「久しぶりに、音学の『宿題』を出していきます!」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2021年7月9日(金)PM 10:00まで




山口「はい、授業を始めますから席についてください。Twitterを開いている生徒はTwitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている人は、 サカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。今回は、生徒から届いた書き込みを紹介します。そして、生徒の皆さんに宿題を出したいと思います。」


★「イサム・ノグチ 発見の道」行ってきました。

一郎先生、こんにちは。
「イサム・ノグチ 発見の道」に行ってきました。
サウンドツアーも楽しませてもらいました。

今まで美術展に行くときは、よく音声ガイダンスを利用していました。その作品の時代背景や解釈を知ることで、よりその作品への理解が深まるからです。
ただ今回のようなサウンドツアーでは、聴覚を支配された状態で作品を見ることによって、より作品への解釈が僕に委ねられている、開かれていると感じました。
音楽を通じて、イサム・ノグチの抽象的な立体作品に対する、僕自身の見え方が見つかるのがとても面白かったです。

いのろう
男性/20歳/埼玉県


「今、東京都美術館で僕が大好きな芸術家のイサム・ノグチという方の展覧会をやっています。そこで、僕がイサム・ノグチ展のアンバサダーという立ち位置というか、何て言ったらいいのか……みんなに見てもらうご協力をさせていただいております。よく美術館にはオーディオガイドがあるじゃないですか。イヤホンを見ながら作品を見るやつ。『この作品は○○年にできて……』とかっていう解説があるやつ。あれを僕が頼まれたんですけど、それをやるには僕はただの音楽好きな兄ちゃんで、イサム・ノグチが好きなだけなので、やるには荷が重すぎますっていう話をして。ミュージシャンとして出来ることならやりますよっていう話をした中で、僕的に、イサム・ノグチという人物がどんな音楽を聴いて作品を作ってきたのかっていうところを調べていただいて、その上でオーディオガイドみたいな形で、音楽を聴きながら作品を観ることができるっていうものを作るということになって。いろんな方に協力していただきながら……サカナLOCKS!のヘルツ先生にも協力してもらいながら、そのオーディオガイドを作りました。あと、どのエリアにどの時期にイサム・ノグチがいて、どんな音楽を聴いてきたのか、その時代にはどんな音楽があったのかっていう資料も一緒に配布しています。是非それを見ながら、オーディオガイドを聴きながらイサム・ノグチ展を観ると、いのろうが言うように、違う感動があって、観る人に委ねられるすごく良いものになっていると思うので、是非近くにお住まいの方、行くチャンスがある方は行って体験してもらえたらと思います。サカナクションの「茶柱」という曲のライブ演出でも、イサム・ノグチのAKARIというライトを使ったりしている、僕が大好きなデザイナーです。是非行ってみてください。」

イサム・ノグチ 発見の道

一郎先生は「サウンドツアー」を企画、担当。自分のヘッドフォンやイヤホンを利用できるので、好みのものを持っていってみてください!(ちなみに「音声ガイド」は、アニメ「鬼滅の刃」で煉獄杏寿郎を演じる声優・日野聡さんがご担当されています!)



★ロッキンいきたい
一郎先生こんばんは。2年ぶり(?)の夏フェスロッキンへの参加が発表されて受験生で行けないのですがすごく嬉しく感じています。中学生の頃はライブとかに行くことを親が許してくれずやっと高校生になれたものの高1は部活で忙しく2年生になったら行こうと思っていたのですが結局コロナで行けず受験生になってしまい高校生のうちにライブ参加という夢が砕けてしまいました。来年は絶対参戦できるようサンテFXの目薬をお供に勉強に集中したいと思います。

サカナカサ
女性/18歳/埼玉県


「今年、2年ぶりにフェスに出演することにしました。ROCK IN JAPANのみの出演となります。理由としては、お声がかからなかったのと、タイミングが合ったのがジャパンだけだったというところがあるんですけど。『NFパンチ』を何年もやって、スペシャにはすごく貢献してきたはずなんですけど、SWEET LOVE SHOWERには出られないということで……ちょっとスペシャは喧嘩を売ってきてるなって感じがするんですけどね(笑)。いつもと違う雰囲気になるっていうのは確実だと思います。コロナ禍でステージの上から景色を見ておいた方がいいっていう、うちの事務所の社長の意見もあり、出演させていただくことになりました。来られる方は楽しみにしていただけたらと思います。サカナカサも、来年はまた絶対フェスはできると思うので、楽しみにしていてください。」

そして、ここで生徒の皆さんに宿題を出したいと思います。久々にやりますよ、宿題。ここが授業だっていうことを忘れている諸君……ただ40代のおじさんミュージシャンがペラペラしゃべるのを聴くだけのコーナーだと思っていたでしょ?……そうじゃない。ここは学校!(♪「ユリイカ」のリズムで歌って……)ここは学校〜……今のは「ユリイカ」っぽくね。"ここは東京"ね。これもサカナクションファンしか分かんないけど。……学校ですから、宿題を提出してください!」

「まず、ひとつ目はこちら!」

『夏フェス、今のサカナクションの1曲目はこれ!』

「サカナクション先生、夏フェスへの出演が決まりましたが、2021年の夏にサカナクションがステージに登場して、1曲目に何を演奏するのか是非考えてみてください。先生もいろいろ考えてはいるけど、出順であったり、持ち時間も左右するし、前のバンドがどういうバンドなのかっていうところも影響すると思う。皆さんが思う、1曲目はこれで行くでしょサカナクション!っていう曲を、それに対する意見も……なんでそう思うのかっていうところも書いて送ってもらえると、正解と照らし合わせながら解説したいと思います。是非提出するように。」

「続いて、ふたつ目の宿題はこちら!」

『顔出しNGミュージシャンのメリットとデメリットを答えなさい!』

"ヨルシカ""神様、僕は気づいてしまった""Eve""ずっと真夜中でいいのに。""コレサワ"など、顔出ししないミュージシャンがたくさんいますが、そのメリットとデメリットをそれぞれ答えてください。昔は、テレビに出ないっていうことが逆に良いロックバンドとしてのプロモーションになっていた時代もありました。インディーズとメジャーにちゃんと境目があった時代は特にそうですよね。だから、いろんなメリットデメリットがあると思うんですけど、その辺を皆さんがどう考えているのかをサカナLOCKS!内で議論できたら良いなと思っています。僕のミュージシャンとしての見解みたいなところもすり合わせながら、一緒に学んでいきましょう。」

「続いて、3つ目の宿題はこちら。」

『2021年上半期の音楽代、総額いくら使ったか答えなさい!』

「例えば、サブスクリプションの月額料金、オンラインライブのチケット代、最近だと、並ばずにグッズが買えたりもしますよ。オンラインでグッズが買えますしね。あと、CDの購入代もありますね。新しく増えたといったら……ミュージシャンがデザインしているアパレルブランドとかもありますからね。それも音楽代になるのかな?……まあ、その範囲も皆さんに任せます。一体いくら2021年の上半期に音楽にお金を費やしたのか、細かく書いてください。そもそも、このコロナ禍でどれだけ音楽にお金を使っているのか僕らは分からないんですよ。ちなみに、サカナクションの場合グッズの売り上げがめちゃくちゃ落ちています。チケットもやっぱり渋いですね。これからもっと影響が出てくると思うんですけど。あと、音楽に対してお金をいっぱい使えば良いっていうわけではない。どういう風に使っているのかを知りたいと思うので情報をください。10代の生徒が多いと思うので、金額を競わせるために募集するわけじゃないからね。そこは履き違えないように。」

皆さんぜひ、[コチラ] [サカナLOCKS! 掲示板]に、宿題を提出してくださいね。お待ちしています!

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