『はじめてのラジオドラマ』!!!!!!!
2013.07.12
SEKAI NO OWARI
Nakajin「いや〜、これは難しいね...」
DJ LOVE「今手元に応募作品の最終候補が8つあるけどさ...」
Saori「これは選ぶのが大変だよね」
Fukase「これさ、手元にあるのは8つだけど、全部でどのぐらい応募があったの?」
Nakajin「1000作品以上だって」
Fukase「1000!?」
・・・と、何の説明もなしにスタートした今夜のセカオワLOCKS!
4人が何について話しているのかというと、この企画についてです!
『はじめてのラジオドラマ』!!!!!!!
セカオワ先生がラジオドラマをやってみたいとういことでスタートしたこの企画!
生徒のみんなから「ラジオドラマの脚本」を募集!
あ、ラジオドラマといっても1分から3分ぐらいのミニドラマです!
脚本のテーマは『オチのある話』。
かなりハードルが高かったので、脚本が届かなかったらどうしよう...と心配してましたが、予想を大幅に上回る1000作品以上の応募がありました!!!
みんな、ホントにありがとう!
先日の授業でも少し話しましたが、作品ジャンルは本当に様々!
ホモホモしいお話、怖過ぎる話、面白い方のオチのある話が特に多かったんですが(笑)、
その他にも様々なジャンルで、生徒のみんなの熱が込められた作品がたくさん届きました!
その中から、悩みに悩んで悩みまくって選びましたよ最優秀脚本賞!!!!
8つの最終候補作品をセカオワ先生が読んだ結果、最終的に2作品にしぼられたんですが、
最優秀脚本賞を勝ち取った作品の選考理由としては、ストーリーの良さももちろんありますが、4人が平等なバランスで登場していること!
これ、本当に大事です!(実は最終的に2作品にしぼられたうちのもうひとつはSaori先生とLOVE先生がほとんど出演しないものでした....)
あと、ストーリーの練り方が『セカオワ先生を愛してなければ』書けないもの!
架空の『SEKAI NO OWARI結成秘話』とも呼ぶべき、第一回最優秀脚本賞に選ばれた作品は.....コチラ!!!!!!!!!
タイトル『トイレのLOVE様』
東京都:あきら・たちもり
Saori「ねぇ、『トイレのLOVE様』の話、知ってる?」
Fukase「はぁ?」
Nakajin「なにそれ?知らない」
Saori「学校の七不思議ってヤツ。女子トイレの奥から2番目の個室にはね、神様が住んでるんだって!」
Fukase「べっぴんさんになれるのか(笑)」
Saori「そんなんじゃないよ!でね、その個室の扉の内側にピンクのペンで相合い傘を書くの」
Nakajin「よくあるラクガキだ(笑)」
Saori「重要なのはここからなんだけど...個室から出て扉を閉めたら『トイレのLOVE様』にお願いするの。『トイレのLOVE様、私の願いを叶えて下さい』そう唱えて扉を開けると、LOVE様に願いが届いた証拠に相合い傘がキレイに消えてるんだって!」
Nakajin「え!? それ普通に怖いよ...呪い?」
Saori「呪いじゃないよ!おまじない!女の子はそういうの好きなの。消しゴムとか手鏡とかに好きな子の名前書くのと一緒」
Fukase「いや、全然違うよ。トイレの個室と手鏡は一緒にしちゃダメ。女子力が段違い。そもそもトイレに住んでる恋愛の神様なんて絶対ご利益ない!」
Nakajin「相合い傘だって、消えなかったらどうすんの?公共の場なんだからちゃんと消さないとダメだよ」
Saori「もう、そういうんじゃないの!FukaseもNakajinも全然わかってない!」
<シーン:放課後>
NA(特別出演:とーやま校長)「みんなが返った放課後の校舎。薄暗い校舎のトイレにFukaseの姿があった...」
Fukase「あ、Saoriちゃん、ピンクのペンって言ってたっけ。黒の油性ペンしかないや...ま、いいかこれで」
(扉にペンで文字を書く)
Fukase「扉を閉めて...『トイレのLOVE様、僕の願いを叶えてください』」
DJ LOVE「んも〜!!!!!!!!! ありえない!!!!!!!!!! 男子トイレに呼び出しなんて!!!!!!!!!! 私はカワイイ女の子の願いしか叶えないのッ!!!!!!!!!!!!!! まぁ、でも一応相合い傘だけは見てやるか.........ん?なるほど........今回だけ、特別だぞ」(しゅうぅぅ)
Fukase「なーんてな。オレもSaoriちゃんの言ったこと真に受けて何やってんだろ。ま、でも一応見てみるか」
(トイレの個室を開ける)
Fukase「........消えてる!」
NA「10年後、Fukase、Saori、NakajinはSEKAI NO OWARIというバンドのメンバーとして全国各地で愛を歌っている。
もうひとりのメンバー、DJ LOVEも一緒だ。彼らは仲良く、時には喧嘩もして、泣いたり、笑ったりして生きている。
高校時代、Fukaseが書いた相合い傘。その下に書かれた名前は『天使』と『悪魔』。
彼らが愛し合う世界には、LOVEが必要だった。そう、DJ LOVEは、あの『トイレのLOVE様』なのだ。
Fukaseの願いを叶えるためにも『LOVE』が必要だった。
彼らの活躍は、まだはじまったばかり......」
DJ LOVE「(高笑い)」
M アースチャイルド/SEKAI NO OWARI
・・・ということで、第一回最優秀作品賞に選ばれたのは、東京都の「あきら・たちもり」が作った『トイレのLOVE様』!!!!!!
あきら・たちもりには、セカオワ先生のLIVE DVD「ARENA TOUR 2013『ENTERTAINMENT』in 国立代々木第一体育館」に4人のサインを入れてプレゼント!
さらに、セカオワ先生が初めて演じたラジオドラマという名誉を手にしました!!!!!!!!!!!!!
いや〜、でも1000作品以上も脚本が届くとは本当に思ってませんでした。
脚本を頑張って考えて送ってくれた生徒のみなさん、本当にありがとうございました!
あ、授業中、セカオワ先生もなんとなーく気づいてたみたいですが、今回の最優秀作品賞、“第一回”とクレジットされてます!
ということは、いつか第二回が開催されることがあるのか!?
その日まで、脚本のアイディアを考えておいて下さいねー!!!!!!!!!
あ、ちなみにFukase先生、学生時代にこういったショートストーリーを書いたことがあるそうです。
正確なタイトルは思い出せないみたいですが『たくさん画面のある部屋』みたいなやつ、と言ってました。
「ちょっとどこかで発表したいな〜」とも言っていたので、こちらもいつか紹介する日がくるかもしれません!お楽しみに!!!
それでは、今夜の授業はここまで!
また来週〜!!!