宿題「音楽履歴書を提出しなさい。」

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★SAKANATRIBE
なんと、親から許可おりました!!
後は一般発売でチケットさえ取れれば、母と2人で行きます!!
母はあまりダンスミュージックを聞かないので、楽しんでもらえるか若干心配ですが、とりあえず楽しみです!!
ぽわわ
女/15/東京都




山口「いやー、今はチケットがソールドアウトしているので、ぽわわちゃん、チケットとれているといいですけどね……。一緒に踊りたいですね。もし来られたら、声をかけていただきたいと思います。『SAKANATRIBE』開催まであと10日です!

『SAKANATRIBE』Official Site [→コチラ]

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さて今回の授業は、今回の授業は、皆さんに宿題として出していた「音楽履歴書を提出しなさい。」の回答を紹介していきます。

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音楽履歴書とは、みんながどんな曲を聴いて、どんなミュージシャンを好きになってきたのかを、その音と共に紹介していきます。これは先生、すごく興味がありますね。前回、宿題を出したときに、先生が初めて買ったCDはB’z先生の「太陽のKomachi Angel」で、それからロックにいき、ロックに飽きてクラブミュージックを好きになり……っていう流れをお話ししたんですけど(2016年6月16日の授業[→コチラ] )、 生徒のみんなから大量の音楽履歴書が送られてきましたね。素晴らしい。じゃあ早速いくぞ。」



なぜか、小2で椎名林檎さんを好きになりました。それから高学年になったら、意味もわからず洋楽を聴きまくり、Justin Bieberさんなどを聴いていました。そして、今はバンドが大好きです。
ラジオネーム
女/14/埼玉県




「おー。ませてるねえ。なぜだろう。行ったねー、いきなり。真逆いったね、飛ぶねー。小2で椎名林檎さんを好きになる感じは、なんか分かる。大人に憧れているんだよね。素敵な大人になりたいわ願望ですよ。要するに、リカちゃん人形をテーブルの上から机の中にしまったっていうね(笑)。……私は女性です、じゃあ、女性の音楽ってどんなの……となると、椎名林檎さんがふわっと流れるわけですよ。(♪「本能」が流れて)「これや!!!大人の女性ってこれや!!!」ってなって(笑)、高学年になってくると、もっと違ったものが欲しい……(♪「What Do You Mean?」が流れて)そう。この感じ。かっこいい!外国人かっこいい!クール……!Justin Bieber!!!ってなって、今14才のれみろっくはバンドが大好きです、と。違う……椎名林檎でもない。Justin Bieberでもない。私が好きなのはバンドなの!バンドサウンドちょうだい!!!14歳です!っていうね。……ふふ(笑)。なんか、1回パーンと飛躍しちゃって、バンドっていうクラスの友達とかが聴いているものに近づいていったんだね。小2で椎名林檎さんを聴いている時点で、音楽が好きなんだからね。高学年でJustin Bieberにいったってことは、結構音楽の派手なところにいったわけだからね。そして14才にして音楽を好きだっていう人たちの話を聞くと、バンドだと。なんとなく分かるよね。……お姉ちゃんとかいるのかな?お姉ちゃんが聴いている音楽の影響とかがあったと思うよね。」

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「そう!先生、こういう宿題を待ってた!次いくよ。」



母に洋楽学科ガガ(Lady Gaga)部、エンヤ(Enya)部、アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)部、その他もろもろ入部させられる。中学に入り、主旋律と副旋律のハモりの良さに気がつき、中学の合唱部に入部。日本の曲はもちろん、「アヴェ・マリア(Ave Maria)」などの英語以外の曲も知る。アカペラや友達と歌う楽しさに気がつき、歌うことにどっぷり浸かっていく。
歌うだけじゃ飽きてきた中3の頃、たまたま見ていた『SONGS』にサカナクションが出演。歌詞の深さや自分でも分からない謎のかっこよさに惹かれ、突然のロックバンド学科に入学。気づけば洋楽学科は卒業していた。そして、サカナクション部に入る。その後、サカナの曲以外は自分から聴くことはなくなった。
高校に入り、自分も楽器を、ロックを奏でたい!と思い、学校の軽音楽部に入部。演奏する上でKANA-BOONやKEYTALK、DOESなどをかじる。
そして、高3、今までの過程の中で出てきた電子音と学校でちょっと流行りつつあるラップの影響で、エレクトロラップ学科に入学し、普段言えないようなことをストレートに毒として吐くCharisma.com部に入部。今はサカナクションとCharisma.comを交互に平等に場に合わせて聴いています。
ティラピアのぼうちゃん
女/17/熊本県




「あー。お母さんに「あんたそろそろいい年なんだから、ガガ部とかエンヤ部とかアヴリル・ラヴィーン部とか入らなきゃだめよ!」って言われたんだね。そして……(♪「アヴェ・マリア」が流れて)……私、歌うことが好き。心を掴む音楽もあるけど、歌って心を掴みたい……そう思ったのね。そしてサカナクション、KANA-BOON!(♪「ないものねだり」が流れて)そう。ゆらゆら ゆらゆら……ね(笑)。そうです、そしてエレクトロラップ学科!(♪「HATE」が流れて)……おぉ。もう、ロックとか言ってらんねー。YO!ロックとかじゃなくもっと素朴に思ったことをそのまま歌ってやりたい!YO!ってね。すごいねー。でも、はじめに洋楽を聴いてから邦楽にいくっていうパターンは珍しいね。先生たちの世代はみんな邦楽を聴いてから洋楽にいくっていう人が多いんじゃないかと思う。先生はフォークだったから、サイモン & ガーファンクル(Simon & Garfunkel)とか、そういうのもあったけど。そしてロックを探し始めて、洋楽のロックに辿り着いて……っていうのが多いんじゃないかと思うけど、今の人たちは逆なのね。でも、親の影響っていうのが強いかもしれないね。」

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「みんな、なかなかいいね。しっかり書いてきて、宿題提出。いいよー。」



父が音楽好きのため、小さい頃から音楽を聴いていた部→小6の頃、車でかかっていたサカナクションの「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」にハマり口ずさむ部+くるりの「赤い電車」にもハマる部→中1でライブデビューし、衝撃を受け、チャットモンチー部所属→セカオワ(SEKAI NO OWARI)部所属→中3でフェスデビュー。パスピエ、クラフトワーク(Kraftwerk)もフェスで興味を抱き体験入部→そこから怒涛のフェス巡りを果たし、COUNT DOWN JAPAN、JAPAN JAM BEACH、VIVA LA ROCK、ROCK IN JAPANなどを制覇する部→高1までに、きのこ帝国部、androp部、ASIAN KUNG-FU GENERATION部など数え切れないほどの部活を体験→現在は、サカナクションの幕張メッセのライブの影響でサカナクション部に積極的に参加→水曜日のカンパネラ部、ぼくのりりっくのぼうよみ部、Suchmos部所属。また、grimesやFKA twigsなど、新しい音楽部にも加入中。また、去年のサマソニ(SUMMER SONIC)の影響で、The Chemical Brothersなど、電子音楽部にも加入中。最新は、Perfumeのライブに向けてPerfume部を本格活動中。そして、今年のサマソニにも行きたいと新しい部活を準備中。
ハーモニー
女/16/東京都




「おお、いろんな部活に入っていますね。基本はダンスミュージックのビートからが多いんですね。「赤い電車」もすごくいいですからね。初ライブでチャットモンチーに行ったんだ。そこからKraftwerk!すごいところにいったねー。フェス行きまくりですね。ハーモニー、すごい部活にいっぱい入ってるね。渡り歩いてますね。これ、どうなの?残ってるのかな?でも、好きなミュージシャンが多いっていうことはいいね。先生たちはいつの間にか聴かなくなっていった音楽とかいっぱいありますからね。4年くらいの間でこれだけいろんなミュージシャンの間を行ったり来たりして、フェスにもいっぱい行ってって、相当音楽が好きですね。彼女はここから20才、30才となっていったときにどう変化していくのか。たくさん音楽を聴くということは、いろいろ変わっていきますからね。」

たくさんの宿題が提出されたのですが、今回は3名の『音楽履歴書』を紹介しました。そろそろ授業終了の時間です。

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「音楽履歴書を見るとなかなか面白いですね。先生がびっくりしたのは、洋楽を聴いてから邦楽を好きになる、順序の違いが新しいなと思いましたね。僕らの世代はインターネットがなかったから、テレビで流れてくる歌謡曲に出会って音楽を好きになって、そこからいろんな音楽を探して洋楽に辿り着いていく……みたいな。親の影響っていうのもあるのかな。親が洋楽を聴いていた世代……つまり、僕らの年代がお父さんお母さんなのかな?もうちょっと上かな?っていうのもあるでしょうね。ってことは、音楽好きのDNAが入っているということで、なんとなく納得できるなと思います。」

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「あとね、今日先生は履歴書を書いてくれた生徒諸君に言いたいのは、学生のうちはお金がなかなかないでしょう?だけど、大人になっていくと、自分で働いて、アルバイトをしたりして、お金に余裕が出てくる。そして音楽に投資をするわけですよ。音楽を好きな人は、CDを買ったりライブに行ったりするわけ。だけど、ヘッドフォンやイヤフォンを買い換えた時……多分聴く音楽が変わると思うんですよね。先生も、初めていいイヤフォンを買った時、衝撃を受けましたからね。なので、そういったところに投資してみると、部活が変わったり増えたりする可能性がある。改めて、新しい音楽を違ったイヤフォンとかで聴いてみるといいかなと思う。先生ね、ヘッドフォンバーみたいなのをやりたいね。いろんなヘッドフォンを試せるバーがあったらよくないですか?静かですよー。みんなヘッドフォンしてるから。「なかなかこれはハイ(の領域の音が)きついねー。」みたいな(笑)。音楽の聴き方、アウトプットでも変わると思うので、いろいろ試してもらいたいなと思います。」

今回の授業はここまで。引き続き、皆さんの『音楽履歴書』など、宿題の提出をお待ちしています。[→コチラ]から!

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