★ 興奮が止まらないぜー!
3/1の仙台公演行きましたっ‼ライブハウスだったので、なんだか踊りやすかったです。あんなにアツアツで踊れたのは人生で初めてでした。本当にカッコ良かったです!ありがとうございましたー!!アルバム待ってます。
男性/13/山形県
山口「ほー……ありがとうございます。SAKANAQUARIUM2017 ライブハウスでのツアーが無事終了しました。ステージから見る景色もめちゃめちゃ素晴らしかったですよ。やっぱり僕らの音楽ってロックの縦ノリだけじゃなくて、DJコーナーみたいな……ラップトップを使って演奏するシーンとかもあって、ノリがロックとダンスって切り替わるんだけど、お客さんはみんなそれについてきていたね。縦ノリで騒げるし、横ノリにもなれるっていう美しい風景がステージの上から見えましたよ。だからお客さんみんなもめちゃくちゃかっこよかったですよ。このライブハウスツアーが終わりまして、4月からはホールツアーにアップデートされます。あと、新曲もね。やりますよ。ちょっと……聞いて、この音……(髭を触りながら)……これ……髭伸びてるよ(笑)。今潜って歌詞を書いているからね。新曲もやりたいと思います。」
山口「今夜は、明日から開催されるナイキのAIR MAX 30周年イベント、『AIR MAX REVOLUTION TOKYO』を、私たちNFがプロデュースすることになりました。その話をしていきたいと思います。」
「まず、僕がよく言う『NF』というもの……これは何なのか。改めて説明させていただきます。『NF』とは、恵比寿 LIQUIDROOMでイベントをよくやっていて、そのイベント名だと思っている人もたくさんいると思うんだけど、実はこのNFは株式会社なんですね。わたし山口一郎が、音楽と音楽に関わる様々なカルチャーを結びつけるためにいろんなことをやっていこう……従来の音楽システムとは違う、新しい音楽の伝え方を見つけよう。そしてみんなで遊ぼう。そういったことを試みるために株式会社NFを立ち上げました。……現在、社員0です!(笑) 外注3人の計4人で、山口一郎宅を事務所として開催しています。」
「みんな、ピエール・エルメ(PIERRE HERMÉ PARIS)ってお菓子屋さん知ってる?フランスのお菓子屋さんなんですけど、ピエール・エルメ 青山店のサウンドディレクション……選曲であったり、空間の音響を手がけています。あと、先生がパリコレクションで音楽を担当した、ANREALAGE。そのANREALAGE TOKYOの店内サウンドをディレクションしています。」
「NFっていうのは、サカナクションだけじゃないんです。音楽に関わる音楽以外の仕事をしている人が、NFというひとつの集団に入って……カルチャー軍団だと言っていただければいいかな。そう思ってやっております。なので、イベントだけじゃなくて、空間を作っていくというのがNFのお仕事だったりします。」
「そんなNFが、明日3月24日から26日まで、上野東京博物館表慶館にて開催されるナイキ AIR MAXの30周年イベント、『AIR MAX REVOLUTION TOKYO』の、これまでのAIR MAXから未来までの系譜をたどるAIR MAX GENEALOGYをプロデュースすることになりました!今日は、ナイキ JAPANの人が来てくれています。ナイキ JAPANの大関さん、よろしくお願いします。」
株式会社ナイキジャパン
リテールブランドスペシャリスト
大関航さん
大関「皆さん、こんばんは。大関です。」
山口「大関さんは先日僕の自宅で行われたAIR MAX REVOLUTIONのプロモーションInstagram LIVEにも登場していただきました。今回3月24日から26日まで行われるAIR MAX REVOLUTION TOKYOのプロデュースをNFにお願いした理由っていうのはどういうところにあるんですか?」
大関「AIR MAXが世の中に誕生してから今年で30周年の節目の年になりますので、僕らとしても常に新しいことに挑戦し続けていて、いろんなカルチャーを発信し続けている人たちと手を組んでみたいと思っていろいろ見ていた時に、NFさんしかいないなと思って今回お声がけをさせていただきました。」
山口「ありがとうございます。ナイキって、スポーツブランドですけど、スポーツブランドの領域を超えてカルチャーと深く結びついているメーカーというイメージがありますよね。」
大関「ありがとうございます。おっしゃる通り、ランニングのシューズから始まったブランドなんですけど、今ではミュージシャンの方……それこそNFの皆さんにもよく履いていただいて。本当にいろんなカルチャー、いろんな方に好き好んで履いていただくブランドになってきたなと思っています。」
山口「確かにスポーツと音楽ってすごく結びつきが強いですよね。」
大関「そうなんですよ。実は、AIR MAX 1の1番最初のCMも音楽が大きく関わっています。」
山口「ナイキのCMってすごいミュージシャンが深く関わっているイメージありますね。」
大関「そうですね。やっぱり音楽が人の心に響くものとして、スポーツの感動と密接な関わりがあると思っているのでそこはかなり意識しています。」
山口「今回NFがAIR MAX REVOLUTION TOKYOでどんなことをやるのか説明したいんですけど、空間としてどんなものがあるんですか?」
大関「大きく4つありまして、1つはプロデュースしていただくAIR MAX GENEALOGY。これが、AIR MAXが登場したものから今までの系譜をたどるものですね。そして、AIR MAX BEAT MAKER。これは、音楽とランニングをコラボレーションさせた体験型イベントになります。もう1つはSNKRS CUP。CUPと名前がついているだけに、これはクイズ大会になっています。正直かなり難しい質問でして、社内の人間も正解率が低いマニア向けのクイズになっています。」
山口「AIR MAX カルトQみたいな?(笑)」
大関「そうなんですよ。本当に難しくて、色の話からモデル名の話から、発売された月……みたいなところまで、かなりディープな質問になっています。そして、最後にAIR MAX LOUNGEとして、会場内に特設のポップアップショップを設けています。」
山口「そして、この中でAIR MAX GENEALOGYをNFがプロデュースする形になっています。まず、今回のNFのチームは、インテリアデザイナーの片山正通さん。世界で活躍するWonderwallの代表で、僕のInstagramによく出てくる人です(笑)。
4つの空間に分かれていて、そのゾーン1を片山正通さんと、サカナクションのヘアメイクでもある根本亜沙美さんでひとつの空間をプロデュースします。ゾーン2はサカナクションのスタイリストでもある、三田真一さんが手がけて空間をプロデュースします。そこにはRhizomatiks Researchも入ります。ゾーン3は、「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」や「新宝島」を始め、数々のMVを制作されたり、有名なCMのディレクションを行っている田中裕介監督がプロデュース。ゾーン4をRhizomatiks Researchの真鍋大度さん。Perfumeの演出などもやっている素晴らしい方が、VJ・DJ体験として、スニーカーを……何と言えばいいですかね。」
大関「そうですね、スニーカーをコントローラーとして……言葉だと説明しづらいんですけどね(笑)。DJやVJを体験できるという。」
山口「普通のターンテーブルとかじゃなくて、スニーカーを何かしら使って体験できるコーナーをゾーン4でやると。これがNFがプロデュースする空間となっておりまして、26日の最終日にはNFによるライブイベントが行われる予定となっています。大関さん、今回NFがプロデュースするゾーンを見て、どうでした?」
大関「もう……全部が揃っていましたね。空間の遊び、そこに最新テクノロジーがあって、ファッションのことも知れてスニーカーのことも知れてしまうという……盛りだくさんで、本当に感動しましたね。」
山口「ナイキにとってAIR MAXってやっぱり特別な存在なんですか?」
大関「そうですね。本当に僕らにとってもただの靴ということではなく、人々の生活に寄り添ってきたと言いますか……何かの挑戦をされる時とか、革命の象徴みたいな形で僕らは位置付けているものですね。」
山口「そして、なんと……今回はNFオリジナルのAIR MAXを販売することになりました!こちらは会場で受注できるんですよね。」
大関「はい。会場のみでオーダーいただけます。」
山口「このイベントにはどうすれば参加できるんですか?」
大関「私たちのホームページに来ていただくと、詳細があり、登録ができます。入場規制の可能性もありますので、事前に登録いただくのがベストかなと。」
山口「今回ナイキのことをいろいろ調べてみて、ものすごくカルチャーと結びついているスポーツブランドなんだってことがわかりましたし、音楽っていうものがナイキの中に入り込んでいるんだなとわかりました。AIR MAXのエアーの中に入っているものは、空気じゃなく、カルチャーなんだとNFは考えて空間をプロデュースしております。みんなに是非足を運んで体験してもらいたいなと思う訳ですが……遠い人もいるので、来られない人には配信とかでカバーしていきたいので、楽しみにしていてください。常々言っていますが、ファッションと音楽はどんな時代も深く結びついていて、昨今はなかなかそこが見えにくくなっている時代ですが、そこを体験してもらえればと思います。入場無料です。ナイキ JAPANの大関さん、ありがとうございました。」
大関「ありがとうございました。」
山口「NF、NFって僕がこのSCHOOL OF LOCK!で言ってきましたけど、何なのかっていうのが今日の説明で理解できたんじゃないかなと思います。音楽から音楽以外のことを知ってもらおうというのがNFの活動です。NFもイベントになかなか来れないっていう人も、これからは地方でやっていこうと思いますし、こういった機会で様々な地域でいろんなことをやっていけたらと思っています。」
山口「ここで、サカナクションからのお知らせです。現在、au × HAKUTO MOON CHALLENGEの応援ソング「SORATO (short.ver)」が無料先行配信中です。これが、Music Store powered by レコチョクと、うたパスでダウンロードできるので、是非ダウンロードしてください。無料なので、ちょい聞きするのには良いですよ。」)