DJ LOVE「本日は4月1日!エイプリルフール!!! ということで、この瞬間からオープニングジングルが鳴るまで、セカオワLOCKS!もウソ解禁!!!!」
Nakajin「いいんですか?」
DJ LOVE「もういっぱいウソついていいですよ」
Saori「どんなウソつけばいいの?」
Fukase「タケノコが...大好きです」
全員「(笑)」
DJ LOVE「なんか微妙なラインのウソだよね(笑)」
Nakajin「次の月9の主演、LOVEさんなんでしょ?」
DJ LOVE「そうですね〜」
Fukase「すごいよね〜、斬新だよね〜」
DJ LOVE「しかも素顔で出ちゃってるからね〜」
Fukase「役者もやってたんだよね」
DJ LOVE「もちろん別の名前でね」
Fukase「実は売れてる役者なんだよね。ライブハウスで出会った日のこと思い出すよ。いきなりお前がやってきてさ」
Saori「(笑)」
Fukase「『DJをやらせてくれ...DJをやらせてくれッ!!!!』ってね」
Nakajin「もうすでに役者っぽいけど(笑)」
Fukase「最初はダメだって言ったんだよね。有名な俳優さんだったし」
Nakajin「お前は俳優をやれよ、ってね」
Fukase「そういえばあの時のLOVE、レコードを1枚だけ抱えててね。DJならせめて2枚欲しいなとは言ったけど」
DJ LOVE「(笑)」
Fukase「ダメだっつったんだけどそこから玄関の前に居座ってね」
DJ LOVE「4日ぐらいだったかなぁ...」
Fukase「ホントにねぇ...ファイトクラブかと思ったよね」
DJ LOVE「(笑)」
・・・ここでオープニングジングルが出ちゃったのでウソ終了でーす!!!!
ちなみに次の月9ドラマの主演は福山雅治先生!!
実は福山先生、【2015年7月20日】に来校したことがあります!これはウソじゃないです!!!!
では、今夜の授業にいきましょう!
今夜はセカオワLOCKS!のスタンダード授業『セカオワ掲示板逆電』!!!!!!
セカオワLOCKS!の教室は、わが校のサイトの中にある[ セカオワ掲示板 ]。
この掲示板にはセカオワ先生のことはもちろん、普段キミたちが思っていること、考えてること、何でも自由に書き込んでOK!
今夜はその[ セカオワ掲示板 ]に書き込んでくれた生徒に直接電話をしていきます。
私は中学生の時、いじめられていたことが原因で転校しました。
転校先のクラスメイトはとても優しくて温かい人たちばかりでした。
そんな仲間に応援されながら約1年間。私は精神的に強くなろうと頑張ってきました。
4月からは高校生になります。新たな人たちと出会うとともに、転校前のクラスメイトとも再会することになります。
その中には当時私をいじめていた人もいます。
過去をひきずってはダメだよと自分に言い聞かせているのですが、どうしても不安が胸をよぎってしまいます。
高校生活のスタートを新たな気持ちで迎えたいです。何かいい方法はありますか?
15/新潟県
Nakajin「電話はもうつながってるんですよね?...もしもし!」
この世「もしもし!」
Nakajin「カキコミ、読ませてもらったよ。転校先の中学校はどうだった?学校生活は」
この世「すごい楽しかったです。みんな温かく迎えてくれて。2年生の終わりに転校して1年間いたんですけど、けっこう少人数の学校で、3年生が11人しかいなかったんですけど」
Saori「学年で?」
この世「はい。なのでクラス全員で遊んだりとかしてるくらい仲の良い感じでした」
Saori「それは本当によかったね〜」
この世「はい」
DJ LOVE「いま中学一緒の子で高校が同じになる子はいないの?」
この世「2人います」
Nakajin「でも友達が少しでもいると心強いよね」
この世「はい」
Nakajin「僕も中学から高校入る時、同じ中学から行く友達は1人しかいなかったよ」
この世「えぇ〜!?」
Fukase「俺も...前のLOVEだけだったよ」
DJ LOVE「俺も2人とかだったよ、中学一緒だったの」
Saori「私1人もいなかった」
この世「へぇ〜」
Nakajin「意外とそういうもんだよね」
Fukase「高校自体は何人ぐらいいるの?」
この世「高校は200人以上います」
Fukase「それならいいよね。小さいとさ、選択肢が狭まっちゃうというかさ...さかなクンさんの言葉じゃないけど、やっぱ水槽なわけじゃないすか。水槽の中にある一定数しかいないとさ、どうしてもイジメが出てくるんだって。しかも水槽って逃げられないじゃん。でも海に帰れたらさ、逃げることもできるし違う世界を見つけることもできるから。人数が多いっていうのはいいですよね」
Nakajin「うん、そうだね。ちなみに今一番不安なことってある?」
この世「当時私をいじめていた人と一緒の学校になっちゃうので、過去のフラッシュバックとかで自分をコントロールできなくなっちゃうことが一番不安です」
Nakajin「なるほどね、この世の終わりちゃん自身が嫌な気持ちを思い出しちゃうってことだよね」
Saori「そうだよね...」
DJ LOVE「その子たちとは1年ぶりに会うってことだよね」
この世「はい」
Nakajin「ちなみに今楽しみなことは?」
この世「えっと、英語が好きなので、高校に入ったら留学したいなって思うので英語の勉強が楽しみです」
Nakajin「いいね。さっきの話じゃないけど水槽から海に出る感じだよね」
Fukase「英語が喋れたら飛び出したい放題だからね」
DJ LOVE「いいよね」
Nakajin「それすごく良いと思うなぁ。僕らは去年すごい海外に行ったんだけど、海外に行って何が代わったかっていうとさ、僕は海外の文化に直面することによってそれに悩んだり理解しなければいけないことがたくさんあって。でもそうすることによって世界が広がったというか...なんて言ったらいいのかな、悩んでいることの解決の仕方が分かるようになったりしたんだよね」
Fukase「そういうことあるよね。俺はさ、若い頃はさ、『宇宙の広さから比べるとアナタの悩みなんか小さいから』みたいなこと言われたりするじゃん。でも『いや、俺の悩みのほうがデカいから宇宙より』って思ってたわけ。宇宙の広さなんかどーでもいいし。でもさ、実際海外旅行に行ったら変わるよね(笑)」
Nakajin「そうだよね(笑)」
Fukase「広さが変わるっていうか...なんだろう、客観的に見えるというか」
Nakajin「うん、客観的に見える」
Fukase「だからもし『学校やだな』って思うことがあったらさ、長期休みに入ったらそれを利用して短期留学とかさ、そういうのも視野に入れてみるといいかもね」
Saori「うん。そしたらさっきこの世の終わりちゃんが言ってた不安も解消できるかもしれないよ」
この世「はい」
Fukase「高校生活楽しめるといいよね」
DJ LOVE「楽しいこと増えると思うよ。いや、ここからは増えるばかりですよ」
この世「はい!」
Nakajin「高校生活楽しんでね!じゃあね〜!」
この世「ありがとうございました!」
M アースチャイルド / SEKAI NO OWARI
Nakajin「いや〜、僕もけっこう不安でしたよね、高校に入るって」
Fukase「いじめの問題とかってさ、俺に届くファンレターで読んだりすることもあるんだよ。でもいじめって人間だけのことじゃなくて、さかなクンさんが言ってるようにさ、魚や動物にもイジメがあるわけじゃん。だから気持ちの問題というより本能に刷り込まれてる気がするんだよね」
Nakajin「うん、集団社会における生物の行動で必ずあることなのかもしれないしね」
Fukase「だからさ、ポスターとかで『いじめかっこ悪い』とかって書いてるけど、かっこいいからやってるとかかっこ悪いからやらないとかじゃないじゃん。だからもっとこう...生物学的にというかさ...なんていうの?」
DJ LOVE「集団が形成された時点で起こりうることだということを理解しておかなきゃいけないってこと?」
Fukase「うん、だからいじめという行動は人間とか生物が持ってる本能っていう可能性があるじゃない。だから『いじめかっこ悪い』みたいなメッセージを訴えかけていくっていうよりも、もっと生物学的なのか分からないけど、そういった観点から考えてみることも必要なんじゃないかなって思ったりするよね」
Saori「私も小学校の時にさ、いじめられてたっていうか...いじめられてて」
Fukase「尖ってたからね〜Saoriちゃんは。ナイフのようだったからね」
DJ LOVE「(笑)」
Saori「それはまぁ私自身にも問題があったわけだけど(笑)ま、事実上はいじめられていたってわけで」
Fukase「孤独って感じだったよね」
Saori「小学校から中学校に上がった時、小学校時代にいじめてた子達も同じ学校だったの。でも、中学校に行くとクラスも増えて、遊ぶ友達もたくさん選べて...同じ水槽の中にいなくなったら不思議と敵対もしなくなって。というか仲良くなれた。全然何事もなかったかのように」
Nakajin「うん」
Saori「今はなんとなく分かるんだよね、変な言い方だけど、彼女達がやりたくていじめてたわけじゃないし、私もいじめられたくていじめられてたわけじゃないし、なんかそのシステムの中ではどうしてもそういう雰囲気になっちゃってたというか...それが1回水槽から出ちゃったら全然なんてことなくなったというかね」
Nakajin「そうだね。だからこの世の終わりちゃんも前の中学校っていう器を出ちゃったらもう全然違う人間関係ができたわけだし、高校に行ったらまた新しい人間関係ができるだろうから大丈夫だよきっと」
Saori「200人もいるんだったらそんな心配はいらないと思うよね」
DJ LOVE「新しい友達もいっぱいできるしね」
Saori「だから、改めて心配いらないよと言いたいです」
Nakajin「うん、大丈夫!大丈夫です」