石原「生徒の皆さんこんばんは！SCHOOL OF LOCK!の普通の講師、Saucy Dog　ボーカルギターの石原慎也です。」

石原「いや〜、みなさん！親知らず、４本目、無事抜くことができました！ありがとうございます！僕の口の中から親知らず４本分の質量が消えたということで、僕の何％かはわかりませんけど、何％かはこの世からいなくなりました！」

石原「みんな宿題やってるか〜？ほんと宿題は早めに終わらせたほうが良いですよ！「誰が言ってんねん」って話ですけれども。宿題は早めのうちに終わらせましょう。みんな、毎週、宿題をやったかどうか聞いていくんで、やれよ！」

石原「というわけで、Saucy Dogをはじめ、多くのミュージシャンが夏フェスに出演しているんですが、昔に比べて暑さがひどい！倒れちゃいそうなくらいで。出演者の中でも倒れている人もいるみたいなことも聞くし。みんなも気をつけてよ。水とかちゃんと飲みながら楽しみましょう。体調が一番。体が資本。そんな夏フェスに関するメッセージが届いているので紹介していきましょう。」

秋澤「はい。まずは「普通に聞きたい」宛てに届いたメッセージを紹介していきましょう。」


　

石原「う〜ん。夏フェスのセトリは基本的には、出ているアーティストに寄せてみたりとか、そのフェスがどういう空気感なのかとか、みんなもフェスのホームページを見て、フェスの空気感とか、モッシュ・ダイブあるのかな、とかじっくり聴ける感じなのか、とか色々調べてくれているとは思うんだけど、Saucy Dogのメンバーもそういうところは気にしていて、このアーティストが前だったら、バチンってアップテンポで雰囲気変えてみよっかなとか、逆に全部バラードにしてみようかな、とかそういう面白いみんなが楽しめるセトリにしています。この前の『DEAD POP FESTIVAL』とか『京都大作戦』とか激し目のバンドが多いなって思った時は、結構アップテンポで攻めていって、『SiM』とか『１０-FEET』とか、主催のバンドのお客さんも入って来やすいセトリにしてるね。夏フェスのセトリは全部変えているんですけども、お決まりの流れみたいなのもあったりとか、Saucy Dogっぽさを出していけたらいいかなと思っています。メッセージありがとう！」


＜M：サマーデイドリーム / Saucy Dog＞


石原「いや、顎が痛いな。親知らずを抜いたばっかりで、サマーデイドリームはあんまり夏フェスとかでもやらないんだけど、実は夏の曲。実はっていうか、タイトルにサマーって入ってんだけどね。顎が痛い。みんな、そんな時はありますか？僕は今です ね。なんか秋澤先生っぽいことを言いましたね。」

石原「はい、続いてはこちらの授業に行きましょう。黒板を書きます。」






「普通 of 普通」

石原「普通のど真ん中。「普通of普通」を決めていく授業。 前回、生徒の皆さんにこんな宿題を出していました。…「夏、キュンとくる仕草の普通を教えて」！」

石原「ほんと、いかにもな授業なんですけども。ちなみに校長は「ロングだった女の子が、夏になってショートにしているところがキュンとくる」と！「それ、わかるわ！」って思いました？ギャップっていうか、「あ、ショートも似合っちゃうんだ」みたいな。雰囲気変わったなと思って、ちょっと気になったりするじゃない。全然好きじゃなかった人でも良いよね。…言い方、今日もキモいな(笑)。」

石原「でね、教頭は「筋肉質のジムの人が、マッチョが、汗を拭くときに、タオルとかじゃなくて、Tシャツの裾で、顔をピッて拭いた時に見える腹筋がたまらない」って言ってましたね。そうなんだ。いや〜、キモいな！」

石原「略して“夏キュン”ですね。皆さんの夏限定でキュンとする仕草を教えてもらいたいと思います。では早速書き込みを紹介していきましょう。」




石原「それ、現実でやってる人いる？俺も好きなんだけど見たことないよ。俺とかがさギ、ターを弾いてちょっと汗拭いたりするときに、ピックを口に咥える、みたいなことでしょ。それを昔やった時に、誰かに「なんかナルシストっぽい」みたいな言われたことがあって。「いやそんなんじゃねえけど」みたいな。それって女子にも当てはまるのかな？当てはめるんだったらこれだな、多分な。髪をくくるときにヘアゴムを口に加えるみたいな。あざといよね！」




石原「確かにな！耳かけってやっぱりふわふわした気持ちになるよね、本当に。だって、男が耳かけしても、別にキュンとは来ないわけじゃない。女子しかしない行動みたいな。ちゃんと「あ、女性なんだ。」ってなるよね。そのボブの女の子とか、女性として見てない子が、耳にキュってかけてたとしてもキュンとするよ。何言ってんだろうな。」







石原「俺みたいなガリガリがやっても意味ないってことでしょ？だから、それってガリガリはやっちゃいけないってこと？（腕を捲って）こうするってことでしょ？どう思う？…首かしげるのやめてもらって良い？どうすか、やっぱりキュンとします？肩までの腕まくり…。akoaraが変わってんのかな？でも腕まくりがキュンとするみたいなのはよく言うよね。ネクタイ外すみたいな動作がキュンとするとか。ネクタイはキュンとするの？へえ、変わってんの。」


　

石原「なるほどな。ギャップってことでしょ。ガリガリっぽく見える人が意外と腹筋あるみたいな。へえ〜。それはどうなんですか？ちょっと今ここにいる女性陣、2人なんですけど、彼女たちに聞いてみてます。どう？腹筋。ちょっとチラ見えみたいな。そんな？そんな、とか言うな。どうすか。そんな？まぁ。今、好きって言ったらなんか気まずいよね。でも、言ってる意味はわかる。俺もやろうっと。続いて。」




石原「うんうん、分かるよ。 犬みたいな感じでってことでしょ。だから、犬が水浴びしてブルブルブルっていうことでしょ。でも犬っぽくて好きってことなのかな。俺もやる、それ。お風呂入った時に、シャンプーの後に、トリートメントつけるじゃない。で、その時にシャンプーをバーってお湯で流した後にブルブルブルってやるよ。そういうこと？あとね、歯磨きするときに腕を動かすのめんどくさいから首を動かすか、ってガシャガシャガシャと首を動かします。それでもキュンとしてくれるのかな。」

石原「はい！というわけでね、皆さんのメッセージありがとうございました。皆さんのメッセージをまとめましょう。 皆さんのメッセージをまとめると…夏キュンとくる仕草の普通は「男はちょっと気持ち悪い」！」

石原「いや、ちゃう。俺が読んでるからなんだろうな。これ、女性が読んだらまた別だったと思うよ。だってさ、俺も男なんだから男目線で見ちゃうじゃない。逆に女性のキュンとする仕草とかは「そういうのあったんだ」って勉強になるっていうか、「俺もやってみよっかな」みたいな。だから男性陣の諸君は、これを参考にしてこの夏乗り切りましょう！女性陣の方はこういうのがキュンとくるので、ぜひやってください！」




石原「というわけで、続いての宿題、発表しますよ、皆さん！多分みんなも気になってはいるんじゃないかな。俺の高校の頃とか学生の頃は派手にはしてないんだけど…、皆さんに教えてほしいのはこちら！」

石原「夏休みのお金の使い道の普通を教えて！」

石原「どうですか？皆さん！夏休みどんなふうにお金を使いますか？金額までは言わなくて良いんですけど。男の子だったら夏休みも夏祭りに行って、彼女とか気になってる女の子にご馳走してあげるとかあるらしいじゃない。俺は、彼女と夏祭りに行ったことなんてないからさ。女の子だったら新しい水着欲しいみたいなことがあったりするのかな？俺は今まで30年間生きてきて、水着2着しか買ったことがないです。高校の頃に、親に「水着買って」とか言うじゃない。「みんなでプール行くから水着買って」とか。俺のうちは貧乏だったので「いや、水着あるじゃない」って。学校指定のピチピチのパンツ。パンツっていうかブルマみたいな水着。あれで友達と遊びに行ったりしてた。ほんとにやめてくれよ、これ。親御さんも聴いてるんだったら、水着は買ってあげなよ！はい。というわけで皆さんの夏休みのお金の使い道をぜひ教えてください。「#普通of普通」とつけてメッセージを書き込んでください。」

石原「さて、そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました。ということで、僕とはまた来週お会いしましょう。普通の講師、Saucy Dogボーカル・ギターの石原慎也でした。」