今回の授業は生放送教室からお届けです。まずは、9月8日は山口一郎先生のお誕生日!!……ということでサプライズ、とーやま校長&あしざわ教頭といっしょにケーキでお祝いです!山口先生、誕生日おめでとうございます!!
山口「いやー、四捨五入したら40歳だなって(笑)。でもね、あんまり年齢は意識していないんですよ。音楽を楽しむのに年齢は関係ないので。ありがとうございます!頑張りますよ!」
それでは今回の授業を始めます。
山口「はい、授業を始めますので、席に着いて下さい。マンガを読んでいる生徒は、マンガをしまいなさい。Twitterを開いている生徒は、Twitterをそのままでいてください!授業が始まりますよ。まずは、サカナクションからのお知らせがございます。10月から行なわれます全国ツアー、SAKANAQUARIUM 2015-2016ですが……追加公演が決定したぞ!!イェーイ!ドン、ドン、ドン!パフ、パフ!(笑) それでは、追加公演の日程を発表します。これね、ここで初めて公表します。まだ誰も知らない情報だぞ。それでは行くぞ……2016年 02月 02日 名古屋国際会議場センチュリーホール 2月 11日 沖縄 コンベンション劇場 2月 24日 東京国際フォーラム ホールA 2月 27日・28日 大阪 オリックス劇場 3月 1日 神奈川県民ホール 3月 4日・5日 札幌ニトリ文化ホール……以上!! きました、沖縄!初めてです、国際フォーラム。大阪オリックス劇場、ここも初めてでございます。神奈川は、僕がよくナマズ釣りに行くところですね!(笑) そして最後、札幌ニトリ文化ホール。これが追加公演になりますが、8公演の追加になりました。チケットがとれない生徒がたくさんいるという情報を聞いていたので、追加公演があったらいいなと思っていたんですけど、ついにこの8公演が決定しました。先行予約は、サカナクションのケータイ・スマートフォンサイトの、[SAKANAQUARIUM(A)]……これは、有料会員の、ファンサイトのようなものなんですけど。これに加入してくれれば、9月15日(火)から予約できますよ。更に、ビクターの戦略的なやつが発表されますよ。9月30日リリースの、映画『バクマン。』の主題歌であります「新宝島」にも、WEB先行抽選予約シリアルナンバーを封入。つまり、予約できるシリアルナンバーが付いてくるってことです。これは、初回盤も通常盤も、全てに付いてきますからね。是非、CDを買ってライブに足を運んでいただければと思います。これね、「新宝島」も、もちろんライブでやるのでね。この辺も楽しみにしていただけたらと思います。」
サカナクション先生の全国ツアー SAKANAQUARIUM 2015-2016の追加公演の詳細は、オフィシャルサイトをチェックしてください。
■サカナクション Official Site [⇒コチラ]
「宣伝はこの辺りにして、授業を始めますよ。黒板書きます。……先生、そういえば、この間レッドカーペットを歩いたぞー!ははは!(笑) あー緊張した。映画『バクマン。』の完成披露イベントね。それでレッドカーペットを歩いたんだけど、ルールが分からなかった(笑)。なんか、いろいろルールがあるらしいぞ。「ここはカメラがあるから、あっちを見てください」とか、「歩いていてあそこまで行ったら立ち止まってください」とか……先生、全然分からなかったぞ。……では、黒板読み上げます。」
先週のサカナLOCKS!で9月30日リリースのサカナクション先生のニューシングル「新宝島」を初オンエアしましたが、本日の授業は、新宝島の感想を[ サカナLOCKS! 掲示板 ] に書き込んでくれた生徒に “エゴサーチ” 逆電をしていきます。
*エゴサーチとは……
掲示板などインターネット上で、自分の評価などについて、自分の名前や、自分に関連しそうなワードで検索すること。
山口「早速いきましょう。まずは……サカナ定食!北海道、18歳の男子。……繋がってるかな?」
(プルルル……プルルル……ガチャ!)
山口「もしもし!サカナ定食君?」
サカナ定食「はい!そうです!」
山口「「新宝島」の感想、書き込みありがとう!新曲、どうだった?感想を聞かせてください。」
サカナ定食「はい。「アイデンティティ」とか、「アルクアラウンド」みたいに、エモーショナルな曲で、結構自分の好きなサカナクションでした!」
山口「お、そうなんだ。サカナクションの中では、エモーショナルなテンション高い曲が好きなんだ?」
サカナ定食「そうですね。」
山口「いちばん好きな曲は何?」
サカナ定食「え……それは、ひとつだけですか?」
山口「えーとね、そうだなー……。おまえ、良いやつだな(笑)。とりあえず、ひとつだけ聞こうかな。」
サカナ定食「そうですねー……じゃあ、「アイデンティティ」ですかね。」
山口「あー。あれ、リリースしたときから知ってた?」
サカナ定食「その後(リリースした後)にサカナクションを知って、それからドンドンアルバムとかを買っていったので……」
山口「そうなんだー……ありがとう。本当にありがとう。いいやつだなー。」
サカナ定食「ふふふ(笑)。」
■ サカナクション「アイデンティティ」MV
山口「でも、「新宝島」を初めて聞いたときは、やっぱり「アイデンティティ」とか「アルクアラウンド」のような感じを受けたってこと?」
サカナ定食「そうです!」
山口「特にどの辺りが好き?曲の中で。」
サカナ定食「やっぱり、サビの盛り上がりですよね。エモーショナルっていうか、何て言うんだろう……。本当にエモーショナルな曲なので、言葉の響きとかがストレートにくるような曲だと思ったので、サビのメロディラインが大好きです。歌詞も。」
山口「なるほどね。イントロも印象あるでしょ? ダーン、ダーン♪って。」
(♪「新宝島」のイントロが流れ始めて……)
山口「ほら、これ、これ。」
サカナ定食「すごいですね。なんか、いかにも宝島みたいな感じで……」
山口「いかにも宝島……!なるほど、分かりやすいね(笑)。これもね、多分ライブで盛り上がると思うよ。」
サカナ定食「そうですね。」
山口「あれ?サカナ定食はツアー来てくれるの?」
サカナ定食「はい!(北海道 北海)きたえーるに参加します!」
山口「お!初日だ!」
サカナ定食「はい。」
山口「わー、ありがとう。先生ね、きたえーる初めてなんですよ。」
サカナ定食「僕も、ライブ初めてなんですよ。」
山口「え?行くの初めて?……ライブが初めてってどういうこと?」
サカナ定食「あの……プロのライブっていうのは初めてで、プロを間近で見るのが初めてなので、すごい楽しみにしています。」
山口「マジで?席どのへん?決まってるの?」
サカナ定食「スタンドでしたね。」
山口「あ、スタンドかー……。ちょっと遠いな。でもね、遠くからでも楽しめる演出を先生は用意しているぞ。」
サカナ定食「あ、そうなんですか?」
山口「うん。サカナ定食、何かうちわとか持って、“サカナ定食です!” ってやってくれたら、先生気がつくかもしれないぞ(笑)。」
サカナ定食「へへへ(笑)。用意します!」
山口「用意しておいて!じゃあ、頑張るから、楽しみにしててなー。」
サカナ定食「はい!楽しみにしてます。」
山口「ありがとねー。じゃあね、バイバイ。」
サカナ定食「はーい。」
山口「サカナ定食君……良いやつですねー。「アイデンティティ」のような印象を受けたと。つまり、テンションが高い曲で嬉しかったってことですね。なるほど。じゃあ、次いってみましょうか。」
山口「次は、Happy&Boy! 北海道、14歳、男子。……14歳?これも楽しみですねー。14歳って、中2?……楽しみですね。」
(電話のコール音……プルルル、プルルル、ガチャ!)
山口「もしもーし。Happy&Boy!君?サカナクションの山口一郎です。」
Happy&Boy!「はい!こんばんはー。」
山口「こんばんは。「新宝島」の書き込み、ありがとうね。新曲どうだった?」
Happy&Boy!「先生の言っていた……“外に向かう曲”っていうのが久々に出て嬉しかったです。」
山口「嬉しかった?わー……。やっぱり、最近のサカナクションは内向いている感じがした?」
Happy&Boy!「はい。なんか、2014年に出していた曲は、全体的に暗めだったかなって。」
山口「そうだよね。だって、先生も暗めだなーと思ってたもん(笑)。でもね、暗めにしていた理由もあるんだよ。」
Happy&Boy!「あ、それは、サカナLOCKS!聴いていて分かりました。」
山口「分かりました?うわー……。あー、真面目な生徒だね。良い子だね。でも、先生この「新宝島」をきっかけに、また外に向かってもう一度チャレンジしていこうかなっていう風に踏ん切りが付いたんですよ。だから、Happy&Boy!が、この曲が外に思いっきり向いていて嬉しいって言ってくれるのは、先生にとってもすごく嬉しい!勇気が出てくるよ。」
Happy&Boy!「はい!いや、そんなそんな……」
山口「ははは(笑)。Happy&Boy!君は、今までのサカナクションの曲だったら何が好き?」
Happy&Boy!「やっぱり、「アルクアラウンド」ですかね。」
山口「「アルクアラウンド」?あー、そうなんだ。……でも、「アルクアラウンド」が出た時ってHappy&Boy!君は何歳だ?10歳とか?」
Happy&Boy!「そのくらいですね。けど、サカナクションを知ったのが、この『SCHOOL OF LOCK!』で。ちょうど紅白(NHK 紅白歌合戦)の時期に聴き始めたので、紅白がきっかけですね。」
山口「あー……じゃあ、「ミュージック」だ。」
Happy&Boy!「はい。それがきっかけでサカナクションが好きになって、いろんなミュージックビデオとかを見ていたらドハマリしていて。」
山口「そうなんだ。「アルクアラウンド」は、過去の曲だけど引っかかったんだ。どういったところが?」
Happy&Boy!「やっぱり、ミュージックビデオの斬新さですよね。あの……文字の。」
■ サカナクション「アルクアラウンド」MV
山口「あー。やっぱり音楽を聴くときは、映像も重要になってきている?」
Happy&Boy!「はい。あと、歌詞も結構見ていますね。」
山口「Happy&Boy!が曲を聴く時に一番重要としているのはどこ?」
Happy&Boy!「やっぱり、歌詞が心に響くかどうかっていうのが。で、今回の「新宝島」で、サビに“丁寧に”って繰り返すところがあるじゃないですか。そこのところが、一瞬、ていねく (手稲区) っていう札幌の近くの地名に聞こえて……」
山口「分かるよ!これは北海道の人、札幌出身の人には分かるよ。」
Happy&Boy!「はい。なので、そこをイメージしたのかなって思ったりしましたね。」
山口「手稲駅の“ていね”で? (♪「新宝島」サビが流れて……)これ?ここが、手稲っていう地区に聞こえたってことね。札幌の君は。」
Happy&Boy!「あ、僕、札幌じゃないんです。」
山口「あれ?どこ?」
Happy&Boy!「旭川です。」
山口「旭川なのに手稲を知っているの?」
Happy&Boy!「はい。札幌はたまに行ったりするので。」
山口「あ、ほんと。……多分ね、これ、ラジオを聴いている人たちで北海道以外の人たちは全く分からない話になってると思うから(笑)。」
Happy&Boy!「はははは!(笑)」
山口「でも、手稲って聞こえるのね。なるほどー。じゃあ、歌詞を聴くのは音楽を聴く上で重要なんだ。」
Happy&Boy!「はい。僕は結構そこを重視していますね。」
山口「そっか。でも先生は、毎回毎回真剣に頑張って歌詞書いているから、そこに引っかかってくれたHappy&Boy!、嬉しいぞ。」
Happy&Boy!「はい、ありがとうございます。」
山口「これからも頑張るからね。」
Happy&Boy!「あ!ひとついいですか?」
山口「いいよー。」
Happy&Boy!「誕生日おめでとうございます!」
山口「ありがとうー!もう、最高だよ。」
Happy&Boy!「これ、生で言いたかったんです。」
山口「本当?いやー、ありがとう。嬉しいよ。先生、新しい1年もずっと応援してもらえるように頑張るね。」
Happy&Boy!「はい!楽しみにしています!」
山口「うん、じゃあまたね。ありがとう。バイバイ。」
山口「……なるほどね。こんな風に、新曲の感想をリリース前にリスナーのみんなと話し合えるっていうのは本当に貴重な機会ですね。「新宝島」を作る上で、本当にいろいろ苦労したんですよ。サカナLOCKS!内でもお話ししましたけど、先生、またこの曲をきっかけに、もう一回外に向かって思い切って頑張ってみようかなと思いましたよ。内向きな曲もありましたけど、またここからね。外に向かって作っていって、新しいアルバムをみんなのもとに届けていけたらなと思っています。その前にツアーね!全国ツアーも草刈(愛美)が復帰して、楽しみにしていて欲しいです。あと、ミュージックビデオ!これもね、もうまもなく解禁になりますけど……これ、5人出ているからね。5人出演で再スタート感があるミュージックビデオになっているので、お楽しみに。」
今回の授業、そろそろエンディングに突入です。
「さて、明日9月11日は、サカナクションがオーガナイズするパーティ、『NF』のローンチパーティを恵比寿LIQUIDROOMで開催致します。前回もやりましたけど、これは隔月で、2ヶ月に1回やっていこうということになりました。それのローンチパーティですね。楽しみにしていて欲しいんですけど。これは、20時からスタートするPart1は、ストリーミング配信を予定しています。ぜひ楽しみにしていて欲しいのと、Part2のライブの様子はストリーミングできないんだけど、トークイベントとか……そういうものはオールナイトで配信予定です。だから、みんな夜更かししよう!(笑) お母さんに内緒でスマートフォンでこっそり見たりして(笑)。是非楽しみにしていて欲しいと思います。先生は今回もDJとして出演しますのでね。そして、そこで何か新しい発表が行なわれるんですよ。……これは多分皆さん予想していない感じの、斜め上から来る感じだけどね(笑)。ふふふ(笑)。それも楽しみにしていてください。」
『NF』Official Siteは[⇒コチラ!]