「こもり校長が一郎先生の家にやってきた!<前編>」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2023年2月17日(金)PM 10:00まで




音を学ぶ"音学"の授業、サカナLOCKS!。
最近の授業は、リモートで山口一郎先生の自宅から行っていますが、今回は一郎先生の家に "あの人" がやってくることになっています。SCHOOL OF LOCK!とも深い繋がりのある、あの人……です!


<一郎先生宅のリビングにて>

山口「はい、こんばんは。サカナクションの山口一郎です。このサカナLOCKS!、最近はずっとリモートというか、自宅からお届けしているんですけども……今日はね、あの人が勝手にうちに遊びに来てくれることになっているらしいんですよ。なので今ちょっと待っている状況ですけども……」

(インターフォンの音)

山口「はいー。」

(一郎先生の家は2階がリビングなので、階段を降りて玄関に向かう)

山口「ほい、ほい、ほい……」

(インターフォンの音がもう一度鳴る)

山口「ふふふ(笑)。(玄関のドアを開けて……) こんちは。」

こもり校長「あ、こんにちは!遊びにきました!」

山口「なんで来んの?(笑)」

こもり「おつかれさまです。もう一方的に連絡がとれないんで、もう来るしかないなって。」

山口「もう、そんなん凸(突撃)じゃん(笑)。」

こもり「凸です!凸系校長です。」

山口「いやもう……来ちゃったら、どうぞ。お上がりください。」

こもり「お邪魔します。」

山口「どうぞ、どうぞ。」

こもり「……うわー……良い……!入るんですね、ついに。」

山口「ははは(笑)」


(階段を上りながら……)

こもり「あー……すごい!テンション上がる!」

山口「そんな、大袈裟でしょ(笑)。」

こもり「いやいや、めちゃくちゃテンション上がります!」


(リビングに入って)

こもり「うわー……すげー!見てたところだ……!いつも見てたやつだ!」

山口「どうぞ、お座りください。」

こもり「お邪魔します!……うわー……」


(リビングのソファに座る)

山口「なんで来んの?無視してんのに(笑)。」

こもり「いや、だからですよ?ずーっと無視されるんで来ちゃいました、ついに。」

山口「でもこれ、ある意味電波文通の延長だもんね。」

こもり「そうです、そうです。まだ未だに電波文通ですもんね。だって、本当に昨日も連絡つかなかったですもん。」

山口「そう、返さなかった(笑)。」

こもり「僕、本当にInstagramでずっと見てたんで。」

山口「ははは(笑)。それ言ってるだけでしょ?」

こもり「いやいやいや、変わったのとかも思いましたよ。模様替えしたっていう時に、数多くのあのいい家具たちはどこにいったんだろうなとか、長いことずっと使っていたデスクを変えたという記事も拝見しましたよ、僕は。」

山口「ははは(笑)。変えた、変えた。」

こもり「そして、AKARIシリーズ(イサム・ノグチがデザインした照明)が増えたなとか、そういう……」

山口「本当に見てくれてるんだね。いやー、嬉しいですわ、それは。」

こもり「だからすごい緊張していますよ、僕。ここに座るのも。あの藤原ヒロシが座ったところかとかも思うとちょっと緊張しますし。大先生が座ったところに……」

山口「そうそう、藤原さんそこに座ってましたよ。大先生がね(笑)。」

こもり「……すご……っていうか、すごいですね。こういう構造だったんですね。」

山口「そうです。普段ここでずっと配信してるのよ。こっち側バックにしてInstagram Liveやって。」

こもり「こっち側ですよね?あー……良い……!ちょっと、あっちサイド行ってもいいですか?」

山口「もちろん。」


(一郎先生のデスクまわりに移動)

こもり「うわー……すごい。あ、ここ思ったより狭いんですね、ここの入り口が。」

山口「そう(笑)。何なの(笑)。」

こもり「いやいや、なんかすごい奥行きがあるのかなと思ってたんですけど、こっちの側から見ると思ったよりストイックな幅なんすね、ここ。」

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山口「そうそう。バランス的にね。もうちょっと前に出るよりは、後ろの方が見た目的に良いかなって。」

こもり「そうですよね。いつも画角良いところから見せてもらってるんで。……あー、そういう感じなんですね。うわー……」

山口「そうそう。これ、ほら。(「第39回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞のトロフィーを差し出す)」

こもり「うーわ!!アカデミー賞っすか?」

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山口「そう。面白いでしょ?」

こもり「平気で触っちゃいましたよ。"2016年アカデミー賞"って……」

山口「(笑)」

こもり「普通こうやって簡単に触っちゃだめなやつなんですよ、僕が。平気で平気で渡しちゃだめですって、僕に。はい、とか言って。」

山口「ふふふ(笑)」


(部屋を見回して)

こもり「いやー……ちょっとここまでくると、この加湿器とかも買おうかなとか思っちゃいますね。」

山口「あ、これ本当にいいよ。Cadoの。今一緒に仕事してるけど。」

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こもり「なんか最近……今まで勢いで生きてきた自分が、30(歳)を目前にちょっと勢いじゃ逃れられない瞬間が出てきて。今まで加湿なんて……ってちょっとばかにしてたんですけど、加湿の大切さを最近知りまして。」

山口「いや、遅いよ。一応ボーカリストでしょ?」

こもり「いや、ごめんなさい。僕歌わない方です。」

山口「歌わない方なんだ(笑)。」

こもり「後ろで頑張ってる方です。」

山口「頑張ってる方(笑)。そっか(笑)。でも、加湿大事だよ。」

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こもり「はい。しゃべる仕事も多いのにガラッガラになっちゃって、声が。最近。」

山口「歳とってくると肌もくるよ。」

こもり「肌もきてるんすよー……荒れてきちゃって。」

山口「くる、くる。」

こもり「それこそ……肌が荒れ始めた時に、一郎さんが……前に記事で書かれていた、肌が荒れている時に眼鏡をかけると誤魔化せるからってスタイリストさんに言われてから眼鏡かけるようになりましたっていうのを見て、眼鏡かけるようになりました。」

山口「ははは(笑)。詳しすぎでしょ。もう普通にファンじゃん。」

こもり「僕、だから言ってるじゃないですか。推し活してるんです。山口一郎の推し活してるんで、僕。」

山口「ははは!(笑) でも、この加湿器プレゼントするよ。何色がいい?」

こもり「いやいやいやいや!」

山口「白とグレーと黒があるんだよ、確か。」

こもり「(即答で)黒でお願いします。」

山口「同じのでいい?」

こもり「同じやつで、お願いします。」

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山口「OK、分かった。事務所に送るわ。」

こもり「ありがとうございます!……これも、最近買ったキッチンタイマーですね?イサム・ノグチの。」

山口「なんで知ってんの?(笑)」

こもり「だから、見てるんです!僕、推し活してるんです、一郎さんの。」

山口「推し活(笑)。言ってるだけかと思ったら、本当に見てくれてるんだね。」

こもり「見てますよ。」

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こもり「どうなんですか?今は、このおうちでどんな生活してるんですか?」

山口「今は、ほぼ1日おきに仕事している感じ。リリースとかがあってちょっと最近忙しくなってきたけど、家でリモートのミーティングとラジオ収録と……かな。あと、家で配信したりとか。」

こもり「結構規則的ですか、今、生活は。」

山口「まあ、規則的かって言われると、そんなに規則的ではないかなーって感じ。」

こもり「結構もう家の中ですか、ごはんとか食べに行ったりするんですか。」

山口「いや、外食しない。ずっと家で自炊とUber Eatsで生活してる感じ。」

こもり「自炊って何作るんですか。」

山口「しゃぶしゃぶとか、水炊きとか。」

こもり「え!水炊きとか作るんですか。」

山口「そう。豚肉と鶏肉生活だね。」

こもり「すっごいヘルシーですね。」

山口「ヘルシーかな?でもまあ、そうだね。そういう生活してる、自炊で。だから本当に家から出ないよ。」

こもり「全く?」

山口「そう。だからコロナの心配ないもん。」

こもり「そうですね、室内で過ごしてたら。」

山口「リモートばっかりだからね。」

こもり「え……発散って何でしてます?何かこう、溜まったものの発散とか……」

山口「配信だね、配信。配信が今は一番ストレス発散になってるし、一番のインプットになってる。」

こもり「へー!」

山口「やっぱり、リスナーとの距離感みたいなものが時代として変化してるじゃん。みんな配信に対してのリテラシーもついてきてるから、どれくらい演じていない……実直さを出すかみたいな。それを見極められるから。僕は配信で自分にとって得意だなと思うのは、素を出すことだから。」

こもり「配信で?」

山口「そう。そうすると、信用してもらえるじゃん。そしたら自分も信用した相手と話せるから。そうすることで、誰かと何か話をしながら自分の考えをまとめたりすることってよくあるじゃないですか。相手が配信でのリスナーって感じなんだよね。そこでいろいろ考えたり計画したこととかを一緒に実現していくみたいなことをしているのは、一番ストレス発散になってるかな。」

こもり「へー……!僕、なんかちょっと時代にあんまり自分がフィットしてないのか、配信がやっぱ苦手で……」

山口「だって、常に作ってるじゃん。自分を。」

こもり「そうなんすよ。」

山口「今も作ってるじゃん。」

こもり「(吹き出す)……なんてこと言うんですか。」

山口「ははは(笑)。本当の素を見せないよね。だから、暗い子なんだなって思ってる。」

こもり「う……(笑)。いや、でも、自分の中では……いろんな人から言われるんですけど、素がどうだとか、何考えてるか分かんないってつっこまれるんですけど、意外と何も考えてないことの方が多いんで。そこがよく分かんなくなる時がたまにあるんですよね。」

山口「あー。でも、20代でそうやって自分を作り上げているんだから、あとは開放していくだけなんじゃない?その作り上げたものをベースに解放していくっていうか。」

こもり「あー……」

山口「でも僕、東京に出てきたのが27〜28だから。」

こもり「今の僕と同じくらいだ。」

山口「そうそう。で、バッハ(「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」)出したのが30とか、31とかで。」

こもり「バッハ31の時ですか?……そうかー……」

山口「で、紅白出たのがその後かな。だから、30代はめちゃめちゃ忙しかったよね。いろいろ苦しんだ時期もあったし、良かった時期もあったから。だから、20代から30代に変わる時に対してはそんなに心象的な変化はなかったけど、特に30代入ってから40代になる時は結構心象的変化があったよ。頑張ってよかったなーって思ったというか。」

こもり「だって、トータルで1ヶ月しか休んでないって……」

山口「やばいでしょ?」

こもり「やばいと思いましたもん、僕。あれ読んで。そんな根詰めて……」

山口「そんなことある?って思ったもん、自分でも(笑)。」

こもり「だとしたら結構休んじゃったなって思いましたもん、僕。」

山口「あー……休むってことは別に悪いことじゃないんだろうけどね。やっぱり僕が30代の時って、フェスが出てきて、フェスでどう勝つかみたいなシーンもあったし、Twitter出てきてInstagram出てきて、配信ブームができてYouTubeが台頭してきて……いろんなものが一気に出てきたじゃん。当時Ustreamだったのが今じゃYouTube Liveになったりとか。当時は、ニコ生とYouTubeってニコ生の方がシェアがあった時代とかも経験しているからね。だからなんかこう……いろんなものがどんどん増えていった中で置いていかれないようにしようって、その中でどう音楽を表現しようって考えてきた10年間だったから。多分こもり校長が今後迎える30代とは、またちょっと種類が違う10年だったけどね。もっと多分変化があると思うよ。NFTとか出てくるしさ、AIも出てくるでしょ?あと、コロナ以降のエンターテイメントってどうなっていくかとか。いろいろと見えてくる10年になると思うから。」

こもり「そうですよね。」

山口「だから、配信苦手とか言ってらんないよ。」

こもり「……って思います。やります。ちゃんと、配信……」

山口「Instagramで対談しようよ。」

こもり「是非、お願いします。対談。その代わり、その時はさすがに連絡……」

山口「でもおかしいな。おかしいぞ、でも。今ちょっと思ったけど、俺Instagram Liveやってるけど、こもり校長が見てますみたいな通知こないけどね。」

こもり「見ないですもん、通知出ちゃうんで。」

山口「ははは(笑)。え?なんで?通知出せばいいじゃん。出ちゃだめなの?」

こもり「いやいや、その……こういうの公になっちゃうじゃないですか。オフィシャルでバッて出た時に。その後抜けたりして出戻ったりした時に、こいつここ見てないなってなるのが嫌なんで。だったら潔く……」

山口「いいじゃん、そんな……気にしすぎだよ!」

こもり「なんか……ちょっと緊張しちゃうじゃないですか、それ……」

山口「だから、見にきたら俺すぐ繋ぐから。あ、きたきた……ってパッと。すぐコールするよ。」

こもり「本当ですか?じゃあ、いつでもいける時に見ますね。」

山口「ははは!(笑) オンの時に?」

こもり「オンの時に。」

山口「いや、オフを見せようよって話してんじゃん、今!」

こもり「そうですよね……」

山口「みんなオフ見せてないんだから、チャンスじゃん。」

こもり「まあ確かに……じゃあ、見ます。オフの時になるべく見ます。」

山口「本当?オフになれる?」

こもり「な……なれる……」

山口「いや、オンで来られると俺もやっぱオンで行かないとだめな気持ちになっちゃうからさ。オフ作ってくれるなら全然俺もオフで話できるけどさー。もう、ギーンじゃん。いつもギー!!って。もう、ぐーーーーって感じだから。俺もぐー行かないとだめな気しちゃうもんね。」

こもり「(笑)」

山口「だからすごいなって思う。元気だなって思うから。僕、それで体調壊したからさ。ちょっと心配だなと思ってるけどね。本当のところを見失わないようにしないと。ちゃんと素を出せるパートナーとかいればいいけどね。本当にたまに心配になるけどね。」

こもり「ありがとうございます……なんかちょっと泣きそうです……」

山口「なんで(笑)。やっぱり頑張るっていう気持ちって表に出過ぎちゃうじゃん、こういう業界にいるとさ。それがフラットになってくるじゃん。そうすると引けなくなるっていうかさ。だから、引くっていうのを何か作った方がいいと思うけどね。」

こもり「うーん……是非やらせてください。」

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山口「でも、これからも電波文通は続けるからね。」

こもり「僕、思った以上に電波文通……結構しんどいかもしんないっす。」

山口「はははは!!(笑) 嘘?どうして?」

こもり「その……分かってるんですけど……さすがにここまでくると、一郎先生がやると言ったらやるし、絶対返ってこないんだろうなって思ってはいるんですけど……心のどこかで、返ってくるだろうな次こそはみたいな……」

山口「わははは!(笑) 甘い、甘い。」

こもり「ちょっと思ってるんです。で、送ると返ってこないじゃないですか……だからちょっとやっぱ……ダメージはちゃんと受けているというか……」

山口「でもね、それ、こもり校長だけじゃないからね?」

こもり「このダメージ受けてるのですか?」

山口「HF(藤原ヒロシさん)にも俺返さないから。」

こもり「(笑)」

山口「一緒なんだよ。それでも繋がっている人と繋がっているから。なんかもう……だめだめなんだけどね、本当。」

こもり「いやいや、だからそこのなんか……それでも繋がれなかったらどうしようみたいな不安も出てくるじゃないですか。」

山口「いや、大丈夫でしょここまできたら。」

こもり「まあ、確かに……乗り込んでますもんね。」

山口「家凸してんじゃん(笑)。もう、家に来たらファミリーだから。」

こもり「ありがとうございます。」

山口「もう、気使いすぎなんじゃない?気使いだよね?」

こもり「そんなことないんすけどね。気使えてたらいいんすけど……気にしいなんすよね。」

山口「気にしいなんだよね。」

こもり「そっちですね、どっちかっていうと。」

山口「僕もそうだったから分かるけど、そんなにあれだよ?みんな気にしてないよ。」

こもり「やっぱそういうもんですよね。」

山口「1個飛び越えちゃえばね。気にならなくなると思うけどね。大丈夫だよ。……沈黙嫌いでしょ?」

こもり「沈黙苦手です。一番怖いもの沈黙ですから。この世で一番怖いもの。」

山口「沈黙、いいじゃん。普通でいいんだよ。気張んなくて。」

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こもり「はい。」


こもり「どうなんですか?今……すごいぶっちゃけた話ですけど。音楽の活動ってどういう感じでやられてるんですか?」

山口「今もう、制作だけだね。ここで。」

こもり「制作は進んでるんですか?」

山口「やってる。楽曲は作ってる。だからそれをどう落とし込むかは考えずに……今まではもう、タイアップがあってとか、リリースいつだからいつまでに作らなきゃいけないとか追われてたけど、1回追われずにフラットに制作するっていう時間をもらってる感じかな。だから結構曲調も……あと、歳とってくるとBPMが遅い曲が好きになってくるから。ゆったりとした曲を作るって感じかな。」

こもり「それこそ、僕「プラトー」めっちゃ好きなんで、めっちゃ聴いてるんですけど……あれも、蓋を開けてみたらすっごいギリギリまでやられてたって言ってたじゃないですか。追い込まれに追い込まれ……でも、それがリセットされた今、やっぱり変わるのかなとか……」

山口「変わるでしょ。」

こもり「やっぱそうなんすね。」

山口「変わる、変わる。だって、習慣が変わったからさ。習慣が変わると出てくるものも変わるんじゃない?……って思うけどね。今まではもう、朝からミーティングやらリハーサルやらなんやらやって、ラジオ収録とかもあって、いろいろやって、深夜1時〜2時に全部終わってから制作して……とかだったからさ。で、ちょっと寝てまた同じことを繰り返す……みたいな生活を繰り返してたのが、1日置きに休みがあるみたいなさ。そんな状態で制作してるから。あと、気分が乗らなかったらやらないみたいなことも選択してるからね。そういうので出てくるものって全然違ってくるし、やっぱり見ているものも違うじゃん。もっと俯瞰で見てるし。比較対象みたいなものも、今までは同じシーンの中でどういう楽曲を作るべきかって思ったのが、もっと歴史的に、世界の情勢の中でどんなことを感じるのかみたいな……もっと俯瞰になったりとかできるようになってきたよね。自分が今何を生み出すべきなのかみたいな。そういったことも結構自分にとっては良い時間になってるけど。」

こもり「なんか僕……自分の……去年の末、すっごい忙しかったんで毎晩走ってたんですよ。体力作りのために。その時に、すっげーサカナクションの曲聴いて走ってたんですよ。「セプテンバー」とか。しかも、東京バージョンと札幌バージョンを行き来するみたいな聴き方しながら走ったりとか。」

山口「ふふふ(笑)」

こもり「その時に、すっごいパワーもらって。ちょっと考えることもいっぱいあって。自分は音楽でもらえる力って本当にあるんだなみたいなのをすごい感じていて。これが他の人たちからしても多分一緒なんだろうなとか思うと……ファンの人とかも。何か新しいものがないにしても、今与えてもらったものだけで全然元気もらえるなみたいな……ってなった時に、なんか俺もっと頑張れるなみたいな。で、去年すっごいパワーもらって……それもずっと言いたかったんです。」

山口「嬉しいね。ふふふ(笑)。聞いたわ。今聞いた。」

こもり「ありがとうございます。」

山口「うん、ありがとう。でも、その都度その都度本気で良いものを作って出していくってことさえしておけば、未来に評価されるじゃん。今評価されるっていうこともすごい大事だけど、やっぱり未来に評価されるものをやっていかないとなっては思うよね。」


♪「セプテンバー -札幌 version-」サカナクション


ということで、"あの人" とは、こもり校長でした!2人の話は、まだまだ尽きないのですが、今回はここまで。こもり校長の突撃授業は、来週もお送りします。

“一郎先生、愛用の家具やワードローブ全部見せてください!”

今回のオンエアでも分かったと思いますが、こもり校長は、ファッションもメガネも家具もいろいろ真似るぐらい一郎先生の大ファンなんです。2月17日のオンエアではそんな、こもり校長に、一郎先生から驚きのビッグサプライズが・・・!? (これほんとにすごいことになりますので、ぜひお聞きください!!)

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