり伊集院光さんなのかなぁって思ってた」
Nakajin「俺もそうだと思った!」
DJ LOVE「伊集院光さん好きだからね(笑)でもルパンは本当に憧れっていう意味なんだよね。普段三枚目だけど決めるところ決めるっていうさ」
Fukase「決めるとこ決めたいタイプなの!? じゃあSaoriさん、次のライブの演出でLOVEさんに決めるとこ決めさせてやって下さいよ〜(笑)」
Saori「ルパン三世みたいにする?(笑)」
DJ LOVE「でもキザなのが似合わないからさ。やっちゃうと滑稽だからさ」
Nakajin「そんなことないよ〜、カッコよくなるって!」
Fukase「やっちゃいなよ!日産スタジアムの上空いてるよ!」
Nakajin「ヘリで上から登場しちゃいなよ!」
DJ LOVE「そういうんじゃないって(笑)」
Fukase「これは当日の演出が楽しみだな〜」
Saori「ちょっと!考えるの私なんだからプレッシャー与えないでよ!」
・・・さあ、日産スタジアムでDJ LOVE先生がルパン三世になることはあるのか!?
念のため『ルパン三世』を見たことがない生徒は『カリオストロの城』くらいは見ておいたほうがいいぞ!
それでは今夜の授業はここまで!
また来週〜!!