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SAKANAQUARIUM2017大阪公演の生配信見てからもうサカナクションにどハマりしております。
前から一郎先生大好き人間だったんじゃけど、もうやばいっす。
ホールツアーも絶対行きます!!!
あと、DJもやってみたいし、CLUBもものすごく行きたい!!!
女性/19/徳島県
「おー。小悪魔ラスカルは、先日大阪公演の2日目にやった生配信を見てくれたということで。現在サカナクションは全国ツアー中です。その大阪公演の模様をAbemaTVで配信しました。これ、サカナクション初の生配信だったんですけど、緊張しましたねー(笑)。岩寺が最初の曲のギターソロで、いきなりとちりましたからね(笑)、緊張しすぎて。それくらいメンバーも気合が入りながらやったんですけど。ツアーの真っ最中にそのツアーの生配信って珍しいですよね。ネタバレ的なこともあるわけじゃないですか。だからどうかなーと思ったんですけど、なぜやろうって思ったかというと、今回のツアー、前半戦はZeppとかライブハウスツアーだったんです。で、チケットが取れなかった人がいっぱいいたと……観られなかったんですよ、皆さん。でも、結構いいセットリストだったんですよ。だからそれは観てもらいたいなと思ったんです。ライブに来る人にとってはネタバレ的なところもあったんですけど、そういう人は観なければいいかなーみたいな。そこは自由なので。小悪魔ラスカルみたいに応援してくれる人が増えたらいいなと思ったわけです。」
「ツアーはまだまだ続くんですけど、4月からホールツアーに変わりますよ。高崎アリーナという新しいホールのこけら落としから始まり、青森、秋田……と、行ったことのない地へとサカナクションは侵食していきますけど、新曲もね……やる……やる……???……みたいな感じになっているから(笑)。だから、ライブハウスのセットリストも残しておきたかったなっていうのでやりました。ホールツアーも是非遊びに来てもらいたいと思います。3月5日(日)からSAKANAQUARIUM 2017ホールツアーの一般チケット発売が始まりますので、小悪魔ラスカルも遊びに来てもらいたいと思います。」
「では、黒板書きます。」
「SORATO。これは、サカナクションがアンバサダーとして応援している月面探査レースプロジェクト、au×HAKUTO MOON CHALLENGEの探査機の名称です。このサカナLOCKS!でも話をしていましたが、この探査機の名前を一般募集して、その名前を、このプロジェクトの応援ソング「moon」に歌詞が加わった新曲のタイトルにする……というものだったんです。ということで、この”SORATO”というのは月面探査機の名前であり、サカナクションの新曲の名前です。こちらが、37,000通もの応募があったんですね。先生見ましたよ、37,000通。この学校の生徒も応募してくれましたよね、ありがとうございました。」
「僕たちサカナクションが他人に自分たちの曲のタイトルを考えてもらうのは初めてだったんですけど、曲名が決まっているわけだから、いろいろヒントがある上で歌詞を考えるのは結構面白かったですけどね。タイトルが先に決まってそれに歌詞を考える作業は、例えば、「SORATO」なら……空と、何なのかなーとか。愛しさと切なさと空と心強さと……みたいな(笑)。いろいろヒントがあったので、すごく面白かったと思います。審査員として先生も参加したので、そういった部分も踏まえて作詞しましたけど、基本はこのプロジェクトをやっているHAKUTOというチームの皆さんが作った探査機の名前がこの名前になるわけだから、そこにちゃんと支障がない名前になったらいいなというのが、いちばんの選考基準になりました。そして、「moon」が進化して「SORATO」になったんだけど、どう進化させるのかっていうのも先生は悩んだんだわ……本当に。」
「まず、「moon」って、♪ラーラーラーって歌詞がない部分があって、インストに近かったのよ。だから、サッカーで言うチャントみたいな。ああいう感じに歌詞を求めていくのは難しかったし、違うメロディをAメロみたいにつけるっていう案もあったんですよ。ラララを残して。だけどそうするとクサくなっちゃうし、あからさまに背中を押すような言葉を入れなきゃいけなくなっちゃったんですよ。「頑張れ!」「月に向かって手を伸ばせ!」みたいな。それは僕らっぽくないし、アンバサダーとしてそういうことを求められているわけじゃないなって思ったので、今回この「SORATO」には、ラララの部分に歌詞を付けて、歌詞がないところでみんなが自由に踊る、っていうインストと歌モノの隙間っていうか……洋楽っぽいのかな。ダンス・ミュージックでもあり歌モノでもあるっていうところでしたね。ここに至るまでも、本当にビクターの人たちと揉めに揉め、言い争いになり、最終的には……黙りましたからね(笑)。だけど、上手くこのプロジェクトの応援ソングを作れたんじゃないかと思っています。」
「あとね、完成が発表の日の朝9時だったんですよ。(前の日の)夜11時くらいに歌詞ができて、そこからスタジオに行って歌録りをして、みんなは家で寝ているから、一人ずつ起こし(笑)、コーラスを録っていくっていう作業をしました。最初俺が録って、モッチ(岩寺先生)が録って、(草刈)愛美ちゃんが録って……そのあとは知らない。僕、帰ったから(笑)。次の日、歌わなきゃいけなかったから帰ったんですけど(笑)。本当にメンバーは苦戦していましたね。」
「歌詞のポイントは、やっぱり分かりやすい応援ソングにならないようにしなきゃなっていうのと、HAKUTOの袴田(武史)さんっていうリーダーと話したこととかをヒントにしながらね。どのくらい歌詞に余白を作るか……説明しきらないようにするか……どれだけ遠回しに今回のことを伝えるかっていうのが、いちばん難しかったなと思います。これも次のアルバムに収録されますから、一緒に歌ってもらえたらと思っています。」
「実は、この「SORATO」は名前を発表するイベントで早速披露しました。その様子をまたライブ配信していたんですよ。見ていてくれた生徒が何人かいたみたいで、書き込みがきていますね。」
★au×HAKUTOライブ!
行ってきました!SORATOがまず言葉で表せないほどの演奏でした!宇宙のスケールをmoonから更に大きくしつつ、ポップな音を入れて壮大な音楽、踊れる音楽になっていました!また、その後のliveも最高!初めて生で聴いた新宝島には大号泣…。本当に最高のliveでした!初めてのサカナクション先生のライブ、一生の思い出になりました!
男性/16/東京都
「ありがとうございます。おー……そう!「moon」ってどちらかというと日本の哀愁感があったと思うんですけど、「SORATO」は宇宙の、このプロジェクトを応援していく熱さみたいなのが入っていると思うんですよね。」
★SORATOすごいかっこよかった!
サカナクション先生、ローバー名発表ライブお疲れ様でした!完成がライブ当日の朝9時ということで、大丈夫だったのかなと心配になりましたが、山口先生の「締め切りが完成だから」というお言葉にグッときて安心しました…その時副担任'sの皆さんが微妙な表情を浮かべていて笑いました(笑)
新しくついた歌詞とてもかっこよかったです!月や流星と、サカナクションらしさを含みながらなんとも宇宙を連想させるような歌詞に心も体も踊りました
是非ツアーでも演奏してほしいです!
女性/13/神奈川県
「ははは(笑) 微妙な顔していたかな?バンドなのに楽器を持たずに演奏するっていうライブ風景もサカナクションらしいというか、このプロジェクトに向けてのいいスタイルだったかなと思います。これ実はねー……もうツアーで演奏し始めているんですね。」
「サカナクション先生がこのプロジェクトを応援する大きな理由は、auの社長さん……田中(孝司)社長が『Forbes』っていう雑誌にHAKUTOの袴田さんと3人で表紙を飾ったんですけど、その時に田中社長が言っていた言葉があって。
"昔、インターネットに注目して事業をやり始めた頃はみんな「何考えてるんだ?そんなものが主流になるわけない!」って思っていたんですって。携帯電話がすごく大きかった時代だね。だけど、今はインターネットはなきゃならないものになっていて……未来っていうのはどういう風に変貌していくのは予測できないけど、宇宙に民間企業がどんどん参入して宇宙空間がビジネスのひとつのフォーマットになっていくっていうのはこれからの未来で普通になること。だからauとしてこのHAKUTOのプロジェクトを応援しているんです。"
……って話を聞いて、そうだなーって。僕らも音楽を作る上で未来に自分たちの音楽を繋げていきたいし、未来の音楽に自分たちが影響を与えたいと思ってやっているわけだから、こうして未来につながるプロジェクトをちゃんとこのいま現在で、しっかり音で支えていきたいし、プロジェクトの中で音楽が入り込めるものはどんなものがあるのかをサカナクションとして考えたいと思ったんです。そこで、サカナクションを応援してくれる方達に、別の形や伝わり方っていうのをちゃんと伝えられたらなっていうのがあるのでチャレンジしてみいたんです。ホールツアーが始まるから、みんなにも早く「SORATO」を聴いてほしいと思うね。」
ちなみに今回のサカナLOCKS! は、
完成したばかりの「SORATO」の音源を聴きながらの授業となりました。
そろそろ授業も終了の時間です。
「みんな、宇宙ってそんなに遠いところにあるわけじゃないんだぜ。行けちゃうんだぜ。今、宇宙エレベーターっていうのも企画されていますからね。エレベーターで宇宙まで行けちゃうんだぜ。すごいよね。間違って屋上まで行っちゃたら宇宙っていう(笑)。でも、未来はあるかもしれないよね。宇宙ホテルとかね……宇宙遊園地とか、宇宙ライブハウス!「明日○○星雲の○○コロニーでライブやるんで来てくださーい!」みたいな。で、みんな行っちゃうの。星を見ながらね……未来はあるかもしれないよね。あと、宇宙で結婚式とか……有り得る!そういう時代は必ず来ると思いますからね。サカナクションは頑張って音楽を伝えていきたいと思います。」